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【大河ドラマ】おんな城主 直虎 第6話 感想 まんじゅうのたとえは良かった

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大河ドラマはその後の「8時45分のニュースです」まで楽しみなaoikaraです。高瀬アナウンサーですね。紅白歌合戦のときはピコ太郎に笑いそうになっていました。いつもプロですね。

 

というわけで今回のテーマは…

 

おんな城主 直虎 第6話 感想

 

です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。

 

あらすじ:初恋の別れ道

亀之丞が元服。次郎法師の還俗を申し出るが…?

亀之丞(三浦春馬)が元服し「直親」と名を改めた。祝いの席で、直親は次郎法師(柴咲コウ)を還俗させて自分の妻にしたいと申し出る。

 

そこを政次(高橋一生)が「まずは太守様=今川義元(春風亭昇太)に帰参と家督相続の許しをもらい、次郎法師の還俗はその後だ」と意見を述べる。

 

現実的に次郎法師の還俗は厳しそう

なんとか次郎法師と直親の気持ちを汲んでやりたいと、次郎法師の父で頭領の井伊直盛(菅原哲太)は考えていた。願いを申し出る前に、新野左馬助(苅谷俊介)に様子をうかがわせる。

 

すると、どうやら今川家は戦が思いの外うまくいき、領地を広げるために兵が足りなくなっているとのこと。そのため、何か願いごとをすれば「兵を出せ」と言われることが発覚する。

 

瀬名と竹千代の関係も進展…?

一方、今川館にいる瀬名(菜々緒)は屋敷で行き遅れた嫌味を言われてしまう。さらに、出世しようという気持ちがない竹千代(阿部サダヲ)を見て、イライラしてしまうのだった。

 

まんじゅうをカビさせた方が良いとはなぜか

還俗のことをどうしようかと考えている次郎法師に対して、南渓和尚(小林薫)が話しかける。その昔、道威という王に伯と中という優秀な2人の大臣がいた。ある争いで2人のうち、どちらかを追い出さなくてはならなくなった。

 

道威は二人に、それぞれ二つのまんじゅうを渡し、その場で一つ食べさせた。中はもう一つを腹の空かせた子供に渡した。伯は後生大事に持ち続けてカビさせて食べられなくなってしまった

 

王の道威はなんとまんじゅうをカビさせたに大臣を続けさせたのだった。それはどうしてだろうかと、次郎法師に考えさせるのだった。

 

聖人君子な直親の姿に政次は…

ある日、小野家に直親がやってくる。縁談の話がないのか、親にはお互い苦労をかけられたなど話す。しかし、政次は浮かない様子だった。

 

やはり、次郎法師の還俗は厳しい

直盛は左馬助からの今川の話を聞き、今多くの願い事をするのは難しかろうと判断。次郎法師の還俗は諦めることに。引き下がらない直親だったが、説得され納得、したようにも見えたのだが…。その後、直地下は曾祖父の直平(前田吟)に相談に行く。

 

次郎法師には死んでもらう!?

次郎法師も両親から還俗は無理だと聞かされて、気丈なフリをしていた。あんなに思っていてくれた直親があっさり認めてしまったことが切ない様子。

 

そこに、直親がやってくる。そして次郎法師に死んでくれと言うのだった。というのも、次郎法師が死んだフリをして、何年かは身を隠して、その後夫婦になれば良いというのだった。直平も協力してくれるとのこと。

 

次郎法師は一度断るが、直親に「諦めて良いのか」と言われ、その作戦に乗ることに決意。滝に身を落としたことにして、直平のところに数年隠れようと約束したのだった。そのことを南渓和尚は気づいているが、無理に止めるわけにもいかないと思っていた。

 

“仮の死”を受け入れたはずの次郎法師だったが…

次郎法師は死んだふりをすることを受け入れたものの、心は追いつかず切ない思いをしていた。屋敷の前で立ち止まり、母親の姿を見て涙してしまうほどに。

 

そんな娘の様子をみて、母・千賀(財前直見)は夫の直盛に頼み込む。何年先でも良いから、次郎法師を還俗させてやってほしいと。

 

次郎法師は「カビたまんじゅう」になることを決意

南渓和尚のまんじゅうの話を思い出していた次郎法師は、ひとつの決断をする。作戦の当日、直親と落ち合うが死んだふりをするのを拒否

 

まんじゅうの話をして、伯は何かあったときのために備えとしてまんじゅうをずっと残していたから、道威が認めたのだと理解する。そんなカビたまんじゅうのように、自分も井伊が何かあったときのための備えでありたいと、直親に話すのだった。

 

しかし、直親は人生は今生限りなのに、それで良いのかと問う。「日の目を見ないかもしれないぞ」と。それでも次郎法師は「それこそ、上々であろう」と返す。

 

「我がカビたまんじゅうになることこそ、井伊が安泰である証であろう」

 

と。次郎法師も直親も、それぞれに還俗はしないということを受け入れたのだった。

 

直親は奥山の娘と夫婦になることに

千賀から次郎法師に、直盛から直親に還俗はこの先まで待ってほしい、必ず叶えると言われるが、二人とも断った。その結果、直親は奥山の娘・しの(貫地谷しほり)を妻にめとることになったのだった。

 

というストーリーでした。だいぶ大人のキャラクターたちに慣れてきました。今までで一番違和感なく見られたかも。おまんじゅうのたとえは良かったですね。同じように、次郎法師に納得させられました。

 

では、詳しい感想を書いていきます。

 

第6話のGOODポイント

  • ずっと亀之丞(直親)についていたお付きの者が、元服のときに涙していたのはなんだか良かった。
  • 行き遅れてピリッとなってる瀬名ちゃん、本当に怖い。
  • 自分の還俗は無理だと両親から聞かされたときの次郎法師、本当に表情が美しかった。柴咲コウさん美しいわ。あの姿で美しいってすごい。
  • 自分の鬱憤を暴力で晴らす直平w
  • 熱く思いを語る直親が、松岡修造系にしか見えない。
  • たまにBGMで流れている歌、柴咲コウが歌っているのかな?声が似ている気がした。
  • 久しぶりの直親の、懐かしいし、やっぱりうまいね。

 

第6話の気になったポイント

  • みんな「次郎法師にばかり我慢させて」って言うけど、自分で出家しようとして、自分で今川の怒りを買ったわけでしょ?子供だとしても、自業自得だと思うけど…。まあ、たしかに境遇はかわいそうではあるけれども。

 

瀬名と竹千代の凸凹コンビがツボ

瀬名ちゃん、ピリピリムード

今川氏真に嫁ぐことができず、行き遅れてしまった瀬名ちゃん。誰よりも美しいことは間違いないのにね。年齢だけで嫌味を言われてしまうなんて、ああ怖い。

 

でも、家康と結婚したの18歳くらいなんで…遅れてるってほどでもないのではなんて思うんですけどね。昔は結婚するのも、もっと若かったのでしょうし、20歳過ぎると年増って言われたんだから恐ろしいものです。

 

竹千代にもイライラ…だけど面白い人物のようで…

今川氏真(尾上松也)の家来や人質はみんなをもらっているのに、自分だけをもらってエサをやっている竹千代。そんな姿に全く関係のない瀬名がイライラ。

 

「悔しくはないのですか!」ってぶち切れていました。

 

「雀も役に立つ」と楽しそうな竹千代に代わりにイライラしている感じでしたね。その後、雀はものすごく竹千代に懐きます。瀬名ちゃんが「嘘でしょ」ってつぶやいちゃうくらいに(笑)いやーどうしてどうして、この二人が夫婦になりましょうか!

 

まんじゅうのたとえは良かった

あのまんじゅうのたとえはとても良かったと思います。ふらふら~っとしているようで、いつも物事の芯を見ている南渓和尚。今回も次郎法師にひとつの答えを出してくれたようですね。

 

それにしても、自らがいつかカビてしまうかもしれないまんじゅうになろう、という決意はすごいですね。自らが生きる道を選んだように感じます。

 

また、直親の「葬らねばならぬのはわしの心じゃ」という言葉も切なかったですね。

 

別れ道だけど、自分が選んだ道

時代に流されるわけでなく、人の気持ちに揺すられるでもなく、自身がどうすべきかを考えての道。初恋の人との別れ道ですけど、次郎法師が自ら選んだ生きる道なのかな、と感じました。

 

次郎法師がいたからこそ、井伊も後々残っていったわけですし。カビずに備えておいて良かったまんじゅうになったのでしょう。でも、このときはそんなこともわからないし。やっぱりすごい覚悟ですね。良いストーリーだったと思います。

 

直親と政次、縁よりの絆がすでに揺れている?

直親の言葉のひとつひとつが、政次の癇にさわりそうな…

政次は「直親と次郎法師との間には縁よりの絆がある」な~んて父・小野政直(吹越満)には宣言していましたけど、その雲行きも怪しそう。

 

聖人君子爽やかで、いつのまにか自分より体も大きく勇ましく能力も高くなっている直親にコンプレックスを感じていそうな…。

 

しかも、直親の発言ひとつひとつが政次の癇にさわりそうな言葉ばかりなんですよ。悪意がなさそうだからかえってたちが悪い。

 

たとえば直親「妻はおらぬのか?」って、おまえが帰ってきたから縁談が飛んだんだぞー!って思うでしょうし。「親に苦労をかけられる」っていうのも、苦労の種類が違いますしね。なんか、すでにすれ違いそうな二人です。

 

核心を突かれて「ピクッ」

ニコニコして悪意のなさそうな直親が、政次に対して次郎法師のことを言ったときに、一瞬空気がピリッとなりましたよね。

 

直親「おとわはそなたのものにはならぬぞ」
政次「考えたこともございませぬ」
直親「そうとは思えぬがな」

 

笑顔でめっちゃ核心を突いてきた!政次はものすごく顔をぴくつかせてたので、図星な部分もあるのかもしれません。最後のよりどころは自分だ、というような。

 

次郎法師が「次郎法師として頑張る!」って言ってるのは、政次のおかげでもあるのにね。切ない話です。

 

次回:直親の帰参の交換条件は検地!?

政次は今川館に赴き、直親の帰参と家督相続の許しを請う。そこで今川義元から出された条件は、井伊谷での検地。しかし、井伊直平が治める川名の隠し里に今川の検地がおよぶのを恐れ、怒りをあらわにするー。

 

と、言うわけでまた一波乱ありそうですね。直親が政次に頼むけど、それに腹を立てて。次郎法師が直親を助けちゃう…みたいな、またもや政次が切ない話。もーそういうのばっかり!

 

とはいえ、大人のシーズンになってからは物語が進んでくれるので見ていた楽しいです!次回も猫と南渓和尚の癒やしも楽しみにしながら、待つことにします。

 

私は2つのまんじゅうを一人でどっちも食べるタイプです(笑)大臣だったら即刻干されるでしょう~あんこ大好き~。

 

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