ようやく健康に関心が向いてきた、aoikaraです。心の不調に引っ張られて、体も元気ではなかったけど、ようやく心も元気になってきたかな。だからこそ、こんな話もできる。
子宮頸がん検査の続き
について。
前回までの話
前もブログで書いたけど、時系列をまとめるとこんな感じ。新たな動きについても追加している。
- 2021年10月:子宮頸がん検査(細胞診・内診・視診)で「軽度異形成」の診断
↓ - 同年同月:精密検査(コルポスコープ診・組織診)を行う。
↓ - 結果「化生変化(metaplasia)」と診断される。
↓ - HPVの検査の結果は陽性。ハイリスク16型・18型ではなかった。
↓ - 経過観察。1年に1度の子宮頸がん検査が半年に1度の頻度に増える。数年前から検討していた(コロナで先延ばしにしていた)HPVワクチンを打つことを決める。
↓ - 2022年4月:HPVワクチンの予約。同日に子宮頸がん検査(細胞診)。2週間後に「高度異形成」の診断
↓ - 2022年5月:精密検査(コルポスコープ診・組織診)を行い結果待ち
↓ - 2022年5月:精密検査の結果「軽度異形成」の結果
↓ - 2022年7月:子宮頸がん検査(細胞診)で「高度異形成」。大きな病院を紹介される。←new!
↓ - 2022年8月:精密検査で「軽度異形成」と「中度異形成」。HPV検査は16型・18型ではないハイリスク型陽性。←new!
簡潔にまとめると、経過観察でよくならないので大きな病院に行き、悪化している部分もあった、という感じ。詳細を書きます。
子宮頸がん検査の結果がよくならず、大きな病院を紹介される
4月の子宮頸がん検査から3ヶ月後である7月に、子宮頸がん検査(細胞診)を受けて、結果が再び「高度異形成」でした。この結果は4月と同じです。
結果が良くなっていないので、今までは個人病院だったのですが、かかりつけ医に大きな病院を紹介されました。
かかりつけ医で検査を受けたのは7月上旬で、大きな病院を訪れたのは8月下旬。1ヶ月以上もあいているのは子宮頸がんワクチンの2回目を受けたためです。子宮頸がんワクチンについては、全部で3回あるので、3回目が終わってから、ブログにも書こうかなと思っています。
大きな病院で精密検査&HPV検査
かかりつけの病院から紹介状をもらい、大きな病院に予約して行きました。予想以上に待ち時間が長く、その分一人一人の診察では時間を取っているようでした。
どういう病気なのか、どういう検査をするのか、医師はじっくりと細かく説明をして、検査には同意書もありました。かかりつけ医だとかなりスピーディーだったので、じっくりと話すというのは新鮮。
どちらがいいというわけではなく、スピーディーだと早く終わってくれるからラクだし、じっくり話してくれると理解度は深まるし、大なり小なりだと思います。
初めて別のお医者さんにコルポ診をしてもらいましたが、個人的にはすっっっっっごく痛かったです。私の主観ですが、何度か訪れたとき、別の方が「痛い!」と何度も叫んでいる声が聞こえてきたので、たぶん痛い検査をするお医者さんなのだろうと思います。
精密検査の結果は2週間後。2箇所の組織を取って、ひとつは「軽度異形成」、もうひとつは「中度異形成」という診断でした。正直、「高度異形成」だったら手術が必要なのでそこまで想像して覚悟していたけど、手術が必要ないんだなという安心感がありました。
しかし、よくよく考えてみると、精密検査の結果は「軽度異形成」から「中度異形成」に悪化というか、進行している可能性もあるのかと思い、あとからがっくりと来ました。
精密検査の結果を聞いたときにHPV検査をして(精密検査のときにすればよかったのではとか思ったけど)、結果はよりハイリスクである16型と18型は陰性、そのほかのハイリスク型が陽性でした。これは前回と同じ。
経過観察しながら、4ヶ月後に再検査へ
結局、「中度異形成」になっても治療法があるものではないので、経過観察するしかないんですよね。かかりつけ医でも特に何をしてくださいとか言われなかったし、それはそれでどうなんだろうと思うこともあるけども。
でも、大きな病院で医師からとある提案をされて、知らないことだったのでどうしようかとかなり悩んで考えたのですが、患者として受け入れることにしました。ちゃんとした話なのかとかは調べています。話していい内容なのかを聞くのは忘れたので、次は来年になるけど診察で聞いてみて、話してもよかったらここにも書くかもしれないです。
次の検査は4ヶ月後。どうなることやら。
「大きな病院」とか「中度異形成」とかの心境について
ときどき文句を垂れ流しながら、基本的には淡々と起きた出来事だけを書いたつもりです。でも、心境としては、とてもじゃないけど穏やかではなかった。
正直、前回と同じように、健康的に過ごしていたとは言いがたい状態だったので、良くなっていないだろうなとは思っていたし、当たっていた。
細胞診では「高度異形成」とされたから、その間はずっと不安だった。手術が必要になるとか、手術によるリスクとか、お金はどうしようとか、がん保険の話を聞きに行かなきゃいけないなとか(高度異形成でもがん手術の一時金が出る保険に入っていたはずなので)、手術するとしたら仕事をどうしようとか、いろいろ。
「高度異形成」ではなかったけど、「中度異形成」で、大きな病院で医師からとある提案をされて、それもどうしようかと考えていて、2ヶ月くらいは子宮頸がん(私はがんにはなっていないけど)のことでずーっと悩んでいて、本当にしんどかった。
検査は楽しくはないし、なんだったら不快だし、めちゃくちゃ痛かったし、お金だってかかるし、紹介状とかの事務作業がうまく進んでいないし、待ち時間は長いし、平日の丸一日がなくなってしまうし。
勝手に腹も立てていた。自分のことだから自分が悩まなければならないんだけど、どうして私だけが悩まなければならないんだろう、とか。それは、子宮頸がんはHPV感染が原因だし、私の過去の恋人たちは私に移したかもしれないじゃないかとか、私はワクチンを接種できるとき母が止めたじゃないかとか(これに関しては期間がすごく短かったし、ワクチン副反応の報道があまりにも多かったし、親としては心配になるのは当たり前で、きちんとつらかった気持ちも話して和解しているのであしからず)。
その結果、私だけが苦しんでいて、私だけが悩まなければいけないのって、何?何なの?みたいな怒りがあった。
そんなことないのだけど。もちろん過去の恋人たちには話はしないけど、母は話をよく聞いてくれていたし、一人だけなんてことはないのだけど。だけど、私だけが苦しい結果を背負わされているみたいで、無性に腹が立って、苦しかった。
だから子宮頸がんワクチンも接種するし、治療というか病院から提案されたことも受け入れてみたし、今私ができることはやっている。その事実で、病気から心を離して、病気のことでは取り乱さずに、生活できている。
きっと、また検査が近くなったら、検査をしたらその結果を待つのが不安で、取り乱すだろうなと思う。そうしたら、また「一人で苦しい」と思ってしまうだろうな。
正直、支えてくれる人がいてくれたらとか思うけど、今の自分の状態を受け入れてくださいとは、一人の“女性”としては言えない。だから、「一人でがんばらなければ」とは強く思っている。その孤独感に押しつぶされそうになるときはすごくあるけど、そうするしかないから。
ひとまず、できることをしていきます。また良くも悪くも変化があれば、書いていきます。ワクチンのこともね、3回目が終わったら書きたい。では。