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メゾン・ド・ポリス 第8話 感想 結局、自分が何を信じられるか!

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自分が信じたいことを信じるaoikaraです。結局それしかないですからね。というわけで今回のテーマは…

 

メゾン・ド・ポリス 第8話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼メゾン・ド・ポリス 第7話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

第8話 あらすじ

ある日、館林桃香(住田萌乃)という少女が1人でメゾンにやってきた。祖父がオレオレ詐欺に遭ったので犯人を捕まえてほしいと言う。

 

桃香にメロメロになったおじさまたちが話を聞いていると、宛名も送り主もない謎の小包が届く。夏目惣一郎(西島秀俊)がリビングに運んできたその小包から着信音が。中にはスマホが2台入っていた。

 

電話の主は変声機を使った声で藤堂雅人(野口五郎)を誘拐したと告げる。そしてもう一方のスマホにメールが届き、添付された写真には血を流して倒れている藤堂の姿があった。

 

犯人は午後5時までに1億円を用意しろと要求、できなければ藤堂の命はないと脅す。しかし、すでに指定時刻まで30分しかない。

 

さらに犯人は外部との連絡手段を全て遮断させ、1億円の価値があるものがメゾンの中にあるだろうとけしかける。

 

無茶な要求におじさまたちが困惑する中、牧野ひより(高畑充希)が美砂(萩野友里)という女性を連れてメゾンにやってきた。期せずして2人もこの騒動に巻き込まれてしまう。

 

意図がわからないまま犯人とのやり取りを続けるうちに、桃香がキッズケータイを持っていることに気づく。ひよりはそれで桃香の母・真琴(東風万智子)に連絡を試みる。

 

そのころ、瀬川草介(竜星涼)はメゾンの近くに停めた車の中で、メゾンを盗聴していた…。

 

参考元:あらすじ|TBSテレビ 金曜ドラマ『メゾン・ド・ポリス』

 

GOODポイント

  • 藤堂さんの「恋に効く科学捜査」って講演…なんだこれ!フェロモンがどうだの…どこが科学捜査だ!講演に来た人の中から、自分好みの女性を探そうとしているんでしょう!というすごい偏見。
  • おじいちゃん思いの少女にデレデレのおじさんたちなのでした。
  • 藤堂さんを人質に1億円を要求したら、「あいつにそんな価値ねえよ!」と言う迫田さんに笑っちゃう。いや、あるある!
  • 女の子のフォローをするためにこっそりキッチンに行く高平さんが男前!というか、やっぱり“お父さん”としての優しさですよね。良い人です。
  • 迫田さん、写真の一部から場所を特定するなんて、さすが元刑事!と思っていたら…それまでも計算尽くだっとは…。
  • コンセントの発火で火事のふりをするとは、夏目さんの機転はさすがですね。予告でもこのシーン見たのですが、おそらく火事のフリをしてスマホの動画に見せているだけだな、と思ったらやっぱりでした。
  • 藤堂さんがどうして血まみれになってくれたんだろうって思ったら、「エイプリルフール」って理由だったんですね。エイプリルフールじゃないのに嘘吐かれてますね。
  • 血まみれ(血糊)の藤堂さんが警察署に来ていましたね。杉岡さんが本気で心配したのに、芝居だってわかったらそりゃあ怒られる。とは言っても、ひよりちゃんの様子が気になってわざわざ来てくれたのは優しいですね。
  • 血まみれ(血糊)の藤堂さん、警察署に来たらそりゃ返り血だと思われて、とっ捕まえられますよね。お気の毒に。
  • 高平さんが「開けちゃダメ!」と言った戸棚は、おそらく事件と関係のない物が入っているのだろうと思いましたが、まさかのひな人形。そっか、ひよりちゃんはお父さんを早くに亡くしたし、家にもないんじゃないかと思っての配慮だったんだ。高平さんの娘を持つからこそわかる親心すごく素敵。

 

気になったポイント

  •  特になし

 

感想

ひよりちゃんが真犯人は見抜けなかった…

今回は藤堂さんが誘拐されて人質になり、1億円の情報を要求されるという事件でした。伊達さんの飼い犬のバロンの吠える声が犯人との通話で聞こえたことから、犯人が近くにいるというのは想像できました。

 

また、陰謀がありそうな八百屋の瀬川君も、わざわざ盗聴していて通話しているわけではなかったので、今回の事件とは無関係だとにらんでいました。

 

メゾンに女の子がやってきていたのがちょっとおかしいな…と思っていて、やはり母親が犯人でしたね。藤堂さんの誘拐や殺害は偽装。ちゃんと生きていました。その点は想像がつきました。

 

ただ、全ての計画を企てた犯人が、まさかひよりちゃんだとは想像もできませんでした。夏目さんがひよりちゃんだと言い当てたとき、信じたくないような恐ろしいような、ぞわぞわっと鳥肌が立ちました。

 

ひよりちゃんは、お父さんが亡くなった高遠建設のことについて、どうしても知りたかった。天下りで高遠建設にいた伊達さんが情報を握りつぶしたと考えていて、刺し違える覚悟で企てた計画でした。

 

お父さんの事件を明らかにしたいのだろうとは思っていましたが、そこまでするとは正直思っていませんでした。

 

たしかに、メゾンのおじさま達の性格をよくわかっていて計画していましたね。必ず冷静な伊達さんがいて、刑事として行動する迫田さんや夏目さんがいて、女の子を安心させてくれるだろう高平さんがいて…。声紋を調べられないように、藤堂さんをターゲットにしたのかな。

 

それだけメゾンのことをよく見ていた、ひよりちゃんにしかできない計画でした。

 

何を信じたら良いのかわからないのは仕方ない

伊達さんが黒幕で高遠建設の闇を全て知っていると思っていたひよりちゃんでしたが、実は伊達さんも真相を探っている側だったと明かします。

 

真相知りたかったから、天下りで行ったが、結局退職になった2年で何もわからず。真相を探るために、夏目さんとひよりちゃんを呼び寄せたと。

 

伊達さんが、「毒を盛られても仕方ない」みたいなことを前回言っていたので気になっていたのですが、ひよりちゃんや夏目さんを騙していたわけではなく、警察官として真相にたどり着けない自分に対しての厳しい言葉だったのかと納得しました。

 

そもそも証拠を握りつぶしたいことなら、捜査資料や雑誌記事をわざわざファイリングしたりしませんよね。むしろ、誰かさんみたいにビリビリ破いて、つまりは証拠を消してしまうでしょう。

 

となると、伊達さんの「真相を突き止めたい」という言い分には、正当性があるように感じました。

 

でも、ひよりちゃんとしては、その真逆を思い描いていたわけで、混乱してしまいますよね。信じていた人たちに裏切られたと思っていて、今度は裏切られたと思ったことが真実ではなくて、感情も複雑に絡み合ってパニックになってしまいそうです。

 

「信じるなって言ったのは、みなさんの方じゃないですか!」というひよりちゃんの言葉がズキーンと胸に刺さりましたね。刑事なら当然のことなんですが。

 

百戦錬磨のおじさまたちでも、自分たちに返ってくるとつらい。おじさま達も、そのことについては誰も言い返せませず、見ていてこちらまで胸が痛かったです。

 

でも、何を信じるか、考えてみたらわかるはず

混乱している中で、瀬川君までが潜り込んでいて、さらにメゾンの人間を調べているという警察の内部調査チームまで現れて、もうひよりちゃんの頭の中はごちゃごちゃになってしまいますよね。

 

そして、お父さんとお母さんの遺影の前で、改めて考えていました。メゾンのおじさまたちとの思い出。それぞれ個性が強すぎますが、それでもいつだって刑事でいようとして、いつでもひよりちゃんの心に寄り添ってくれている姿がありました。

 

どちらを信じるか。ひよりちゃんは決めました。結局、何を信じるかって最後は自分が決めるんですよね。本当に自分のことを思ってくれるのは誰なのか、ちゃんと考えれば、それはきちんとわかることなんですよ。

 

だから、メゾンを信じて、瀬川君には宣戦布告しました。よし、カッコイイ!

 

最終回とか最終章に向けて、瀬川君たちを信じたふりして、実はメゾンと協力していたみたいな展開での胸アツだなと思っていたのですが、早めに信じてくれたのでそれはそれでうれしいです。

 

ひよりちゃんが去ってから、おじさまたちはメゾンでしゅんとしていましたね。珍しい。なんだかんだ言っても、ひよりちゃんを刑事として認めていたんだろうなぁ。メゾンの仲間としても。

 

ひよりちゃんも、ひな人形を受け止める形で、お詫びの品としてひなあられを買ってきたところが良いですね。ちゃんと、メゾンのことを信じたって気持ちが感じられました。

 

そして、「チームとして捜査します!」にはうおおおおって熱い物がこみ上げてきましたよね!見ている側として。「異論は?」と聞くひよりちゃんに、「なし!」と意気込むおじさまたち。「よし!」って返すひよりちゃん。

 

なんか、もう最高かよ!なりました。メゾン・ド・ポリスたち、みんな大好きです!

 

瀬川君側が高遠建設との癒着がある組織?

っぽいですよね。だって、真実を暴こうとしているって言いながら、ひよりちゃんのことちっぽけだのびびれだの言うかねって話で。挙げ句の果てに、覚悟を決めて書いた辞職願はびりびり破くし。こんな人間を誰が信じるのかって話で。

 

いよいよラストスパート。ひよりちゃんのためにも、夏目さんのためにも、そして亡くなった他の人たちのためにも…真実が明らかになりますように。

 

次回:真相は暗闇の中に

ひよりたちが高遠建設について調べていると、警視庁から天下りした常務取締役の野間という人物が全ての鍵を握っていることが明らかに。しかも野間は暴力団のフロント企業ともつながっており、金の流れがあった。そこに関わり、逃げようとした人物が殺されてのではないかと明らかになる中で、襲われてしまう。どこから情報が漏れているのか…

次は2週続けて、最終回で明らかになるって感じかなと予想します。最大の敵に佐野史郎さんがきましたー!これは悪い奴ですよ!物騒な事件にも発展しそうで怖いですが、メゾンのおじさまたちとひよりちゃん、ファイトだ!

 

 

aoikara

 

▼メゾン・ド・ポリス 第9話 記事はこちら

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