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【ドラマ】小さな巨人 第7話 ネタバレ&感想 200%の覚悟より、100%の証拠の方が大事じゃない?

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やっぱりこのドラマは突っ込み甲斐があるところも面白いんだと再認識したaoikaraです。ツッコみたくなりますね~。

 

というわけで今回のテーマは…

 

小さな巨人 第7話 ネタバレ&感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

第7話のあらすじ・ネタバレ

事件の犯人は…

江口(ユースケサンタマリア)殺害の重要参考人として確保された山田(岡田将生)は、捜査一課から取り調べを受けていた。豊洲署には捜査一課がやってきて、捜査本部が立てられる。

 

捜査会議では、山田の供述が明るされる。早明学園の屋上にかけつけると、すでに江口が血を流して倒れていて、山田も何者かに殴られて気を失っていたらしい。現場には血の付いた鉄骨と、横沢裕一(井上芳雄)の毛髪が発見された。

 

なので捜査一課は横領の発覚を恐れた横沢が、江口に鉄骨を落として殺し、現場に来た山田も気絶させて逃亡したと断定。横沢は殺人容疑で指名手配されることに。しかし、所轄は待機を命じられる。

 

香坂が気になるのは山田の考え

豊洲署の香坂(長谷川博己)は山田が言っていた横沢と江口の関係とは真逆であることが気にかかる。それが明かされていないのは、山田が捜査一課の人間には内偵の件を伝えていないということになる。

 

と、豊洲署へ渡部(安田顕)がやってきて、小野田捜査一課長(香川照之)からの呼び出しを伝える。香坂は小野田は山田が江口の内偵に協力していたことを伝えるも、むしろ勝手に動かせていたことに対して「おまえの監督責任が問われる」と責められる。

 

香坂は山田を解放して捜査に協力させてほしいと頼むが、「いつまで捜査一課ヅラしている気だ」と叱責し、所轄は待機と再度命じた。

 

学園の黒い闇

一方、早明学園では金崎理事長(和田アキ子)と、元捜査一課長で現在は学園の専務である富永(梅沢富美男)が、江口が殺害されたニュースをテレビで見ている。内偵は報じられていないことに安堵し、富永は「警察官が死んだのは胸が痛い」と心にもないことを言っていた。

 

思ったように捜査は進まず…

香坂は捜査しようと所轄の刑事に働きかけるが、三島(芳根京子)以外はやる気がない。香坂が動こうとすると、“見張り”の渡部がやってきた。むしろ渡部が捜査一課ということで、捜査もスムーズに進められる。

 

香坂はDNA鑑定には毛髪が3本必要なこと、さらに毛根がついてなければならないことを踏まえて、ずいぶん運が良かったと疑っていた。

 

捜査一課が横沢が現場にいた証拠をさらにつかめば逮捕に踏み切れるが、現場近くの防犯カメラに横沢の姿はなかった。

 

さらに、山田は取り調べが続いていて、解放されない。香坂に伝えたいことがあるのに…

 

小野田と柳沢の探り合い

柳沢監察官(手塚とおる)は捜査一課で山田が未だに釈放されないことに疑念を抱き、小野田を探るもしっぽを見せない。

 

所轄の力で山田を取り返す

豊洲署ではやる気のない刑事たちを、渡部が叱責。香坂は山田を取り返すために、山田の敵を味方にしようとしていた。そう、それは内閣官房副長官・山田勲(高橋英樹)、山田の父その人。小野田に山田の父の圧力をかけ、釈放してもらうことに成功。

 

山田が口をつぐんだ理由

釈放された山田はウマが合わない父親を利用されたことについては腹を立てていた。香坂は事件について聞く。山田が口をつぐんでいたのは、事件に父親が関わっているからだろうと。山田も認める。

 

江口から裏帳簿の資料を見せてもらい、早明学園が国の土地を不正売買したことに父親も関わっていて、裏帳簿に名前もあったらしい。父・勲は過去に刑事局長をして、富永の上で働いていた。そのつながりで不正に働く力があったのだろうと。

 

父親だからこそ、裏帳簿という証拠を掴むまでは香坂に言えなかったと、山田は謝罪。

 

江口を指示したのは誰だ?

香坂たちは江口を指示した人物を探ることに。山田は、過去に江口がいた部署である捜査二課長の松岡(高橋光臣)に話を聞く。しかし、半年前から人事課預かりになっているらしい。

 

新たな証拠

さらに香坂たちは、早明学園にある江口や横沢のロッカーを調べることに。といっても、捜査一課が調べたあとで特に手がかりはなさそうだ。

 

しかし、ロッカーではなく部屋の中にある椅子の下にペンが落ちている。それは、香坂たちが初めて学園を訪れたときに開かれていた、早明学園が新たに取り組むプロジェクト着工の記念品だった。新たな証拠は鑑識に調べてもらうことになった。

 

江口を指示したのは意外な人物

香坂は過去に人事課にいた三島に、江口を指示した人物について探らせる。三島は柳沢に聞くも、もう関係ない部署にいる三島には教えられないと言われてしまう。

 

一方、香坂と山田は学園の人事に聞き込み。なんと江口は富永からの口添えで学園に就職したらしい。

 

事件の犯人は…

香坂たちはある仮説を立てる。富永が横沢の横領をでっち上げて、それを調べるためという体で江口を呼んだ。しかし、逆に江口は学園の不正を知ったから消されたのではないかと。つまり、江口を邪魔と思うのは富永。

 

それを裏付けるように、ロッカーにあったペンからは富永の指紋が検出された。

 

小野田の脅し

小野田は香坂たちが自由に動いていることについて、見張り役の渡部を叱る。捜査の進展のためには必要だという渡部に対して、本当に優秀な刑事は守りたいと思うから止めるという小野田。

 

「彼らを活かすも殺すもおまえ次第」と言われて、指示に従うしかない渡部だった。

 

黒幕の証拠は揃い始めたが…

香坂は、毛根付きの毛髪3本が現場にそろうのはおかしいと考える。そんなことを考えるのは鑑識か刑事。富永は過去に鑑識課長になっていた。その偽装工作ができる富永こそが犯人なのではと仮説を立てる。

 

そして、香坂たちは富永の犯行当時のアリバイを調べようとするが…渡部に強く止められてしまった。

 

不満の所轄

所轄は一課が調べた監視カメラの映像を返却する仕事を任されてしまう。捜査にやる気のなかった刑事たちも、さすがに雑用を押しつけられるのに腹を立てていた。

 

ついに怒りが香坂のもとへ

香坂は捜査一課1係係長で同期の藤倉(駿河太郎)から電話が来る。なんと小野田のもとに富永がやってきていると言うのだ。

 

実際に富永に会い、話を聞く香坂。富永を疑っていると言い切ってしまう。しかし、富永は事件当時は家にいたという。ペンのことを聞いても事件の三日前にロッカー室に訪れたからと答える。たしかに決定的な証拠にはならない。

 

腹を立てた富永は「根拠はあるのか?」とすごまれ、黙ってしまう香坂。

 

「親父の二の舞になる」「わかるな?香坂」と言われて、過去に父が富永に言われていた言葉と同じだと気づく香坂。証拠はなく、富永を調べる理由もなく、返す言葉もなく、富永は去ってしまう。

 

殺人は許されない

小野田は「癒着はあって当たり前」「金で解決した方が良いことがある」「触れてはならないことがある」と警察組織について語る。ただし「殺人だけは別」と言う。「殺人だけは言い逃れできない」と。

 

だから今回の件を調べるには「100%の証拠より、200%の覚悟が必要」だと言う。香坂は「その覚悟があれば動いてくれるんですね」と念を押す。「では、持って参ります!」と宣言するのだった。

 

タイムリミットは…

なんとか所轄でも富永が犯人だという証拠を捜索したい香坂。しかし、小野田に脅されている渡部が強く止める。しかし、そんな渡部の心境を知ってか、香坂は「本気じゃない」と言う。

 

「所轄の仲間が疑われたから」事件を解決しなければならないと山田のことを挙げ、所轄は足で捜査するしかないと、「所轄のプライドを教えてくれたのは、あなたですよ」と渡部に言葉をかける。

 

そして所轄の刑事たちは捜査をさせてくれと、渡部に頭を下げる。渡部は所轄が勝手に動いていることを捜査一課長に報告すると言う。しかし、一課長は帰ってしまった。だから「報告は明日の朝にする」と。タイムリミットは明日の朝まで。事実上のGOサイン。

 

所轄の刑事たちは証拠を見つけ出すためにやっきになる。

 

証拠は足で見つける

香坂や山田、三島だけでなく、所轄の刑事たちみんなで早明学園の学生に聞き込み。そして、証拠を見つける。「これで元捜査一課長を敵に回すのか…」とつぶやいて。

 

翌日には香坂と山田が小野田のもとに足を運ぶ。事件当日に学生が学園内で撮影した写真に、富永が写っている。自宅にいると言った時間を優に過ぎているのにもかかわらず、事件当時に学園にいたのだ。さらに、その富永の胸ポケットには例のペンがある。三日前になくしたはずなのに、事件当日にも持っている。

 

これは、富永のアリバイが完全に崩れたと断言する香坂だった。

 

200%の覚悟

元捜査一課長の犯行かもしれないということに、小野田や一緒にいた藤倉は動揺。あくまで仮説だとするが、香坂は任意で引っ張りたいと引き下がらない。

 

「100%の証拠はないが、200%の覚悟はある!」と言う。「その根拠は?」と小野田に問われ、「私の勘です」と答える小野田。

 

その覚悟に免じて、小野田自ら富永を任意で取り調べることになった。

 

小野田の本当の狙い

真相が全てわかる…はずだったが。三島は元上司の柳沢から聞いた、江口を指示していたのは小野田だったという情報を豊洲署で明かす。さらに、富永は証拠不十分で帰されてしまった。最終的には捜査一課長の判断だったという。

 

つまり、小野田と富永はグルで、最初から富永を帰すためにこんなパフォーマンスをしただけだった。捜査のトップである捜査一課長が何もないと判断したのであれば、それは無罪判決と同じ。所轄はもう手出しはできなくなってしまった。

ーーーーーーーーーー

と言う話でした。あーやっかいになってきましたね。詳しい感想を書いていきます。

 

第7話のGOODポイント

  • 横沢を演じている井上芳雄さんが悪人にも善人にも見える顔なので、ドラマの想像力を掻き立ててくれるのが良いですよね。
  • 毛髪3本じゃないとDNA鑑定できないという話はためになりました。今までの刑事ドラマだとありえなかった場面もちらほらあるってことですね。
  • 山田の父が高橋英樹さんが演じるということで、予想外に大物で興奮しました!梅沢富美男とか香川照之とかもいるし、時代劇かな?
  • 「山田が黙っていた理由が父親だった」っていう私の推理当たったーわーい!
  • 山田のお中元での金持ちアピールw1人3万円超えの肉はないわ…。
  • いや、殺人以外の罪もきちんと裁いてくださいよ。
  • 香坂が「所轄の仲間が疑われた」という理由で捜査したがってて、その仲間と言われた山田がはっとしていたのがなんだか良かったです。やっと信頼関係ができてきたかな。もう「捜査一課戻れない軍団」だもんな。
  • 渡部の「朝には報告する」=「朝までに何とかしろ」って発言、超格好良かったわ~。やっぱり渡部は良い人ですね。

 

第7話の気になったポイント

  • 香坂は敵に手の内明かしすぎ。知ったら相手も対策練って手出しできなくなるんだから。上手に見せたり見せなかったり、刑事コロンボや古畑任三郎テクニックを学びましょ。

 

第7話の感想

捜査がざるすぎませんか?

うーん、このドラマは主人公一派の活躍を見せるために、そのほかは無能にしちゃう傾向がある気がします。まあ、ほかのドラマでもあることなんですけど…たとえば

 

所轄仲間

たとえば協力してくれない所轄の仲間。めちゃくちゃ田舎の交番とかならわかるけど、それなりに都会な東京の豊洲の所轄の刑事、それなりに忙しいと思うんですよ。ドラマで描かれているほど、あんな怠けているとは思えないんですよね。

 

しかも捜査一課にこき使われたら切れてて、いやいやいや所轄の仕事すらしてないじゃないって話なんですよね。まあ、待機と言われたから待機していたと言えばそうなんですけどね。

 

捜査一課

それと、捜査一課も。基本的に所轄を横取りしているって、その間何をやってるんだろうと考えたら、何も成果を上げてないわけで、あの人数がいて成果ないって無能ですよね。主人公を輝かせるための必要悪ならぬ、必要無能

 

鑑識

そして、今回の鑑識。いくらロッカーの中を調べるとは言え、椅子の下に落ちているペンを見落とすわけがない。ありえない。むしろあのペンが何かしらの策略かと思ったら、普通に証拠として取り扱っていた驚きました。いや、あれはないでしょ。

 

200%の覚悟より、100%の証拠持ってこーい!

って思っちゃったのは素直な意見。小野田が「100%の証拠より200%の覚悟が必要だ」って言ってたけど、いやいやいや証拠なきゃ上げられないでしょって普通に思っちゃいました。

 

案の定、香坂が「200%の覚悟」で富永を追い詰めたわけですが、証拠がないから普通に帰されたってそりゃ当たり前だよ。むしろ有無を言わさず認めさせるためには証拠が必要なのに、覚悟だけでいけると思っていることに違和感しかなかったです。

 

香坂も山田も「くそっ」「小野田にしてやられた!」って何回目よ。どんだけ学習能力ないのよ。視聴者としてはもんのすごいデジャヴ感。300%のデジャヴ感よ。

 

「勘」を濫用していて面白くなってきた

最初は小野田の勘から始まり、論理的だった香坂が言うから面白かった「私の勘」発言。だけど、さすがに使いすぎて萎えてきました。が、それを通り越して。

 

「それが私の勘です!」

「それがおまえの勘って奴か…」

とか、自分だけじゃなく他人のことまで香坂が言い出したので、逆に面白くなってきちゃいましたw特に今回の流れの

 

「200%の覚悟という根拠はなんだ!?」

 

って小野田に聞かれた後の

 

「私の勘です」

 

は文脈的におかしすぎて「???」状態になりました。いや、せっかくなら「私の100%と、山田の100%、二人で200%です」とか言えば良かったのに。勘だけの覚悟なら、そらあすぐ釈放されるよ。されたよ。

 

頭がこんがらがったので事件を整理

  • 富永は、学園と国の癒着を調べていた横澤が邪魔になり、横領をでっち上げる。
  • →富永に頼まれた小野田が江口に内偵を指示。(おそらく形だけの内偵?元捜査一課長の天下り先を告発しないだろうと思われた?)
  • →しかし、江口は内偵で学園と国の癒着に気づいてしまう。
  • →江口と横澤が協力して裏帳簿の証拠を手に入れたい。
  • →江口が山田に協力を求める。
  • →富永は江口が邪魔になり殺し、横澤に罪をなすりつける。
  • →その場にいた山田が確保されて巻き込まれる。
  • →香坂たちが富永が殺した証拠を見つけたけど、釈放される。

って感じかな?じゃあ、詰んでませんか?横澤さんが登場して、どうするかがポイントなのかな。ツッコミ所はあるけれど、確実に続きは気になるドラマなんですよね。

 

こんな感じでいろいろ言ってますが、ストーリーは楽しんでます。ツッコミ所も含めて、今は色々楽しんでいます。あしからず。

 

次回:横沢の行方

あっさりと富永が釈放されたのは、新たな証拠が提出されたかららしい。事件は横沢が犯人だとして、捜査一課が捜査を再開。所轄も捜査に加わる。横沢は妻に接触する可能性が高いので、同じ女性の三島が見張り役を任される。と、妻に横沢から連絡が来たー。

富永が新たに提出した証拠ってなんでしょうね?そして、次回は三島ちゃんがやらかしそうです。あんまりキャピキャピしてなくて好きな女性警察官なので、やらかさないで~心配です。

 

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