中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

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読書

【読書感想】恩田陸『ブラック・ベルベット』壮大なミステリーツアーに連れて行かれたよ

私は海外旅行をしたことがない。一番遠くへ行ってもお謹話。だから、もっと遠くへ連れて行ってくれるのはきっと小説だ。小説は日本中にでも海外にでも、ときには地球を飛び越えて、過去や未来と時空まで超えて、別の世界へ運んでくれる。この本はアジアとヨ…

【読書感想文】東野圭吾『眠りの森』小説とドラマとでラストが違う

印象的だったのはラスト。ドラマも観ていた私としては「あっ、違う」と意外な結末だった。ドラマを観て、本を読み、あなたはどちらが好きだろう。 眠りの森 (講談社文庫) posted with ヨメレバ 東野 圭吾 講談社 1992-04-03 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net…

【読書感想文】恩田陸『蜜蜂と遠雷』小説から音楽の世界に連れ出してくれる

「音楽を狭い室内から広い世界に連れ出してごらん」 と、この小説で語りかけてくる人物がいる。 音楽は、その実が小さく狭い室内で“音”でしかないかもしれないけれど、心の内を振るわせ、時空や国境も越えて響きがつながりを作り、壮大な世界を作っていくこ…

【読書感想文】東野圭吾『卒業』人間は強くて脆い

自分にとって身近な人が死んだとき、それが自殺か殺人かだとしたら、その理由を理解することができるだろうか。そんなことを考えさせられる一冊です。 卒業 (講談社文庫) posted with ヨメレバ 東野 圭吾 講談社 1989-05-08 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net…

【読書感想文】湊かなえ『高校入試』結局何が悪いのか

何が正義で何が悪か?そんな疑問は誰しもあるが、そこに答えなんてないのかもしれない。それよりも考えなければならないことがある。そんな風に思えた一冊です。 高校入試 posted with ヨメレバ 湊 かなえ 角川書店 2013-06-28 Amazon Kindle 楽天ブックス 7…

【読書感想文】東野圭吾『新参者』最後のセリフにしっくり来る

ドラマと小説はそれぞれに良さがあるもので私はどちらも好きだ。ドラマから知ったこの作品の原作を読み、やはりこの原作があるからこそドラマも素晴らしかったのだと実感できた。そんな一冊。 新参者 (講談社文庫) posted with ヨメレバ 東野 圭吾 講談社 20…

【読書感想文】東野圭吾『祈りの幕が下りる時』加賀恭一郎を知るならこの物語を読まなければ

加賀恭一郎の作品を読んだり、観たりという方には知ってほしい作品。さまざまなことを経てここにたどり着いたときには、何にもかえがたい感情があります。 祈りの幕が下りる時 posted with ヨメレバ 東野 圭吾 講談社 2016年09月15日 Amazon Kindle 楽天ブッ…

【読書感想文】湊かなえ『物語のおわり』偶然の巡り合わせに運命を感じた

生きていて運命を感じることなんてほとんどない。ベートーベンの『運命』のようにダダダダーンと衝撃的な運命を感じることはなかったけれど、心の中にじわじわと染みこんでいくように運命を感じた一冊です。 物語のおわり posted with ヨメレバ 湊かなえ 朝…

【読書感想文】恩田陸『私の家では何も起こらない』小説の醍醐味が詰まっている小説

小説の醍醐味とは何だろうか。読んでいて、物語の中で当たり前だと思っていたことが覆されたときではないだろうか。書き手はしてやったり、読み手はそう来たかと悔しがりながらも純粋に驚く。 その醍醐味が、この本では最初のたった20数ページに詰め込まれて…

【読書感想文】阿川佐和子『聞く力―心をひらく35のヒント』聞くとは「会話」なのかも

私は自分で“聞き上手”だと思っていました。少なくとも、下手ではないだろうと。というのも、私はおしゃべりだから。私が話していて心地いいと感じるのは、やはり聞き上手な人が相手のとき。だから、自分が聞く側になるときは、私が「こうあってほしい」とい…

【読書感想文】高須克弥・西原理恵子『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』

基本的に小説しか読まない私がこの本を読んだのは意外な偶然。思わず読まずにはいられなかったのです。 ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて (コミックス単行本) posted with ヨメレバ 西原 理恵子,高須 克弥 小学館 2017-04-26 Amazon Kindle 楽天ブッ…

【読書感想文】貫井徳郎『乱反射』私も無意識下の加害者だ

『乱反射』というタイトルが非常に秀逸だと思う。光が乱反射すると、バラバラに散りばめられる。何かの偶然でその反射が一致して一つの光の筋になれば、壁をじりじりと燃やすような強い光になるだろう。 そして燃え尽きてしまった、そんな偶然の話です。 乱…

【読書感想文】貫井徳郎『慟哭』最後の一文にぞっとする

まさに『慟哭』というタイトルにふさわしい作品。月並みな表現だけれど、全てがひっくり返るような叙述トリックが非常に見事で、読んだ後に読者にまで慟哭を残していくような、そんな作品です。 慟哭 (創元推理文庫) posted with ヨメレバ 貫井 徳郎 東京創…

【読書感想文】貫井徳郎「愚行録」最後まで読んで、全体像が見える気持ちよさ

最後まで読みたくなり、最後まで読んで達成感を感じるような、だけどなかなかに生々しいそんな本です。 愚行録 (創元推理文庫) posted with ヨメレバ 貫井 徳郎 東京創元社 2009-04-05 Amazon Kindle 楽天ブックス あらすじ ええ、はい。あの事件のことでし…

【読書感想文】湊かなえ「贖罪」罪人が最も罪の重さを自覚していない

読んでいて気持ちのいい本ではない。ぞっとするというか。一つの出来事をこれほどまでに人によって感じ方や思いは違うものだと。そのリアルが描かれていて。 最も罪を感じなければならない人が、最も罪を感じていなかった。それにぞっとしてしまう物語です。…

【読書感想文】湊かなえ「少女」すべてがつながった。

※ネタバレを含みます。 「すべてがつながった」 最後の最後まで読み終えたたときにそう感じた。やっぱり、湊かなえだ。 少女 (ハヤカワ・ミステリワールド) posted with ヨメレバ 湊 かなえ 早川書房 2009-01-23 Amazon Kindle 楽天ブックス こちらは単行本 …

【読書感想文】奥田英朗「ナオミとカナコ」読者はもう一人の共犯者

※ネタバレを含みます。 ※記事内の引用は明記してあるもの以外、全て書籍からです。 物語が進むにつれて、目が離せなくなる。物語の疾走感と共に、ページをめくる速度も速くなる。読み終わった後には、ナオミとカナコのように「ほうっ」と息を吐きたくなった。

【読書感想文】西加奈子「サラバ!」を読んだら泣いてしまった話

※読んでいる前提で思いのままに書いた文章をそのまま残したものです。内容を具体的に書いているわけではないので、わかりづらいところがあるかもしれません。 「感動する」とか「絶対に泣ける」とかいう本は苦手。でも、読んだら読んだで泣いてしまう。でも…

【読書感想文】本谷有希子『異類婚姻譚』を読んで

読書が趣味と言いながら、週に1~2冊ペースでしか読めていないaoikaraです。きちんと本を読んで、感想を書くということをしたことがなかったので、初めて書いてみようかなと思います。 そこで今回のテーマは… 本谷有希子『異類婚姻譚』の読書感想文 です。 ※…

「プレゼントしたい本」を考えて、自分が面倒くさい人間だと再確認した話

忙しすぎると本は読めないけれど、一度読んで面白すぎると手が離せなくなるaoikaraです。読書は趣味なのですが息抜きにできず、集中したくなってほかのことがおろそかになってしまうのが悪い癖ですね。 そんな本日のテーマはこちら。 今週のお題「プレゼント…

『傷だらけの悪魔』は人間の「嫌な部分」を丸裸にしている漫画

正義を振りかざしたことを書いてますが、女の嫌な部分は持ってるaoikaraです。 自分って嫌な奴だな~と思ったり、思い返すときはあります。 さて、今日のテーマは 人間の「嫌な部分」 どうしてこんなテーマを書こうと思ったのかからご紹介します。

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