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【ドラマ】小さな巨人 第1話 ネタバレ&感想 今のところ共感できるキャラが一人しかいない…

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香川照之さんの演技が歌舞伎に見えてきたaoikaraです。個性派キャラを通り越しちゃってるような…

 

というわけで今回のテーマは…

 

小さな巨人 第1話 ネタバレ&感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

 

第1話のあらすじ・ネタバレ

走る男

とある男が急いで走っている。同時刻、とある試験が行われていた。警察は国民を守ることが法律で記されている。しかし、警察官を守る法律はない。警察官が自分を守るには、自分しかいない。

 

事件の予兆

3週間前。事件を追っている捜査一課強行班1係長の香坂(長谷川博己)は、捜査一課長の小野田(香川照之)に被疑者の逮捕をしたいと申し出ていた。同じく説得しているのは、課長の運転担当・山田(岡田将生)。運転担当は将来を見込まれている者の優秀なポストだ。

 

ただし、容疑者となる証拠がない。しかし、小野田は「俺の勘が証拠だ」逮捕を許可する。

 

別の事件とバッティング?

場所はホテル。捜査一課の捜査員が大勢いる。そこへ、捜査一課と関係のない捜査員が二人。とある容疑者を追っていて、近づこうとすると香坂に「所轄が何を?」と止められる。「動くな。コレは命令だ」と言われてしまう。

 

そして捜査一課が男に近づき…所轄が追っていた男ではない…殺人の容疑で逮捕する。所轄刑事が追っていた男には逃げられてしまう。

 

捜査一課に所轄の刑事がいるという情報はなく、勝手に捜査していたらしい。自殺した女性を事件として調べているらしい。何故かと聞くと「勘」だと答える。香坂は「論理的に推理しろ」と言う。

 

さらに「現場に合った格好をしろ」と所轄刑事を小バカにして去って行く。刑事は「におう」と思っていた。

 

香坂の人柄

香坂は剣道の稽古終わり、捜査一課強行班2係係長で同期の藤倉(駿河太郎)と話す。香坂はめざましい活躍を見せて、逮捕にも貢献して事件を解決していた。目標は捜査一課長。そして、出世のための“会合”があるらしく…それを山田が聞いている。

 

出世の接待

その夜、香坂は前捜査一課長で、現在は所轄の芝署で所長を務めている三笠(春風亭正体)と料亭で会食。香坂を捜査一課に引き上げてくれた人物。

 

三笠は所轄をバカにし、我々のような優秀な参謀がいれば良いとのたまう。さらに、優秀な警務畑ではなく、たたき上げの現場畑から捜査一課長になった小野田のことも「高卒」と揶揄する。

 

すると、そこへ呼んでいない小野田がやってくる。急に親しげに小野田を持ち上げる三笠。香坂は二人の顔色をうかがっていた。最近の仕事ぶりを褒められ、勧められた日本酒を飲んでいた。

 

香坂と小野田の因果

小野田に香坂と三笠の会合を告げたのは山田だった。小野田を見送ってから、三笠は香坂に同情。香坂の父親が小野田を捜査一課に引き上げ、今度は香坂が小野田の部下。そして、香坂の父親は捜査一課長になりたかったらしい。

 

刑事の勘のようなものに惑わされて

三笠も見送った香坂が帰ろうとすると、男が美人(佐々木希)と落ち合っているのを見かける。その男は、所轄刑事が追いかけていた人物だった。

 

香坂は藤倉に、所轄で起きた女性の自殺について調べてもらう。男は女性の恋人でとある中小企業の社長・中田隆一(加藤晴彦)だった。今日は葬儀だったはずだが、もう別の女と会っている。

 

気になった香坂は「飲酒運転」の容疑で中田を取り調べるが、抵抗される。そのときに、中田の車に傷がついてしまう。中田は女と一緒に車を発進して行ってしまった。

 

香坂のミス

翌朝、香坂が取り調べた男のニュースが出ている。日本酒を飲んで酔った警察官が取り調べをして、車を傷つけたというでっち上げの記事だった。

 

その日、香坂は監察官・柳沢(手塚とおる)から取り調べを受けることに。「酒を飲んだかどうか」だけが問題と言われて、口をつぐんでしまう香坂。そこへ上司の小野田が呼び出される。柳沢に聞かれた小野田は…

 

「飲んだ。そう記憶しています」と答えた。警察の名誉を傷つけられたということで、香坂は所轄の芝署の代理課長として異動を命じられてしまう。同期の藤倉も目を合わせない。

 

山田は警察の判断は覆らないとしながらも、「どうしてあんな失敗をした?」と聞く。香坂も「私もどうしてこんなことになったかわからない」と答えるのだった。

 

小野田の“勘”

山田は小野田の車を運転しながら、「香坂のことを守ると思っていた」と言う。小野田が守らなかったのは「勘で決めた」らしい。

 

所轄で大事件?

香坂は異動になる前日に、あいさつのために芝署にやってくると、誰もいない。唯一いたのは、ホテルで居合わせた渡部(安田顕)だった。

 

芝署では小野田を初めとして捜査一課の刑事が数多く来て捜査会議が行われている。香坂と渡部もさりげなく入ることに成功。ゴーンバンクという日本経済トップのIT企業の社長(桂文枝)が誘拐されて、身代金5億円を要求されているらしい。

 

身代金は「中田隆一に運ばせろ」という命令らしい。渡部が追っていて、香坂が名誉を傷つけられた男だ。中田は社長の息子だった。

 

犯人の狙いは?

五億円という大金をいくつかのトランクに入れて運ばせている。指定された東京駅にやってくると、犯人からメールでトランクを一つずつ置くよう連絡が来る。そのたびに捜査員を少しずつ見晴らせる。そのため、香坂は「捜査員を分散させようとしている」と推理。

 

そのうち、上層部はトランクを見張るように指示しなくなった。そして、中田は地下鉄に飛び乗る。どうやら、中田が犯人だとにらんでいる様子。しかも、2係係長の藤倉もやってきた。渡部によると、中田には借金があるらしい。しかし、見張っていたためにアリバイがあり、犯人なのはあり得ない。

 

香坂はその事実を小野田らに告げる。さらに、犯人は現在東京駅のフリーWi-Fiを使用していることから、中田が犯人なのはありえない。所轄の刑事がトランクを見ていると、近くで煙が出ている。

 

するとトランクが盗まれてしまい、所轄刑事が追いかける。犯人を捕まえるも、トランクが階段から落ちて子供が下に…危機一髪、山田が子供を抑えて救う。しかし、トランクを持っていこうとしたのは置き引きの常習犯で、誘拐犯ではなかった。

 

「警察がいる」という理由で犯人からの連絡も途絶えてしまった

 

渡部の信念

翌日、香坂は渡部になぜ女性が自殺ではなかったと思っているのか質問する。が、答えない。捜査会議では社長が近くの防犯カメラに映っておらず、足取りが掴めない。そのため、周辺で聞き込みを徹底する捜査方針が決められた。

 

香坂が渡部を探そうとするといない。所轄刑事の中村に聞いて行った場所は、亡くなった女性の墓だった。山田と一緒に訪れた香坂は「“勘”を聞いてみたくなった」と渡部の思いを聞きたがる。そして渡部は口を開く。

 

飛び降り自殺をした女性は母親を早くに亡くし、父親と二人暮らしだった。二人で会社を経営しており、監視カメラに関する画像システムの開発をしていたらしい。

 

自殺した後に父親が相談に来て、亡くなる前に父親を楽にできるとシステムの開発をとても喜んでいた。そんな女性が自殺はしないと思っていた。そして、所轄は足を使って調べるしかないと言うのだった。

 

所轄だから

芝署へ戻ると、所轄の刑事たちは捜査会議に出ていない。一課から捜査を外されてしまったらしい。香坂は「ありがたく指示を受け入れて情けないと思わないのか!」と叱責。「足を使って前へ進め!」と言う。

 

しかし、一課から止められて動きたくない刑事たち。渡部だけが乗り、一度調べた幼稚園の園児たちにも聞き込みをすることに。

 

捜査一課の本当の狙い

渡部が園児に聞き込みをしている間、香坂は山田に質問する。「本当の目的は何だ?」と。2係が途中から入ってきたことに違和感を抱いている。所轄に隠すのは、別の要求があったからではないかと。犯人から連絡が来ないのは、その要求の答えを待っているのではないかと。

 

と、渡部が目撃者を見つけた。

 

目撃者から特定された犯人は…

目撃したというのは幼稚園児の男の子。滑り台の上から、動く黒い帽子を見たらしい。調べてみると、かなり背の高い人物ではないと、子供の背丈で頭が見えないと言う。つまり、犯人は190cmと相当身長が高い人物

 

渡部は心当たりがあった。自殺した女性の父親は、190cm以上の大柄な男性だったのだ。さらに、現場から社長のバッジも見つかる。さっそく、父親の行方を捜すことに。

 

捜査一課の手が回り…

父親の会社を調べると、すでに捜査員が来ている。しかも、資料等が少ない。三日前に不渡りで倒産したらしい。さらに、所轄でも自殺した女性の捜査書類を捜査一課が収集している。会話を聞いていた山田が手を回したのだった。

 

あとは捜査一課がすることだから、所轄は手を出すなと香坂は命令されてしまう。

 

香坂と小野田の取引

香坂は久しぶりに警視庁に呼ばれていた。小野田から事件について聞く。ゴーンバンクが最近発表したシステムが、自殺した女性が開発していたもので、不正に入手していたのだった。しかし、日本トップの企業のため隠蔽しようと言うのだ。

 

小野田は香坂に、これ以上事件に首をつっこまず、明日の昇任試験を受ければ良いという。名前を書けば合格する、その力が自分にはあると行って。

 

香坂の決断

香坂が芝署に戻ると、刑事たちがやる気になっていた。渡部は父親だけの仕業とは思えないと考えている様子。しかし、香坂は本部に任せるという決断をする。そんな香坂に渡部らは失望。

 

香坂の思い、渡部の思い

捜査一課では躍起になって父親の行方を調べている。わかりしだい突入するとのこと。捜査員が動き出したのを見て、渡部も追おうとしている様子。香坂に電話を掛けてくるが、香坂は止める。

 

香坂はさまざまな思いを胸に、走り出す。

 

昇任試験が始まったとき、香坂はいなかった。たどりついたのは、芝署だった。

 

自首をさせなければ

香坂は「我々にできることをする!」と刑事たちに伝える。それは「自首」。説得をしようと言うのだった。連絡先を知っている渡部に頼む。

 

ちょうどその頃、父親は社長に「どうしてうちの娘が死ななきゃならなかったんだ?」と毒を飲ませようとしている。と、そこへメールが届く。渡部からの説得のメールだった。そして電話をして話す。

 

突入するか否か

香坂は捜査会議の小野田のもとへ訪れ、突入を待つように頼み込んでいた。説得をして自首させると行って。「現場のたたき上げのあなたなら、よくわかっているはず」とも伝えて。

 

小野田は「よくわかっているよ」と答える。「そういう出来の悪い所轄刑事が一番信用できないということをね」と。そして突入。父親は自ら毒を飲み、意識不明に。誘拐された社長は無事に保護された。

 

渡部との電話で、父親は「自首する」と伝えていたのに。

 

宣戦布告

小野田・山田と向き合う香坂・山田。この判断が「組織で生きる」上では大切なことだと小野田は言う。しかし香坂は「組織で生きられても、警察官としての自分は死ぬ」と答える。

 

そして、この事件はまだ終わっていない、裏があるとも思っている。それは「私の勘です」と。論理的に解決することを目的としてきた香坂の「勘」発言に、小野田は高笑い。

 

「この所轄で、捜査一課のあなたの闘ってみせる」と宣戦布告するのだった。

ーーーーーーーーーー

てなわけでしたー。長くなっちゃったー。詳しい感想を書いていきます。

 

第1話の気になったポイント

  • 「渡部」という刑事と、「佐々木希」…あっ!ネット見るわ!(結婚おめでとうございます!)

 

第1話の感想

謎解きミステリーを楽しむドラマではない

刑事ドラマというと、謎解きミステリーだとか、犯人の動機を探すとか、まあそういう楽しみ方をするのが一般的。私もどちらかと言うとそういうのが好きなタイプ。

 

こちらも刑事ドラマではあるんですけど、ミステリーでは全くないんですよね。刑事版・半沢直樹、みたいな仕事ドラマ。

 

だから、本庁と所轄のいざこざとか、出世のために暗躍するとか、警察の面倒くささを非常によく演出しています。そのため普通の刑事ドラマ感覚で見ると、そんなシーンが多くて「いいから事件解決しろよ!」って気持ちになってしまいます。

 

半沢直樹は好きだったので、この世界観に慣れるしかないなぁ。

 

登場人物、みんなそこそこに好きじゃない

登場人物がいまいち好きじゃないんですよね~みんな。共感できる人があんまりいないというか。それはそれで面白いんですけど。

 

出世欲の強い主人公・香坂

このドラマの主人公・香坂。「小野田に裏切られた」って言ってるけど、ぶっちゃけ日本酒を飲んでたのは事実ですし、小野田が「飲んでた」って答えても、別におかしくはないんですよね。

 

だからラストで「所轄でおまえ(小野田)とたたかってやる!」って息巻いていたシーンがあったけど、いやいやいや、刑事としての誇りがあるなら事件を追えよって思っちゃいました。

 

まあ、でも所轄の刑事でもきちんと意見を聞きますし、事件についていつも正しい判断をしていますし、優秀な刑事なのでしょうね。出世とか忘れて刑事として現場で頑張りなよ、うん。

 

あなたは個性が強すぎ・小野田

小野田演じる香川照之さん、もう存在感だけでキャラが成立するってすごいwいや~な奴でしたね~。こいつを土下座させることが香坂の目標…ではないと思いますが、もうラスボス感があります。にしては、登場が早すぎるかも?

 

どういうポジションになってく?・山田

私は知らなかったんですが、捜査一課長の運転付きって出世コースなんですね。へ~ためになりました。んで、その立場にある山田。ちょいちょい姑息な手で香坂を邪魔する男。まあ、立場としてやってることは間違いないんですけどね。

 

立場としては山田VS香坂なんでしょうけど、小野田の敵キャラ感が強すぎて、若干弱い。彼も出世を企んでいるんでしょうけど、そこの関係もどうなることやら。

 

リークしたのおまえだろ・三笠

全捜査一課長、現在は香坂が務めることになった芝署の署長を務める三笠。たぶん、香坂のこと雑誌にリークしたのこいつでしょ。酒の匂いをさせていたって、相手が「日本酒」だったとはわからないし、わかるのはその場にいた奴…昇太さんじゃん。以上です。

 

ぶっちゃけ無能と言われても仕方ない・所轄刑事

捜査一課の刑事が所轄をバカにするんですけど、実際芝署の刑事たちはま~やる気がないですよね。そりゃあ無能って言われちゃう。香坂の指導のもと、やる気を出して捜査一課を見返すんだろうな、そんな展開なんだろうなぁ。

 

唯一共感できる・渡部

少しだけ共感できるのは渡部。足が臭いのは許容できませんけど。靴下は毎日替えて、足はしっかり洗えば良いので問題なし。

 

刑事としての粘りがありますし、勘もある。そして、犯人だと疑いたくない人物でもちゃんと検挙するし、交渉もする。泥臭いけど、人情味があって、能力も高い刑事。香坂と組んだらすでに最強になれそうです。

 

香坂の父親と小野田に因果関係あり?

香坂が捜査一課長になりたいと言っているのは、どうやら父親がかつて目標にしていたからのようですね。その父親は小野田を捜査一課に引っ張った人間らしいし…でも、今捜査一課長なのは小野田。父親は入院しているようです。

 

ってことは、何らかの因果関係があるんですかね?個人的な恨みのようなものが。それが明かされていってどうなるのか、っていうのもこのドラマの醍醐味なのかなぁ。

 

なんで「しっくりこなかった」と感じるのか

見た後の感想としては「なんかしっくりこない」なんですよね。うーん…たぶん、登場人物のキャラの濃さとか、演出の強さとか、音楽の引きに比べて、刑事ドラマとしての事件が弱いからだと思います。

 

難解なトリックが見たいとかそういうのではて。刑事ドラマってのはあちこちに伏線を張っていて、展開が二転三転していくんですよね。伏線が少ないし、二転三転感も、もうひと押し欲しかった。

 

あと、本当に助けたかった人=自殺した女性の父親を助けられなかった、みたいな描写もあるんですけど、あれも弱い。やろうとした結果が「自首させよう!」ってのもうーん…って感じだったし。たしかに、せっかく自首を決意させたのにできなかったのは切ないんですけど、主人公が捜査一課長を倒したいと思うキッカケになるかというとなぁ。弱い。

 

大使館で人質籠城事件が起きて、もともと担当じゃない二課にいたのに作戦参謀として呼ばれて、交渉がうまくいってたのに上から突入っていわれて、「できません!」って言ったのに実行されて、結局隊員も人質も死んじゃって、結果的に責任を負わされて窓際部署に追いやられた杉下右京くらいになれば、官房長倒したいって思うけどさ。(あれ?)

 

まあ、相棒と比較するのはあれだと思うんですけど、それでもやっぱり刑事ドラマ好きとしては事件の描き方も期待したくなっちゃうんですよ。

 

次回:事件の鍵を握る女性

ゴーンバンク社長誘拐事件に裏があると考えた香坂は、風見涼子の自殺を捜査。なんと現場は、恋人の中田隆一が経営する会社のビルだった。ゴーンバンクが新たに開発した監視カメラが使われている。防犯管理担当の女性に話を聞くが、情報は得られない。そこで、小野田の指示で一緒に捜査していた山田にあることを頼む。

あ、まだこの事件終わってないんですね。ですよねーだってあまりにも薄味だったからね。きちんと事件を追って解決してほしいな。1話完結じゃないのか…どこまで続くんだろう。まあ、見ます!

 

 

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