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相棒16 第16話「さっちゃん」感想 右京さんが幸子さんに諭した言葉が良かった

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人に優しくありたいなあと思うaoikaraです。この話の右京さんは優しかったなぁ。というわけで今回のテーマは…

 

相棒16 第16話「さっちゃん」感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼相棒16 第15話「事故物件」記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

第16話 ゲスト・スタッフ

  • ゲスト:池田成志
  • 脚本:真野勝成
  • 監督:橋本一

 

第16話「さっちゃん」あらすじ

消費者金融で乱闘騒ぎがあり、社員の男性一人が死亡。乱闘を仕掛けた烏丸晃司(池田成志)という男が刺され、意識不明の重体に陥るという事件が発生した。烏丸は最近、花の里の常連客になり、女将の月本幸子(鈴木杏樹)とも親しくしていた人物だった…。

 

事の発端は三週間前にさかのぼる。ふとしたことで幸子と知り合い、花の里に通うようになった烏丸。

 

何者か気になった特命係の冠城亘(反町隆史)が調べると、彼は元暴力団員で傷害の前科があると判明。しかし、20年以上前に足を洗ってプロボクサーとして活躍し、引退後は肉体労働で汗を流しているという。

 

幸子と烏丸が意識し合っていることを察した亘は、静観している杉下右京(水谷豊)を尻目に、二人の仲を取り持つ。そのデート中、チンピラとトラブルになった烏丸が逆上し、相手にけがを負わせてしまう騒動が起きて…。

 

烏丸はなぜ、無関係な金融会社で乱闘騒ぎを起こしたのか。右京と亘が真相を探る中、幸子が決意の末に大胆な行動を…!それぞれの過去の呪縛が翻弄する大人の恋の行方はー。

 

参考元:第16話「さっちゃん」2018年2月14日(水)よる9:00~9:54放送|ストーリー|相棒 season16|テレビ朝日

 

第16話のGOODポイント

  • 烏丸さん、すごく良い声だなぁと思いました。渋くて良いねえ。
  • 幸子さんのシャドーボクシングの下手さが絶妙にかわいかったですwババアとか言う人の気が知れないです本当に。めちゃめちゃキレイでしょうが!かわいいでしょうが!
  • 田村が渋くてカッコイイ男になってて「えっ?」となりました。どれだけ長く幸子さんのことを思ってるんもだー。ものすごく一途ですよね。

 

気になったポイント

  • 花の里にお客さんがいる!特命係とか警察関係者以外の方がいるとびびります。

 

感想

さっちゃんはついてない女?

最近は穏やかな微笑みを浮かべて、ときにおっちょこちょいさを発揮しながらも、花の里の女将としてしっかり仕事をこなしていた幸子さん。そこにいて微笑んでくれるだけで安心できる存在ではあったのですが、そういえば激しい人だったなぁと思わせてくれる話でもありました。

 

たしかに元夫を殺されて、そこにつけ込んできたヤクザの男の情婦になって、その男を拳銃で撃ち殺して、逃げようとして、それでも右京さんに捕まって。それなのに刑務所でも中国マフィアの娘とか言う人に連れ去られたと思ったら、殺しそびれた男に復讐されそうになったりとか。

 

まあまあ、よく考えたら激しい女性でしたわ。忘れがちなんですけれどね。きっと愛情が絡むと感情的になってしまう方なのかなと思いました。「自分はついてない女なんだ」と思い込むことが重なるわけですしね。

 

予告だけ見たら退場するのかとびくびくしていましたが、いてくれて良かったです!ああやって微笑みながらも、いろいろ考えることもある、というセリフにはたしかになぁと思いました。ああやっていてくれる幸子さんの存在の大きさを感じます。

 

幸子さんなりの形で幸せになってほしい

そして、思い人というか心を通わせていた烏丸さんともうまくいってほしいなと思います。でも、あの面会は「もう会わない」という意味があるような気がしました。

 

でもね、幸子さんはポテトサラダ作って待ってるような気もしてね。幸せになることを拒まずに、幸子さんなりの形で幸せになってほしいなぁ。

 

右京さんのセリフが良かった

幸子さんが「自分のせいで烏丸さんが…」と思っていることに対して、右京さんが伝えた言葉が良かったなぁと思いました。

 

「自分のせいで誰かが不幸になるなんて、傲慢な考え方だと思いますよ。彼は、彼の人生を闘い、その結果を背負っているんです。あなたと同じように。僕や冠城君が幸子さんと関わって、不幸になりましたか?たとえ我々に何かあったとしても、自分自身が受け止めるべきものです」

 

本当にそうね。これはね、幸子さんだけではなくいろんな人に思ってほしいなと思いました。必要以上に他人のことで自分を責めすぎることはないんですよね。それは、相手にとっても失礼なことだし。それぞれの人生ですから。

 

独特のセリフ回し、どろどろした事件選びが苦手

なんかねー、烏丸さんって、渋くて声もいい感じのダンディーな方だと思うんです。でも、台詞回しが真野さんワールドなんですよね。なんか、うーん、私はちょっと苦手。ちょっぴりくさいな~というか。いや、カッコイイんだけどねーなんだろう。

 

あとは、「情婦」とか「汚れた」とか幸子さんの口から出てくるのも違和感ですし(烏丸さんを自分から離すためとはいえ)、アダルト動画の撮影の生々しい感じとかもちょっと…私は嫌悪感があります。まあ、アダルト動画の強要は時事ネタもあったのかな。

 

申し訳ないけれど、真野さんの作品って生死と性が強いというか。もちろん人間の根源的な部分ではあるし、初期の相棒っぽさがあって好きな作品も多いのですが、なんかあまり見たくない事件ではありました。

 

いや、見たくない事件なんか実際にはたくさんあるんですけどね。うーん、なんだろう。最近その世界観に苦手意識が生まれてしまいました。うーん。まあでも、幸子さん目線でいろんなことを考えられたという意味では良い話だったと思います。

 

次回:あの人とあの人がまた出る!

IT企業の営業マンが殺された。同時に彼が使っていたパソコンも盗まれる。捜査一課が捜査に乗り出す。特命係はデータを狙った犯行ではないかと考えていた。さらに、この事件には捜査二課も調べているようで…。さらに特命係は被害者の隣人が気になり、調べてみると窃盗の前科があって…。

ゲスト:矢島健一 山中聡
脚本:金井寛
監督:権野元

 

話よりゲストが気になって仕方ないんですが…。矢島健一さんって、相棒Season1 第1話の被害者役なんですよね。さらに、伊丹主演の映画「X DAY」ではサイバー犯罪対策課の課長だったし…。また新たな役で登場というのに驚きました。

 

そして、山中聡さんのまさかの再登場!そう、相棒Season2 第18話「ピルイーター」での被害者・湊。大河内さんが不倫していた相手の役の方ですよ!ええええー。予告見ながら驚いていたら、ファンの間でもちょっとざわざわしていました。

 

ゲストに注目してしまいそうですが、話もしっかりとよく見て楽しみたいと思います。

 

 

 

 

 

aoikara

 

▼相棒16 第17話「騙し討ち」記事はこちら

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▼相棒16 記事一覧はこちら

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