中卒フリーライターほぼ無職。

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メゾン・ド・ポリス 第6話 感想 父と娘は知らないことがあっても、やっぱりわかってる

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父親とはそこそこ仲が良いaoikaraです。そこそこですね。仲が悪くはない。母親の仲の良さとはまた違う、仲の良さです。

 

というわけで今回のテーマは…

 

メゾン・ド・ポリス 第6話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼メゾン・ド・ポリス 第5話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

第6話 あらすじ

ある日、メゾンに高平厚彦(小日向文世)の娘・小梅(水谷果穂)がやってきた。小梅はおじさまたちのことを高平の元部下、牧野ひより(高畑充希)は伝説の刑事である高平に憧れてメゾンに出入りしていると言い出し、メゾンのおじさまたちに解決してほしい事件があると切り出す。

 

高平は「スッポンのタカアツ」と呼ばれていた伝説の刑事だと、家族に豪語していたようで…。高平の嘘に怒りを覚えるものの、迫田保(角野卓造)らは小梅から事件の概要を聞く。

 

解決してほしい事件とは、彼氏・駿(水石亜飛夢)の祖母・春江(吉田幸矢)が自宅にいたところを何者かに頭部を殴打され金品を奪われた盗難事件だという。春江の息子たち家族が疑われるなか、彼女が現金を保管していたタンスから駿の指紋が検出されたことから孫の彼も疑われているという。

 

事件以前に彼氏の存在にショックを受けた高平は思わず彼氏に会わせろと口走り、伊達有嗣(近藤正臣)のフォローもあって事件捜査を引き受けることに。伊達のとりなしもあり、後日疑われている春江の家族全員をメゾンに招き、そこで謎を解くことになった。

 

嘘を根に持った迫田と藤堂雅人(野口五郎)が協力しないと言い出す中、ひよりは夏目惣一郎(西島秀俊)と事件を具体的に調べ始める。こうして高平が全てを解決するように見せかける前代未聞の捜査が始まった。

 

GOODポイント

  • 放送日はバレンタインが近かったので、ひよりちゃんがチョコレートを作っていましたね。いいな~楽しいな~。
  • 舌の肥えた紳士たち(高平さん談)ことおじさまたち、ひよりちゃんのチョコレートを試食。「懐かしさが欲しい!」「情熱が欲しい!」だの、アドバイスが抽象的ですよね。迫田さんに至っては、「チョコが嫌い」って、なんで食べたんだ~。
  • 白猫かわいい~。最初猫が花瓶倒したとか、そういう話かと思いました。違ったこれ。
  • 「容疑者だらけの晩餐会」は素敵なネーミングでしたね。原田さんの読んでもいないのに「アガサ・クリスティかよ!」のツッコミは残念でしたねぇ…。
  • 予告のひよりちゃんの「ひよこかよ!」は、お土産だったんですね。たしかにかわいいけど、どういうお土産センスなんでしょうw
  • 高平さんのご馳走がすご~い!さすが!ふぐのてっさっぽいのありましたけど!まさかふぐ調理の免許持ってるの!?だとしたらすごすぎますけど…。
  • 小梅ちゃんの彼氏こと駿君の格好を見るなり、「おまえ犯人だろ」と決めつける迫田さんwこらこら、人を見かけだけで判断してはいけません。まあ、犯人ではなくても、よりひどい人間性には変わりなかったのですが…。
  • 一緒に居たのが「カフェ」ではなくて「俺の部屋」と言う駿君に対して、小梅ちゃんカチーンと固まっちゃってましたね。ひゃー。「俺の部屋」というカフェだという言い訳が苦しすぎましたが、いろいろ信じたくない高平さんがそっちを信じたのも笑っちゃいました。いやー気まずいですね、あれは。
  • 推理をしているときに、八百屋の瀬川君がやってきて、ぐいぐい来るのも冷や冷やしましたね~。イヤモニの「確保!」って指示も笑っちゃいました。
  • 小梅ちゃんには父親の嘘がとっくにバレていたと知って、おじさまたちは高平さんにニヤニヤ。うれしそうでしたね。娘から愛されているなぁ、おい、みたいなからかいと、バレてるってよという笑いがあったような。平和なシーンでした。
  • ひよりちゃんが「義理チョコの配給で~す!」ときっぱり言い切るところが面白かったです。でも、おじさまたちはみんな口が悪いの。でも、最後までしっかり食べるし、素直じゃないですね~。

 

気になったポイント

  • 小梅ちゃんのアーガイル柄のニーハイが気になりました。ああいうコーデが大学生くらいの子たちの間で流行っているのでしょうか…。

 

感想

高平さんの“伝説の刑事(デカ)”最高!

いやー今回は私の推しでもある高平さんが主人公で、最高に楽しかったですね。見ながら何度も声に出した笑っちゃいました。面白かったし、ちゃんと親子愛も描かれていて、見応えがありました。

 

高平さんは、実は元公安説を推していたんですよね。こんなに優秀な人材がそおrっていて、一人だけ刑事でもなかったし、いつも的外れなことを言うのは不思議だと。そんな人を伊達さんがメゾン・ド・ポリスに招くかという疑問もありました。

 

がしかし、娘と遊びまくる時間があったようですし、どうやら公安説はなさそうですね。本人のおっしゃるとおりの経歴だったのでしょう。

 

となると、家事スキルや人柄の良さで、伊達さんはメゾンのことをいろいろ頼んでいるのかもしれませんね。人に家のことを任せるなら、たしかに信頼できるかどうかが大事ですもんね。

 

そんな高平さんが、伝説の刑事になりきるのは、もう面白すぎました。ハットにトレンチコート、「古い」本当にそれ。「コロンボでもない」本当それ。自信がないのに「ぶちかますぞ!」と言い出したり、ああ、みんな不安だらけ。

 

イヤモニで夏目さんが必死に指示を出したり、もうてんてこ舞いでしたね。絶対にイヤモニ見えているだろ!とかも思っちゃうんですが、何とかバレずに頑張って~と応援もしたくなり、本当に楽しかったです。

 

やっぱり“お父さん”

「パパは伝説の刑事」と娘さんにずっと嘘を吐いていた高平さんは、ひよりちゃんから父親として「最低!」呼ばわりされてしまいます。見栄を張りたい気持ちもわかりますけれどね。父親としての威厳とかプライドとか、ありますもんね。

 

でも、高平さんが“伝説の刑事”ではなく、“お父さん”だったからこそ、この事件で最も言うべきことを言ってくれたと思います。

 

金をせびりに祖母の家を訪れて、誰も居ないとなると金を持ち出そうとしようとしていた、駿君。犯人ではなかったので、「俺なんもしてねえよ!」とキレるのですが、そこで高平さんが

 

「何もしなかったのが悪いだろお!!!」

 

とブチギレ。家に誰もいないと心配して、倒れているおばあさんを見つけていたら、病院に早く行けて、回復ももっと早かったと。「もっと反省しなきゃダメ!」とハッキリと言いました。

 

高平さん、良いこと言うなぁ、と思いましたね。本当にそう。心配する気持ちがちっとも湧いてこなくて、そこに反省もないってのが、家族を大切に思う高平さんとしては許せなかったのでしょう。

 

本当に伊達さんが見抜いていたように、高平さんだからこそ、解決できたというか、言えたことだと思います。

 

また、小梅ちゃんは「自分の前では泣かない」とわかって、ひよりちゃんに頼む親心も良かったですね。小梅ちゃんが泣いているのに気づいて、クッキー作ってあげてね。優しいパパです。あの雪だるまクッキー、本当にかわいかった。

 

小梅ちゃんもやっぱり高平さんの娘さんだ!

小梅ちゃん、最初はなんだか軽くて、失礼で、いかにもなダメダメなバンドマンの彼氏と付き合っているし、大丈夫なのかなぁと思っていました。

 

彼氏の部屋にお泊まりしたのに、カフェにいたって嘘を吐いてしまうのなんかは年頃の女の子ですけどね。顔固まっていましたw

 

ただ、まさかの彼氏が祖母に金をせびるような人間で、しかも不在で勝手に金を持っていこうとしていたと知ったわけで…。ドン引きですよね。それだけで一気に冷めるくらい。

 

そうやって問い詰めた高平さんに、「てめえ!」と食ってかかった彼氏を、小梅ちゃんがビンタ「パパに“てめえ”なんて言わないで!」と言ってやったのはスカッとしました。

 

たしかに若くて、恋をしちゃうとその人のことが何でも良く見えてしまうもの。それでも、やっぱり高平さんの娘さんですから、家族への愛情がしっかりとあって、家族をないがしろにするどころか利用する彼氏が許せなかったのでしょうね。

 

きちんと見切りつけられたのは偉い。なかなかできることじゃありませんし。若くて不安な部分もありますけど、芯はしっかりしているのだなと思いました。

 

父親の「伝説の刑事」という嘘に気づきながらも、付き合ってあげたのも優しいですしね。親子共々優しい。

 

家族を想い合う、良い父と娘だなぁとほっこりする話でした。

 

事件は解決しても、家族の問題は解決していないような…

事件は、我慢を強いられていた嫁の藤子さんの仕業でした。うーん、なんだか同情してしまうんですよね。なんでもかんでも押しつけられて、我慢してきて、糸が切れちゃったんだろうなってわかる部分もあったので。

 

でも、「私がこんだけ我慢しているんだから、こんぐらいしても良いでしょ?」っていうのは、気持ちはわかりますが、良くはないというか。それは同じレベルに墜ちることになってしまうんですよね。

 

被害を受けたおばあちゃんは別の人間がやったと、藤子さんをかばったようで、美談っぽく終わっていましたが…。うーん、私は美談には思えません。

 

だって、家族みんな藤子さんを責め立てていたんですよ。誰一人、彼女がどうしてそんなことをしてしまったのか、寄り添おうとした人間はいなかった。夫も藤子さんを責めていたのに、急に同情して触れようとしたのもちょっと嫌でした。

 

家族で話し合うように言われていましたが、藤子さんはこの家から離れて、自分の人生を生きた方が良いと思います。話し合いも当事者ではなく、弁護士を通した方が良いです。それくらい、この家族はひどかった。

 

“夏目は、罪のない人間を殺している”

間宮管理官が言っていた、夏目さんが「三年前に罪のない人間を殺している」はどういう意味なのでしょう。

 

夏目さんが容疑者だと思ってかなり責める形で捜査して取り調べもしたけど、容疑者ではなくて精神的に追い詰められて自殺してしまった、とかかなと私は推理。だから、刑事を辞めてしまった。だからといって、メゾンを裏切っているとは思えませんけどね。

 

裏切り者は…やっぱり八百屋じゃない?

ひよりちゃんの部屋を盗聴している人間がいましたね。おそらく、その人物が“裏切り者”?

 

ひよりちゃんの家に入ったことがあるのは、夏目さん、八百屋の瀬川君、鑑識の杉岡さん…。私は瀬川君だと思うんですけどね。メゾンにも出入りしていて、ひよりちゃんの家にいたのも偶然っぽくないというか、わざと寝かせて家に侵入したんじゃないかと。

 

でも、一瞬映った口元がさらっとしている肌で、男性っぽくないような感じがしたんですよね。もしかして女性?杉岡さん?

 

逆に濃い髭を化粧で隠しているとしたら瀬川君じゃないのかなぁ。意外なところで原田さん?スーツ姿というのも気になりました。

 

誰だとしても理由がはっきりとしません。おそらくは、ひよりちゃんのお父さんの事故というか事件に関わっているのだと思いますが…。身近な人に裏切られているとしたら、ひよりちゃんはまたつらいでしょう。でも、それに気づいていそうな気もして…。

 

次回:フィクサーは伊達さんの幼馴染み?

資産家の家で盗難事件が発生。黒い噂が絶えず、数々の女性とも浮き名を流し、フィクサーとも言われている人物。実は伊達と幼馴染みで、捜査を任されてしまい、夏目やひよりが動く。盗難事件は、過去に起きた金庫破り“アゲハ”を思わせて…。一方、現在、その資産家を取り巻く女性たちも関係が複雑で…。

井上順さんが黒幕っぽくて良いですよね。盗難事件と資産家を取り巻く女性達が何らかで関係しているのか、ミステリー的で面白そうです。

 

 

aoikara

 

▼メゾン・ド・ポリス 第7話 記事はこちら

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