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【ドラマ感想】相棒21 第5話「眠る爆弾」訴えたいものが明確でよかった

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物理はちんぷんかんぷんだった、aoikaraです。といっても授業は1、2回くらいしか出ていないと思うのですが。先生の風貌だけは覚えていて、あとは何も覚えていないくらい。

 

というわけで今回のテーマは…

 

相棒21 第5話「眠る爆弾」感想

 

です。

※ネタバレを含みます。

 

▼前回の話はこちら

www.aoikara-writer.com

 

 

相棒21 第5話 ゲスト・スタッフ

  • ゲスト:山本涼介 山崎潤
  • 脚本:岩下悠子
  • 監督:権野元

 

相棒21 第5話「眠る爆弾」あらすじ

大学構内に爆発物を仕掛けた男が、警察を挑発する動画を送りつけてきた。男は顔を隠そうとしないどころか、自ら素性を明かすような行動を取ったため、犯人は問題の大学に籍を置く平山翔太(山本涼介)という学生であることが判明する。

 

警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は、同大学で先月、女子学生が実験中に死亡する事故があったことを知り、爆弾事件との関連を捜査。実験計画書には、平山の名前があり、本人の供述も不自然だったため、殺人の可能性も疑われていた。

 

そんな中、平山が共同研究者である准教授の三沢(山崎潤)を監禁していることが発覚。さらに平山は、大胆にも自ら警察と接触し、女子学生死亡事故の再調査を要求してくる。

 

警察を挑発し、暴走を続ける爆弾犯
女子学生の死亡事故に犯行の動機が!?
天才の仕掛けた危険な罠に特命係が挑む!

 

参考元:第5話|ストーリー|相棒 season21|テレビ朝日

 

感想

マッドサイエンティストかと思いきや…

今回も推理しながら見ていました。平山さんはただの爆弾魔ではないだろうと思いつつも、大学の事故で亡くなった女子学生の森原さんにに想いを寄せていたけど、彼女は教授と不倫していて、殺されたかと思いきや自殺だった……

 

とか下世話な見方をしていましたが、実際には研究に注目して、研究費を捻出してもらうために森原さんが自ら事故を起こそうとして、自分で巻き込まれてしまったという結末でした。

 

思いを寄せていた相手のために爆弾による殺人を計画する平山さんも、そして私が不倫の末に自ら命を絶ったのかと思っていた森原さんも、マッドサイエンティストのように思っていました。

 

でも、そうではなかった。平山さんはたしかに暴走はしていたけど、そんな平山さんの研究のために、森原さんは一途なだけだった。

 

うーん、でも、やっぱりそれぞれ科学者であり、研究者でありながら、科学も研究も冒涜しているようには感じてしまいます。

 

平山さんは思いを寄せていたのもあるだろうし、それなのに自分が犯人のように責められて苦しかったでしょうし、森原さんを殺した(と思い込んでいた)相手に復讐したいと思う、その気持ちは理解できる。

 

でも、事実をきちんとたしかめなかった。自らの研究にどれだけお金がかかるのかも把握していなかった。研究にも没頭していたように、事件にも「これが正しい」と思い込んで、突っ走ってしまった。

 

森原さんも、自分たちの研究費に注目してもらうためとはいえ、事故を起こそうとするのは、研究費が少なかった老朽化のためにしようという計画とはいえ、むしろマイナスイメージにしかならなかったと思います。苦肉の策だとはわかるのですが。

 

そして森原さんの真意に気づきながらも、隠そうとした教授二人の気持ちも、私も自分ができた人間ではないからよくわかるけど、やっぱり科学や研究を冒涜している。

 

だから、三沢教授は殺されかけた直後に右京さんが厳しく詰められて気の毒だとは思いつつも、仕方がないのだろうなと思います。

 

辛辣には書いているけど、私が右京さんの立場だったら責められないですよ。そうしちゃうだろうなぁ、って気持ちもわかるから。

 

切実な思いを炎上エンタメとして消費していないか

社会で必要とされることなのに、お金がない。大学での研究でも、ほかにもたくさんあることなのだろうと思います。そんな切実な思いを明確に伝えてくれる話でした。

 

そして、私はすわ「不倫か」「痴情のもつれか」なんて下世話な見方をしていました。「どんな研究なのか」「どうして老朽化したのか」「どうして予算がないのか」なんてこと、ドラマを見ながら考えなかったわけです。

 

私は、大衆の一人として、日常でも同じことをやってしまっているのではないかと感じました。つまり、起きたことの本質を見ようとしないで、食いつきやすいネタばかり見て、炎上エンタメとして消費するだけするというような。

 

世間も同じような風潮を感じる、とは思うけど、私の個人的な見方が世間一般と同じだなんて、それは私の責任逃れの言葉のようにも感じます。ドラマは作られたものですが、私の感情は作られたものではありません。物事の見方について改めたいなと感じました。

 

彼、仮面ライダーだったのね

SNSでは平山さんを演じていた山本涼介さんが話題になっていましたね。仮面ライダーだったということで話題になっていたようです。相棒と同じテレ朝系列の番組ですからね。ファンの方がこうやって見てくれてあたたかいなぁ。

 

相棒では不気味な雰囲気があるけど、この人シュッとしたら絶対シュッとするでしょ!と思っていたのですが、やはりシュッとした人でした。シュッとしたように全然見えなかったから、役者さんってすごい。

 

 

では、また。

 

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