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【ドラマ感想】相棒21 第2話 伊丹、あんたが最高だよ!!!

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第1話でも第2話でも「最高かよ!」「最高だよ!」ばっかり言っている、aoikaraです。

 

というわけで、今回のテーマは…

 

相棒21 第2話 感想

 

です。

※ネタバレを含みます。

 

▼前回の話はこちら

www.aoikara-writer.com

 

相棒21 ゲスト・スタッフ

  • ゲスト:勝村政信 宮澤エマ サヘル・ローズ 菊池麻衣子 木村佳乃 柄本明
  • 脚本:輿水泰弘
  • 監督:橋本一

相棒21 第2話「ペルソナ・ノン・グラータ~二重の陰謀」あらすじ

テロ予告のあった旅客機は無事だったものの、サルウィン反政府運動のリーダー的存在だったアイシャ (サヘル・ローズ)が命を落とし、責任を問われた特命係の杉下右京(水谷豊)は、謹慎を申し渡される。

 

いっぽう、捜査一課では、脅迫されていた人間は、亀山薫(寺脇康文)のほか、アイシャの親友ミウ (宮澤エマ)とその弟、外務省幹部の厩谷 (勝村政信)、サルウィンで人道支援を行っているNGOの幹部・尾栗江威子(菊池麻衣子)ら計6人いたという情報を把握。しかし、脅迫犯に関しては目星さえつけられていなかった。

 

そんな中、アイシャの死に責任を感じていた薫は、“親善使節団のメンバー”という立場を利用して厩谷のもとに押し掛け、右京の捜査復帰を官邸に働き掛けてほしいと直談判する。ところが、そこに当の右京が現れ、「くだらないまねは慎んでください」と薫を一喝。2人は再会も束の間、早くもぶつかり合う。そして、また一人、新たな犠牲者が―――

姿なき脅迫者と第二の殺人…!?
腐敗から国を救った英雄の死との関連は?
右京と薫が、衝突しながら国家の闇に迫る!

 

参考元:第2話|ストーリー|相棒 season21|テレビ朝日

 

感想

おいおいおい、予想が外れまくっているやないかい!

さて、今回は第1話の続きということで、私は予想をしていました。

 

  • 脅迫犯はミウ、動機は個人的な恨み。痴情のもつれ?
  • 勝村政信さん演じる厩谷は第2の被害者

 

さて、結果は……

 

  • 第2の被害者はクリス(ぶっちゃけクリスのこと忘れてた、ごめんね)
  • 脅迫犯は厩谷、動機はアイシャが実の娘であることを隠したかったから。

 

めっちゃくちゃ大ハズレ!!!

 

ええええ伏線は!?アイシャが厩谷の娘だってこと、第1話で匂わせてくれや!誰も気づいてないぞ!予想外の展開は楽しいけど、伏線がないと考察だの推察だの何もないよ!まあ面白かったけども!伏線がないのは気になるよ!伏線あったよっていう人は教えてください!

 

そもそもアイシャの母に対して無理矢理というのもクソだし、脅すでもなく「墓参りをして一言詫びてほしい」に対して「あーこいつ邪魔」もクソだし、アイシャを追い詰めるために「娘を助けるためにおまえを殺す」って娘としての尊厳踏みにじるクソだし、挙げ句の果てにダメ押しの脅迫をするし、「帰国しません!捕まりません」かましてくるクソだし…

 

というわけで、ミウ、やっちまいな!(殺すシーンがなかったから本当は殺されていないで、最終回あたりに再登場しそうという視聴者の声があって「なるほどなぁ」と思ったけど、私は殺されているんじゃないかな、と思います。

 

そしてミウ、疑ってごめんね。(アイシャの死を利用するくらいにはしたたかだけど)

 

うーん、でもなぁ。こんなたくさんの人がいる中での犯行は大胆すぎる気がします。そもそも墓参りだけならしてあげたらいいのに。でも娘がいるって知ったときから心が穏やかではなかったし、心配事を早く葬り去りたいって気持ちだったのかもしれませんね。

 

とはいえ、同情はできない。亀山君が厩谷さんに「卑劣極まりない犯人!」とか罵倒しまくっているのを直接本人に言っている姿は、2回目に見るとなかなか味わい深かったです。

 

亀山君の再会と初対面

今回は亀山君がいろんな人に再会して、また特命係を去った後に登場した人との対面がありましたね。ひとつひとつしんみりするのかなと思ったら、割とあっさりと描かれていたなという印象。まあ今回の亀山君は「そんなことよりアイシャを追い詰めた犯人を捕まえる!」と意気込んでいたから、直情型で猪突猛進だったのかな。

 

暇課長が亀山君を警視庁に入れてくれたのはうれしかったな。本当に昔のよしみよね。特命係の部屋で甲斐さんと会うのもなかなか。相棒の相棒、いろいろあったのよ…。亀山君の暴走と、それを止める右京さんも暴走していて、なぜか暇課長が甲斐さんに「すみません」と謝るのもおかしみがあって楽しかったです。

 

鑑識に米沢さんがいないよとか、捜査一課に三浦さんがいないよとか、花の里ないよとかちょっと感傷に浸ってほしかったな、という欲張りな思いもあります。

 

あ、でも捜査一課は伊丹との対面が最高でしたよね。(あとで詳しく書きます)芹沢は相変わらずだし、出雲さんもいるよ。やる気がありまくる内村刑事部長とか(芹沢の「あの部長は死んだ」はひどいけどその通り)にも驚いちゃって楽しかった。

 

それにしても、亀山君を演じている寺脇さん、本当に演技がうまい。右京さんと美和子さんが久しぶりの再会を果たしたとき、「そんなことより」を顔だけで伝えてくるのとか、右京さんを「はいはい」といなすとかも。

 

右京さんの気持ち

右京さんは、前回のラストも、そして今回も一人でニヤリとしている場面があるんですよね。一緒にドラマを見ていた母曰く、「亀山君と再会できてうれしいんだよ、ほら美和子さんと再会した表情見て」とのこと。

 

たしかにそうなのかもしれません。妄想モンスターっぷりを発揮しつつ、「脅迫事件とクリスさんの事件は別」といっていろんなところで排泄と食事をしたり、サルウィンにまでおトイレを拝借したり、ね。

 

亀山君を振り回すことができて楽しい、という右京さんの皮肉屋を最大限に発揮できる相手として、うれしくて仕方がないのかもしれませんね。なんて厄介なんだ!

 

警視庁復帰は「伊丹の土下座」で黙らせる

そして、あんなにサルウィンに尽くしてきたのに、“お客様”として日本に帰される亀山夫婦が気の毒でした。やはり、副題のペルソナ・ノン・グラータは亀山君のことでしたか。そして美和子さんもね。

 

「亀山君が相棒に復帰する」というニュースが出たとき、ファンの間というよりは、誰なのかはわからないけど「どうやって警視庁に戻すんだ」「リアリティが必要」みたいな議論を投げかけるネット記事などを見かけました。

 

私としては「いや、ドラマだからいくらでもどーにでもなるでしょ」と思って、戻り方はそこまで気にしていなかったんですけど…

 

お願いするときゃ、土下座一択!

 

だったとは…伊丹、あんた最高だよ!

 

伊丹は亀山君と再会して、まーたすぐ「土下座しろ」だの「股の下くぐれ」なんて言ってね。これたしか、かつて伊丹が亀山君に言っていた悪態なんですよね。当時の亀山君は「そんなことできるかよ!」って返していたような。

 

で、14年経って、亀山君はそんなプライド脱ぎ捨てて、正義のために自分がへりくだることをなんとも思わない人に成長していて。

 

14年前の伏線を生かした、「伊丹の土下座」で超ウルトラスーパーミラクルな展開で、亀山君は特命係に復帰!

 

リアリティ?ドラマの醍醐味ってのはこういうもんだ!みたいな気概を勝手に感じました。これでみんな黙りました。いや、黙りません。歓喜で湧いていて、もうみんな黙る暇もなく雄叫びを上げています。

 

5代目相棒 亀山薫 警視庁特命係に復帰!

いやぁ、うれしかったね。亀山君が特命係に配属されるのが決定した瞬間、初期のオープニング曲が流れてきて、亀山君と右京さんが14年ぶりに特命係の部屋で握手を交わして、「うおおおおおお!!!!!」と熱くこみ上げてくるものがありました。エモい、これがエモいだ!(合ってる?)

 

「自分の教え子が実の父親に追い詰められて自殺する」というショッキングな出来事のあとに、エンディングが軽すぎない?なんていう意見も見ました。まあ、たしかに。共感するところもあります。別の話ですけど、こんな陰惨な事件の後にコメディオチでいいのか、みたいな感想を抱いたことがないとはいえない。

 

でも、今回はよかったなと私は思います。右京さんと亀山君の凸凹感、ハチャメチャ感、だけどしっくりとくる相棒らしさがあって。

 

美和子さんもいい味出していたな。「薫ちゃんのこと、いじめないでくださいね」ってのも、美和子さんが初めて右京さんに会ったときに言った台詞なのよ!「そもそも、僕は誰もいじめたりしませんがね」も言っていたような。

 

そして美和子スペシャルからの、「亀山君、まずいですよ」「あれはまずいですよ!」。長年のファンにとってはたまらないエンディングでした。

 

次回:え、亀山薫、容疑者!?

とある殺人事件の現場から立ち去った人物は、亀山薫!?

ちょーいちょいちょい!なんでやねん!なんで亀山君、容疑者なんだよ!

 

というわけで、今シーズンも予告でお遊びがやってまいりました。本編:予告、みたいに引っ張ってくる展開。「相棒の復活、最高!」となっているところに、この仕打ちです。許せません。これはもう見るしかありません。見ます。楽しみです。

 

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