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西郷どん 第28話「勝と龍馬」ネタバレ&感想 戦を司る吉之助の策とは

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坂本龍馬は内野聖陽さんのイメージが強いaoikaraです。ドラマ『JIN』で演じてらっしゃいましたね。あの龍馬は良かったなぁ。今回の龍馬はどんな感じなのかしら。

 

というわけで今回のテーマは…

 

西郷どん 第28話「勝と龍馬」ネタバレ&感想

 

です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼西郷どん 第27話「禁門の変」記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

第28話「勝と龍馬」あらすじ・ネタバレ

吉之助は、禁門の変でケガをした人々を助けていた。その中には長州藩の兵士も数多くいたが、手厚く対応していた。

 

禁門の変で長州を破った幕府は勢いに乗る。さらに「長州を征伐せよ」という勅命が下り、一橋慶喜(松田翔太)は戦の準備を進める。

 

西郷吉之助(鈴木亮平)が慶喜に会いに行こうとすると、ちょうど部屋から出てきた勝安房守(遠藤憲一)と鉢合わせ。故・島津斉彬(渡辺謙)から聞いていたようで、吉之助に親しげに話しかけていた。

 

そんな吉之助は、慶喜から勝に会いに行くように命じられる。海軍の準備をしてほしいとのことだった。

 

吉之助は村田新八(堀井新太)と一緒に、勝に会いに行く。弟子の坂本龍馬(小栗旬)がおり、勝はいないと門前払いを食らう。新八は龍馬の態度に腹を立てるが、吉之助は余裕綽々で接する。龍馬は吉之助に何かを感じるが…。

 

勝が外から帰ってきて、吉之助の顔を見るなり笑顔で上がるように言う。勝の弟子たちがにらみつける中、吉之助は勝と向かい合って話す。海軍を出兵させてほしいという慶喜の命を伝える。

 

しかし、勝は吉之助に「長州と戦をしている場合ではない」と断る。さらに、斉彬ならばこう言うとも続けた。

 

「もう、幕府なんざ見限るこった」

 

吉之助はその言葉に驚く。戻ってきた吉之助は事の次第を慶喜に報告。慶喜は怒っているが、ひとまずは長州征伐の準備をすることに。総督は尾張藩主の徳川慶勝(小宮孝泰)が行うとして、慶喜は吉之助に幕府軍参謀を命じる。

 

吉之助は意外なことにすんなりと引き受ける。「たった今、勝ち目が見えもした」と告げて。少々不審がる慶喜だったが、戦は吉之助に任された。

 

戦の準備が始まり、薩摩の藩士たちもやる気にあふれていた。吉之助は、若い藩士の中村半次郎(大野拓朗)と川路利良(泉澤祐希)に、長州藩に潜り込んで様子を探るように命じる。

 

うまく潜り込んだ半次郎と利良は、吉之助の思ったとおりだと報告。それは、長州藩の中でも過激派と戦を望まない派閥とで、意見が分かれているということだった。

 

それを知った吉之助は、血を流さないで戦を終わらせる方法があると言う。それは、自分一人で乗り込んで交渉しようという案だった。弟の信吾(錦戸亮)や新八には猛烈に反対されるも、敵一人を切ろうとするはずはないと吉之助は実行。

 

吉之助は一人で長州に入り、岩国領主の吉川監物(猪野学)と対面。家臣の中には恨みがある薩摩藩士の吉之助を切ろうとする者もいたが、吉川が止めた。

 

吉之助は戦をせず長州が降伏するように申し出る。禁門の変の咎を受けた者たちの切腹など厳しい条件もあったが、多くの民が救われる交渉であった。気持ちが傾くも、まだ迷いのある吉川。

 

すると吉之助は吉川に「贈り物がある」と言う。それは、薩摩藩士たちが手当をしていて、長州藩の兵士たちであった。皆、領主に会えた喜びでいっぱいになっている。吉之助に恩義を感じた吉川はこの交渉を受け入れるとした。

 

結果、吉之助の申し出は受け入れられて、多くの血を流すことなく長州との戦が終わることとなった。

 

しかし、これに激怒したのが慶喜。吉之助を呼び出し、激しく怒鳴り散らす。しかし、吉之助は「指揮を執れ」と言われた命を実行したに過ぎないとして、これが自分の征伐だと述べる。

 

怒りが収まらない慶喜は、吉之助に「腹を切れ!」と命じる。吉之助はいつも差している脇差しを手に取り、いつの日か慶喜の命を救うために、一人の男の命を奪った刀だと述べる。

 

両手に刀を持ったまま、慶喜ににじり寄る。慶喜は吉之助の気迫に押され、おびえた表情で後ずさりをする。吉之助は刀を抜き、二人の間を分かつように勢いよく刺す。

 

「こいでもう…昔の縁は絶ちきりもした。我らもはや…ここまででございもす」

 

吉之助が慶喜に言い放ち、立ち去る。そんな二人の様子を、ふき(高梨臨)がそっと影から見ていた。

ーーーーーーーーーー

と言う話でした。

 

感想

タイトルは「勝と龍馬」だけど、ちょっと印象が薄い

今回のタイトルは「勝と龍馬」でしたので、勝安房守(勝海舟)と坂本龍馬の二人と吉之助の初対面。もちろん印象に残りましたが、それよりも後述しますが慶喜との関係性の方が主軸だったかなぁ。

 

勝はからっとしていて良い男ですね。勝は斉彬の考えを受け継いでいる部分もありますし、吉之助と通じ合うところもあるように感じました。

 

一方で龍馬は吉之助に対する敵対心が強かったですね。たしかにこの時代の勝は命を狙われて、龍馬は守っている立場。興味はあってもまだ信頼できる男だとは思っていない様子でした。

 

予告を見て、早々に信頼し合って関係を築いていくのかなと思っていたので、顔を合わせただけという感じの初対面には驚きました。これからですかね。

 

龍馬の「西郷は釣り鐘」の表現は良いね

龍馬が吉之助を「釣り鐘」に例えたのは良い表現だなと思いました。「小そう打てば小そう響く、大きゅう打てば大きゅう響く」という言葉に、うまいなと。

 

勝も小気味よく「わかってんじゃねえか!」と喜んでましたね。ついでに「小さく打ったおまえがまだまだ小せえってことだ」と龍馬に言ったのにも笑っちゃいました。龍馬が大きくなるのはまだまだこれからですね。

 

吉之助の長州への奇策は見事!

慶喜から長州征伐を任された吉之助。まず指揮を執ることを受け入れたことに驚きました。が、吉之助が「勝ち目が見える」と言っていたように、もう全て見据えていたのでしょう。

 

信頼できる薩摩藩士を長州に行かせて情報収集をさせて、武力ではなく交渉の余地があると判断し、身一つで長州に向かって実行。その肝の据わり方というか、覚悟が本当にすごいですよね。

 

“厳しい処分”とは三家老の切腹、四参謀の斬首、五卿の追放と本当に厳しいですよね。それでも、彼らは武力行使で多くの民を殺した責任がありますし、このまま交渉だけでは示しが付きませんし、最大の譲歩だったのでしょう。

 

「民を守りたい」という吉之助の思いで、多くの血を流さずに長州征伐したのは見事だなと思いました。その証拠に、きちんと長州の兵士たちを看病して、連れ帰ってきたわけですもんね。言葉に実があると、敵でもわかるのでしょう。

 

吉之助と慶喜の縁、もはやこれまでか

慶喜はもう崩壊してしまっていますね。自分の命を狙うのが誰かわからないのなら、みんなまとめて殺してやる!ってくらい。

 

最初は「ヒー様」として政治に関わりたくなかった青年が、「この俺様に向かって」なんて言い出すなんてなぁ。「俺様」という言葉も最初はポーズだけだったように思います。偉そうにしているとおとなしくなる人もいますから。しかし、今は心からそう思ってしまっているように思えます。取り繕う余裕さえないのでしょう。

 

あまりにも「自分が」「徳川が」「江戸幕府が」だけになってしまった慶喜を見て、吉之助が見限る気持ちも頷けます。あんなに慶喜のために尽くし、身分が低いながらも信頼関係を築いてきた吉之助に「切腹」を命じるのはなぁ…あまりにもひどい。

 

吉之助が脇差を手に取り、慶喜を守ったものだと告げ、刀も抜かずじっと見つめてにじり寄るのは圧倒される力がありました。あまりの迫力に後ずさりする慶喜でしたが、それはもう「殺されても仕方ないことをした」と認めているようなもので。

 

吉之助が慶喜を刺すことはなく、二人の間を分かつように脇差しの刃を刺して、「我らの縁、もはやここまででございもす」の一言。しっかりと作ってきていた関係性なだけに切ないですね。

 

慶喜はやっと気づくのでしょう。吉之助がいかに大切な存在であったか。自分が失ってしまったものを未だに持ち続けている人間だったのに。しかし、慶喜の方から手放してしまいました。本当に慶喜はたくさんの大切なものを失っているように感じます。

 

吉之助の心の様を追う

今回描かれた第一次長州征伐を調べていると、吉之助が勝に会いに行った際、勝の意見を参考にして強攻策を取りやめたという文を見つけました。ただ、今回の話に関しては、微妙に違うような気がします。吉之助が考えていたことを追ってみようと思います。

 

まず、吉之助は長州を信じようとしました。が、慶喜が征伐するよう命じ、迷いに迷ったけれども、天子様の命ということもあり慶喜に従ったわけです。それが禁門の変。それでも吉之助は、戦いの中でも血を流したくないと途中で戦いをやめようとしました。

 

が、それがうまくいかず、火事で多くの民の血が流れることになり、嘆いていました。だからこそ、より「民を守らなければ」という意思が強くなったように思います。

 

ところが、慶喜の命に背くことなく、勝に海軍の要請をしに行きます。ここでかわした斉彬なら「もう幕府なんざ見限るこった」と言うだろう、という勝の言葉が、吉之助の心に残ったことはたしかです。

 

そして、勝から断られたことを告げて、今度は長州征伐の指揮を執るよう命じられます。これも受ける。慶喜が懸念していたように、私も「あれ吉之助、命令に従っちゃうの?」と意外でした。ただ「勝ち目がある」という言葉と目には、不敵なものを感じました。

 

そして、多くの血を流さず交渉して征伐終わり。その策にたどり着いたのは、きっと慶喜から指揮を命じられたときなのだと思いますが、ずっと以前から考えていたことではあったのだと思いました。

 

今、慶喜に逆らえば、自分や薩摩の者たちが死ぬ。自分が死ねば、もっと多くの人が死ぬことになる。今は死ねない。だから、慶喜の命に従い、その中で民を守る方法を模索していたように思います。つまり、最初からずっと考えは同じだったんですよね。

 

「国は生きたいと思う民のもの」という吉之助の訴えに、胸を打たれました。が、慶喜はそうではなかったようです。ずっと見てきた関係なだけに、絶えてしまうのはあまりにも切ないですね。

 

次回:西郷家の長男だから結婚しないと…?

吉之助が一年ぶりに薩摩へ帰る。家族たちは西郷家の長男として跡継ぎのためにも嫁をと言うが、吉之助にはそんな気がない。そんなとき、ちょうど糸とも再会。家族たちは糸と吉之助の結婚を望むが…

おー吉之助、ついに糸ちゃんと結婚!?でも、島には愛加那がいるんですよね。私が愛加那だったら…うーん切なすぎます。久しぶりの薩摩も楽しみです。

 

 

aoikara

 

▼西郷どん 第29話「三度目の結婚」記事はこちら

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▼西郷どん 記事一覧はこちら

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