中卒フリーライターほぼ無職。

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メゾン・ド・ポリス 第7話 感想 めくるめく人生の男が愛した女性は

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めくるめく…って人生では今のところないaoikaraです。なまめかしい響きがありますよね。それを狙いました。そんな感じの話でもあったので。

 

というわけで今回のテーマは…

 

メゾン・ド・ポリス 第7話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼メゾン・ド・ポリス 第6話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

第7話 あらすじ

ある日、本郷幸成(井上順)という資産家の邸宅で窃盗事件が発生した。本郷は内縁の妻・小倉汐里(西丸優子)と訪問看護師の赤井美香(太田美恵)の3人で箱根の別荘を訪れている間に金庫破りに遭ったようだ。

 

犯行翌朝に本郷宅に出勤した家政婦の本宮カレン(大西礼芳)が発見・通報したという。そして本郷は旅先で体調を崩して入院してしまい、事情聴取は拒否されていた。

 

その本郷は都内に多数のビルを保有する資産家で、黒い噂が絶えず政財界や裏社会とつながるフィクサーとも目されている男だ。そして昔から数々の美女と浮名を流し“世田谷のジゴロ”とも呼ばれている。

 

牧野ひより(高畑充希)たちが現場検証をしていると、迫田守(角野卓造)・藤堂雅人(野口五郎)・夏目惣一郎(西島秀俊)が現れた。なんと伊達有嗣(近藤正臣)と本郷が幼なじみで、伊達が本郷から直接捜査を頼まれてしまったという。

 

藤堂が金庫を調べると、強引にこじ開けられた跡の他に小さな穴が開けられている。さらにその穴には鱗粉が付着している。この特徴的な痕跡に、迫田たちは昭和の時代に世間を賑わせた伝説の金庫破り“アゲハ”を連想する。

 

その一方で、藤堂は本郷が飲んでいる薬に違和感を覚える。さらに、本郷を巡る汐里・美香・カレンという3人の女性の関係が非常にややこしく……。

 

GOODポイント

  • 麻雀だー!どーん!
  • 伊達さん、カニが贈られてくる会社の顧問ってうらやましいなぁ。私も天下りしたい…。
  • ひよりちゃん、高平さんの娘さんの小梅ちゃんからもらったひよこキーホルダー、カバンにつけていましたね。かわいい。
  • 本郷さんが「世田谷のジゴロ」と呼ばれていることに、平成生まれ組は「微妙っすねぇ」と顔をしかめるひより&原田。たしかにw
  • カニ鍋おいしそう!
  • 愛人&愛人の「私の方が愛されている」マウンティングがすごかったですね。ひよりちゃんが顔をしかめるほどにカオスでした。でも愛憎ではなくて、金目的だからこそお互いに敵対視せず、味方同士だったってのが怖すぎます。
  • 家政婦のカレンさんが怪しいとにらんで迫田さんが、「おい、何か変わったことはないか?」と高平さんに質問。「あ、わかる?育毛したのー!」とうきうきの高平さん。むかついた迫田さんが髪の毛をひきちぎっているのは笑っちゃいました。そりゃひどいw
  • 「伊達ちゃ~ん」「ゴウちゃ~ん」って抱擁するおじさま二人を見て、かわいいと思ってしまいました。
  • 何人もの女性と浮き名を流してきた本郷さんに対して、女性好きの藤堂さんが「尊敬します」って挨拶していて笑いました。おいおい。

 

気になったポイント

  • 夏目さんのことをひよりちゃんの「彼氏」と言う杉岡さん。その話題に対して、原田さんがなんだかそわそわしていませんか?え、いつも当たりキツイのに…まさかのツンデレ?ひよりちゃんが夏目さんと話しているだけで、「デート中すいませーん」みたいな嫌味も言ってましたし。謎です。
  • 夏目さんコートのシワがなさすぎ!たしかにいつもアイロンかけていますけど、来る途中にでもちょっとはシワができるでしょってくらい、全然シワがなく気になりました。
  • ただの八百屋があれだけの金庫グッズを購入できるものなのか…。
  • ひよりちゃん、最後に夏目さんに話を逸らさせないために、がってシャツを取ってましたね。その時の私は「あああ、せっかくアイロンしたシャツがあ…」と家事する側の気持ちになってしまいました。ものすごくシリアスなシーンなんですけどね。

 

感想

めくるめく人生の男が愛した女性は

今回の話、かなり好きです。なんだろう、結局はの話が好きなんですかね、私は。

 

さてさて、今回は政財界のフィクサーとも言われる本郷幸成宅の金庫がこじ開けられた事件の捜査。それが昭和の伝説の金庫破り「アゲハ」の仕業なのではないかと考えられていました。

 

本郷さんの家で働く家政婦のカレンさんは、きっと捕まったグレースさんの娘で、本郷さんの娘なのだろうなとも想像がつきました。もしかするとお母さんが捕まり、亡くなってしまったことに対する、本郷さんへの復讐かなとも。

 

となると、アゲハは本郷さん…?と、結構早い段階で私はアゲハの正体に気づいていたんですよね。まあ、カレンさんは何も知らなかったので、その点の推理は全くもって合っていませんでしたけど。

 

本郷さんは数々の女性と浮き名を流し、めくるめく人生を送ってきた人のようなので、誰もかも愛してしまうのかと思っていました。しかし、愛人たちからきっぱり「愛なんてない人」と言われていたので、真逆だったというのも驚きました。

 

女性との関係は遊びで、心を開いているわけではなかったんですね。大金を持っていますし、それで近づいてくる女性の数がハンパじゃなかったんでしょうね。向こうが愛を求めてないからと、自分もそう対応したのかな。

 

そんな誰も愛さない男性が一人の女性だけは愛していて、そして恋慕という意味ではない親心という意味で愛した女性は娘だったっていうのが、なんか綺麗事かもしれませんがじーんと来ちゃったんですよね。なんだよ、その格好良すぎる真実の愛は!

 

たしかに、本郷さんはカレンさんのことを「彼女を愛してるから」とまっすぐに言ったんですよね。ひよりちゃんも言ってましたが、嘘には見えなかった。その姿を見たからこそ、愛がない人物とは思えないと私は思ったんです。

 

カレンさんは、実の父親とは知らないけど、母親も捕まってしまい、親戚に預けられて育てられました。純粋に愛してくれる本郷さんのことを、それこそ本当の父親のように慕っていたので、心配もしていたんですね。

 

真実がわからなくても、心が通じ合うものなんだなと、複雑な事情がありながらもなんだかほっこりしてしまいました。

 

あのとき「美しい」と思ったのは…

伊達さんが幼馴染みの本郷さんに、昔話を聞かせていましたね。子どもの頃に、どうしても蝶が欲しくて、じゃんけんで自分がもらった。あのとき、「あれ以上に美しいものはない」と思ったけど、見てみるかいと本郷さんに金庫を見せて。

 

金庫の中には、蝶の標本と一緒に、グレースさんの写真がありました。本郷さんは蝶には目もくれず、グレースの写真を手にしたのにぐっと来て。

 

「今見たらそうでもないかなと思っていたけど、やっぱり一番きれいだ」

 

と言う本郷さんのつぶやきから、ああ本当にグレースさんを愛していたんだなと伝わってきて、素敵な言葉だなと思いました。

 

記憶というのは過去であればあるほど、美化されます。それは少年の日の思い出の蝶のように。でも、本当に愛していた人のことは、過去の記憶で美化されているわけでなく、今でもやっぱり美しいと思う。そんな姿が描かれていて、おしゃれというか粋というか、なんだかぐっと来るストーリーでした。

 

本当はいけないことだけど「アゲハ」の金庫破りもロマンがある

金庫破りの「アゲハ」が本郷さんだというのもわかってはいたんですけど、その経緯を知ると、むしろアゲハ側の気持ちになってしまいましたね。愛する人を苦しめたから、やめたというのも、娘を守ろうとする今と一貫していますよね。大切な人を守ろうという気持ちが。

 

でも、金庫破りは辞められず、自分で金庫を買い、趣味として続けていたんですね。物語でも言われていましたが、性(さが)ですね。毎年金庫を買い替えていたのはセキュリティ上の問題かと思いきや、本郷さんの趣味のためとは驚きました。

 

そして、穴を開けて鱗粉を使うことで、振動に微妙に反応し、光に反射するのを察知するというのも「なるほど!」と思いましたね。なんだかロマンがあるなぁと。

 

いや、盗みは絶対ダメなんですけど、流儀があるとなんだか格好いいなぁと思ってしまいます。ドラマだからと割り切って見た上ですからね!

 

ひよりちゃんの、刑事としての、“こっち側”としての判断がいいね

全ての真実が明らかになったものの、それを表沙汰にするのか。夏目さんは、メゾンの中で唯一の現役刑事であるひよりちゃんに判断を委ねました。

 

ひよりちゃんは、公訴時効は過ぎているので、と本郷さんの秘密を明かすことはしませんでした。あくまで刑事としての判断と、そして“こっち側”であるからこその判断だったと思います。

 

“こっち側”というのはメゾンのこと。ひよりちゃんはメゾンのことを大切な存在だと思っていて、自分も“こちら側”だと今回の話でよく言っていました。ちゃんと、どちらの立場でもある牧野ひよりの答えだったと思います。

 

悪く言ったらうやむやに終わった結果です。でも、私はそうは思いません。誰かが幸せになるなら、こういう解決もありなんじゃないかと、私も思いました。

 

ひよりちゃんのお父さんの事件と、夏目さんがつながった…

転落死で亡くなったひよりちゃんのお父さんと、夏目さんが過去に取り調べて自殺してしまった男性は、二人とも同じ会社の人間でした。そういう共通点があったんですね。となると、その会社が黒いな…。伊達さんも同じ場所にファイリングしていましたね。

 

というか、夏目さん取り調べ自殺←私先週推理したんですが、ピタリ賞でしたね。誰か私を褒めて!(笑)

 

ひよりちゃんは、夏目さんが何も言わなかったので、怒っていましたね。うーん、でも夏目さんは「関係あるかも」って言ってたんですけどね。いったい何があったのか…。

 

また、伊達さんは自分も「毒を盛られるかも」なんて本郷さんに話していました。となると、過去に恨まれるようなことを警察でした…まあ逆恨みの可能性もありますが。

 

もしかすると、伊達さんもひよりちゃんの父親や夏目さんの事件に、関与しているってことなんでしょうか。 私は伊達さん良い人説を推してますけど、実はそこそこ暗躍もしていたのかなぁ…うーん。

 

やっぱり盗聴していたのは八百屋…あれ八百屋?

ひよりちゃんの家やメゾンを盗聴しているのは、やはり八百屋の瀬川君でしたね。しかし、いつもニコニコしている瀬川君とは打って変わって真顔でしたもので、「誰!?」ってなりました。シリアスな顔だったなぁ。

 

でも、百戦錬磨のメゾンのおじさまたちが、瀬川君のことを見落としますかね?何か探っているとわかりながらも、招き入れている感じがします。瀬川君から情報をぽろっとこぼすのを狙っているとか。

 

しかし、瀬川君の狙いはなんなんでしょう。警察側の人間なのか。もしかすると、ひよりちゃんの父親や夏目さんが警察を辞めた理由でもある、高遠建設と警察の裏事情があるのかも…?何か気づかれるとまずいことがある、とかでしょうか。

 

次回:藤堂さんがぼっこぼこだー!

 一人の少女がメゾンにやってきて、祖父がオレオレ詐欺で騙されたので助けてほしいと依頼する。祖父思いの女の子に、おじさまたちはメロメロ。メゾンには謎の小包が届き、中にあるスマホで監禁されている藤堂の様子が贈られてくる。1億円を要求されて…

予告を見て、ぎゃー藤堂さんがボコボコにされてる-!ってなりました。えらいこっちゃ。スマホ画面に映して通話しているようなので、画面に映るようにして何かしているフリをしているように感じました。

 

もしや、全ての事件を起こしているのはその女の子…ってのは想像が過ぎますかね。ひよりちゃんのお父さんのこともありますし、次回も見なければ!

 

 

aoikara

 

▼メゾンドポリス 第8話 記事はこちら

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