photo by pixaboy
「言いたいことも言えないこんな世の中」
だからというよりは、単純に自分の考えを言うことが苦手だ。
余計なことはペラペラとよくしゃべるのに、自分の本心を言おうとすると口が動かない。頭の中では何度もぐるぐるしているのに。
だから言いたいことを人に言えないということがある。
「それでもいいか」
と思うときもある。だって私が言わなければこの場は万事解決!
ぐーすか寝てしまえば忘れられるのだ。
だから何かもやもやしていても、そのもやもやした原因は忘れる。もやもやしたこと自体は覚えているのだけれどね。
言わなければ平和よね…。
という気持ちがあるのはたしか。
だけどそれってなんというか自己犠牲に酔っている感じだ。
おまえは悲劇のヒロインのつもりかよ?
って他人なら思う。だからそうなんだろう。
だから言ってみたのだ。
というより「言うべきだ」と言われたのだ。
「言わないことこそ不誠実だ」と。
言わずに傷つけずにそれはそれで平和。そういう馴れ合った関係は築こうと思えば築ける。でもそうじゃない。ぶつけて擦り合わせていかないと深い関係は築けない。
と。
頭のなかがぐるぐるしたよね。
あーそうか、言わないことはむしろ自分だけが気持ちよくなることでしかないのかと。しかもそれがたまりたまったら自分も押しつぶされそうになると。
ぶつかって破滅するのが怖い。なくなるのが怖い。だけどそうなったらそれまで。
むしろ築いていこうとしているならばぶつかってもそれを受け止めてどうするか考えることから始まるのだなーと。
言ってみるもんです。
そして今後はもっと言っていこうと思っているもんです。
ぐっと我慢したり、傷ついたら、そのとき言わないとそのときの感情は伝わらないもんです。
そういう関係性を築いていく人がひとりいればいいなと。
ぐちゃぐちゃしてた気持ちですがだんだんふわふわして、なんかよくわからない幸せな気持ちになったもんで。
そんなもんです。
人間の感情は単純でややこしい。伝えねばわからんのです。
「言いたいことも言えない自分」から脱却するべく頑張ろうと思います。
aoikara
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