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【ドラマ】陸王 第3話 ネタバレ シルクレイ開発

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学校の技術科目は苦手だったaoikaraです。のこぎりとか難しくてなー、ああいうのが得意だとDIYも楽しいんだろうな。

 

というわけで今回のテーマは…

 

陸王 第3話 ネタバレ&感想

 

です。今週も熱い!

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

▼感想記事はこちら

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▼陸王 第2話 記事はこちら

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第3話のあらすじ・ネタバレ

就職面接で言うことは

足袋屋の老舗・こはぜ屋の息子である宮沢大地(山崎賢人)は就職面接を受けていた。卒業してから家業を手伝っていたことを聞かれて「跡を継ぐのを期待されたいたから」と、事実ではないことを告げていた。いつも以上に笑顔で。

 

シルクレイ作りへの一歩

こはぜ屋の4代目社長・宮沢紘一(役所広司)は飯山晴之(寺尾聰)に連れられて、を運びに来た。安いが立派なシルクレイになると、飯山はうれしそうに言う。

 

こはぜ屋の工場には飯山が持ってきた機械が増えている。就活から戻ってきた大地は、気になって飯山の様子を覗く。そして、飯山が必要としている道具を手渡す。すると、飯山が「バルブを閉めてくれ」と大地に指示をする。

 

飯山への信頼

社長室にて、専務の富島玄三(志賀廣太郎)は、飯山が一度倒産している人間だということを心配していた。紘一は偏見だと返す。

 

飯山に関して、縫製課リーダーの正岡あけみ(阿川佐和子)も「嫌いじゃない」と言い、係長の安田利充(内村遙)も「ものづくりに対してはまっすぐな人」と評してはいるが…

 

とにかく、シルクレイの開発にも飯山の下に人間をつけなければならない。富島は銀行を納得させられないと主張。紘一は自分が銀行に直接かけあうと約束。形だけは承諾したものの、富島は不安そうだった。

 

その話し合いのしこりのせいで、紘一はすれ違った大地にイライラをぶつけてしまう。あけみがすかさずフォロー。

 

飯山の下につく人間

紘一は飯山に下につく人材は待ってほしいと伝える。飯山は大地を提案してきた。紘一は「あいつに務まるわけがない。あんないい加減な奴」とのこと。飯山は「あいつ、いい筋してるぜ」と意外そうな表情。

 

紘一は大地自身がやりたがらないと考えていた。それを聞いていた大地は、気まずそうに紘一らと目を合わせながらも、何も言わず去る。

 

やりがいのある仕事

大地は大学の同級生・広樹(緒形敦)と居酒屋。大企業に入社した同級生が仕事をやめてしまった話を聞く。広樹は実家を継がないのか聞くが、大地は「親父はおれが不安材料」と言うだけ。

 

「やりがいのない仕事を一生やるのは、就職できないよりつらいことなのかも」

 

広樹はそうつぶやく。

 

大地が家に帰ると、紘一に「話がある」と言われる。紘一は昼間のことを謝罪。そして、飯山の下でシルクレイの開発をしないかと尋ねる。残業代も出ず、就活の時間もないがと。

 

大地は「やってもいい」と言う。皮肉めいた言い方ながらも「少しは会社に恩返ししないとな」と本音も明かす。その言葉に、紘一もうれしそうだった。

 

シルクレイ開発へ

大地が飯山の下について、シルクレイを使い、マラソンシューズに合わせたソールの開発をすることになった。二年ぶりに機械を動かした飯山は今まで見たことがないほどに笑顔。紘一は大地に「しっかり頼むぞ」と希望を託す。

 

走れない選手はいらない

一方、アトランティスの営業部長・小原賢治(ピエール瀧)は、営業担当の佐山淳司(小籔千豊)から、ダイワ食品の茂木裕人(竹内涼真)が地下足袋のようなシューズで練習していることを聞く。

 

小原は、他社が見切りを付けた選手をアトランティスが育てて一流にすることを美学としている。ただし、逆は絶対にダメだと。その心配に対して、佐山は「あいつはダメです」と断言。

 

小原も「契約を切るのは、その選手の終わるときだ」と言う。

 

良い違和感

茂木はトレーニング中。こはぜ屋のマラソン足袋のシューズを履いて、しきりに足を気にしている。同僚の平瀬孝夫(和田正人)に違和感があるならドクターに診てもらうよう進言される。でないと「俺みたいになる」と。

 

ただ、茂木は「良い違和感」を感じていた。練習終わりの控え室で、アトランティスのシューフィッター・村野尊彦(市川右團次)が他の選手の様子を見ている。同時に、茂木にも声をかける。その足袋のような靴もどうなのかと。

 

「履き心地は悪くない」というのが茂木の感想。ただ、「ゴムのソールは柔らかすぎる」とネック部分もある。レースには耐えられない。村野もアイディアは面白いと考えていた。

 

硬さのコントロール

こはぜ屋では、ソールの硬さについて話し合われていた。紘一が知り合いの専門家からマラソンシューズに合ったソールの硬さについての資料を取り寄せている。

 

シルクレイもシューズに合った硬さに変えたい。そのために、硬さをコントロールする方法を見つけるのが課題だった。飯山は時間がかかると明言。

 

富島はいつ商品化できるのか、売れなかったら何の意味もないと未だに反対の姿勢を崩さない。大地は「茂木が履いてくれれば」と期待を言葉にする。

 

紘一は「そう信じ続けて頑張る」「嘘だって何だって、思うことから」と言う。あけみにたしなめられると、「嘘から出たまことだってある」と返す。「強く思っていれば道は開ける」。

 

そして、新しいソールが完成したら、また茂木に見に行くことに決める。紘一は飯山に開発を託す。富島は不満な様子だった。

 

シルクレイの硬さ

いよいよ開発スタート。機械によって、シルクレイの硬さを調べる。マラソンシューズのソールの硬さは、だいたい55~60。シルクレイは73.2、硬すぎる。

 

シルクレイは繭を高温で液体にして、圧縮冷却する。この圧縮冷却の仕方で硬さをコントロールしようと飯山は考えていた。

 

出し渋り

紘一は銀行へ行き、2,000万円の追加融資をしてもらうための交渉へ。担当者の大橋浩(馬場徹)は「シルクレイ」の名前さえ覚えていない。また、実績がないと理由で断り、「実績を作ってからください」と紘一は追い返されてしまう。

 

すれ違い

紘一はダイワ食品陸上部の城戸明宏(音尾琢磨)監督に会う。茂木にシューズを履いてほしいという頼みだが、以前と同じように門前払い。

 

紘一が陸上部の練習風景を見るも、茂木はおらず。帰る紘一とすれ違うように、こはぜ屋のマラソンシューズを履いた茂木がグラウンドへと入ってきていた。

 

進まぬ開発

シルクレイの開発は、何度試しても硬度がほとんど変わらず、難航していた。

 

それぞれの悩み

宮沢家にて、紘一は娘のシューズのソールを確かめるなど、ソールのことで頭がいっぱいだった。その娘・茜(上白石萌音)からはおしゃれな靴の方が自慢できると言われてしまう。

 

大地については「頑張ってる」と称えている紘一。「就職しちゃえば?」という家族の言葉に、素直には頷けない紘一。「大地も夢があるだろうから」と。茜から「お父さんの会社は、夢を持てないの?」と聞かれてしまう。

 

大地も帰宅。食事より睡眠を優先するほど疲れていた。

 

広がる差

熊谷シティマラソンにて、茂木はレースに出られず、他の選手のサポートをしていた。アジア工業陸上部の毛塚直之(佐野岳)のことを気にしている。その毛塚はマラソンレース2回目にて、オリンピック3位のアフリカ人選手に次、堂々の2位だった。

 

ふらふらでゴールした毛塚に、茂木は「おめでとう」と笑顔で握手を求める。しかし、毛塚は目もくれず立ち去ってしまう。

 

ふくらむ不安

飯山と大地は何度も試してみるものの、シルクレイ開発は全く進んでいなかった。あけみや安田が声をかけられないほどに事態は深刻。紘一も不安そうだった。

 

助言を求めて

紘一はシルクレイ開発の助言を求めて、アリムラスポーツ店の有村融(光石研)に会いに行く。偶然、以前の銀行の担当者・坂本太郎(風間俊介)もいる。シルクレイ開発のアドバイスについて、有村は「それを考えるのが宮沢さんの仕事」と答える。

 

「最初に言いましたが、ソールはシューズの命です。一長一短にできるものではありません」

「アトランティスも50年近い研究の積み重ねで今があるんです。50年前、アトランティスはちっぽけな会社でお金も実績もなく、今の宮沢さんが抱えてらっしゃるのと同じ悩みを抱えていたと思います。そんな中、彼らは今の地位を築いたんです」

「そのランニングシューズ業界に殴り込みをかけるなら、正々堂々アトランティスを破って、ご自分の地位を確立させるしかありません。それだけの覚悟が必要なんです」

 

坂本はだからこそ銀行が融資をすべきだと、もどかしさを感じていた。しかし、紘一は「目が覚めました!」と決意を新たにする。

 

そして、坂本は「銀行員としては言えないこと」と「独り言」として、紘一にとあるアドバイスをする。

 

きっかけ

坂本に言われたことで、紘一は一人社長室で悩んでいた。と、町村学園高校という学校から電話が来る。連絡をくれたのは教師の栗山。学校で足袋を必要としているらしく、紘一は直接出向いて製品を見せる。実に満足そうな栗山。あわせて、全ての商品のサンプルも置いていった。

 

会社にもどって、話を聞いた飯山は「うまくいくといいな」と声をかける。すぐに紘一に連絡が来る。足袋の採用は見送るとのこと。ただ、

 

陸王を学校で使わせてほしい

 

と言うのだ。満場一致で決まったと。宮沢はうれしそうで、その姿を見た飯山も笑顔になった。

 

実績

紘一はすぐに社員全員に報告。高校との契約で、陸王の採用が決まったと話す。その数なんと1,200足。これは実績となり、大きな一歩になると宮沢は話す。社員たちも盛り上がり、仕事にやる気になっている。富島もひとまずは胸をなで下ろしている様子。

 

その姿を見て、飯山は「いくぞ」と大地に声をかけて、また開発へ。

 

最終手段

紘一は実績をひっさげて、銀行へ。しかし、大橋は「雀の涙」と一蹴。まだ「シルクレイ」の名前さえ覚えておらず、さすがに紘一も怒りがあふれる。そして、「どうしても聞き入れてもらえないなら、定期預金を切り崩します」と言い出した。

 

坂本にアドバイスされたのは、「個人名義の定期預金を切り崩す」という最終手段だった。ただ、家族の将来のための預金が減るという意味でのリスクはあると坂本は話していた。

 

何も知らない大橋は、突然紘一が定期預金を解約すると言い出して大慌て。個人資産は融資で参考にするから得策ではないと話す。しかし、紘一は融資をしてもらえてないからこそだと反論する。

 

大橋は事の次第を支店長・家長亨(桂雀々)に報告。家長は誰かに知恵をつけられたと察するものの、「好きにさせとけ。丸裸にさせたる」と余裕だった。

 

富島の真意

会社に戻った紘一は、定期預金の解約について、富島にやりすぎだと言われてしまう。さらに、「先代が陸王の開発を失敗したのは、全部私のせい」と話し出す。

 

マラソン足袋を作るために意気込んでいた先代のために、専務として富島も必死に資金繰りをした。借金をして、定期預金を切り崩して。「先代の夢を叶えてやりたかった」と話す。ただ、残ったのは在庫と莫大な借金だけ。

 

紘一は富島のせいではないと言う。ただ、富島は先代から「なんで止めてくれなかったんだ。止めさえすればこんなことにはならなかった」と言われたと話す。先代はすぐに「すまない」と謝り、悔し涙を流していたと。

 

思い出し、富島も涙をこらえている。あのときのことは「生涯忘れられない」と。「もうこれ以上は続けるべきではありません」

 

何が悪いのか

飯山と大地はシルクレイの硬度コントロール。未だにどんな要因で硬度が変わるのか、つかめていなかった。

 

切り出せない男

 紘一は自宅にて、妻・美枝子(檀ふみ)に定期預金を解約したことを話そうとする。が、その前に茜から話があると言う。なんと将来のために留学したいと言うのだ。留学にかかる費用は高く、本人には言わないものの紘一も困っている。

 

また、定期預金について話そうとすると、今度は大地が家に帰ってきて中断。シルクレイは全く進んでいないと聞く。結局、美枝子には話せなかった。

 

将来へのわずかな希望

大地は面接していた会社から、2次審査に受かったことを聞く。翌日の8時に面接があるとのこと。大地は久しぶりに心からの笑顔になっていた。

 

足踏み状態

茂木はスポーツライターの女性から毛塚との対談を提案されて、その話を承諾する。

 

シューフィッターの村野は、小原に茂木の靴を作りたいと直談判していた。ソールの薄い、矯正用の靴を。「選手が1番苦しいときに支えるのもスポンサー」「茂木は必ず復活する」と語気を強める。

 

しかし、小原は「復活は万に一つもない」と返すだけ。村野は「万に一つがあって、よそに取られてもいいんですか?」と問い詰める。聞いていた佐山が足袋屋に取られるわけがないと高をくくっている。

 

小原は「そんなにお気に入りなら足袋屋に転職したら?」とまで言われる。アトランティスにいるから、今の村野の立場があるのだと、多くの社員の前できつく言い放った。

 

失敗

徹夜でシルクレイの開発に取り組んでいた大地は、7時半に起きる。急いで8時スタートの面接に向かうが間に合わなかった。社会人としての自覚を持て、とまで言われてしまう。

 

何もかもがダメ

とぼとぼと工場に戻ってきた大地。飯山はプログラミングからやり直すと、一人で作業していた。もうやり尽くしたと思っている大地は「本当にできるんですか?」と疑心暗鬼になっている。「半年どころか1年経ってもできない」と言い出す。

 

飯山は「だったらおまえも考えろ!」と叱咤。しかし、大地もヒートアップして「出来損ないの機械を持ってきたのはあんただろ!」と言う。

 

詰め寄る飯山。しかし、起こるでもなく「もういい、帰れ。今日はここまでだ」と大地を家に帰した。

 

もうライバルじゃない

茂木は食堂で食事中。と、電話がかかってきた。例のスポーツライターから。毛塚との対談について企画が見送られたというのだ。毛塚側は折り合いがつかなかったと言う。「今回は別の方でいく」と言われて、悔しそうな茂木だった。

 

嘘から出たまこと

夜、大地はビールを飲みまくっている。紘一が部屋にきて、何かあったことを察している。大地は飯山を罵倒する。「また失敗だよ。逆ギレされた」「あの人ダメだよ。どうしたら良いか自分でもわかんなくなってる」と。

 

紘一は「飯山さんは必ずできると言った。自分ができないことをできるって言う人か?と穏やかに反論。

 

それでも大地は「何の根拠もなかったんじゃないの。そのために嘘吐いて。面接のときの俺はいつもそう。親父はそんな飯山さんの嘘を鵜呑みにしてんだよ」と怒りが泊まらない。

 

「そういうこともあるかもしれない」と紘一は受け止める。「そうだったとしても、嘘から出たまこともある」とまた言う。大地はキレる。「嘘は嘘だろ!親父の言ってたことだって!茂木が陸王を履くわけない!」

 

紘一は開発をしているだろう飯山に差し入れを持って行こうと提案する。大地は「もう帰ってるよ」と言う。紘一が去ってから、悔しい涙が止まらなかった。

 

父子が見たもの

紘一は水筒に入れたコーヒーを持って、飯山の元へ。ミルクと砂糖を忘れたからと、美枝子は大地に紘一を追いかけるよう促す。

 

工場は真っ暗だった。もういないと確信する大地。しかし、工場からは物音がする。それは飯山が使うための繭を運んでいる音だった。陰で見ている紘一は「あれが嘘を吐いた人に見えるか?」と飯山に問いかける。「少なくともこの1ヶ月、必死にやってきた努力に嘘はない」と。

 

飯山が引っかかって転んでしまう。そこに大地が駆け寄る。二人で開発を続けようと。その二人をそっと眺める紘一。「頼むぞ!」と力強く、こっそりとつぶやく。

 

まずい酒

飯山は大地が酒を呑んできたことを言い当てる。謝る大地。「うまくなかったろ?」と飯山は言う。「何かから逃げ出して飲む酒はまずい。俺も長いことそうだった」と。

 

「さっさとこいつを完成させて、うまい酒を飲みに行くぞ。とりあえずはこれで我慢」と、紘一が持ってきてくれたコーヒーを指す。

 

いつやるの?

朝が明けて、紘一のもとに有村から連絡が入る。なんと、茂木選手が陸王を使っていると聞いたのだ。まさに嘘から出たまこと。紘一はトラックを走らせて、「今やらなくていつやる!」と茂木のもとへ向かう。

 

それを見ていたあけみは「今でしょ?」とぽつり。

 

見つけた答え

また徹夜で開発に取り組んでいた飯山と大地。安田とあけみが朝食を持ってきてくれた。飯山はコーヒーを飲み、味が変わっていることに気づく。安田がコーヒーは温度によって味が変わることを教える。

 

「それだ!」

 

飯山が目を付けたのは、繭を溶かすときの温度だった。今までは冷却する温度ばかり気にしていた。その着眼点はそれは飯山の「勘」だった。

 

見えてきた希望

紘一はダイワ食品陸上部の練習場へ。有村もいる。茂木がロードワークに訪れて、足元を見るがそれは陸王ではないシューズだった。

 

一方、飯山と大地は温度を変えての実験。溶かす温度によって、硬度が大きく変化していた。

 

茂木の練習後、紘一は声を掛ける。初対面の二人。陸王を履いてもらったことを感謝し、どこがいけなかったのか聞く。「悪くない」と茂木は言う。ただ、「ソールの耐久性がレース用としては厳しい」とのこと。この数週間だけでもすり減ってしまったと。

 

紘一は「まだ終わりじゃありません」と、ソールの新素材を開発していることを伝える。もう少しだけ待ってほしいと。小さき会社だが、コンセプトには自信があると。そのコンセプトとは、「軽さ、履き心地、ケガをしにくいランニングシューズ」

 

「悩みがあったら何でも言ってください!」「一緒に走ることはできます!私たちに、あなたのサポートをさせてください!待っていてください!」紘一は必死に訴える。

 

茂木は

 

「もし本当にそんなシューズができるなら、履いてみたいですね」

 

と言う。「できます!私は彼らを信じています!」紘一は言う。茂木は爽やかに一礼して去る。

 

希望を感じた紘一。そこに、会社から電話がかかってくる。

 

最後の望み

紘一が会社に戻ると、飯山と大地が開発している場に、社員みんなが集まっていた。溶かす温度を95度にして、最後に試そうとしていた。紘一は、茂木が「新しい陸王を履いてみたい」と言ってくれたことを明かし、社員たちも盛り上がる。

 

そして、硬度を確かめる。55~60の間ならソールとして使える。結果は…

 

55.1

 

ソールに使える素材になった。「できた!」大地は喜びを爆発させる。飯山は力が抜けてしまった。社員たちも大盛り上がり。飯山は「社長がヒントをくれた」と言う。コーヒーのことだが、紘一自身はよくわかっていなかった。

 

 

飯山は「こいつも頑張った」と大地も称える。紘一は感動の涙を流しながら、大地に「よくやった!」と声をかける。大地はいつものようにクールに、それでも嬉しそうに「ああ」と答える。

 

「ここまで来たらあと一踏ん張り。このシルクレイで新しい陸王を完成させるぞ!」紘一は意気込む。

 

拾うもの、捨てるもの

茂木は控え室にて、監督に足袋屋のシューズを揶揄されている。茂木はソールがもっと良ければと本音を明かす。しかし、監督は素人が作った靴を履く必要はないと、こはぜ屋のマラソン足袋をゴミ箱に捨てる。

 

ミーティングに向かう茂木も、ゴミ箱の靴を見ながら、それを拾わなかった。

 

紘一は満足げに完成したシルクレイを見ていた。

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と言う話でした。また長くなった!ので、感想記事は次回書きます。

 

 

aoikara

 

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