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【ドラマ】コウノドリ 第2シリーズ 最終回 感想 鴻鳥サクラという産科医

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良いドラマは俳優さんたちがその役柄にしか見えなくなってくるaoikaraです。このドラマもね、役者さんよりもその役の人にも見えるんだよなぁ。というわけで今回のテーマは…

 

コウノドリ 第2シリーズ 最終回 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

▼ネタバレ記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

▼コウノドリ 第2シリーズ 第10話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

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最終回のGOODポイント

  • 新井先生が戻ってきてうれしかったなぁ。
  • 厳しい救命の部長が、最終回にまさかのデレ!今橋先生を怒らせたいというドSな発言に、真面目な加瀬先生という対照的な二人が良かったです。うれしそうな下屋先生の顔もね。
  • 真弓ちゃんお久しぶりだな~。二人の子持ちとか!「たっくん家にいて」って発言からの「働けよ」ってまじの声で言う小松さんにちょっと笑っちゃいました。まあでも、専業主夫の方もいるわけですし、そういう家族の形もありですよね。
  • 吾郎先生が「産科医になる!」宣言をしてすぐに、四宮先生が「俺はペルソナ辞めるからイライラさせられずに済むな~」からの、「えっ?」と吾郎先生驚きーの、能登に四宮先生行きーの、吾郎先生まさかの能登に来ーの、の流れが笑いましたw
  • 四宮「邪魔はするなよジュニア君」
    吾郎「体当たりで挑ましていただきますジュニア先輩」
    で、四宮がぶはっと笑うのが良かったですね~。1シーズンに1回しか笑わないので貴重!ただ、四宮先生以外に産科医がいない能登なので、実は安心かも。これも鴻鳥先生の配慮かな、ありがたい。
  • 白川先生がいなくなることに「寂しくない」と意地を張る下屋先生。なのに白川先生が「俺が寂しい」とか言うから、それはずるいわ~って思いました。結局素直に言ったもん勝ちじゃん!くうー。あの二人も絆を感じて、良い関係性ですよね。

 

気になったポイント

  • 倉崎先生が中国語をしゃべれるのなんでだろう~(なんでだろう~)。
  • 高山夫婦の夫・光弘が小学生のときにダウン症の子がいたという話をして、「お母さん達が疲れているように見えた」って言ってましたけど、なんで「そうならないように自分は妻を支えていこう」って発想にならないんだ。もちろん不安なのはわかるけど…大変だから自分も頑張ろう!ってなってほしかった。良い夫なんですけどね。

 

感想

ペルソナの力ってすごい!

武田さんのカイザーでとても危険な状態になって、それでもペルソナの人たちはみんなで救おうとしていました。その力が本当にすごいなぁと思って。お母さんも赤ちゃんも無事で本当に良かった。

 

そんなペルソナからいろんな人がいなくなってしまって、寂しかったですね。でも、それぞれが今の現状をもっと良くするために決めたことだから、それぞれの道はきっと素晴らしいのだと思います。

 

四宮先生はペルソナを辞めて、お父さんのいた能登へ行きました。父親として産科医としての思いに共感するところもあって、“産めない”っていう現状に目をそらすことはできなかったんだろうなぁ。素晴らしい決断だと思います。吾郎先生も研修医としてついてきたのは笑いましたけどw

 

小松さんもペルソナを辞めて、お母さんや赤ちゃんら家族の人生に寄り添える場所を作ろうとしていましたね。鴻鳥先生に何か言いたげだったので、辞めることも懸念していましたが、やはり残念。

 

でも、助産師という立場を超えて、もっと支えたいという気持ちはずーっとありましたしね。応援したいです。あと、まさかの小松さんのロマンス!?パートナーもできてらうれしいなぁ。

 

白川先生はもっと技術を身につけた医師になるために、別の病院の小児循環器科の研修医から再スタート。今橋先生の「弟子ではなくてパートナーだと思っている」って言葉にぐっと来ました。同期の下屋先生との絆もね。大きくなって帰ってきてほしいなぁ。

 

そして、鴻鳥先生はいつでもペルソナにいる。それがとても心強いことでもありますよね。

 

「家族」なんだね

鴻鳥先生、四宮先生、小松さんがそれぞれ自分の道に進むと決めて、抱き合っていたのにはぐっと来ました。離れていても目指すところは同じ、それを「家族」と表現していて、そうだよなぁと思いました。

 

四宮先生が父親から「まだまだおまえには負けないからな」と言われた話をしたときに、鴻鳥先生は「いいなぁ、そういうの」と本音をこぼしていました。それは家族への思いがあったのでしょう。

 

でも、今ここにいるみんなが自分の家族なんだなと実感した、すごく柔らかくてほっとしたような表情をしていました。みんなお互いの顔を見たらほっとする。そばにいなくても信頼し合える。つらいときは手を差し伸べるけど、ただ黙って見守ることもある。それができるのは、目指す場所が一緒だから。

 

血がつながっていることに家族を感じて苦しむ人もいます。でも、きっと血がつながっていようと、つながっていまいと、こういう信頼できる人がいるってことは家族と同義なんでしょうね。すごく良い表現だなと思いました。良いシーンだった。

 

「オランダへようこそ」

前回の話でダウン症の子を授かって、どうしようか悩んでいた高山夫婦。産むことを決断するものの、不安はぬぐえないばかりでした。夫婦でも思いも少しすれ違ってしまうこともあって…

 

そんなときに知った、「オランダへようこそ」という詩がとても良かったですね。全文はネタバレ記事に記載しています。

 

すっと心に入ってくる良いたとえで。イタリアに行きたかったけれど、オランダに来てしまった。イタリアを夢見ていた気持ちにも寄り添って、それに苦しむこともあると共感してくれて。でも、オランダで得たものはオランダに来たからこそ味わうことができた。優しい表現ですよね。

 

案ずるより産むが易し、透子さんは産んでから赤ちゃんがかわいくて仕方ないというような顔でした。大変なことがあるのはどんな赤ちゃんでも一緒ですし、これから幸せなこともたくさんある。そう、予感させてくれるような顔でした。

 

コウノドリが教えてくれたこと

今シーズンのコウノドリは、赤ちゃんを授かってから産むまでというより、産んでからのこと、産科医や新生児科医という医者としての思い、産む決断をする葛藤など、とても難しいテーマに挑んでいたと思います。

 

でも、実際に起きていることなんですよね。ドラマという点ではフィクションですが、一つ一つのことは嘘ではなくてきっとリアルに存在していることで。難しいテーマでも逃げずにまっすぐ描いてくれて、本当に素晴らしいと思います。

 

陳腐な言葉になってしまいますが、このドラマを観ると命の尊さを感じます。どんな赤ちゃんにでも産まれてきてくれてありがとうと思えるし、自分自身の命の向き合い方を考えることにもなる。

 

今シーズンも素晴らしい作品をありがとうございました。また何年後かに、それぞれの未来が知りたいな。鴻鳥先生は今もペルソナにいるのかなとか、四宮先生は能登で元気にやってるのかなとか、小松さんはたくさんのお母さんを元気にさせているのかなとか。

 

下屋先生は救命での研修を終えて力強い産科医になっているのかなとか、白川先生もたくましくなって戻ってきているかなとか…。みんなまたパワーアップしていてほしいな。

 

とはいえ、これだけ素晴らしい役者さんを一度に集めるのは大変なことだと思います。でも、何年先であっても、待ち続けたいです。

 

本当に素晴らしいドラマをありがとうございました!

 

 

aoikara

 

▼コウノドリ 第2シリーズ 記事一覧はこちら

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