築地はいろいろ問題が解決したら行ってみたいな~と思っているaoikaraです。観光として行ってみたいです。はたして、いつになることやら…。
というわけで今回のテーマは…
石原慎太郎 築地の豊洲移転問題の会見
についてです。
会見を見た感想
正直、石原氏の会見を見ようというつもりはありませんでした。テレビをつけたらたまたま始まるところだけ、冒頭だけをちらりと拝見しました。
詳しい会見内容については、書き起こしているこちらの記事をご覧ください。
冒頭で、会見に臨む前に「果たし合いに出かける侍」と言ってたなどと司会者から述べられていました。
そのとき、石原氏は実に得意げに笑っていたのですが(癖かもしれませんが)、その笑顔がふわっと消えていったんですよね。おそらく、記者が誰も笑ってなかったからでしょう。その姿を見て、なんて痛々しいんだろうって思ってしまいました。
私も、この会見の前に「果たし合いに出かける侍」発言を聞いたときは、「何を言ってるんだろう、この人」って思いました。築地問題について事実を正確に述べることが大切なのであって、一個人の名誉回復が目的ではない。この後におよんでも自分のことばかりか、と残念な気持ちになりました。
だけど、この人の周りには、この人の強気で煽って小説家的な言葉選び(?)をした発言を喜んでくれる人がたくさんいたのでしょう。前回の都知事選で増田さんの応援にいったときに、小池さんを「厚化粧」呼ばわりしたときも、ずいぶんと多くの人が笑っていたものです。
あれはいけないことだと、恥ずかしい発言だと、いさめてくれる人がきっと周りにいなかったのでしょう。だから、今もずーっとそういう物言いで、誰もとがめてくれない。
だから、今回も言ったのに、記者はぴくりとも笑わない。なんか「あれ?」って顔してて、空気がさーって冷めていくのを感じ取ったんだろうなって思いました。
なんだか、憐れだなぁと感じてしまったんです。かわいそうだなぁと。あ、別に責任がないのに責められてかわいそう、とかじゃないですよ。
現状が進んでないって小池と知事に文句を言ってますけど、過去の問題が解決してないから豊洲に進められないんじゃんって話で。その当時の最高責任者だったんだから、責任を取らなくて何のトップなんだろうって思います。(小池都知事の支持者ではありません)
って、思っている私でも、なんか…痛々しくて見てられなかったんです。だから、その会見の続きは見ませんでした。
支持者以外に同情されたら終わり
私は石原慎太郎という政治家、そして人物があまり好きではありません。つまり、全くもって支持者じゃないってことです。そんな私が哀れむっていうのは、もうとんでもなく悲しいことなんだと思います。
築地の移転は、石原さんが都知事時代に豊洲の件が大きく動いたので叩かれているのでしょう。その前から既定路線でそれを進めただけだって言うけど、そもそも現状を把握してないのは最高責任者である都知事として問題じゃないかと問われているわけです。
まあ、とにかく世間からかなり叩かれているわけです。でも私は、責めるでもなく、叩くでもなく、なんかそうすることさえかわいそうというか。まあ集中砲火でこれみよがしに叩くというのがあまり好きではないだけかもしれないけど。
だけど、支持者でもないしどちらかというと好ましく思ってないような人物に「かわいそう」って哀れまれてしまうと…なんか、残念だなというか。もう政治家・石原慎太郎ではないですよね。うまく言えないけどなんか悲しいなぁって。
この問題がどうこうっていうより、人としての終わりを見てしまったような気持ちというか…。それが老いるってことなのかな。
とりあえず、なんか残念
人の脆い部分とか老いた部分とか見て、それも人間らしいねと感じられたら幸せなんだけど、そうじゃない部分ばかり見えてしまうと、どんな人に対してでも切なくなるなぁ、という話でした。
うーん、まあいいや。良純さん見て「何言ってるんだろ、このおじさん」って思って元気出します。
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