松岡修造さんに北海道に来てもらって「もっと熱くなれよ!」って言ってほしいaoikaraです。雪、溶けないかなぁ。それは異常気象だなぁ。
というわけで今回のテーマは…
陸王 第9話 感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。
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第9話のGOODポイント
- 銀行の大橋さんの「信用しない方が良い」って言葉が、結局正解でしたね。「表向きでは判断できない」という大橋さんの言葉に、安田さんが「たしかに」って言って、私も大橋さんを見て「たしかに」って思いました。案外、良い銀行員でしたもんね。見かけによらないわ。
- あけみさんの「残業、いっさいいたしません」って聞いて、ドクターXかな?ってなりました。
- 茜ちゃん、お父さんと御園社長をルックスで比べるのはやめてあげて。お父さんもカッコイイから…ほら、えっと…ひげとか!本当に私は役所さんの顔とか出で立ちとか好きなんだけどなぁ。
- 「魚釣れた!初めて!」ってはしゃいでる宮沢社長がかわいいw
- 新しい陸王が久しぶりに完成したとき、本当に良かったなぁという気持ちになりました。
- 気合いを入れるときは袢纏を着る宮沢社長、いいね。
第9話の気になったポイント
- たかが川で釣りするだけでお抱えのシェフが来るフェリックス。いやはや、お金ありますねえ。
- 正直、主題歌?の「えびで~」とドラマの雰囲気がちょっと合ってないな~と思っていたんですが、今回はまさかの「糸」まで来てびっくりしました。うーん、なんか違う。ごめんね、私の個人的な感覚なだけなんですけど…。
- フェリックスがどんな会社なのか坂本さんに調べてもらったって、宮沢社長が言ってましたけど…ちょっと待って。なんで買収話がある段階で調べてないんだろう?買収してもらう側として情報が不足しすぎてない?ってちょっと違和感を抱きました。
感想
大地、よくやったよ!
何週もまたいで陸王に使いたいアッパー素材を探していた大地。買収の話が出てきたから、若干忘れかけてもいました。でも、粘った結果、ようやく見つけられましたね。すごいわ。大地が偉い。
粘り強く、芯を持って、誠意を持って物事に取り組んでいれば、いつかきっと叶うのかもしれないなんて思わせるほどにね。まさか頼み込んだ人が社長だとは思いませんし、私も驚きました。
結果的に、タチバナラッセル以上の素材を手に入れることができて、本当に良かったです。もっと良い陸王を作るための試練だったのかもしれませんね。結果論ですけど。大地のおかげです。本当に良かった。
城戸監督の好感度が急上昇
毎回書いている気もしますが、城戸監督の好感度が上がりまくりですね。茂木が部のためにアトランティスのシューズを履いたら「部のことを考えるのは俺の仕事」と一喝。マラソンは誰かと争うんじゃなくて「自分に勝て」と説く。
厳しいけど正しいし、カッコイイ。正論しか言わないなぁと思いました。
茂木選手がやっと毛塚と戦うという気持ちを振り切って、自分の走りをしようと努めているのを見て、笑顔になっていましたね。あれ、初めての笑顔かも。良い顔していました。
私としてはチームナックスのファンなので、音尾琢磨さんがブレイクしたら良いなぁなんて勝手に思っています。心にぐっと来る演技をしてくれる俳優さんですよね。今回の役、鬼コーチっぽくてハマってます。監督だけどね。
松岡修造さんの演技が良い
松岡修造さんの演技、良いですね~。まず誠実そうに見えるんですよ。だから、話していることに納得させられる。でも、前回の嫌な笑顔を覚えていたので、騙されないぞ~なんて思いながら見ていました。
それでも、宮沢社長に語った妻への思いがブランドにつながっているという話も本当っぽい。いや、あれは全部嘘で、買収の口説き文句なんじゃないかなんて思ってしまいました。真偽はわかりませんが。
そしたら、とうとう最後に正体を現しましたね。いやー、なんか小ずるい感じがしました。もう失敗はしたくないから、吸い取って吸い取って大きくなってやろうって会社なんですね。まあ小ずるい。
人さし指を突き出して「あなた方は後悔する!」なんて言っていた姿は醜かったですね~。思い通りにならず「ぐぬぬ…」な表情が出ていて、松岡修造さんうまいな~と感心しました。
宮沢社長、よく言った!
そしてね、宮沢社長の最後の演説も格好良かったですよ。きちんとフェリックスという会社を見抜いて、自分たちが不利にならないように提案してきた。
たしかに言うことは最もで、フェリックスと同様にシルクレイという素材を欲しがる企業はあるはず。そして、こはぜ屋にとってはそれが新たに開ける道だと気づけたわけです。(下町ロケットの部品供給のテストしにきたくだりに似ていたな~)
でも、フェリックスはこはぜ屋にうまみをあげようなんてこれっぽっちも思っていないわけですよね。そんな旨みがあるなら、むしろ自分たちが全部根こそぎ取ってやろうくらいの気持ち。
だからこそ、最後の演説は気持ち良かった。「後悔するのはあなたがたの方だ!」本当にそうよ!お尻ぺんぺんよ!今に見てなさい!最終回までにどうにかなるのか不安しかないけどね!私はこはぜ屋の味方だから!
あれ、私の程度が低い!
飯山さん、ナイスフォロ-!
フェリックスの買収を受け入れるだけじゃダメ、と諭してくれたのは飯山さんでしょう。フェリックスの狙いを勘づいてたんだろうな。
それで、別の方法はないかと提案して、坂本さんも加わって、宮沢社長と「業務提携」という選択肢を模索したのかなと。
もう、飯山さんってこはぜ屋に来てから良いことしかしていないですよね。シルクレイ開発頑張っているし、大地のこと成長させてくれたし、玄さんともやり合えるし。そりゃあ最初は特許を譲らないって感じだったけど、それは自分の技術を誇りに思うからこそだし、味方になったら心強すぎます。
村野さんも戻ってきてくれたしね、もう一度最高の陸王を作って茂木選手に履いてもらいたいよ!
次回:陸王は?シルクレイは?茂木は?
こはぜ屋ではシルクレイを必要としてくれる企業をまた一から探すことに。一方、アトランティスのRⅡを履くことを決めた茂木に、村野は最新の陸王を渡したいと考える。「ずっと応援しているという証に…」という気持ちで。しかし、城戸は茂木を迷わせるだけだと拒否。
一方、こはぜ屋はいつまで経っても企業を見つけられずにいた。すると、フェリックスの御園社長がある提案をしてきて…
おお、もしかして御園社長、裏の裏で良い人パターンあり得ますかね!?そういえば、小原との会合で「悪い話ではないですね」以上には何も事が発展してないっぽかったんですよ。実は断ったとか?そうなの?修造さん良い人なの?
ああ、興奮状態が止まらない。とにかく、こはぜ屋にとっても、陸王にとっても、茂木選手にとっても、みんなが幸せな未来でありますようにと願うばかりです。最終話、楽しみにしています!
aoikara
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