中卒フリーライターほぼ無職。

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99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 第3話 ネタバレ 真実はモアイが知っている!?

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深山のダジャレで普通に笑うaoikaraです。ギャグ展開が不評な声もあって「あれ?」ってなりました。私めちゃめちゃ面白いと思っていた…佐田先生並みにセンスがないことが発覚しました。

 

というわけで今回のテーマは…

 

99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ 第3話 ネタバレ&感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

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▼99.9 SEASONⅡ 第2話 記事はこちら

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第3話 あらすじ・ネタバレ

見たことある人がテレビに

2017年秋ー

 

刑事専門弁護士・深山大翔(松本潤)のいとこ、坂東健太(池田貴史)が営んでいる居酒屋「いとこんち」にて、なじみの客の加奈子(岸井ゆきの)にパラリーガルの明石達也(片桐仁)が来ている。深山が料理を作り、みんなで堪能。

 

明石は週刊ダウノのニュースをスマホで見て、J.Cという人物が最近殺された安田尚樹というジャーナリストに脅されていたという記事を知る。J.Cは誰なのか。

 

と、テレビでとある記者会見がやっている。坂東が見たことがあると思ったら、それは深山の同僚・佐田篤弘(香川照之)だった。ジョーカー茅ヶ崎(宇崎竜童)というアーティストが殺人犯として疑われていて、身の潔白を証明する記者会見だった。

 

深山はニヤニヤとテレビを見ている。

 

記者会見

佐田は茅ヶ崎を守り、しっかりと身の潔白を訴える。会見が終わると、茅ヶ崎のファンが大勢待ち受けていて、本人がサインを書くなとファンサービスも良い。

 

裁判官から弁護士へ

元裁判官で今は深山や佐田と同じ斑目法律事務所で弁護士として働く尾崎舞子(木村文乃)は、かつてよく来ていたうどん屋の前に立つ。自分の胸元にある、弁護士バッジにそっと触れる。

 

店に入ると、店主(高木渉)に「マドンナが来た!」と歓迎される。「懐かしい人たちが来てるよ」とも。そこには裁判官の川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)のほか、上司だった遠藤啓介(甲本雅裕)や先輩の山内徹(松尾諭)が来ていた。

 

山内は尾崎のことを後輩ながら尊敬していたと述べる。そんな山内を、遠藤は「おまえは一つ一つの事件に時間をかけすぎ」と叱る。

 

尾崎は「この世界に戻ってくるということは、みなさんに失礼に当たることも重々承知で…」と過去のことを思い出しながら言う。いつも思い出す、若い男の子が逮捕される瞬間の記憶だった。

 

川上は尾崎の気持ちわかっていたからこそ辞めるのを止めなかったのだから気にするなと優しい言葉をかける。尊敬する上司の言葉に、尾崎はうれしそうだった。

 

衝撃の展開

佐田が茅ヶ崎のために行った記者会見が大きく報道されていた。佐田は鼻高々で、茅ヶ崎が逮捕されては真の悪は放たれたままなどと言っている。実は茅ヶ崎の大ファンだった明石は佐田に抱きつき感謝。

 

そんな佐田に、茅ヶ崎の事務所社長から電話が入る。「あーもしもし、はいはい、茅ヶ崎さんが逮捕された…逮捕された!?そんなバカな!?」衝撃の内容だった。尾崎も驚いた表情になり、深山はじろりと佐田を見ている。

 

社長の電話によると、茅ヶ崎は安田殺害の目撃者を襲って意識不明の重症を負わせたとのこと。深山がすぐさま「接見にいってきまーす」と立ち上がるが、佐田が必死に止める。そして、尾崎だけを連れて行く。

 

明らかに佐田が何かを隠していると、誰もが感じていた。

 

隠したかったこと

佐田と尾崎は茅ヶ崎の接見へ。どこかいつもと印象が違う茅ヶ崎。いつもはリーゼントに革ジャンといういかつい格好だが、髪を下ろしているために穏やかに見える。普段は髪を下ろしているらしい。

 

目撃者に危害を加えたことについては否定。さらに、記者会見については佐田先生に言われた通りにしたと言い、尾崎はじろっと佐田をにらむ。佐田はしどろもどろになりながら、「だって、ことの始まりは2週間前!」と話し出す。

 

2週間前、安田がまだ殺される前のこと。茅ヶ崎は安田から過去の違法賭博について脅迫されていた。弁護士として佐田と落合陽平(馬場徹)が茅ヶ崎の事務所を訪れて、本人とマネージャーと元木(保坂知寿)と面談。

 

過去のことは事実だが今はやっていないとのことで、更生したと世間にアピールして事実を公表する記者会見をしようというのが当時の佐田の考えだった。

 

しかし、その後に安田が殺されて、今度は佐田のみでまた面談。すると佐田は意見を翻して違法賭博については公表しない方が良いと言い出した。任意の取調べも受けているという茅ヶ崎に対して、堂々と応じれば良いが賭博のことは言う必要がないと諭した。

 

その後の会見で茅ヶ崎の疑いは晴れたかに思われた。しかし、目撃者が襲われて、その犯人として茅ヶ崎が疑われた。安田から脅されていたことを意図的に隠したとして、警察から怪しまれてしまったのだった。

 

「どうすりゃいいのよ?」と茅ヶ崎は嘆く。尾崎は佐田をにらむ。佐田は困り顔になるしかなかった。

 

今後の判断

佐田と尾崎は茅ヶ崎の事務所を訪ねて、マネージャーの元木と面談。佐田は「我々に任せてください」と言い、会見で表に出た自分は前に出ない方が良いと言い出す。そして、尾崎に任せて自分は「後方から」サポートすると言うのだった。

 

おかえりなさい

斑目法律事務所の刑事専門ルームでは、みんなでニュースを見ている。茅ヶ崎に襲われたと思われる目撃者・石川敦子(安達祐実)の婚約者・村野正義(永岡卓也)が茅ヶ崎への怒りを訴えていた。この村野IT企業の社長として有名らしい。

 

尾崎と佐田が帰ってきた。深山は佐田がやらかしたと思っていて、ニヤニヤしながら佐田が歩くのを妨害して楽しんでいる。

 

事件の整理

ホワイトボードに事件の概要を書き、尾崎が解説する。

 

まずは一つ目の事件。安田が殺害されたのは2017年9月25日、港区にある本人の事務所が殺害現場。犯行時刻は17時。同時刻に安田の事務所があるビルから茅ヶ崎が出てくるのを見た、という目撃者がフリーライターの石川敦子だった。

 

次に二つ目の事件。石川は2017年10月5日の深夜2時頃、自宅で就寝中に何者かに襲われた。凶器は部屋にあったモアイ像の写真立て。深山は「モアイなの?モヤイなの?」と変なところに食いつき、どう違うのか所在する場所について解説するが、尾崎には無視される。その凶器に茅ヶ崎の指紋がついていたことで逮捕された。

 

安田は茅ヶ崎の違法賭博について脅迫したことで殺害された、と警察はにらんでいる。と尾崎が解説すると、佐田があからさまに“違法賭博”について深く話さないように促している。周りに怪しまれて、結局白状するハメに。

 

深山はニヤニヤしながら「余計なことをしてくれたもんですね!」と言い、佐田は「二つ目の事件さえ起きなければ」と言うが、「でも実際は起きた」と深山に返されて「ぐっ」と何も言い返せない。

 

佐田は深山に「事実見つけたいだろ?」と事件解決に向けてそれとなく頼む。深山は佐田を見て、「リピートアフターミー」と言い出す。「やってもらえますかぁあ~?期待してるぞお!」と深山はどや顔で笑っている。

 

パラリーガルの藤野宏樹(マギー)や明石が言うようにけしかけるが、佐田は耐えきれず「のおおおおおおお!」と苦虫をかみつぶしたような顔で叫んでいる。

 

尾崎は深山に「どうするんですか?」と作戦を効く。目撃者を襲った凶器に指紋がついていることが痛いと、そこから探ることにする深山。

 

ちなみに佐田はいろんな人がつぶやくSNSで最低の弁護士だと叩かれて炎上していた。

 

茅ヶ崎の言い分

深山は尾崎と改めて茅ヶ崎の接見へ。まず一つ目の事件について。深山は安田の事務所に訪れたことはあるか尋ねる。茅ヶ崎曰く、金の要求で脅されて1回だけ訪れたことがあるとのこと。

 

事件当日について聞くと、「あのどしゃぶりの日」と茅ヶ崎は覚えている様子。16時30分までミーティングをして、その後は17時30分までフィットネスジムにいたとのこと。そのときも髪の毛はリーゼントではなく下ろしていたと言う。

 

石川が襲撃された二つ目の事件について、当日はまっすぐ家に帰って寝たとのこと。アリバイを証明してくれるのは「うちのにゃんこちゃんしかいない」と嘆く。

 

また、凶器のモアイ像の写真立てに指紋がついていたことについては「見たことも触ったこともねえよ」と言う。

 

現場検証

石川が茅ヶ崎を目撃したというカフェは、安田の事務所が入っているビルの前にある。そのカフェには深山と尾崎、マンションにはチガちゃんファッションの明石がおり、現場検証をすることに。

 

マンションの入り口から明石が出てくるのは、カフェからバッチリ見える。ただし、事件当日は1時間に10mmとけっこうな量の雨が降っていたので、顔が判別できるかどうかはわからない。見えなかった可能性もある。

 

カフェには藤野と中塚がやってきて、ここから茅ヶ崎が行ったというジムまでは車で15分で事件当日も現場には行ける時間帯。1つ目の事件のアリバイが証明できないことになってしまう。

 

尾崎は茅ヶ崎が住んでいるマンションに行って、石川が襲われた日の防犯カメラの映像を取りに行くと言い出す。深山も一緒に行こうとするが、一人で行くという尾崎。深山から「でも明石さんは連れてった方が良いよ」と助言される。

 

石川の性格

深山は石川の住むアパートを訪ねる。大家の女性によると、石川は廊下を掃除してくれるなど、「良い子」だとのこと。ただ、最近は婚約者ができたからなのか、ゴミが落ちているなど掃除が雑になっているとも言う。実際、石川が掃除をしていたという廊下を見ると、ゴミが落ちている。

 

 防犯カメラ

尾崎は茅ヶ崎のマンションに行き、管理人の男性に防犯カメラの提出を求める。しかし、問題が起きる可能性もあるので、警察や裁判官ならば良いがと言われてしまう。「私、元裁判官です」と尾崎は主張するが、「元なら関係ない」と正論で返されてしまう。

 

そこへ明石が登場。「俺に任せな!」と土下座を通り越す土下寝。尾崎は引いているが、管理人は「しょうがないなぁ~」と笑顔を見せる。謎のパワーに尾崎は驚く。

 

動機を持つ人間を探して

深山はヴァーン出版を訪れる。以前も世話になった、週刊ダウノの記者・清水かずき(吹原幸太)がハグで出迎えて深山は引き気味。

 

深山は茅ヶ崎が犯人ではない可能性を伝える。だとするならば、安田は茅ヶ崎の他に誰かの大きなネタを掴んでいたのではないか、と深山は言う。清水は自分たちの同業者に安田がネタをリークしていた可能性があるので、それを探るのかと自分の仕事を確認。

 

「任せろよ!」と頼もしく言う清水はまたも深山をハグしようとするが、今回はしっかりと回避した。

 

アリバイ証明なるか

刑事専門ルームに戻ってきた尾崎と明石は防犯カメラを見る。映像には、石川を襲った犯行時刻にマンションを出る茅ヶ崎の姿はなかった。歓喜する二人。しかし、深山に防犯カメラに映らない非常階段の存在を指摘されて、アリバイは証明できず。

 

証拠の確認

茅ヶ崎は殺人と殺人未遂の罪で起訴された。ファンである明石は嘆く。藤野が、2つ目の事件の証拠資料を持ってきて、深山や尾崎が見る。凶器のモアイ像の写真立ての後ろには「相思相も愛(モアイ)」と書かれていて、深山は「6点」と厳しく評価している。

 

石川と恋人の村野の写真が飾っており、なぜ凶器に茅ヶ崎の指紋が付いているのかは未だにわからなかった。

 

佐田が様子を見に来た。自分が法廷にいては逆効果だと言い、傍聴席で見ると言い出す佐田。深山が「バレるでしょ」と言うと、「そこは対策済みだよ」と言うが…

 

佐田の準備

深山と尾崎は茅ヶ崎の法廷のために裁判所へ。尾崎は、また裁判官時代の過去を思い出していた。また、弁護士バッジにそっと触れる。立ち止ま若い青年に対して「懲役一年」と裁決したときを。る尾崎を深山が待つはずもなく、スタスタと向かう。

 

弁護士と検察官が法廷へ。茅ヶ崎も来た。佐田はと言うと…傍聴席にリーゼントに革ジャンを着て茅ヶ崎ファンの振りをしている。さっそく深山にバレてニヤニヤされている。

 

一進一退

茅ヶ崎の裁判が始まった。裁判長は尾崎の先輩・山内。尾崎は安田が殺された当日の降水量を示し、雨が降っていて石川が茅ヶ崎の顔を判別ができたかどうかは不確かだと述べる。その真偽を確かめていない調書を信じて良いのか、と訴えている。

 

検察はそもそも石川が証言できないのは、被告人が襲ったからだと茅ヶ崎の容疑を挙げる。茅ヶ崎本人が「おいおい、俺は襲っちゃいねえからな」と言うが、裁判長の山内から発言を控えるようにと諫められる。

 

さらに尾崎は茅ヶ崎のマネージャーを証人として呼び、茅ヶ崎が違法賭博を公にしようとしていたと述べて、安田を殺す動機はなかったと主張する。

 

良いニュースと悪いニュース

刑事専門ルームに帰ってきた尾崎はいつものように手でカエルを着くって、「ほかにできることはなんだゲコー!」と心の内を叫んでいる。深山はそれを後ろから面白そうに見て、声をかけようとする。と、佐田がやってきた。

 

「良いニュースと悪いニュースがある」とのこと。良いニュースとは、意識不明の重体だった石川が目を覚ましたとのこと。悪いニュースとは、出廷できるほど体調が戻っていないことだった。

 

そこで、出張尋問が行われる。「出張尋問?」と聞く、刑事専門としては知識のないパラリーガルの中塚美麗(馬場園梓)。証人が病気やケガなどで病院などにいるときに、裁判所が出張して尋問を行うことを指す。

 

証人喚問

裁判官や弁護士、検察官も石川が入院している病院を訪れて、出張尋問がされることに。石川はベッドに横たわったまま、頭に包帯をしている。ほかに石川の婚約者の村野も来ていた。

 

まずは検察から。安田が殺された日の目撃について茅ヶ崎だったかと聞くと、「間違いありません」と石川は答える。石川を襲った犯人の特徴について聞くと、「寝ていたのでわかりません」とのこと。

 

さらに凶器であるモアイ像の写真立てを紙の資料で見せる。石川ははっとした顔になり、「凶器ですね」と言う。

 

すかさず深山が「就寝中なのになんでわかったんですか?」と聞く。石川は「彼から聞いたんです」と答える。「そうですよね、正義さん?」と、石川は様子をうかがうように呼びかける。村野はうれしそうに「そうだよ」と答えていた。

 

ちなみにモアイ像の写真立ては自宅からどこかへ動かしたことは一度もないとのこと。

 

次に弁護側の番。尾崎が話そうとすると、深山が割り込んでくる。安田の事件当日、なぜ茅ヶ崎だとわかったのかと聞く。「顔を見ました」という石川。

 

深山は「どんな服を来ていましたか?」と聞く。しかし、石川は「雨でよく見えませんでした」とのこと。「顔は見えたのに服は見えなかったんですか。服の色は?」と深山は聞けば、また石川は「それも見えませんでした」とのこと。

 

また、雨の量についても質問する。「ぱらぱらなのか、ざーざーなのか」という質問に、石川は「ざーざー」と答える。「その中で顔だけが見えた」と深山は不思議そうな口ぶりで言う。

 

「茅ヶ崎さんは特徴的な髪型をしているので」と石川が言うと、「ちなみにあの日、茅ヶ崎さんは髪を下ろしていました」と深山が詰め寄る。石川は「間違えました、特徴のある顔をしているので」と言い直す。

 

深山が「体の方が顔より範囲が広い」とボソッと言うと、石川は具合が悪いと言い出す。出張尋問は一旦ここまで。

 

深山は裁判官に証人の目撃証言があいまいであると主張し、顔が見えたかどうかを同じ状況で改めて実験すべきと述べる。裁判長の山内は「持ち帰って検討します」とのこと。

 

裁判官の説教

山内は上司の遠藤から、積み残しが多いと説教を受ける。ほかの裁判官に比べて、山内は明らかにまだ判決に至っていない事件が多い。一つの事件にのめり込みすぎるな、というのが上司からいつも言われることだった。

 

裁判の行方

佐田の部屋にて、深山と尾崎もいる。佐田は裁判が延期になったことを受けて、裁判員も選び直される可能性があると言い「異例の事態」と顔を歪める。深山は「でも延期できなかったら完全にアウトですよ」と返す。

 

尾崎は何も言わず、裁判長を務める山内のことを思い浮かべる。そして、一人で先に帰る。

 

二人きりになると、深山はにやっとして佐田に「荷物まとめなきゃね」「完全にアウト」とからかっていた。

 

弁護士と裁判官

尾崎はまたうどん屋を訪れる。先客に山内がいた。二人の間にはプロレスラーのヨシタツ(本人)がいるが、帰ってしまったので微妙な距離感があるまま二人は隣同士に。

 

山内が席を詰めようとすると、尾崎が「独り言だと思って、聞いて下さい」と止めるように言う。

 

「法壇から下りて違う立場になって、気づいたことがあります。刑事裁判は圧倒的に検察側が有利です。しかも、検察が出した調書が全てとは限らない。それなのに私は何の疑いも持たずに、公平に判断できていると思っていました。自分の傲慢さに反省させられているんです

 

と、そこへ川上がやってきて、親しげに話しかける。裁判中の裁判官と弁護士が一緒となると厄介なので、尾崎は「ほかに席がなくて」と弁解。川上は「中身の話してなかったらそれでええねん」と優しく言う。

 

また優秀な裁判官だった者同士が裁判で向き合うことに、元上司として感慨深いとも述べる。「二人とも頑張らなあかんで」と。

 

尾崎は帰宅。山内は川上に、裁判の延期を悩んでいると相談する。延期した結果が何も変わらなければ大問題だと。すると川上が話し出す。

 

「何者にも染まらず、何者にも左右されず、裁判に挑む。それがおまえの着ている服の色や。この裁判の裁判長はおまえや。おまえが正しいと思うことを信じて進んだらええ。おまえが選んだ道を、わしは尊重する

 

そして山内の方を見て、「ええ判決せえよ」と穏やかに言う。「ありがとうございます!」山内は穏やかな上司に感謝した。

 

結論

刑事専門ルームにて、茅ヶ崎の裁判が延期されることが報じられていた。弁護側の力が大きいと専門家は解説している。

 

尾崎は山内のことを思い出し、また思わず手でカエルを作って

 

「ゲコ」

 

としゃべったのは深山。「ねえ、それなんなの?」とひそひそ声で深山は聞く。「こっ、これは腹話術で…」「腹話術!?」深山以外に明石や藤野、中塚らが口浮く。尾崎は中学時代に腹話術部にいて、これが癖になっているのだとか。

 

また、明石は実験ができるように、逆てるてる坊主を用意していた。

 

同じ頃、裁判の延期について新聞で読む川上。暖かい表情は消え、冷たい目で新聞を読み、お茶をのんでめがねを曇らせていた。

 

実験開始

天気予報で雨が降ることがわかり、翌日に再現の実験が行われることになった。深山は中塚に犯人候補の写真を用意するように告げる。中塚は写真立てを見て、にっこりとしていた。

 

そして実験当日はどしゃぶりの雨。どんよりと空は暗い。石川は頭に包帯を巻きつつも、カフェに来るほどには回復。目撃したという席に座り、むかいのマンションの人が見えるか実験が行われる。

 

スーツ姿の男が入り口から出てきた。藤野が持ってきたスーツ姿の似たような雰囲気の男性の写真が3枚並べられる。4枚目はなぜかプロレスラーで藤野はあわてて戻す。石川は無反応。

 

誰なのかと問われた石川は「見えませんでした」とあっさりと言う。「私が目撃したときはここまで雨が強くなかった」とのこと。同席している検察官は「それじゃあ意味がない」とのことで撤収。

 

と、深山はこっそりとカメラを回し続けたまま、石川との会話を続ける。深山の質問により、石川はこの通り沿いに職場があるのでこのカフェはよく使うと聞き出す。目撃した席もよく使うと。

 

深山は「じゃあ、あの奥にある幼稚園ってわかります?あれ、なんだっけなーうーん…」と、マンションの隣にある幼稚園のことを言い出す。「ごめんなさい、僕、コンタクト忘れて…文字が見えないな」とのこと。石川の後ろにいる藤野がこっそりとカメラの位置を動かしている。

 

「王泉幼稚園ですよ」と石川が教えてくれる。「そう書いてあります?」と深山が聞き、石川は「ええ」と答える。「あんなに大きな看板が見えないんですか?」とも石川は言う。「ええ」と同じように深山が答え、もう一度名前を聞くと、やはり「王泉幼稚園」と答える。

 

真犯人は誰だ

刑事専門ルームにて、石川の証言を見直す。「こんなことして良いんですか?」と尾崎はいぶかしげに聞き、深山は「僕は事実を知りたいだけ」といつものように返す。佐田も強くは言えないので「依頼人の利益を守るためだ!」と意地になって言っている。

 

ちなみに、プロレスラーの写真は中塚の私物だった。

 

「これで目撃証言は崩れた」と深山は言う。「あとはモアイ像についていた指紋か…」証拠はまだ残っている。

 

と、深山に週刊ダウノの清水から電話が入る。安田は茅ヶ崎以外にも脅迫していた人物がいたらしい。それはIT企業の社長・村野正義。石川の婚約者だった。

 

モアイ像の写真立て

深山と尾崎は村野の家へ。尾崎は石川の部屋にあったのと同じ、そして凶器でもあるモアイ像の写真立てを見つけて深山にアイコンタクトを送る。村野にコーヒーを淹れさせに行かせて時間稼ぎし、二人はモアイ像の写真立てを観察。尾崎はスマホで写真も撮っている。

 

深山がその写真立ての後ろを見ると、はっと何かに気づく。事件に関する今までの記憶が思い起こされて、一つにつながった。そして、尾崎のスマホを持ってこう言った。

 

「写真がぼけてなくて…ふぉっと(ほっと・photo)したよ!」

 

満面の笑みで言う。

 

「写真を撮るときは、ショシン(初心・写真)忘るるべからず!」

 

いひひっと深山は笑っている。対応に困っている尾崎は「えっと…3てーん」と厳しく採点。

 

「君とはやっぱり合いそうもない…合いそうモアイ!」

「ねえ、もーあいつくるかな?モーアイつくるかな?」

 

とたたみかけるようにダジャレを言いまくる深山に対し、尾崎は困り果てていた。

 

真実の法廷

茅ヶ崎の裁判。またもや佐田は茅ヶ崎ファンのふりをして傍聴席に。今回は石川のケガ完治し、裁判所に証人として尋問を受けることに。尾崎が話し、目撃したカフェはよく行く場所で、外をよく眺めていたということを証言として引き出す。

 

実験を行った映像を流したいという尾崎に対して、検察官は意味のある映像ではないと思うがと言いつつも快く承諾。

 

雨の中通る人物、それを見る石川。「見えませんでした」という石川の言葉。「私が目撃したときは雨がここまで強くなかった」と。そして「撤収」という言葉。で、映像は終わるはずだったが、カメラはまだ回っていた。

 

検察は怒っているが、尾崎は弁護士として勝手にそちらが止めたと言うだけ。裁判長の山内は「静粛に!」と述べる。

 

そして、深山が「なんて幼稚園だっけな…」と迷い、石川が「王泉幼稚園」と答える。何度も。しかし、カメラに映っていた幼稚園の看板には「奈ッ楠幼稚園」と書かれていた。

 

実は、実験する前日に許可を取って看板を張り替えて、「王泉幼稚園」から「奈ッ楠幼稚園」に替えていたのだった。つまり、石川には看板が見えていなかった。茅ヶ崎を見ていないという証拠になりうる。

 

「私たちは、証人の目の異変に気がついたんです」と石川は述べる。石川は言葉を詰まらせながらも「私には…見えています」と否定。しかし、尾崎は石川が掃除好きだったのにゴミを残すようになったこと、出張尋問で恋人を見ずに声だけで呼びかけていたことを挙げる。傍聴席にいる村野は少々困った表情をしているように。

 

「証人の目が見えていないことがはっきりすれば、目撃証言はすぐに覆ります」と尾崎は熱意を帯びながらも冷静に言う。「絶対にそんなことありません!」石川は感情的になって必死に否定する。

 

「では、最後の質問に移ります」。あくまで冷静に尾崎が言う。実際に石川が殴られた凶器、モアイ像の写真立てを持ってくる。恋人と仲むつまじく映っている写真が飾られており、石川の私物でもある。

 

「こんな大切なものであなたを襲った犯人が許せません!」と尾崎は言う。そして、裏にあるメッセージを読んでほしいと見せる。「よくご覧ください」と。

 

石川はじっと見ている。はっとして何かに気づき、「も、も、も…!」とつぶやく。そして、

 

「裁判長、申し訳ありません。私が嘘を吐いてました。茅ヶ崎さんは

 

犯人ではありません!

 

思い詰めた表情をした石川が、そうはっきりと言った。尾崎は満足げな表情を見せて、「以上です」と弁論を終えた。

 

被告人席にいる茅ヶ崎は、傍聴席の村野に向かって「あんたあの子の何なのさ?」と聞いている。村野は小さくなっていた。

 

事件の真相

刑事専門ルームにて、茅ヶ崎の事件の真相が語られる。村野正義はインサイダー取引をネタに安田に脅されていたのが殺害の動機。偶然、安田の事務所に訪れていた茅ヶ崎の存在を知り、容疑を擦り付けようと計画したのだった。さらに、村野は石川を口封じのために殺そうともした。

 

凶器についていた指紋については、村野は石川とおそろいの写真立てを持っていた。そのガラス板を別のフォトフレームと入れ替えて茅ヶ崎の写真を入れて、会見後のファンサービスのときにサインをもらってそのときについた。ガラスについたサインを消し、再びモアイ像に戻してそれを凶器として、石川のものとすり替えた。

 

しかし、石川は村野にあげたモアイ像にだけ、裏に「相思相愛」ではなく「相思相も愛」と書いて渡していた。証拠として見た凶器の裏には「も」と書かれていて村野の者だと知り、村野が自分を殺そうとしていたことに気づいて証言を変えたのだった。

 

また、石川が白内障を患っていることに気づいたのは深山。深山は尾崎を「まあまあかな」と自分流に褒める。「法廷の進め方」と。ただ「詰めが甘い」と皮肉を言うのも忘れなかった。

 

裁判の審判の光と影

そして、茅ヶ崎の裁判の判決が言い渡される。裁判長の山内は「無罪」と述べた。弁護人やファンたちは喜びに沸く。

 

遠藤は川上に、「あいつの成長は川上さんのおかげです」と頭を下げる。と、そこへ尾崎が着た。「お先」深山は川上に目も合わせずさっさと歩いて行く。川上はじろっとにらみつつ、尾崎には笑顔で「愛想のないやっちゃやなぁ」と言っている。

 

「尾崎、おまえ無罪勝ち取ったらしいな」と驚きを込めた口調で川上が言う。尾崎は笑顔で「仲間の弁護のおかげです」と深山の背中を見る。「そらええがな」と川上は優しく言う。「公平に裁いて下さったおかげです」と尾崎は頭を下げる。

 

尾崎が行った後、川上から笑顔が消える。遠藤に「山内は東京で裁判官をするんは向いてないかもしれんなぁ」とつぶやいていた。

 

公平な裁判官は…

後日、雨の日。尾崎は山内に会い、「いろいろありがとうございました」と感謝する。山内は北海道の家裁に異動することになったと言う。驚いた尾崎は「私のせいですか?」と責任を感じるが、山内は「栄転だよ」とフォローする。

 

「君には感謝している」山内はまっすぐに言う。「僕ややることはこれからも変わらない。どこへ行っても、法と良心に従って頑張るよ」

 

握手

刑事専門ルーム。山内の顛末を知った佐田は「裁判官の世界も窮屈なもんだなぁ」と言う。レールから逸脱したものは弾かれてしまうと。「真面目な者がバカを見るってことですか?」と中塚が聞く。

 

「無実の依頼人が救われたんだ。君のやったことは間違ってない」と佐田は尾崎に言う。「俺たち弁護士はそういうこととも戦ってかなきゃいけないんだ」といい、闘いが終わった儀式である握手を求める。

 

しかし、尾崎は「そういう気分じゃない」と返す。それでも佐田は無理やり手を握る。深山にも手を差し出す。深山は「救われました、ありがとう?」と皮肉で返し、佐田は「おまえに言う必要はない。今回の主任は尾崎だよ」とのこと。しかし、深山は「事実を見つけたのは僕ですよ」とああいえばこういう弁護士バトルは続く。

 

とはいえ、二人は握手を交わす。尾崎は佐田と握手を交わした手を見つめ、少しだけ微笑んでいた。

 

同じ頃、川上は裁判で訓戒を述べている。薬物に手を出した女性の裁判で、「その子の温もりをしっかり感じて下さい。薬物を断つのは並大抵のことではありません。お天道さんはいっつも見とるで」と笑顔で言う。

 

深山はいつものにやけ顔が引き、真面目で鋭いまなざしで歩く。

ーーーーーーーーーー

という話でした。いやーややこしいですね。でも面白い!感想は別記事で書きます。

 

 aoikara

 

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