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相棒17 第8話「微笑みの研究」感想 TRICKとSPECを足したみたいな話

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共感力はおそらく人並みのaoikaraです。ものすごく共感できて人の心が読めるのかもと思うときと、私は人でなしなんじゃないかと思うときと、いろいろあります。

 

というわけで今回のテーマは…

 

相棒17 第8話「微笑みの研究」感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼相棒17 第7話「うさぎとかめ」記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

 

第8話 ゲスト・スタッフ

  • ゲスト:佐津川愛美 冨樫真 オクイシュージ
  • 脚本:金井寛
  • 監督:権野元

 

第8話「微笑みの研究」あらすじ

人間の心のメカニズムを総合的に研究する認知科学の権威である大学教授が心臓麻痺で死亡した。SNSで『呪い殺された』と騒がれているという噂を聞きつけた杉下右京(水谷豊)は興味を抱き、冠城亘(反町隆史)と共に調べ始める。

 

“呪い殺した張本人”と名指しされているのは、半年前に転籍してきた助教の川村里美(佐津川愛美)。教授が死亡する前日、彼をにらみながら「死ね」とつぶやいていたらしい。さらに、「人を呪い殺せる」と公言している霊能力者と会っていたとか。

 

その里美と、同研究室の准教授である高野鞠子(冨樫真)、猪瀬(オクイシュージ)に事情聴取した右京。「事件性はない」と説明したときに、なぜか里美だけが密かに微笑んだことを不審に思う。

 

しかし、事件当時の里美には完璧なアリバイが存在していて…

 

GOODポイント

  • 特命係を覗く大木さんの姿が!(涙)放送順の関係で、今回が最期のご出演だったそうです。もう見られないと思っていたので、うれしいサプライズでした。本当にありがとうございました。
  • 栄光大学!フォント!かわいい!
  • 冠城君が呪いの話を聞いてからの、「まさか」のくだけた表情がくだけすぎていて笑いました。予告でも何度か見ましたけど、あれは面白いw
  • 意外にも騙されやすい冠城君。やっぱりブラックパールの女絡みで、何らかでやらかしそうな伏線のように感じます。
  • 冠城君「彼女くらいキレイだったら、恋人の一人や二人くらい、いるでしょう」
    ん?一人や二人…二人!?おいおい、みんながみんな冠城君みたいに複数人をたぶらかしているわけじゃないぞ。むしろ少数派だぞ!
  • 角田課長「認知って…愛人の子どもを認知するっていうあの認知か」
    小ボケを挟んでくる暇課長、好きです!

 

気になったポイント

  • 特命係のお二人が青木君を介して、捜査一課への伝言を伝えていましたが、そもそも電話なら二人から直接言えば良くない?ってなりました。別に青木君を入れなくても…という違和感。細かいことが気になるのが(略)。
  • 冠城君が川村さんの元カレに話を聞いていた喫茶店、以前も相棒で出てきた場所ですよね?Season16 第17話「騙し討ち」に。調べてみたら「喫茶銀座」というお店らしいです。
  • 大学の学生たちが着ている青色の白衣…青衣?(説明が難しい)って、何なんでしょう?なぜ青?調べたけど全くわかりませんでした。知っている方がいらっしゃったら、教えてください。
  • 角田課長の白シャツに白ニットの組み合わせが気になる。なぜ白on白。いや、あれ微妙にオフホワイトかグレーだったのかしら。どっちにしろ、なんか、淡い。
  • 栄光大学の認知科学の教授は一人死亡、一人殺人犯、一人フィクサーでもう終わりだ!学生がかわいそう…。

 

感想

TRICK+SPEC?

今回の相棒は不思議な話でした。「呪いで人を殺す」「科学で証明できるか!」というのは、まるでTRICK。 

 

しかし、殺人の動機はエンパスでしたという特殊能力なのは、まるでSPEC。かと思いきや、オカルトを科学で証明しようとしたマッドサイエンティストというのは、TRICKの結末にありがち。

 

というわけでTRICKとSPECどちらも好きな私としては、そういう意味で楽しめる話でした。

 

2回目に「なるほど」と思える作品

大変申し訳ないのですが、正直初見の印象はぼんやりというか、いろんなことがあって集中できない感じでした。しかし、2回目は1回目のいろんなことの答え合わせができるので、見ながら面白かったです。

 

例えば、冒頭のお祓いからの「消えろ!」は、「死ね」という殺意ではなく、他人の感情が入り込んでくるのを拒否する気持ちだったんだなとか。にやって笑うのも、隣の准教授が無表情なだけに、対照的な表情で面白いなとか。

 

コールドリーディングやバーナム効果なんていう、認知科学の言葉が出てきましたが、まさに認知科学的に脳を刺激される話だったのかもしれません。

 

殺人者を操る人を操る話

今回の話は構造が複雑なんですよね。子どもを犠牲にしてまで研究成果を挙げたい大学教授に強い憎しみを抱いていた高野准教授が殺した実行犯。

 

その高野准教授の助手をしていた川村さんが、エンパスで高野さんの強い憎しみに絶えきれず、殺すように促した。

 

さらに、そんなエンパスの力を証明したかったので、意図的に二人を近づけた猪瀬准教授の仕業だった…というような。

 

実行犯がいたとしても、不思議な行動を取っている川村さんが何かしらに関わっているのだろうなとは思っていました。認知科学というか心理学的な話なので、殺害するように促していたんじゃないかなと。

 

相当の悪女なんじゃないかと思っていましたが、実は共感力が強すぎるエンパスで、高野教授の強い憎しみの感情から逃れたかった、という動機だったんですね。悪い人ではなかった。

 

ただ、川村さんはエンパスとして今まで長い間生きてきて、苦しいことはたくさんあったはず。なのに、今回に限って実際に殺害させようとまで追い込まれるのかなという疑問がありました。今回だけそんなに追い詰められるのかなと。

 

なので、もう一人彼女を操っている人がいた、というのはとても納得できました。むしろ彼女のその力を引き出そうと悪用していた人がいたから暴走してしまった、というのはしっくりきました。

  

もう少しだけ丁寧に描いてほしかった点

面白い着眼点だなと思う一方で、丁寧に描いてほしかった箇所がいくつかあります。

 

エンパスと心理誘導

エンパスについての説明が不足していると言いますか。ものすごく共感力の高い人なだけで、顔を見るだけであんなに事情からなにからわかってしまうのでしょうか。それはもう超能力者ですよね。もう少し共感の描写があっても良かったと思います。

 

川村さんが高野准教授を誘導するのも、少しわかりづらかったですし、具体的ではないというか。もっと伏線とか丁寧な描写があった方が良かったと思います。

 

あとは、エンパスだったら人混みとか避けるのではないでしょうか。他人の感情が気になるわけですし。自分の共感力の研究のために大学にいるのはわかるんですが、かなり人が多くて苦労しそうだなと思いました。

 

それにエンパスの力があるのだからこそ、他人の憎しみをなんとかしなさいという右京さんの言い分は、ちょっと私は納得できませんでしたね。もちろん殺人を促すのは絶対にダメですが、彼女が人間関係の修復や憎しみを昇華させてあげる必要はないです。

 

自分を守るために、その場から逃げることを私は進めたいです。ただでさえ大変なんですから、自分を守っていいんだよ、と思っちゃいました。

 

子どもの心の傷に親が気づかない?

我が子の手の甲にあんなに爪の跡があって、親が気づかないかなぁ?という違和感もありました。あれは一種の自傷行為にも感じられます。痛々しい傷でしたし、親が気づかないというのは不自然だなと感じました。

 

教授間の問題だけで処理されてしまうより、親が文句を言ってきそうな気がするんですけどね。子どもの研究とストレスが結びつかなかった、とかかなぁ。

 

「エンパス」とは?

そもそも「エンパス」とは何なのか、ドラマを観て気になったので詳しく調べてみました。個人的にはサトラレの逆バージョンのように感じましたね。サトリかな。あれ、それSPECでいたな。

 

気持ちや感情、思い、事細かな言葉までわかってしまう“サトリ”とは少し違うようです。意識していなくても感情として他人に共感してしまい、まるで自分の感情のように感じられてしまうのがエンパス。まさにドラマで描かれていたような人のようです。

 

エンパスではない私たちも、落ち込んでいる人とそうではない人の区別はつきますよね。それはある意味、共感したり感情を読み取っているということ。

 

さらに、笑顔だけど、なんかちょっといつもと様子が違って暗そうだなとか、表情や言動の違いでわかることもあります。エンパスの人はよりその精度が高いのではないかなと思いました。ちょっとした情報から察する力がものすごく高い。しかも無意識に。

 

ドラマだと、ネット社会の罵詈雑言が実社会で全部聞こえてくる感じのような演出でしたよね。ただ、なかには良い感情を持っている人もいると思うし、あんなに否定的な感情の大洪水ってわけでもなさそうだなとも思いましたが…。

 

オカルトとかスピリチュアルな話で、エンパスって本当にいるのかなぁという不思議な気持ちもあります。実際にエンパスだという人がいたら、話してみたいかも。でも、私のおどろどろしい感情が伝わってしまったら申し訳ないな。

 

右京さん至上で最も厳しいお説教の一つかも

今回の全ての人を操っていた猪瀬准教授は、法律では裁けないんですよね。だからこそなのか、右京さんの言葉が今までの中でも特に厳しかったなぁと感じました。

 

「あなたは研究者を名乗る資格はありません。いや、人を名乗る資格すらない

 

言うよね~となりました。たしかに、猪瀬教授のやってることはものすごくありえないんですよね。まさに人をマウス扱い(ねずみがかわいそうとは思わないのが人間らしいところだけど)にしていて。

 

でも、感情としては理解できる部分もあります。自分の研究分野がオカルトだと言うだけでバカにされている悔しさがずっとあったわけですよね。そのオカルト視点の認知科学で人を殺してやったぞ、というのは社会への復讐なのかなと。

 

法的に裁けなくても倫理的に認められることはなく、自尊心をちょこっと刺激するだけのことでしたけどね。ぶっちゃけどうせ証明できないのですから、大々的に発表して世の中で大論争が起きる方が、猪瀬准教授としては楽しいことなんじゃないかなと思いました。

 

次回:サルウィン!伊丹!熱い展開!

 サルウィン共和国の外国人青年が変死体で発見。最近は外国人が襲われる事件が多発しているらしい。しかし、警視庁は捜査から手を引く。不審に思う伊丹は一人で捜査を始める。不安になった芹沢が特命係に相談し、右京と冠城も加わる。その影にいたのは、衆議院議員の息子か。そして伊丹が襲われて…

ゲスト:井上肇 藤原季節
脚本:真野勝成
監督:権野元

 

この不穏な話は真野さんだろうな~と思ったら、やはり真野さんでした。いや、私はもうだまされない。伊丹は大丈夫です。退場しない。伊丹のカッコイイ姿を見るんだ、大丈夫だ。伊丹が退場したら本当に怒るぞ。

 

そしてサルウィンといえば亀山君のいる場所!ちょっと熱い展開を期待したいですね。初代相棒が出るのか…いや出ないだろうな。出てほしいな。本当に「特命係の亀」が出てきてくれたらかなりうれしいです。次回は熱い展開を期待!

 

 

aoikara

 

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