刑事ドラマを多く見ていると、話が混ざるaoikaraです。今は99.9と相棒がちょっと混ざってます。
というわけで今回のテーマは…
99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 第2話 感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。
▼ネタバレ記事はこちら
▼99.9 第1話 記事はこちら
第2話のGOODポイント
- 中塚さんのプロレスラー友達でアメリカ留学…って絶対立花先生でしょ!
- ドラマに出てきた「金沢屋珈琲店」ってお店、良い雰囲気だな~と思ったら本当にあるお店なんですね!
- いとこんちの店主、また深山といとこで尾崎にお決まりの反応されていて、悲しいよう。
- 絶対に明石に触れさせない尾崎!
- 鯉のキーホルダーだから“恋”愛成就なんだね。
- 明石さん、深山の父親の事件に関しては大まじめなのね。
- 深山「え、二人付き合ってんの?」
明石・尾崎「付き合ってません!」
それ、付き合う人たちの言い方じゃーん。付き合わないと思うけどね。 - 布団騒動で警察にお世話になる明石さんwかわいそうw
- 中塚さんはハンドスピナーの使い手。
- 「いただきマツコデラックス!」新しい深山のダジャレでた…。
- 深山が料理するのは、父親からのスピリッツだったんですね。
- 佐田の娘の外面が良いという話を「君に似た」という斑目先生の発言に爆笑w
- 佐田先生に金箔のお茶を飲ませた深山。口に付いている金箔を見ながら「光ってるな~」とか、もう最低!
- 娘の彼氏発覚に「俺はどんなに高くても引きずりおろす!俺は頂が大好きなんだ!」って最低発言がうけるw
- 佐田先生の着信音って、そういえば馬の鳴き声でしたね。
- 明石さんは探検隊みたいな格好似合うな~。あとなんで山登りがそんなに早いんだろう。人間より動物に近いのかなぁ。
- 「俺は頂上が大好きだー!!!」佐田先生、好きだわwそして「娘と彼氏が今すぐ別れますように!」は本当に最低!w
- 深山のダジャレを褒める佐田先生。「ホームランの後に三塁打」とべた褒めです。
- ダジャレでは心を許しあう深山と佐田を見た明石「この瞬間は親友なんだけどね」本当にね。
- 佐田「男性と女性の弁護士が茶化しあいながら仕事に行く、1年前と全く同じだ!」本当にねw
第2話の気になったポイント
- 今回は遺族の妹さんが深山の父親を許してくれたけど、いきなり新事実聞かされて受け入れられるものかなーってちょっと思っちゃいました。今まで信じてきたものが違ってて、手紙一つで信じられるのかな。まあ、物語上は仕方ない描写なのかな。
第2話の小ネタ、ツッコみます!
誰も触れなくてもツッコみますよ!
- 「いとこんち」の看板「こみこみこみこみ中」→「仕込み中」
「来春500m先はとこんちオープン」気になってしゃあない!
「一揆禁止」誰がやるねん!
「マラカス慕情」…気になる。知床慕情? - 加奈子の新曲「オヤツじゃないのよバナナは」→中森明菜「飾りじゃないのよ涙は」ちなみに「パクリじゃないのよオマージュは」って描かれてた。
- オカダ、いとこんちにサイン書いてくれた。「カネの雨が降るぞ」→「血の雨が降るぞ」ですね。良い人か!
- 加奈子の「カンブンブンナイト」誰が来るんだろう。でも、コアなファンがいそうよね、加奈子ちゃん。
- 深山に近づく女(尾崎)の存在にいらだつ加奈子、なんでカスタネットで怒りを表現!?
- いとこんち出てきたら、将棋やってる。どうみてもひふみん=加藤一二三さんと、羽生善治さんと、藤井聡太君だなぁ。
- ミヤマキッチン+カブトムシ=ミヤマクワガタなのか。
- 殺された美里さんの回想シーン。金沢だからなのか、習字が「きんぱく」とか「のどぐろ」とか、地元愛が強い!
- 旅館の掛け軸「大ふへん者」→加賀藩=現在の石川県金沢市の前田慶次(前田利益)の言葉。この記事がわかりやすいよ。→前田慶次についてですが大ふへん者ってのはどういう意味ですか? - 安土... - Yahoo!知恵袋
- 登山の「カマキリ注意」の表示。香川照之さんの「昆虫、サンキュー!」にて、カマキリの着ぐるみで登場。のオマージュですね。
- 山の施設でのポスター「亀差し上げます」誰がいるんだ!ここで飼うんだ!
- 回想シーンでの石川県警のポスターに、石川秀美さんの若かりし頃の写真。そして、今回の小倉役が石川秀美さんと薬丸裕英さんの息子さんっていう。謎のつながりがありました。
感想
やっと深山の父親の事件が解決した
SEASONⅠのときから謎だった深山の父親の事件がようやく解決しましたね。良かった。犯人は捕まらなかったし、深山の父親の名誉が回復することもなかったけれど。その切なさはあります。
でも、深山は事実を知れたし、事実を話してくれる人もいたし、遺族の誤解も解けた。現時点でできる最善だったのではないかなと思います。良かった。
意外とあっさり引き下がった敵たち
SEASONⅠで深山の敵は検察官でした。深山の父親を追い詰めて、冤罪で有罪判決も出されたわけですから。そんな敵があっさりと引き下がったのは意外でした。
誠実すぎてもはや味方の丸川
丸川って、SEASONⅠはもっと嫌な奴だった気がするんですよね。立花先生が捜査し直してほしいって言っても拒否、名刺を渡してもぽいっと捨てられる。最後の方には改善する兆しは見えていましたが、まさかここまで誠実な検察官になっているとは。
今回も完全に深山の味方で、事実を追い求めてくれましたしね。格好良かった。それに「深山先生」って、きちんと名前で呼ぶようになったんですね。女性の尾崎さんへの態度も偏見がなくて、すっかり良い人になってました。なんだなんだ!
大友が守りたかったものは何なのか
深山が丸川に協力を求めて、父親の事件を調べようとしていると知り、それでも圧力はかけていませんでしたね。しかし、結局最後まで冤罪を認めませんでした。しかし、彼が真犯人を調べていた、というのが冤罪の何よりもの証拠のようにも思えて。深山に言われて自覚が芽生えたようですけれど。
大友はSEASONⅠでも今回でも、終始検察官の不祥事は許さず、被告人を疑ってかかる検察官として描かれていました。彼が守りたかったものは何なんでしょうね。それこそ佐田が言っていたように。深山の父親を個人的に嫌っていたとかでもなく、なんだったんだろう。
その守っていたことの薄っぺらさに大友が気づいたからこそ、辞職したのかもしれませんね。
敵を変えたのは深山かもしれない
丸川は誠実な検察官に変わり、大友は口には出さずとも罪を自覚したように思えます。嫌な検察官だった彼らを変えたのは、深山の姿かもしれないですよね。ただ事実を追い求めるという姿。
そこに父親を冤罪にした奴の復讐をしたい、とか私情を感じないんだもん。あるのかもしれないけれど、あくまで事実が知れれば良い。深山は殺人犯の子と言われても、弁護士であることを貫いていた。
その姿を見て、じゃあ自分は検察官であることを貫いているのかと、省みたのかもしれません。いつもにやけてふざけている深山ですけれど、事実への探究心はあるいみ復讐心が駆り立てているものかもしれなくて、狂気さえ感じます。その狂気を感じたら、誰でも背筋が伸びてしまうのかもなぁ。
新たな敵は裁判官?
となると、検察官は変わった。今度の敵は裁判官、ということでしょうか。検察官は自分に間違いがあったとしても裁判官がそれを正す。裁判官は検察官が調べたからと最初から信じ込んで判決を下す。その関係性が被告人の人生を無視している、と佐田先生が言っていました。
だから今度は裁判官が敵なのかな。尾崎さん、は敵ではないけれど、丸川のように変わる人。そして、最大の敵は第1話にちょろっと出ていた川上さんかな。さてさて、どうなることやら。
尾崎さんも変わりたいのかも
深山の父親の話は、SEASONⅡの最終回まで引っ張るのかと思っていましたので、第2話であっさり解決してしまうのは意外でした。もしかすると、ラストの方では尾崎さんの過去のトラウマっぽいことを掘り下げるのかもしれませんね。
尾崎さんは弁護士として司法を見直したいと考えを改めたようですし、今後どう変わっていくのか気になります。そもそもなぜ裁判官を辞めたのか、心の声が漏れてしまうのか。
斑目さんは、弁護士の仕事は事実に向き合う勇気を持つこと、と言っていました。尾崎さんは弁護士としての経験を積んで、その勇気を持って、過去のトラウマと向き合えるようになるのかもしれませんね。
次回:相棒みあるキャスト…
ロック歌手がジャーナリストの殺人未遂容疑で逮捕された。佐田が弁護をしていたが、被告人に動機があることを隠していて、世間からも責められる。そして、尾崎が弁護を担当することになり、裁判官との衝突に悩む。
次回のゲスト、相棒のゲストとして登場した人だらけなんですよ。びっくりするくらい。というわけで、ますます混乱しそうな私です。
aoikara
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