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【ドラマ】女囚セブン 第5話 ネタバレ&感想 木野花さんの演技が本当にすごい!

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木野花さんと言えば「じぇじぇじぇ」なaoikaraです。もう4年も前のドラマなんですね…あのときから4年経っていることに「じぇじぇじぇ」ですよ。

 

というわけで今回のテーマは木野花さんも出演中の…

 

女囚セブン 第5話 ネタバレ&感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

第5話のあらすじ・ネタバレ

寂しげなうめ

女囚たちはいつものメンバーで食事。ナースの千鶴香(橋本マナミ)も琴音(剛力彩芽)のおかげで院長逮捕ができたということもあり、信頼を置くようになる。そんななか、うめ(木野花)だけが寂しげ。一人でぼうっとしていた。

 

更生プログラム強化週間

花園刑務所では更生プログラム強化週間と称して、1週間被害者の話を聞いて、受刑者たちの反省を促すことに取り組む。

 

第1回目は詐欺被害者の話。「うさんくさい話をどうして信じたのか」という沙羅(トリンドル玲奈)の質問に、被害者は「人が弱ってるときにつけこんでくる」と答える。その気持ちを理解できる受刑者もいたが、大半は真面目に聞いていない。

 

百目鬼への命令

とある男が電話で「おまえが直接追い詰めろ!」と命令している。その相手は、刑務官の百目鬼(宍戸美和公)だった。

 

黒い渦は広がり…

琴音がいた置屋に荷物が置かれているのを、芸妓仲間の小春(久住小春)が発見。女将の一条(梶芽衣子)と一緒に見ると、扇子と大金が入っている。警察も信じられないので、誰にも言うなと小春に釘を刺す一条は「私らもどす黒い渦に巻き込まれた」とつぶやいた。

 

百目鬼の新たな狙い?

午後の更生プログラム研修が始まる頃、百目鬼がうめと話しているのを見かける琴音。さらに二人の姿を、司(山口紗弥加)が眺めていた。

 

被害者よりも気持ちがわかるのは…

今回の研修は被害者の気持ちを体験するという、オレオレ詐欺のシミュレーションだった。二人一組で取り組む。琴音はうめと組むことに。

 

うめはセリフに出てきた「ごめん」という言葉から、面会に来た息子夫婦に「ごめんなさい」と謝り、「謝る必要はない」と言われたことを思い出す。

 

息子は母親が追い込まれていたことに気づかなかったことを詫び、会社をクビになっても「転職した」と言い、やむを得ず家を離れることになっても「引っ越し」と言い、いつも「大丈夫」と言ってくれた。

 

何も言わずぼうっとしているうめに、琴音はたまらず「大丈夫どすか?」と声をかける。と、うめが話し出す。

 

「泣きたいのは被害者だけじゃない。被害者は守ってもらえる。加害者の家族は誰も守ってもらえない。自分は罪を犯してもいないのに、全てを失う。そう考えた方が犯罪の抑止になる」と言う。

 

女囚たちは同意して拍手。所長もうめを「更生した!」と褒め称えた。

 

うめの苦労

いつもの女囚メンバーは「最近のうめの様子がおかしい」と話す。うめは老老介護で夫と義理の姉を殺したらしい。なぜ二人とも殺したのか、皆疑問に思っていた。

 

うめの孫は大企業に就職したらしい。それも疑問に思うなか、司が「政治家の口利きがあればちょろい」と現実味のないことを言い、たしなめられる。

 

「もう一人殺した」

昼間の畑仕事。奈津(安達祐実)からの情報で更生プログラムの最後に、全員が感想を発表しなければならないらしいことを知る。そんななか、うめは「もう一人殺した」とつぶやく。聞いていたのは奈津と琴音だけ。

 

そこへ百目鬼がやってきて、うめが言ったことを聞きだそうとする。ギリギリで奈津が止めるが、百目鬼が急にうめに厳しく接する。

 

追い詰められるうめ

その夜、奈津はうめの「もう一人殺した」発言をみんなにも伝える。うめが結婚したときに姑が死んだという話を聞き、それが殺人ではないかと疑う。なんにせよ百目鬼に聞かれると大変なので、更生プログラムでペアを組む琴音が守るようにとのこと。

 

皆が寝静まった頃、うめが部屋を出て行く。琴音が追いかけると、トイレでただただ紙をちぎっていた。正気に戻ったうめを琴音が連れ戻し、母親の話を出して「うちにできることがあったら、何でも言うておくれやす」と言う。

 

ついにうめがターゲットに

翌日の研修は朗読。声を出さないうめを百目鬼が叱る。琴音がかばうが、二人一緒に談話室に連れ込まれてしまう。

 

百目鬼は琴音に「おまえの出方次第で18番(うめ)の処遇を考える」と言う。話し出したのは置屋の女将の店が潰れそうということ。残された家族を苦しめている、救えるのはおまえだけと言われ、琴音はそこに崩れ落ちてしまう。

 

「研修の感想で何を話すべきか考えろ」と言い、百目鬼は去って行く。琴音は声を上げて泣き、うめが慰める。と、

 

「って泣くわけがおへんやん?」

 

と琴音の表情が戻った。

 

琴音の啖呵

実は百目鬼を使って琴音を追い詰めていた黒幕はうめだった。二人が話しているときに、うめが百目鬼に「私をいじめるように」と指示を出していたのだ。

 

そして、老老介護の話へ。うめの「もう一人殺した」自分自身だろうという。自分を殺さないと老老介護なんてできない。だとしても義理の姉まで殺す必要があったのかと責める。

 

「あんたに何がわかる!」「あたしがやるしかなかった!」とうめは言う。

 

老老介護の現実

うめの回想。夫と義理の姉の介護を一人でやっていた。夫は「家政婦」と言って召使いのような仕打ち、義理の姉は完全に呆けてしまってうめは追い詰められていた。それでも息子には伝えず、自分だけで我慢してきた。

 

追い詰められて「もしあたしが先に死んだらあの二人はどうなるんだろう?」と自殺を想像するほどに。

 

ある日、義理の姉が正気に戻った。ぞんざいな態度の弟に気づき、「あたしが殺してやる」とうめに言う。「あんたは逃げろ。生きろ」と。そんな姉を抱きしめて泣くうめ。

 

寝ている夫のもとで、夫婦の楽しかった思い出を話す。本当に優しい人だった。だからこそ、介護も耐えてきた。でも、良い思い出まで消えてしまいそうだと。そう言って、夫の首を紐で絞めた。

 

そして、自分も首を吊ろうとしたとき、義理の姉に止められた。「あんたがいなかったらあたしは生きていけない。あたしを殺してくれ」とせがまれたのだ。そして、練炭で心中…しようとしたが、うめだけが生き残ってしまったのだった。

 

「この国が悪い」

琴音はそんな境遇に同情し「この国は老人に背負わせすぎ」「国が悪い」と続けて、「罪は犯した奴が悪いんやない。犯させた奴が悪いんや」といつもの言葉で締める。

 

うめも自分自身を鬼だと思っていたけれど、優しく言葉をかけてくれた琴音に感謝して涙…「って泣くわけないやん」とやり返す。

 

うめの本性

うめは琴音の様子を見て、女囚たちが落とされたことを確信。そして、琴音の本性を知っているとばかりに「仲間の芸妓殺して、黒革の手帖を独り占めしてるんだろう」「大事な人がどうなると思う」と脅してくる。さすがに琴音も不安な表情。

 

「あんたさえ意地を張らなきゃみんな助かる」「黒革の手帖のありかを言ええええ!!!!」とうめが詰め寄り…

 

琴音は笑い出す。うめは「一番騙されたらあかんやつに騙されてる」と。

 

黒革の手帖の正体

どうせ黒革の手帖には高級売春クラブの名簿なんかがあって、琴音がゆすりたかりをしようとしてる、とか吹き込まれたのだろうと。「そんなしょうもないことしない」と反論。図星だった様子のうめは驚く。

 

そして、うめだけに黒革の手帖の真実を教えると言う。「今権力を握ってる奴らの不正の記録が残ってる」と。そのせいで芸妓は殺され、手帖を知っていた琴音が罪を着せられたのだった。

 

つまり、うめは「不正のもみ消しの片棒を担がされた」と言うのだった。お偉い政治家という名の詐欺師に騙されたのだと。そうしたのはうめが家族を人質にされたからだろうと。その弱味に付け込まれたのだと。心当たりのあるうめは動揺。

 

二人を動かした人物の名は…

琴音は「うちは無実」と言う。その証明として、うめを手駒にした政治家の名前と、琴音に罪を着せた政治家の名前を、答え合わせしようと言う。そして、琴音が口にしたのは…

 

内藤裕次郎

 

現法務大臣の名前だった。合っていたうめはその場にへたり込む。琴音は「これで全てがつながりました」と上機嫌。そしてうめも犠牲者だと言う。さらに「うちとともにたたかっておくれやす」と手をさしのべ、うめもその手を握る。

 

さらに、琴音はうめが見張っていたもう一人の人物を聞く。それは、元政治家秘書の司だった。

 

百目鬼の動機

百目鬼は父親が犯罪を犯し、そのもみ消しをしてくれたのが内藤法務大臣だった。その恩義があり、刑務所でうめの言うことを聞くよう命令され、従っていたのだ。

 

琴音とうめの決意

所長は琴音とうめに更生プログラムの感想を訪ねる。琴音は「己の弱さを知る良い機会でした」と言い「善人の仮面を被っていはる人がいる」とも続ける。さらに「仮面言うんはいつか必ず剥がれるときが来るものどすえ」と言う。

 

百目鬼は「それだけか?」た尋ね、うめが「それだけです」と答えた。何も知らない所長だけが成果があったと喜んでいた。

 

琴音は監視カメラを見つめ、ニヤリと笑う。その様子を別の場所で眺めるメガネをかけた男が大激怒。その男に、内藤大臣から電話がかかってくる。

 

世が動き出す

政治界では総理大臣が辞任した。

 

そして、琴音は刑務所で空を見つめ、芸妓だった母親から「芸妓だけはなったらあかんえ」と言われていたことを思い出す。「お母ちゃんの言う通りや」と琴音はつぶやいた。

ーーーーーーーーーー

と言う話でした。今回は一気に話が進みましたね。やっぱりあいつが黒幕か!というわけで、詳しい感想を書いていきます。

 

第5話のGOODポイント

  • ネガティブだけどちょっと笑顔が増えたナースがかわいい。
  • 詐欺被害者の話に「その手があったか」「ぼろ儲け」って、全然反省してないじゃないか!
  • オレオレ詐欺の演技で沙羅が「ダニエル?」とか言い出して、奈津が「お、オレダケド」とかカタコトになるのが面白すぎました。あの続きが見たいw
  • 奈津がルービックキューブそろえたのすごい!「そんなこと」って沙羅に言われてかわいそうw
  • 太鼓持ちの一本松はインフルエンザで休業中。寂しい所長だけど、それが普通の反応なんだぞ。
  • うめのことを「守ってやれ」って言う沙羅、「ぬくもりてぃー」で優しいね。

 

第5話の気になったポイント

特になし

 

第5話の感想

木野花さんの演技すごいわ

今回の主役は木野花さん、と言っても良いくらいの存在感でした。呆けたおばあさんから、自分の罪を悔いる犯罪者から、老老介護に苦しむ女性から、自分の意思を持った強い人から…全ての演技に見入ってしまいました。

 

特に家族への思いを語るシーン。たしかに、加害者は被害者の気持ちに寄り添うのはとても難しい。でも、自分の家族が苦しんでいる姿を目の当たりにすることはできる。その方がどれだけ悔いるか、苦しいか。

 

そして、老老介護を振り返る回想シーン。あれはもう一つのドラマを観ているような気分でしたね。ひどいことを言う夫なんだけど、本当は優しい人で、だからこそ耐えたくて。義理の姉も呆けてはいるけど優しい人で。未来はどうしようもなくて。ちょっと胸に来ちゃいました。

 

今回の啖呵はひとひねりがあってGOOD!

いつも琴音が啖呵を切って終了…なんですけど、今回はうめが騙されない、というひねりがあって良かったです。むしろ、強い意思を持った女性二人だからこそ、理解し合えた。

 

啖呵を切る流れはマンネリ化していたので、このへんで変化を加えたので楽しく見られました。

 

黒幕は内藤かーい!

ってことも判明しましたね。普通に内藤大臣なんだね。まあ、高嶋政伸出ている時点で、怪しいヤツですよね。黒いしどこに敵がいるかわかったもんじゃないし、怖いわ~。

 

うめの孫の大企業就職=政治家の口利き=黒幕は内藤大臣

 

って流れは見事でした。なるほど~な伏線。

 

女囚セブンが徒党を組む!?

うめは琴音の味方になりましたし、ほかの女囚たちも琴音に心酔。次の司も合わせて、女囚セブンとして内藤大臣に立ち向かう徒党を組むんじゃないでしょうか?

 

うめはあえて情報を得るためにあちら側のスパイとして働いてもらったり、奈津は情報収集したり、桜子は色仕掛け?、ナースの方が色仕掛けは向いているかも。元ヤンは…まあ、脅そうか

 

琴音一人じゃなくて、みんなで立ち向かえば何とかやっていけそうな気もします。

 

次回:愛欲に溺れた政治秘書の運命は!?

刑務所では政治秘書の司の仮出所が近づく。面会で秘書を務めていた女性政治家が大臣になる可能性があり、「また支えてほしい」という言葉に喜ぶ。

 

仮出所のためにほかの女囚たちにも急に優しくなる。そんな司の誕生日を祝おうとして、あることをキッカケにケンカに発展。琴音は司が政治家に心酔する理由に気づき…

いよいよ司の話ですね。司が心酔している理由は、おそらく恋愛関係にあるから。だけど、その政治家は内藤大臣ともまあ男女の関係にある。それをネタに琴音が揺するんじゃないかな。流れを予想してみましたが、どうでしょうね。次回も楽しみです。

 

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