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刑事ゼロ 第8話 感想 瀧本美織さんは泣きの演技が良い

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泣くと目がぱんぱんに腫れるaoikaraです。感情的になると、キレイには泣けないですよね。まあ自分の泣いている顔なんて、あまり見ないんですけど。

 

というわけで今回のテーマは…

 

刑事ゼロ 第8話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼刑事ゼロ 第7話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

第8話 ゲスト

かとうかず子 小倉久寛

 

第8話 あらすじ

精密ガラスメーカーを定年退職したばかりの元専務取締役・三宅鎮男(篠塚勝)が自宅で殺害され、元部下の金戸直実(小倉久寛)が逮捕された。驚いたことに金戸は、時矢暦彦(沢村一樹)とバディを組む新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)の実の父親だった…!

 

捜査から外された智佳の代わりに、時矢は福知市郎(寺島進)と組んで調べを開始。金戸は事件当夜、7時に三宅の自宅に呼ばれていたが、直前になって近所のスポーツバーで待っていてくれとメールが届いたと主張。

 

ところが9時まで待っても三宅が現れなかったため自宅を訪ねたところ、すでに殺されていたと話す。

 

金戸はスポーツバーで相席になった女性がいると打ち明けるが、事件の夜、バーは大混雑しており、店員は誰ひとり金戸や女性のことも覚えていなかった。

 

もし、金戸のアリバイを証明してくれる女性が見つからず、金戸が殺人罪で起訴されれば、その娘である智佳も刑事をやめなければならないだろう…。時矢は智佳を救うために、正体不明の謎の美女探しに奔走する。

 

そんな中、金戸は17年前、被害者の部下だった時代に機密流出に関与したとして会社から告発され、退職を余儀なくされた過去があると判明。そのため、智佳の母で京都地検の公判検事・貴和子(かとうかず子)とも離婚し、妻子とは離れて暮らしてきたらしい。

 

貴和子は冷徹な検事として有名で、金戸の無実を信じる時矢に対しても、先入観を持って捜査をするな、とクールに言い放つ。

 

その矢先、智佳のもとに、時矢の別れた妻で弁護士の奥畑記子(財前直見)が訪ねてくる。果たしてその目的とは?

 

送検までのタイムリミットが迫る中、はたして時矢は謎の美女を見つけて、金戸の無実を証明することができるのか。そして、智佳のピンチを救うことができるのかー。

 

参考元:第8話|ストーリー|木曜ミステリー 『刑事ゼロ』|テレビ朝日

 

GOODポイント

  • このドラマ、犯人を追うシーンを撮るの、いつも臨場感があって良いですよね。今回の犯人も、パルクールの人なのかなっていうくらい俊敏でした。
  • 時矢刑事の「俺、転んじゃったから心配して~」的なアピールが若干うざかったですw
  • 名コンビ、時矢&福地だー!って、佐相さんがいないと不安すぎます…。
  • 実の父親が容疑者として現行犯逮捕された佐相さん。気を遣いすぎる根本係長と、全然気を遣わずぐいぐい聞く内海さん。ぐいぐい具合にびっくりしちゃいました(笑)佐相さんからすると、どっちもしんどいですよね。
  • 佐相さんが気が強いのはお母さん譲りですね。でも、実は愛情深い女性だったので、佐相さんも内面はそうなのかも。実際に、お父さんへの思いは愛にあふれていましたしね。
  • 今回の佐相さんは、記憶喪失前の時矢刑事を「クラシック」、記憶喪失後を「モダン」と呼んでましたね。呼び方が変わるので面白いです(笑)

 

気になったポイント

  • 逮捕されたとしても不起訴になったら、記録は警察で保管しないんですかね?調べてみたら、被害者の方だったら裁判所を通して記録文書を見られる可能性もあるそうですが…。 *1ということは記録は残しているってことか。警察のデータベース探したら見つかりそうだけど、プライバシーの問題?
  • 回顧録が必要になった時矢刑事が福地刑事に電話をして、奥さんが持ってたってのは都合良すぎて笑っちゃいました。
  • 真犯人が現場から通報して、声紋が一致したとしても、それは殺した決定的証拠にはなりませんよね。あくまで状況証拠なだけで…。とはいえ、佐相さんのお父さんのアリバイが証明されているから、相対的に犯人になるってことなのかな。
  • 真犯人が佐相さんのお父さんのことを侮辱するようなこと言ってましたけど、そのとき佐相さん何か言いたげでしたよね。その後、佐相さんが結んでいた髪をほどいているし…どういうこと?でもそのシーンなくて、編集が不自然に感じられました。

 

感想

まあこの人が犯人だろうなぁ…だよね

今回は、殺人の動機などはわかりづらかったですが、犯人は割とすぐにわかりました。「あ、この人だろうな」と思ったらそうでした。関係性を考えたら、まあ一人しかいないかなと。

 

会社の機密情報が漏洩して、佐相さんのお父さんが犯人として捕まったけど不起訴になって。それを今になって本当に機密を漏らしてしまった人間が明らかにしたいと思ったけど、それを許さない人間が殺した…てな話でしたね。

 

殺した理由も自分の立場を守るため。佐相さんのお父さんを罠に嵌めようとしたのも、個人的に嫌いだったからって、本当に嫌な人でした。全部自分の個人的な感情だけで、人を陥れようとして、殺人までできるって怖すぎます。

 

あとは、殺された被害者が将棋の駒の「歩」を握りしめていたのは、佐相さんのお父さんが決して捨て駒ではない、って理由は感動的だなぁと思ったんですが…。

 

いやいやいや、わかりづらい!逆に怪しまれるよ!こいつが犯人だって誰でも思うよ! ってなっちゃいました。うっかり情報漏洩してしまうとか、わかりづらいダイイングメッセージとか、殺されたのは本当に気の毒ですが、この人に仕事を任せて大丈夫だったんだろうか…。

 

家族の絆は強いけど、秘密と自我がこんがらがって…

佐相さんのお父さんとお母さんとの、家族の絆という物語の流れは良かったと思います。警察官である佐相さんと、検事である母親と、母とは離婚した父が殺人事件の容疑者として逮捕されて。娘として刑事として、何ができるのかというテーマで。

 

でも、佐相さんのご両親は、娘にも真実を伝えておくべきだったと思います。無実の罪でも、自分が犠牲になることで、会社をみんなを幸せにしたかったんだと。それを妻としても受け入れたのだと。

 

娘に背負わせることではない、というご両親の配慮だったのかもしれません。でも、佐相さんは17年間、父親のことを信じたいけど信じられず、苦しんできたんですよね。

 

この娘の苦しさを犠牲にしてまで、守るべき会社だったのかなって、親としてその判断は正しかったのかなって思ってしまいます。 「自分が犠牲になって、みんなが幸せ」って、娘が幸せじゃないですよね。

 

奥さんが働いていて娘さんを任せられるからこそ、仕事を辞める決心をしたのかもしれませんが…。自己犠牲のようで、家族も巻き込んでいますよね。実は、めちゃくちゃ自我が強いのではないでしょうか。

 

家族の絆が強いのは微笑ましかったですが、17年間の佐相さんの苦しみを考えると、もやっとしてしまいます。まあ、佐相さんはきちんと受け入れて、家族との仲も取り戻したようなので、第三者どころか他人の私がどうのこうの言う話でもないのかな。

 

瀧本美織さんの泣きの演技が良い!

予告でもさんざん瀧本さんの泣きの表情が使われていましたが、すごく良いですよね。こう、ぽろぽろっと涙があふれるように、心に迫る“泣き”の演技なんですよ。

 

ドラマ『美男ですね』で主演していたときも思ったんですが、瀧本美織さんは本当に泣きの演技が良いです。涙が本当にキレイ。このドラマでは強い性格だったので、こういう表情は見られないと思っていたので、その分余計に良かったです。何を言っているのか、私は。

 

“自分たちと違う時間を生きてきた”

ずっと無実の罪を背負い続けてきた父、それを妻として受け入れ、だからこそ厳格な検事であろうとした母。こんな佐相さんのお父さんとお母さんの行動が正しかったのか、は置いておいて。

 

夫婦の絆があるからこそ、守られてきた秘密でした。そして、社会に出れば、もっと言えば子どもの前でも、“正しい役割”を演じてきたんですよね。

 

そうなると、たしかに時矢刑事が言っていたように、“自分たちと違う時間を生きてきた”のでしょうね。記憶喪失となった時矢刑事も、20年全く覚えていないという状態で今を生きてきて、何かシンパシーを感じたようにも見えました。

 

うっかり記憶喪失がバレたけど、どうする?

そんな佐相家族を見ていて気が緩んでいるところに、元妻の奥畑弁護士にカマを掛けられて、あっさり20年間の記憶喪失がバレてしまった時矢刑事。モダン時矢だから仕方ありませんね(笑)いつもと違いすぎて、怪しんでいたのでしょうね。

 

1週間待って、抗議するとのことですが、どうするのでしょう。今のところ、刑事の業務として支障を来していることはありませんが、支障が出てからでは遅いわけで…。問題が起きてから、記憶喪失がバレたら立場がないわけで…。

 

奥畑さんは、むしろ時矢刑事を守るために、刑事を辞めさせたいのかなと思います。優しさですよね。

 

できれば1週間以内に記憶が戻ってくれるのが最も良いわけですが、それはどうにもわからないですよね。また記憶を忘れたいほど苦しいことまで、思い出してしまうかもしれませんし。時矢刑事もどうするのか、1週間の動向が気になります。

 

次回:記憶が戻らなければ!

一週間以内に記憶を取り戻さないと刑事を続けられないかもしれないと、時矢は叔父の生田目を頼る。治療をしてもらうも、容疑者に殺されそうになったショックからか、記憶は戻らず。

 

そんな中、タロットカードに模した殺人事件が行われる。昨年にも同様の事件があり、その犯人が時矢を殺そうとしたが、逮捕された能見だった。殺された人間は殺人に関与しながら逮捕されなかった人間で、今回は模倣犯なのか。そして、手がかりを求めて、犯罪心理学者の女性に会いに行くことになり…。

時矢刑事の記憶が戻らないと、刑事を続けられず、事件が解決することもない…となりそうですね。

 

そして、時矢刑事を突き落としたあの能見という犯人が、今回の事件にも関わっているようです。南果歩さんが演じられる犯罪心理学者というのも気になります。また操っている系の犯人なのか。予告だけでも次回が気になりすぎます!

 

 

aoikara

 

▼刑事ゼロ 第9話 記事はこちら

 

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