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【ドラマ】緊急取調室 Season2 第5話 ネタバレ&感想 なんだかんだ監物は憎めない“正義の味方”

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「正義の味方」というと、永遠にアンパンマンな気がするaoikaraです。みんなお腹空くしね、パンもらえたらうれしいしね、どんな年齢でもどんな立場でもアンパンマンは正義ですよ。

 

というわけで今回のテーマは…

 

緊急取調室 第5話 ネタバレ&感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

第5話「記憶をなくした男」あらすじ・ネタバレ

記憶喪失の男の殺人事件

一人の男性が何者かに追われ、刃物で傷つけられている。加害者の人物はそこから立ち去った。

 

朝、ラッシュ時の街で血だらけで包丁を握っている男(塚本高史)が目撃される。捜査一課の監物(鈴木浩介)と渡辺(速水もこみち)が駆けつけると男は「違う」と弁明。「誰かを殺しちゃったかも」と訴える。

 

行方不明の被害者

緊急取調室=通称:キントリでは中田(大杉漣)がパソコンのパスワードを忘れて、自身の能力の衰えに落ち込んでいた。真壁(天海祐希)や小石川(小日向文世)や菱本(でんでん)は「忙しいから」と中田をフォロー。ここ最近、休みが全くなかった。

 

そこへやってきた梶山管理官(田中哲司)が休みの確保を約束するが、結局上から仕事が舞い込んでくる。

 

朝の男は水越辰也という名前で、トラベルコレクトという旅行会社に勤務している。包丁を持っていたということで銃刀法違反で逮捕した。「人を殺したかもしれない」と、殺人についての記憶が全くないらしい。しかし、脳に異常はない。

 

服についていた血痕は人間のもので、出血量も多い。凶器の指紋も水越と一致。殺人が疑われるが、記憶喪失のため被害者がわからない。

 

そこで、被害者を特定するための供述を引き出すために、キントリが指名された。しかし、いつも事件のおいしいところを持って行かれてしまう監物は納得できず、自分に取り調べをさせてほしいと志願。刑事部長も同意し、監物と渡辺が行うことに。

 

怒濤の取り調べ

取り調べの前に、監物と渡辺が水越の自宅を調べると、海外ボランティアをしていた形跡が見つかる。

 

そして取り調べ。カメラで撮影されていることに慣れていない監物は、うまく取り調べができず四苦八苦。水越にも「この刑事さん、言うことがころころ変わってる」と言われてぶち切れてしまい、結局キントリが取り調べを担当することになった。

 

水越が思い出した記憶

真壁と小石川で取り調べの続きを行う。勤務している会社など、事件のこと以外の記憶はハッキリしている。事件当日は午後10時に会社を出て、そこから記憶がないらしい。すると、水越が「船の舵輪を見た」と記憶を思い出す。

 

水越の記憶違い?

監物と渡辺が供述をもとに捜査。水越の会社の近くにある芝浦ふ頭で船を捜査する。乗船するには身分証明がいるらしく、舵輪がある操舵席も関係者以外は入れない。つまり、水越が舵輪を見たはずはなかった。

 

水越は嘘を吐いている?

キントリの見解としても、水越が記憶を失っているというのは嘘だろうと判断。人を殺したかもしれないのに妙に落ち着いていて、取り乱している様子がないことが気になっている。

 

とりあえず被害者を捜すために、事件当日に救急で病院に運ばれた人物や、傷害の被害者を当たることになった。

 

水越は面倒見の良い先輩?

真壁と小石川は、水越が務めていたトラベルコレクトという旅行会社へ聞き込み。事件当日の出退勤記録を見ると、19:30退勤となっており、水越の供述と食い違っている。社員に尋ねると、ツアーを組んでて忙しかったからではないかと濁される。

 

真壁と小石川の様子を気にしていた若い女子社員・福永絵梨(入山杏奈)に話を聞くと、水越が人を殺したことが信じられない様子。「必ず助けてあげる」が口癖で、仕事を手伝ってくれる親切な先輩だったと言う。

 

トラベルコレクトはやり手の社長が有名な格安ツアーを組む会社で、社員が殺人事件を起こして事を収めるのに多忙な様子だった。

 

水越の口を開かせろ

キントリでは全員が集まって捜査会議。結局、被害者らしい救急も傷害も不審遺体もなかったらしい。また、水越の供述と出退勤記録の退勤時間のずれも気になる。

 

とにかく被害者がどこにいるのか特定させたいので、どんなことでも水越をしゃべらせようということに。

 

捜査一課の二人が来て、舵輪など見ることはできなかったことを伝える。水越が嘘を吐いていることに人一倍腹を立てている監物。真壁は「何か理由があるのかも」と考えていた。

 

さらに新たな記憶?

2回目の水越の取り調べでは、仕事内容について聞く。ツアーを組む仕事で、どこが目的地かわからないミステリーツアーなどにも取り組んでいると言う。ただ、格安にするのは相当な苦労のよう。出退勤記録のずれも、会社が残業をごまかすためにわざと嘘の記録を書かせていたらしい。

 

一方、取り調べの様子を眺めている磐城刑事部長(大倉孝二)は、トラベルコレクトが気になっている様子で…

 

と、水越がまた新たな記憶を思い出す。船の中にピアノがあったと言うのだ。

 

監物のプライド

ピアノのある船を探すように捜査一課に依頼するが、水越は嘘を吐いていると監物が捜査をしたがらない。真壁が、この仕事は嘘かもわからない戯言だらけだと。その戯言を供述に変える仕事だと言う。

 

「面白くない仕事もある。嫌ならやめれば?」

 

と厳しい言葉を監物に投げかける。

 

刑事部長の思惑

と、キントリに磐城刑事部長がやってきて、捜査一課はキントリに協力するようにと命令。腹を立てながらも監物は部屋を出て行く。

 

刑事部長は梶山管理官にトラベルコレクトをこれ以上詮索する取り調べを禁ずる。今回の取り調べの記録も消すようにと言ってきた。

 

それぞれの反省

キントリはいつもの居酒屋へ。刑事部長の様子から、トラベルコレクトに何かあるのではと疑っている。また、権力に押しつぶされそうな監物や渡辺の気持ちを実感するキントリメンバーたち。真壁も「言い過ぎたかも」と心配していた。

 

それぞれの捜査

翌日、中田と菱本がピアノをのせている船を探すが、まったく見つからない。捜査一課では監物が出勤しておらず、渡辺が上司から連れてくるよう命令されていた。

 

刑事部長の真意

梶山管理官は、トラベルコレクトについて磐城刑事部長を問いただす。「労基問題を掘り起こすと厄介」と言うが、真意ではないことを梶山は悟っている。梶山は部屋を出てから、「調べていただきたいことがある」と何者かに電話した。

 

水越の過去

真壁と小石川は、水越が海外ボランティアをしていたときの仲間に会う。水越は当時人気があり、ヒーローのようだったと話す。しかし、社会人になってから多忙で会えてないらしい。

 

最近になって「ボランティアの動画が欲しい」と連絡してきたと言う。仲間曰く、自分がヒーローだった姿を見て元気を出したかったからではと言うが…。その動画を見せてもらうと「みんなを笑顔に」「必ず助ける」と、どこかで聞いた言葉を水越が口にしていた。

 

死んだ男を発見

とある船で刺殺体の男の遺体が発見されて、中田と菱本が駆けつける。飲み屋のサービス券を持っている。そして、男が乗っていた船は芝浦からやってきたらしい。

 

水越の目的は新入社員を「笑顔にしてあげる」

真壁と小石川は、女子社員の絵梨のもとを訪れていた。「笑顔にしてあげる」は水越の口癖だったと言う。それを聞く機会が最近もあったという。

 

会社の忙しすぎる業務に新入社員たちは疲れ切って、みんなで辞めようと話していたらしい。そこへ先輩の水越がやってきて、社長は「月100万のヨットクラブで楽しんで、俺たちがこんな苦労をして良いはずない」と訴え、「俺が笑顔にしてあげる」と約束したらしい。

 

新入社員たちは水越の熱意に、少し引き気味だったらしいが…

 

事件の目撃者

中田と菱本は、殺された男が持っていたサービス券から、芝浦にある居酒屋を発見。事件当日に男同士がケンカになり、店の包丁を持って二人とも出て行ってしまったらしい。水越の写真を店員に見せても、知らない人と言うだけ。事件に関わっていなかったのだ。

 

そして、近くで船を探すと高級ヨットクラブを見つける。と、同じくヨットクラブにやってきた真壁&小石川に鉢合わせ。

 

ヨットクラブの真実

ヨットクラブは入会金1,000万円、月の支払い100万円と超高級。そのレストランでピアノ舵輪を発見。さらに、トラベルコレクトの社長が映っている写真もある。一緒に映っている男は…「元生活安全部部長の杉原だ」と、駆けつけた梶山管理官が教えた。

 

傷心の監物の“正義”

監物は一人寂しくペットショップで子犬を眺めていた。そこへ、渡辺がかけより、二人はバーへ。渡辺は包丁を持った水越を見たとき、監物がかばってくれたことに感謝する。

 

そして、お互いが警察官になった理由を語り、「正義の味方になりたかった」と監物はまとめる。そして、渡辺に「それは今も同じ」と言われて…

 

刑事部長が隠したがっていた真実

トラベルコレクトは警察の天下り先だったので、磐城刑事部長は詮索させたがらなかった。しかし、捜査は続けると梶山が名言。「私が責任を取る。責任しゃはそのためにいる」と言う。

 

そして「面白くなってきたじゃないですか」といつもの言葉を梶山が言い、キントリはみんなで気合いを入れ直した。

 

本当の犯人を捕まえろ

水越の3回目の取り調べ。真壁と小石川が担当。会社の労基問題について触れると、水越は堰を切ったように会社への不満を語り出す。

 

一方、中田と菱本は本当の加害者を追う。監物と渡辺も応援にかけつけて、4人で犯人を確保した。

 

その情報を聞いた真壁は、本当の犯人が捕まったことを水越にも伝える。加害者の供述によると、ケンカで捕まって刺してしまい、その様子を水越に見られていたらしい。

 

水越の本音を聞き出すために

「ブラック企業は大変だけど事件とは関係ないのであなたは釈放です」と、真壁と小石川は取り調べを打ち切ろうとする。水越は焦って「凶器は品川で見つけたかも」と新たな記憶を話す。

 

「本当は記憶をなくしてなかったんでしょ?」と真壁が問い詰める。「我々警察を利用したんでしょ?」と。

 

そして水越は話す。会社への不満を社長に直談判しようとヨットクラブに言ったが、会員ではないので門前払い。そんなときに、例のケンカに出くわした。そして、水越は「閃いちゃった、最高のプランを」と言う。

 

普通に労基に訴えても書類で終わるだけだから、多くの人に知ってもらうために犯人のふりをしたと言う。自分の計画を“ミステリーツアー”と称し、自らの能力を証明することができたと満足げ。

 

あくまでこれは冗談として「最高のブラックジョーク」と言う。「正義の味方って言われちゃうかな?」と本当にうれしそう。

 

しかし、小石川が「あなたがすぐに助けを読んでいたら、被害者の彼は助かったかもしれない」と言う。刺されたときにはまだ息があったのだ。

 

「正義の味方は弱い者を見捨てない。ブラックジョークなんてよく言えたわね。あなたは面白くない。まるで笑えない」

 

と真壁が言い放った。そして監物と渡辺がやってきて、銃刀法違反、犯人隠避罪、偽計業務妨害再逮捕された。

 

そして、ようやくことの重大さに気づいたような表情を見せる水越だった。

 

事件は解決、も不穏な空気?

事件は無事解決し、中田もパスワードを思い出して上機嫌。キントリに磐城刑事部長がやってきて、梶山管理官を責める。それでも梶山は「録画は消さない。開かれた警察のために」と返す。二人の間に亀裂が…?

 

監物もいつもの調子を取り戻し、パシリになってやると言う。その代わり「キントリ」ではなく「国民のパシリ」になるらしい。

 

事件解決の楽しいムードが漂う中、真壁はこの取り調べを「ブラックジョーク」と名付けた。

ーーーーーーーーーー

と言う話でした。真意がなかなかわからず、面白い話でした。ただ、もっと信念がある人だったら良かったなぁ。まさに笑えないブラックジョーク。というわけで、詳しい感想を書いていきます。

 

第5話のGOODポイント

  • 善さんが「パスワード忘れた…取調官としても終わりかも…」みたいに落ち込んでいたのには笑いましたw結局、自分と奥さんの生年月日だったってなんだそのノロケ話!それでも危ないんで、意味のない英数字の羅列にしてくださいね。
  • 部下思いなようで、結局上の命令には逆らえない、それでも正義は貫き通す、梶山管理官が好きですよ。
  • 監物が取り調べやりたがってたけど、キントリとしては「休めてラッキー!」みたいな空気がありましたよねw空回りだなぁ…。
  • 監物「キントリより迅速かつ一気呵成弾丸のように電光石火で被疑者を落としてみせます!」まあ、そんなにワードがよく出てくること。別のことに頭を使ってほしいよ。
  • 監物のせいで取り調べから外された捜査一課。
    渡辺「すいません!俺、止められなくて…」
    監物「謝る必要なし!いくぞ!」
    いやいやいやいやいや、おまえだよ!おまえのせいだよ!渡辺の悪いところはこれっぽっちもないよ監物!
  • 真壁さんのおにぎり、私も食べたいなー。
  • 傷心の監物、子犬を見て癒やされる。店員さんに「だっこしてみます?」って聞かれたら「いや、俺が犬だから」ってなんだそりゃw
  • 梶山「責任は私が取る。そのために責任者はいる」うひょー格好いい!ついでに「面白くなってきたじゃないですか」って言ったワクワク感も良かったです。
  • 取り調べおわりまーす、おつかれっした!みたいな空気感がめちゃめちゃ面白かったですw

 

第5話の気になったポイント

特になし

 

第5話の感想

監物はイヤな奴だけどなんだかんだ憎めない

今回は主軸となる事件の陰で、捜査一課の監物がなんとなーく裏主人公な感じでしたよね。刑事としての勘も鈍いし、責任を後輩になすりつけるし、要領悪いし、頭も悪いし、正直刑事としてあまり取り柄がない監物

 

でも、彼の「正義」はある。「警察犬になりたかった」のはちょっと驚きですけどw身を挺して後輩の渡辺を守ろうとしたのも、刑事としての正義でしょう。

 

だから、なーんだか憎めないんですよね。イヤな奴だけど愛すべき奴でもあります。これからもキントリのパシリ、いや「国民のパシリ」(これは本当に名言!)になってください!w

 

本当の「正義の味方」が論破してスッキリ!

殺人事件を起こしたと思われた男は、事件を利用して会社のブラック体質を暴きたいという、男でした。まあ、ブラック企業に悩まされる人を救いたいという気持ちは立派なんですし、ちゃんとした理念があったら良かったんですけど…

 

彼が「正義の味方」になりたいのは、結局「自分の能力を見せつけたい」「誰かに褒められたい」からなんですよね。誰かのためじゃない。そのせいで人一人を見殺しにしてしまったわけですし…。

 

その重大さを、本当に「正義の味方」であるキントリや監物がびしっと言ってやって、あれはスッキリしました。「俺の思う通りに…あれ、ならない?」みたいな情けない感じが良かったです。

 

ただ、演じていた塚本高史さんは好きな役者さんなので、純粋にただただ良い人の役を演じてほしい!でも、そうなるとバカっぽいキャラになるんだよなぁ…。なんで両極端なんだろう。

 

梶山 VS 刑事部長…この先、大丈夫?

さて、今回の事件は警察の上層部も関わることになり、梶山管理官 VS 刑事部長の対立構図が出来上がってしまいましたね…うーん。この関係性が伏線となり、最終回とかの重大な事件に関わってきそうです。

 

まあ、みんなそうだと思いますけど、私は圧倒的に梶山さんの味方ですからね!頑張ってね!

 

次回:女性が女性を惑わす!?

銀行員の女性が自殺をする。多くの住民が「やめて!」という被害者の声を聞いていたが、他殺の証拠がなく、自殺と断定。しかし、死亡時刻前後でネイリストの女性と電話していたことが発覚。しかも、ネイリストと関わった女性2人が自殺している。キントリがネイリストを取り調べると、だんだん真壁がペースを乱されてしまう…

女性が男性を惑わすのではなくて、女性が女性を惑わす!?真壁さんも洗脳されちゃうのーやめてー!というわけで、女性としては面白そうなので、次回も楽しみです。

 

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