観るドラマが多すぎて多忙なaoikaraです。しかも、4月は休みで録画がたまりまくっているので、消化するだけで大変です。
というわけで今回のテーマは…
100万円の女たち 第3話 ネタバレ&感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。
第3話「露出」あらすじ・ネタバレ
慎と美波のあとさき
誘惑した美波(福島リラ)に抱きつく慎(野田洋次郎)。しかし「本当に僕でいいの?」と聞いてしまい、美波は興ざめ。さっさと離れるようにとうながす。そんなことを聞いてくるめんどくさい男は抱けないと言う。
「女は余裕がある男が好き」だと。そして「小説(慎)、まだまだね」と言うのだった。
潔癖なみどり
慎と美波が帰宅すると、みどり(武田玲奈)がいた。美波がドライブデートをしてキスまでしたとみどりに話す。みどりは付き合ってもいないのにキスをするなと怒る。
すると美波はみどりには経験がないことを指摘。みどりも反論しない。美波はそのまま自分の部屋に行ってしまう。
みどりは慎を軽蔑。逆にみどりにキスをしようと誘って気持ちを和らげようとしたが、「バカじゃないですか?サイテー!」と言われて、去ってしまった。
佑希の家族
佑希(我妻三輪子)は病院を訪れていた。誰かの症状について聞いているらしい。非常に厳しく、余命は半年から1年しかないと医者は告げる。
パーティーへのお誘い
家には編集者の桜井(山中崇)が訪れていた。出版社の創立記念パーティーにひとみ(松井玲奈)や菜々果(新木優子)、美波を誘っている。
なかでも桜井は菜々果を熱心に誘うが、乗り気ではない様子。桜井は菜々果に「お願いしたいことがある」と言うが…。
いざパーティーへ
結局、慎は五人の女たち全員とパーティーへ行く。それぞれおめかをして。菜々果に話しかけて写真を撮ろうとする人がいるのを、慎は不思議がっている。
ひとみはとある男性に話しかけて、相手も楽しく応じている。また佑希は着物をみどりに貸してあげたらしく、会話を交わしている。
パーティーの主役は花木ゆず
パーティーでは花木ゆず(中村倫也)が大人気。いろんな人に話しかけて場を盛り上げていた。美波は慎にも自分を売れと言うが、「顔を売りに来たわけじゃない」と拒否。
と、会場が暗転して『読者大賞』が発表されることになった。読者の投票だけで選ばれる新設の賞らしい。プレゼンターの文芸評論家・森口竜市が発表した大賞は花木ゆずの『のんきな救世主』だった。
慎は自分のスポットライトが当たったような気になっていた。みんなが祝福して、いざスピーチをするとなると誰もいない。机に置かれた電話から「お前は、一生売れない」というFAXが受信されている。
ところで妄想から目覚める。明るくスピーチをしているのは花木ゆずだった。
みどりご帰宅
みどりは早めに帰宅することに。「テスト勉強をする」という理由を語ると、美波が「つまんない」と煽る。尊敬していない人から説教されても響かないと、みどりは全く取り合わない。
評論家VS女たち
慎のもとへ評論家の森口が絡んでくる。「なんの印象にも残らない」「作家ごっこはいつまで続ける?」「気味の小説らしきものを読むのが苦痛」など慎を煽ってくる。慎は何も言い返さない。
すると、ひとみや佑希、美波が森口に怒る。その場に嫌な雰囲気が流れて…
菜々果が救世主?
と、菜々果がふらりとやってきて、声を掛けられる。声を掛けたのはなんと花木ゆず。一緒に写真を撮ってほしいと言うのだ。それに対して菜々果は
「みっちーがいいって言うなら」
と、慎の名前を出す。慎は戸惑いながらも許可を出し、一緒に写真に写る。
菜々果が顔を見せるとあたりは騒然となり、撮影会が始まってしまう。森口も「なぜ開菜々果がいるんだ」と戸惑っている。桜井が止めるまで撮影は続いていた。
菜々果の正体は…
慎と五人の女たちは帰宅。何が起こったのかわからない慎が桜井に聞くと「本当に知らないのか」と驚く。なんと菜々果は15歳でハリウッドデビューした世界的な大女優。昨年活動休止を宣言したことでも話題になったという。
菜々果は改めて「みっちーよろしく」と慎に挨拶をした。
残りの三人の正体は?
帰りながら慎は女たちのことを考える。美波と菜々果の正体はわかったが、残りの三人は何者なのだろうと。
金髪男が家にやってきた
先に帰ったみどり。なんと家にあの金髪男がやってきた。なんと「100万円」を請求する。「これで最後」とみどりは言うが、家に来ないだけでまたやってくると言うのだった。みどりは激しく落ち込む。
みんなでデザート
そして慎と女たちが帰宅。佑希がもらったマカロンを一緒に食べようとみどりを誘うが、断られる。菜々果をはじめ、みんながマカロンを「おいしい~」と食べていた。
花木ゆずの憂鬱
そんなマカロンを「まずい」と食べていたのが花木ゆず。自宅で執筆活動にいそしんでいる。『読者大賞』の賞状はいらないと編集者・三浦(井端珠里)に渡している。
さらに「僕の小説は面白いですか?」と聞く。三浦は「もちろんです。150万部売れているんですよ。数字が証明しています」と答えるが…
花木は「売れれば売れるだけ面白い」ということに違和感を感じていて
「世の中ってこんなもんなんですね」
と吐き捨てるように言うのだった。
みどりの決意
慎は自宅で執筆中。電話が鳴ってFAXかと思ったら鳴り止まない。出てみると相手はみどりだった。部屋に来てほしいというのだった。「女たちの部屋には入らない」というルールがあるだけに戸惑う慎だったが、みどりの部屋に入る。
みどりは下着姿でベッドに座っていたー。
ーーーーーーーーーー
というストーリーでした。慎と女たちにちょっとだけ絆を感じるような…?というわけで詳しい感想を書いていきます。
第3話のGOODポイント
- 「本当に僕でいいの?」っていう返事は…うん、私も「うわぁ…」と思いました。むしろ美波さんがナイスリアクションです。
- 「付き合ってもないのにキスするのはダメ」と語るみどりに対して、「そ、そうだと思う」ってつぶやくように言う慎がリアルwその流れでみどりにキスしようとする慎、うん「サイテー!」
- 出版社のパーティーで五人の女たちがおめかししているんですけど、みんな個性があってステキですね。
第3話の気になったポイント
特になし
第3話の感想
慎の欲求は確認作業
体の関係になりそうな直前で「本当に僕でいいの?」って聞いちゃうところとかね。もちろん欲求はあるんでしょう。でも、“売れない作家の”とか“父親が死刑囚の”とか枕詞がついた「僕でいいの?」っていうのを感じます。欲求が確認作業なんですよね。
花木ゆずが表彰されている場面でも、自分が受賞するのを妄想していました。だから「小説家として売れたい」って欲はあるのでしょう。でも誹謗中傷のFAXを思い出して現実に戻る。
欲はあるのにそれを出さない、という姿が小説にも投影されちゃってるから、森口が評する「退屈」な作品になってしまうのでしょうね。
みんな慎のことが好き?
出版社のパーティーで慎が評論家にバカにされていたとき、同居している女たちはみんな慎のことをかばいましたよね。慎のことが「好き」なのかなぁと。あ、だとしても「LOVE」ではなく「LIKE」ですよ。
きちんと思ってくれている気がして、あのシーンはなんだかうれしくなりました。
桜井の慎の立場向上作戦はお見事
編集者の桜井が実は世界的に有名な女優の菜々果を使って、慎の価値を上げようとしていたのは良かったです。すごい俗物っぽい作戦だったんですけど、でも桜井の慎に対する優しい思いを感じて。あの嫌味な評論家が目を白黒させているのは良い気味でした。
しかし、どうして菜々果は休業して慎の家にやってきたのでしょう。正体がわかっても謎は深まるばかりなんですよね。
花木ゆずは意外にも闇を抱えている?
花木ゆずは自分が評価されていることに疑問を抱いている様子でしたね。自分の小説が面白いということにも不満のようでしたし…。ちょっと闇を感じますが、だとするとなぜいわゆる“読者ウケ”する小説ばかり書いているのでしょうか。彼も気になります。
明かされる女たち
ほかにもちょっとずつ明らかになっていく女たちの正体。ひとみはなぜか出版社のパーティーで知り合いがいたし、佑希は親族か誰かが余命あとわずか、みどりは“兄”に金をせびられて最後はなぜか慎を誘惑?
原作ではみどりは裸で部屋にいた気がしますが、さすがに美波のように隠すものがないので、下着姿に変更されたのかもしれませんね。
次回:みどりの正体
慎は下着姿のみどりに意外な誘われ方をする。二人の会話を聞いていたひとみからは、翌日から避けられてしまう。そしてみどりの生い立ちが明らかになるー。
漫画の1巻の内容はこの第3話の最後までなんですよね。なので、私が知っている展開はここまで。これから知らない事実が解き明かされていくのがすごく楽しみです。でも、ちょっと怖いんです。見ている方にはこの感覚、わかるんじゃないかな。
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aoikara
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