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【ドラマ】リバース 第6話 ネタバレ&感想 友情に口出しされる必要はない

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同じことを見たとしても、それぞれの主観でまったく違って見えるものだなぁ、を見事に演出しているドラマだと思うaoikaraです。うん、この枠ってそういうのうまいし、湊かなえさんの小説がそもそもうまい。

 

というわけで、今回のテーマは…

 

リバース 第6話 ネタバレ&感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

 

第6話のあらすじ・ネタバレ

明日香の回想

「兄ににらまれると大抵の男は黙った。でも、広沢さんは違った。不機嫌だったり弱気な表情を誰にも見せない。好きだったから彼女の存在を聞いたらいた。高校から付き合っている彼女がいるって。そのときの広沢さん、幸せそうには見えなかった

 

明日香が語る兄の真相

深瀬和久(藤原竜也)は病院にいる谷原康生(市原隼人)の見舞いにやってきた。自分の会社が倒産したのに村井隆明(三浦貴大)や谷原を心配する深瀬に、明日香(門脇麦)は少し呆れていた。

 

明日香は「兄は戻ってこない気がする」と言う。「広沢くんの死に深く関わってる気がするから」と。そして、10年前の広沢の事件について話す。

 

事件当日、駅からタクシーに乗った村井と明日香だが、村井は誰かと電話をして途中で降りたらしい。暗くなっても戻ってこず、明日香が様子を見に行こうとすると爆発音が鳴った。村井は雪山を登ってきて、その下では何かが燃えていた。

 

深瀬は浅見康介(玉森裕太)も現場にいた村井を見たことを伝えるが、「本人にしかわからない」と伝える。

 

小笠原と深瀬の共同戦線

と、病院に元刑事で現ジャーナリストの小笠原(武田鉄矢)がやってくる。深瀬に会いに来たらしい。「昨日すっごく面白い話を聞いた」と言って、深瀬を連れてきたのはとあるスーパー。とあるを指さす。

 

深瀬がその男に近づくと、越智美穂子(戸田恵梨香)を襲った男がしていたピアスが目に付く。男は深瀬の顔に気づき逃げ出すが、なんとか小笠原と深瀬でその男を取り押さえた。

 

どうやら美穂子のストーカーで、仲良くしていた深瀬に腹を立てて嫌がらせをしたらしい。しかし、やったのは深瀬の家に「人殺し」と貼り紙をしたことと、美穂子に手書きの脅迫文を送っただけ。浅見や村井への嫌がらせは全くの別人の仕業ということになる。

 

小笠原の助言

小笠原が美穂子が襲われたことを知っていたのは、昔のツテで警察から聞いたらしい。「力になる」という小笠原の言葉に、さっそう深瀬は「村井の失踪について相談したい」と言う。

 

小笠原はまず、自分や広沢の母親は敵ではないという。むしろ、自分と深瀬が知りたがっているのは同じことだと。「広沢くんのことをはるかに知ってるのは君だ」とも言うが、深瀬は「そうでもない」と返す。

 

ならばと「広沢君のことをもっと知っている人に聞けばわかるんじゃないか」と小笠原は助言した。

 

村井の行方

一方、村井はゴミだらけの部屋に閉じ込められている。「あけてくれ。出してくれ」と叫ぶが、誰も来ない。

 

美穂子の「変わりたい」気持ち

深瀬の自宅に美穂子がやってきた。会社が倒産したことは隠している深瀬。美穂子は襲った犯人逮捕に深瀬が協力してくれたことを知り、「ありがとう」とお礼に訪れたのだった。

 

そして二人は散歩しながら話す。美穂子曰く、犯人は前にも女性に付きまとっていたので実刑になるだろういうこと。クローバーコーヒーの店主・乾恭子にもう少し頼ろうと思っていること。そして、実家に帰るかもしれないこと。

 

美穂子は深瀬が言っていたように、自分も「変わりたい」と言う。深瀬は美穂子のことを「すごく素敵な女性」だと言うが…。

 

美穂子は自分自身が苦手だという。「他人が笑って受け流せることが受け流せない。他人が許せることが許せない。そのせいで友達や家族を傷つけてしまう」そんな自分が嫌だと。

 

「深瀬君のことも嫌な気持ちにさせた」と言う。深瀬は「『深瀬君のせいじゃないよ』とか適当に慰められるより良かった。厳しくされる方が好き」と言う。その言葉に、美穂子の笑顔も戻る。

 

深瀬と浅見の旅行

深瀬と浅見が電話。未だに村井の行方がわかっていないらしい。深瀬は広沢の実家に行こうと思っているらしく、浅見を誘う。迷う浅見だったが、一緒に行くことに。浅見は事件現場である長野県にも行きたいと告げる。

 

深瀬は広沢の実家に電話をして、母親の昌子(片平なぎさ)に「広沢のお墓参りをさせていただきたい」と伝える。昌子は快く受け入れてくれた。

 

事件現場での思い

深瀬と浅見の長野への道中、話題は「村井の話を信用できるのか」。浅見は「村井と最後に会ったときに何を話した?」と聞く。深瀬は正直に「浅見と谷原が何かしていたのを見たらしい」と答えるが…。

 

そして事故現場へ。車が落ちた崖の下を眺めながら、浅見は「もしあのとき…」とつぶやく。しかし「今さらそんなこと言ってもしょうがないか」と続ける。

 

そして、あの別荘へ。事件直後から売りに出して、今も買い手が付かない状況のよう。あのときの全てを思い出している二人。浅見はたまらず出て行ってしまう。深瀬は「あのとき引き留めていれば、広沢が死ぬことはなかった」と思っていた。

 

警察の見解

深瀬と浅見は長野県警察も訪ねる。同時期に別荘での窃盗事件があったらしいが、犯人は捕まったとか。広沢の事件について圧力などもないと刑事たちは答える。

 

二人は小笠原のことを話題に出す。捜査している途中で左遷になり、妻や娘に家を出て行かれたらしい。「思い込みが激しい人」とも言われているが…。

 

さらに、長野県警に広沢の母親が何度も訪ねてくるらしい。昌子は事故とは思っていないようだ。

 

浅見を心配する生徒

と、浅見の携帯が鳴る。高校の生徒である藤崎莉子(山口まゆ)からの電話だ。浅見は受け取らず、保留にしてしまう。莉子は副担任の森下(藤本泉)に浅見について聞くが、取り合ってもらえない。

 

愛媛へ

そして二人は愛媛へ。広沢の実家に招いてもらい、父親の忠司(志賀廣太郎)と母親の昌子に会う。広沢が大好きだったというカレーで出迎えてもらった。

 

過去の話をすると、谷原や浅見の話は出てくる。深瀬が「はちみつ入りコーヒー」の話をすると、「あの話は深瀬君のことだったのか」と両親は懐かしそうに喜ぶ。「おいしいコーヒーを淹れてくれる友達がいる」と言っていたらしい。昌子は彼女だと思ってやきもちを焼いていたそうだ。

 

脅迫文の核心へ…

夕食後の片付けにて、浅見と深瀬は昌子が東京に来ていることを本人に聞く。「谷原が野球をしていた様子を見ていたのでは?」と。

 

昌子は少し動揺した様子だったが、「由樹が好きだった場所を訪ねていた」と言う。野球場や、落語が聞ける寄席、22歳の由樹がいた場所を知りたかったのだと。

 

深瀬の結論

広沢の両親の様子を見て、深瀬は両親が犯人ではないと思った。しかし、じゃあ誰がこんなことをしたのだろうとー。

 

深瀬を知る人を探して

翌日、二人はみかん収穫の手伝い。休憩中も広沢の話になる。浅見によると広沢は旅行中にご当地ストラップを買っていたらしく、「彼女に?」と聞くと「妹に」と答えた。しかし、広沢には妹がいなかったので彼女用ではないかと考えたのだ。

 

しかし、広沢はあまり恋愛について話すタイプではなかったので、両親とも彼女の存在は知らないそうだ。

 

忠司によると、広沢は大学卒業後に外国に行きたがっていたそうだ。しかし、大学に行かせた父親としては大反対。それでケンカになってしまったそうだが、今思えば広沢の思いを聞いておけば良かったと言う。

 

深瀬は広沢と仲が良かった人を両親に尋ねる。「愛媛にいた頃の話が聞きたい」と。両親は松永(山崎裕太)という幼馴染みの名前を出す。深瀬と浅見は松永を訪ねることに。

 

広沢の地元での敵対視

深瀬は友達が復讐するとは思えないが、彼女ならありえると考えていた。その情報を得たいと考えたのだ。

 

飲食店を経営している松永のもとへ訪ねると、広沢の愛媛時代の友人を自分の店に集めてくれていたようだ。深瀬と浅見が店に入ると、皆冷たい目線「今さら何?」とはっきり口にする者もいる。

 

広沢のことを聞くと、片思いをしていた女性が「争い事が苦手で、自分が受け止めることで解決するなら迷わず一歩踏み出す人」と言う。深瀬は、飲酒運転のことを思い出し、広沢の性格について共感していた。

 

また、高校時代は「カワちゃん」という彼女がいたらしい。2年後輩のかわいらしい女の子。さらに「古川」という親友がいたらしい。しかし、陰気なタイプで広沢とは釣り合わないと考えていた友人たちが、古川をバカにする発言まで。さすがに深瀬がかばうも、すぐに反論される。

 

その古川は、広沢の葬儀で深瀬たちに「死ね」とつぶやいていたそうだ。

 

帰り際に、皆が本音を話す。「地元の人間は広沢が死んだのはおまえらのせいだと思っている」「過去の出来事を反省してる僕らを見てくださいって言うの?」と。

 

広沢の両親に優しくされて許されたような気になっていた深瀬と浅見は深く落ち込んだ。

 

浅見の告白

浅見は今でも「この後ろめたさは消えない」と言う。自分のような教師を本能的に「偽物だ」と見透かす生徒がいると。そして、浅見は「広沢の事件の証拠を崖の下に捨てた」と告白する。

 

10年前、事故現場には先に谷原がいた。車が崖の下の落ちていたので茫然自失とした表情だった。しかし、その場にあった血痕のついた雪を崖の下に落とし始める。浅見は止めるが「警察がこの血痕を見たら飲酒運転がバレる」「内定取り消されるぞ」「教師になりたいんだろ?」と言われて、協力してしまった。

 

そんな中、崖の下で車が爆発したのだった。

 

教師としての浅見

何かをしでかしたのは自分たちだから「深瀬は罪の意識を感じないでくれ」と言う浅見。深瀬は「なんにもできず無力だった」とそれでも自分を責める。

 

「教師をやめた方が良い」という浅見。深瀬は騒動から浅見が酒を飲んでいないこと、事件があったからサッカー部の飲酒も本気で説教したこと、本気で思って、いつも生徒たちのことを考えている浅見は偽物とは言わない、と励ます。

 

そんな浅見に森下から電話が来る。藤崎莉子がいなくなってしまったらしい。浅見は一人で東京に帰ることに。

 

深瀬が見つけたもの

深瀬は一人愛媛に残り、広沢の実家で高校のアルバムを見ていた。地元の友達が行っていた「古川大志」という人物を見つける。

 

と、外で誰かが見ている姿を発見する。

 

村井を見つめる者

同じとき、村井が閉じ込められている部屋に誰かがやってくる。

 

谷原の目覚め

病院の谷原が何かをつぶやく。驚いた妻の明日香が揺り動かすと、ゆっくりと目を開けた。

 

広沢の“親友”

深瀬は外にいる人物を追いかけるも、相手に逃げられる。必死に走って追いつき「古川くんだよね?」と聞く。するとその男は口を開いて

 

「人殺し」

 

と言った。「人殺しのくせに何を嗅ぎ回ってる?」と。

ーーーーーーーーーー

という話でした。新たな登場人物も出てきて、ますます事件がわからなくなってきましたね~。というわけで、詳しい感想を書いていきます。

 

第6話のGOODポイント

  • 深瀬&小笠原コンビのちぐはぐだけど成立している関係性がなんか良い。
  • 深瀬「厳しくされる方が好き」うん、そっちのタイプでしょうね。
  • 深瀬が「虫、うわああ~」って嫌がってて、浅見が「女子か!」ってツッコんでるのがなんだかほほえましかったです。
  • 深瀬と古川の追いかけっこ、二人とも足が遅いなぁ。

 

第6話の気になったポイント

  • 明日香の回想は「彼女と幸せじゃないとうれしい」という主観的な思い込みなのか、本当に「幸せじゃなかった」のか、気になります。

 

第6話の感想

やっぱり美穂子を襲ったのは別人だった

美穂子を襲ったり、深瀬に脅迫文を送っていたのはやはり美穂子のストーカーでした。この予想は当たりましたね。ただ、目的はそれだけなので、広沢の事件の犯人は未だにわからず…うーん。

 

村井は何をした?何をされている?

いろんな人の話から、事件当時に村井が何かしらをしていたことは確実っぽいんですよね。浅見の話もだし、明日香もだし。なんで隠すのかな。隠すと言うことは、やましいことがあると思うんですけど…

 

それと、今はゴミ屋敷っぽいところに監禁されているようですね。深瀬が誰かを見つけたときと、村井が誰かに見られているとき、という対比の演出が非常に良かったです。まあ、あのゴミからして…妻でしょ?

 

友情に口出しするヤツ何様だ?

深瀬とか浅見とかが許された気になってる、というのはなんとなくわかるんで、広沢の地元の方々が腹を立てる気持ちもわかります。

 

でも、広沢が仲良くしていた古川君が地味だったからって「広沢に迷惑」「友情を思うなら自分から身を引け」「自分は地味なグループだと思ってない」とか言うのって、本当に痛い。

 

小さな小さなヒエラルキーの中で上位に属していたからって、自分が優れた人間だと思っちゃう人いるんですよね。すぐに見下すやつ探す。じゃないと自分は社会的に上位になれないからね。大人になっても変わってないのが痛いし、ああいうヤツ、嫌いだわ~。

 

深瀬が言い返してくれて良かった。もしかしたら自分も広沢にかわいそうな目で見られたのかも、と思いたくなかったからかもしれないんですけど…。ずーっと広沢は良い人として描かれているし、深瀬との友情も本物だったと信じたいですけどね。

 

まあ、でも、あんだけ大人数がいて広沢のことを悪く言う人が一人もいないのは驚きました。一人くらい偏見で「偽善者」とか言うヤツがいてもおかしくなさそうですけどね。

 

恒例の犯人予想

新キャラ 高校時代の親友 古川大志

広沢の葬儀で深瀬たちのことを「死ね」と言っていたようですし、かなり広沢を大切に思っているみたいですよね。だから復讐していてもおかしくない。だとしたらなんで10年後?それだけの行動力があるとは思えないんですよね…。

 

美穂子が犯人っぽいような…

次回予告で深瀬のスマホを見せて、谷原が「これが俺が落ちたときホームにいた女」みたいなことを言ってた気がするんです。深瀬のスマホに入ってるってことは、美穂子の写真だとしてもおかしくないような気がして…

 

ここで夏菜さん演じる彼女が復讐って普通すぎますし、意外な犯人として美穂子をあげてみましたがどうでしょう?でも、接点がわからないな。愛媛と大阪だし。

 

母親は何かしらに関わっている?

広沢の母親・昌子も何かしらに関わっている感じがするんですよね。東京に来たということを深瀬や浅見に聞かれたとき、明らかに動揺していましたし。何か隠したいことがあるのかな?でも、脅すなんてことすると思えないし…うーん。

 

犯人かはわからないけど彼女は気になる

高校時代に付き合っていた“彼女”も気になるんですよね。明日香の口ぶりだとうまくいってなかったようにも聞こえます。広沢は人が好いからただ付き合っていただけ?どうなんでしょう。

 

次回:広沢の本性と犯人の行方

深瀬は広沢の高校時代の親友という古川に会い、自分が知らなかった広沢の姿を知る。また、コンプレックスを抱く古川に自分の姿を重ねる。高校時代の彼女だったという女性は東京にいると聞き、会うために愛媛を後にする。

 

谷原の目覚めを聞いて、深瀬は浅見と一緒に見舞いに訪れる。谷原を突き落とした人物と脅迫文の送り主が同じだと考えた二人は谷原に聞くが、記憶が曖昧。さらに、谷原は何かを隠しているようで…

 深瀬が知らない広沢の姿というのが気になりますね。マイナスイメージなことなのかな?あとは彼女とも会うし、どうなるのか。谷原が何を隠しているのかも気になります。

 

話が進んでも謎が解明されるどころか深まるばかりで、模索してばかりですね。今後も気になります。

 

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