息を吐くように嘘を吐く、というのは嘘のaoikaraです。最近は嘘を吐かず、言いたくないことは言わないという選択をしています。嘘を吐かず罪悪感もなくなります。って私の話はどうでもいいのです。
今回のテーマは…
嘘の戦争 第1話 感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。
- あらすじ:「嘘は嫌い」そんな詐欺師の復讐劇
- 「嘘は嫌い」だから嘘をつく
- このドラマもキャストが良いね
- そんでもって刺されて出だしは好調!だけど…
- 予想:ラスボスは大杉漣さんじゃない?
- 次回:2人目のターゲットは嘘の証言をした弁護士!
あらすじ:「嘘は嫌い」そんな詐欺師の復讐劇
千葉陽一(草彅剛)は9歳の頃に家族全員を殺された。しかし、それを誰にも信じてもらえず父親(迫田孝也)の無理心中として処理された。そんな彼は一ノ瀬浩一と名前を変えた青年となり、タイで詐欺師として働いていた。
ある日、タイで偶然自分の家族を殺した腕にアザのある男と遭遇する。二度と日本に戻るつもりはなかったが、家族の復讐のために戻ることに。
アザのある男の正体は五十嵐久司(甲本雅裕)、慶明医大第二外科の准教授だった。浩一は五十嵐を追い詰め、父親があることを知ったがために二科興三(市村正親)というニシナコーポレーションの会長に命じられて殺したことを告白。
浩一は二科興三に復讐するために、長男・晃(安田顕)と長女・楓(山本美月)に近づく。しかし、次男・隆(藤木直人)には警戒されたまま。
とあるパーティーで興三と相まみえることになったが、浩一の策略で全てを奪われた五十嵐が錯乱し、興三をナイフで襲おうとする。それに身を挺して守ったのが浩一だった。
というストーリーでした。最初がまさかのナイフで刺されるシーンだったので、いきなり劇的な展開でしたね。丁寧にそこまでのあらすじを追っていくのがわかりやすく、面白かったです。
「嘘は嫌い」だから嘘をつく
主人公・浩一の口癖は「嘘は嫌い」。だけど嘘を吐く詐欺師。いや、嘘が嫌いだから嘘を吐く。本当のことを嘘と言って信じてもらえなかったから、今度は嘘で相手の嘘を暴く、ってことなんでしょうね。
偽名を使っているから本名を調べられてもバレないとか、ハーバード大卒の嘘を本当だと証明してみせるとか、アメリカに本社があるとか、ちょっぴりハラハラ展開も良いですね。毎回どれだけ嘘が隠れているのかを考えながら見ると面白そうです。
このドラマもキャストが良いね
主役・草彅剛は“悪い男”役が似合う
銭の戦争と同じ、草彅君主演の復讐シリーズと銘打っているそうです。
“いい人”ではない草彅君の役は好きですね。個人的にはスペシャリスト、好きでした。早く続編作ってくれないかな。
草彅君はワイルドな方がカッコイイ。草彅くんの笑顔は人畜無害そうだし、まさか騙されているとは思わないから天才詐欺師って役どころはぴったりだなぁと思います。
子役の男の子もうまいな~
浩一の幼少時代を演じている男の子もうまいですよね。小林颯君というようで、2017年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも出演しています。
▼参考記事はこちら
全く違う役柄で、この年で演じ分けられるのか~と演技力に感心しております。トラウマになったシーンのほかにも、家族との思い出などで新しいシーンもあるかもしれませんね。
あ、安田さんが演じているのアホ長男だ!
チームナックスの安田顕さんが出ているというのも、私が見たかった理由の一つ。まさか敵側で一番ちょろい役だとは思いませんでしたw悪党にはなりきれないけど嫌われるタイプの小者って感じでしたね。
明和電機の社長が安田さんの作業服姿で遊んでましたw
重ねて見たが、違和感なし。 #嘘の戦争 pic.twitter.com/vYTHLtiScV
— 明和電機 (@MaywaDenki) 2017年1月10日
タイと取引をしているのに「謝謝」っていってるのがなんとも言えませんwさて、どこまで騙しきれるのか。
敵方なのに本当に恋に落ちちゃう予感の長女・楓
山本美月さん演じる長女の楓は兄2人の妹役。浩一が近づいているけど、策略じゃなくて本当に好きになっちゃうパターンかもしれませんね。こういうドラマの王道だなあ。
ただ、恋人でもないのに職場の前で雨の中待たれているのが美談みたいになってたけど、怖くないですか?私は怖いです。ストーカーみたいだよー。
性格がねじまがっている藤木直人がたまらない!
二科家のなかでも最も疑り深く、性格が悪そう(に見える)のが次男の隆。イケメン俳優の藤木直人さんが演じています。
いやあ、藤木さんが性格の悪そうな人を演じているときの表情がたまらないですね。性格の良さそうな好青年を演じているときより好きです!
そのほかのキャストも良いですがまあ割愛。
そんでもって刺されて出だしは好調!だけど…
会長の二科興三をかばうために浩一は刺されて、プールに落ちて…あのなんとも言えない表情も良かったです。水中の画もキレイでしたし。ただ、SPは仕事をしろよとは思いましたけどね。ああいうときに身を挺するのが仕事ではないのか?
さらに、疑り深い次男の隆にだけ浩一が刺されたあとに笑った顔を見られてしまいましたね。あれなんてほとんど意識はないはずなのに、思わず笑ってしまう。あれは不覚だなぁ。でも、ハードルが高い方が何事も面白いですからね。
予想:ラスボスは大杉漣さんじゃない?
一ノ瀬浩一の家族が殺されて、その後の児童養護施設で支えになってくれたのが経営者の三瓶守(大杉漣)。なのですが…実は本当の黒幕でフィクサーでラスボスは大杉漣さんっぽい気がするんですよね。大杉漣さんのラスボス感はなんなんでしょうね。
幼い頃の記憶で、どうやら三瓶は医者だったようだし、父親とも知り合いだったのでしょう。それで何かを知ってしまったから父親は殺された、ということは医療に関係しているのではないかな?だから三瓶も関係している、というかむしろ黒幕的な。
ただ良い人だったらそれはそれで良いのですけどね。好きな俳優さんですし、出ていると物語に深みがあってとても良いです。
次回:2人目のターゲットは嘘の証言をした弁護士!
ニシナグループの会長をかばって刺された浩一だったが、顧問弁護士の六反田からこの一見を事故にしてほしいと言われる。浩一は、その男が家族が殺された事件で嘘の証言をした人物だと気づき、次のターゲットを彼に決めるー。
またも嘘で追い詰めていく話のようですね。ターゲットもたくさんいそうなので、楽しみです。また、長女の楓が浩一のことを気にし始めるのでこの関係性の変化も気になります。
結末がどうなるかわからない楽しさを感じながら、見ていきたいと思います!
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aoikara
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