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【ドラマ】小さな巨人 第8話 ネタバレ&感想 正義の大どんでん返し…になるのかなぁ?

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やっぱり後味がスッキリしないドラマだと思ってしまうaoikaraです。スカッと感がないんですよね。たぶん最終回もこんな感じなんだろうなぁ。でも見ちゃう。謎の魔力があります。

 

というわけで今回のテーマは…

 

小さな巨人 第8話 ネタバレ&感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

あらすじ・ネタバレ

横沢は300%クロ

江口(ユースケ・サンタマリア)殺害の容疑で小野田捜査一課長(香川照之)から取り調べを受けた、元捜査一課長で現在は早明学園の専務である富永(梅沢富美男)だったが、証拠不十分で釈放。納得できない豊洲署の香坂(長谷川博己)と山田(岡田将生)は小野田に直接訴える。

 

釈放されたのは新たな証拠が出たからだと言う。事件当時の学校の監視カメラに横沢(井上芳雄)が映っており、トラックに乗って逃走している姿がある。しかし、同じカメラに学生が大麻を使用している姿が映っているため、隠蔽しようと富永が隠していたと言う。

 

大麻のことについて表沙汰にしないようにと職員と協議するために、例のロッカー室を使った。だから富永のペンがあったのだと言う。その30分後に事件は起きた。理論は通っている。

 

「手心を加えているように感じる」という香坂に対し、小野田はその通りだと言う。自分を捜査一課に引き上げてくれた上司に対して「気を遣うのは当たり前」だと。

 

そして横沢裕一が300%クロだとして、江口殺害容疑で指名手配にかけられた。

 

まだ隠していること

香坂は事の次第を所轄の刑事たちに報告。自分たちは利用されただけだと、悔しがる者も多い。香坂は、まだ富永と小野田の関係には裏があると考えていた。

 

同じように、監察官の柳沢(手塚とおる)も何かを調べて見ている。それは、小野田が過去に担当した捜査資料だった。

 

小野田は富永の言いなり

富永は学園の理事長・金崎(和田アキ子)に裏帳簿は表に出ないことを約束。なぜなら「小野田は自分に逆らえないから」と言う。

 

小野田は捜査一課一係係長の藤倉(駿河太郎)に、横沢を捕まえても裏帳簿の件は伏せるように指示。「不正を隠蔽するのか?」という藤倉の質問に対して、「捜査一課の仕事は殺人犯を追うことだけ」と答える小野田だった。

 

急遽所轄も捜査に参加

豊洲署では刑事たちが横沢を探したいと考えている。三島(芳根京子)だけは、どうしても横沢が犯人だと信じたくない様子。そして、なんと捜査一課と所轄が合同で捜査することに。

 

捜査の指揮を執るのは、香坂の同期である藤倉。所轄の意見も聞きたいとかなり協力的。所持金も少なく、誰かに助けを求めるだろう、だとしたらの可能性が高いと推察。しかし、妻に会えば警察に捕まりかねない。しかし、三島は4日後が横沢夫婦の記念日なので、必ず会いに来るだろうと言う。

 

そこで香坂はさらに妻に会いに来る可能性を高めるために、マスコミに偽の情報をリークしようと提案。ほかに有力な容疑者が出て、横沢は捜査線上から外されたというニュースを長そうと言うのだった。

 

そして、横沢の妻・亜美(中村アン)の護衛は、よく話を聞きに行っていた三島に任される。

 

マスコミへのリーク

香坂は何度も世話になっている記者の佐川(好井まさお)に偽の情報をリーク。代わりに横沢が捕まったときのスクープを渡すことに。作戦は決行され、偽の情報がワイドショーをにぎわせる。

 

事件の進展

三島は亜美をホテルのカフェへ連れ出して、楽しく会話。もちろん回りには刑事たちの見張りもいる。亜美は三島を警察官ではなく、相談に乗ってくれた友達として心を開いている様子。

 

それを見張っているのが渡部(安田顕)と豊洲署の関口(石黒英雄)。ジャージ姿の関口に「見張りをするときはその場にあった服を着ろ」と教える渡部だった。

 

藤倉の思い

香坂は藤倉に所轄を捜査に加えたことへの感謝を伝える。藤倉は「捜査一課と所轄の垣根を越えたい。同期の絆がある俺とおまえならできる」とうれしそうに言う。

 

そんな藤倉は小野田に呼び出されて、マスコミへリークしたのが香坂だと見抜かれる。そのまま香坂に好きにやらせろ、「目的のためなら何でも使え」と言われて、少し複雑そうな表情を見せる。

 

亜美と三島の絆

横沢は自分以外に容疑者が現れたという新聞を読んでいた。

 

一方、亜美は三島と一緒にクッキー作り。そこへ、亜美のスマホにメールが入る。メールは全て警察に転送されるようになっており、フリーアドレスからの送信だとわかる。豊洲の森公園に来るようにという内容だった。

 

亜美は夫の容疑が晴れていないことに気づいていた。必死な亜美の姿に、つい三島も「ご主人の無実を信じている」「真実を話してほしい」と言う。そして亜美も「主人には警察に早く出頭してほしい」という気持ちを明かす。三島は私も近くにいると伝えて、亜美も安心そうだった。

 

しかし、三島が席を離れている間に、亜美は三島のスマホを見つめ…

 

そして、亜美は公園へ。近くでは三島が見張り。そのほかにも大量の捜査員が見張っている。

 

山田の父への思い

香坂は山田と組んで見張り。会いに来るのか不審がっている山田に、香坂は家族に会いたいだろうと言う。山田は「僕は会いたくない」と言う。山田は香坂の父親のことを尋ねる。

 

香坂は山田の父親とは「まるで逆」と言い、捜査一課だったのに所轄刑事になって落ちぶれて、軽蔑していたと話す。父親はよく「捜査一課長は正義そのものだ」と話していた。だから、自分が捜査一課長になってやろうと思ったいたそうだ。

 

怪しい男が接近

亜美のもとに全身黒ずくめの男が近づく。しかし、横沢ではなく関係のない人物だった。結局、横沢は現れなかった。

 

しかも、捜査中に所轄のいるべきところに捜査一課の捜査員がいて、場所を横取りしていた。藤倉は情報の伝達ミスというが、山田は不審がっている。

 

横沢が来なかったことに、誰かが捜査情報を漏らしたのではと推察される。その言葉に三島ははっとした表情をして…

 

山田と江口の絆

その夜、香坂は山田について、なぜ江口が山田の父親の不祥事をわざわざ教えたのかについて尋ねる。息子には知らせたくないだろうと。

 

山田は逆だと言う。山田が父親を嫌悪していたことを、江口にも話していた。だからこそ話してくれたのだと。現在の裏帳簿のコピーは限られたものなので、もっと過去の原本が欲しいと江口は話していた。

 

そして、山田の父親の過去はブラックボックスのようなものだと。そのブラックボックスを開ける鍵になると話した。山田にとって、裏帳簿は江口との絆のようなものになっていた。と、山田に電話が入って会話は中断。

 

香坂の父と富永の接点

香坂にも妻(市川実日子)から電話が入り、母親(三田佳子)とのケンカが伝えられるがすぐに仲直り。香坂は母親に富永のことを聞くと、なんと今でも父親の見舞いに来ていると言われて、驚く。

 

敵は味方のふりをする藤倉?

亜美に同じメールアドレスから連絡が入り、お台場のデックス東京で落ち合うという内容だった。また三島が付き添うことに。

 

現場にいると、亜美のもとに次々会う場所を変更するメールが送られる。すると重要な場所にいた所轄刑事と、捜査一課の刑事が配置転換される。明らかに所轄を除け者にしようとする藤倉。山田は「藤倉さんも敵」と言う。

 

そして、最後のメールで指定されたフードコートには、藤倉自ら赴く。先に待っていた渡部にさすがに所轄をないがしろにしすぎではと言われても、「一課長の指示」としか答えない。

 

横沢の行方

亜美と一緒にいた三島だが、指示によって離れようとする。しかし、亜美に止められてしまう。さらに、三島を自然に席から立たせた亜美は、三島のスマホをいじり…その姿を三島が見ていた。

 

亜美は三島のスマホを使って夫とやりとりをしていたのだった。「顔を一目見たら出頭する」と言ったので、三島も協力することに。

 

三島はうっかりコーヒーをこぼしたフリをして、亜美を試着室で着替えさせる。その隙に亜美は裏口から逃げた。気づいた捜査一課が亜美を探すが、どこにもいない。

 

そして、亜美は夫と落ちあい、抱きしめ合う。さらに携帯とお金を渡して「逃げて」と告げる。そこへやってきたのは三島と香坂と山田。三島は亜美に利用されていることはわかっていた。

 

三島の正義

捜査情報が漏れたのは三島のミスだと、注意されたときから気づいていた香坂。捜査に私情を挟んだことを謝罪する三島。しかし、香坂は「私情は挟んで良い。迷って良い。そうすれば自分にとって正しいものが見える」と肯定。

 

しかし、そうした上でどう行動するかが問題だと言う。亜美に利用されて、そしてどうしれば良いのか考えろと。だから香坂は「しっかりと利用されろ」と指示をした。

 

三島はあえて利用されたふりをして、メールを転送させて、情報を把握しようとしたのだった。しかし、二人は会わせるべきと考えたので、今まで待っていたと。

 

おいしいところは全て…

横沢は「出頭します」という。「あの夜何があったのか全て話します」と。そして、香坂と山田に連行される…はずだったが藤倉率いる捜査一課がやってきて「殺人容疑で連行しろ」と連れて行ってしまう。

 

藤倉との絆

香坂は藤倉を止める。藤倉は「俺には正義はない。そうやって俺は出世してきた」「2回も横滑りした刑事の正義なんて間違っている」と断言。

 

それでも香坂は「俺たちは何度も悩んできた。俺たちは何のために警察官になったんだ?」と問いかけるが、「そんなもん忘れた」と返されてしまう。それでも、香坂は横沢を連行する車内で、香坂の言葉を思い出していた。

 

内通者は誰だ

香坂や山田、三島は豊洲署に戻る。香坂はもう一つ引っかかることがあると言う。横沢が妻と会った場所にはどの刑事もいなかった。つまり、捜査情報が横沢にまだ漏れている、ということは警察に内通者がいるということだ。

 

意外な展開

小野田は富永に事の次第を報告。渡部が部屋に入ってきたので、横沢を自分が取り調べると宣言。しかし、横沢の身柄は警視庁本部に来ていないと言う。

 

と、藤倉が横沢を連れて豊洲署にやってきた。驚く香坂たちに「連行するとは言ったが本部とは言ってない」と言う藤倉。所轄が捕まえたから所轄に取り調べの権利があると身柄を引き渡したのだった。横沢は三島と山田が取り調べ室に連行。

 

藤倉の正義

藤倉は香坂との同期の絆を感じて、自分の正義を通したのだった。「いいのか?」と聞く香坂に「いいわけない」と答える。それでも「どうしても見過ごせへんかった」と言う。天下りの斡旋、裏帳簿の隠蔽、そんなことがあって良いわけないと。

 

小野田からは怒りの電話がかかってくるが、答えずに切る。「俺は間違えた」という藤倉に「俺だけは間違えてないと思っている」と伝える香坂。

 

そして藤倉は「香坂、上に立て。当たり前のことが当たり前にできる組織に変えてくれ」と託す。香坂も、小野田のような男が正義そのものであるのは絶対に許せないと思っていた。

 

内通者の罠

しかし、豊洲署から横沢が逃げてしまう。そのときに取り調べ室にいたのは山田も一緒にいなくなっている。そして、香坂は山田が誰かと連絡を取り合っていたことに気づき、内通者の正体は山田だと気づく。

 

その山田は、横沢と落ち合っていた。横沢は「江口さんとの絆です」と鍵を山田に手渡す。

 

全ては味方だと思っていたあの男の仕業だったー。

ーーーーーーーーーー

と言う話でした。敵は味方のふりをしていましたね。そもそも山田を味方だとあんまり思ってないんですけど…まあそれはさておき、詳しい感想を書いていきます。

 

GOODポイント

  • 香坂「一課長が手心を加えたように思えてなりません!」
    小野田「あぁぁ~そうだよおおお!???」
    見た人は頭の中で香川照之さんの声が再生されるはず。頭から離れません!w
  • 小野田「世話になって人に気を遣うのは当たり前」←むしろ清々しい。
  • 三島ちゃんの飼ってる犬大きい。ジョンかわいい。
  • 渡部さんが所轄刑事に「その場にあった服装をしろ」と指示するのは感慨深いですね。香坂に言われていたことだね。
  • 香坂の「私情は挟んで良い。迷って良い。そうすれば自分にとって正しいものが見える」ってのは、良い指導だったと思います。警察官がそれで良いのかはさておいてね。

 

気になったポイント

  • ネイルサロンの店員さんって黒ずくめでチラシ配るんですか。普通よけますよね。東京コワイ。
  • ショッピングモールで見張りをする香坂と山田。向かい合って話し合ったら死角に犯人がいる可能性もあるじゃん。見渡せ見渡せ!
  • 容疑者が捕まるかもってときに電話をかけても、そりゃ出ないよ。「敵だ!」とかじゃなくて、タイミングがおかしいよ。
  • いくら気心の知れた仲とは言え、警察官のスマホで連絡取り合うのに違和感。むしろパソコンのフリーアドレスとか、すごくニッチな掲示板とかでやりとりする方がバレないと思うけど…。リスク高すぎでしょ。三島が情報を得るためにそういう設定にした感がありあり。
  • 藤倉が香坂に「上に立て。当たり前のことが当たり前にできる組織に変えてくれ」と言ったシーン。踊る大捜査線の青島と室井さんの「偉くなってください」的なやりとりに似ているような気がしたのは私だけですか。
  • 横沢「江口さんとの…絆です!」鍵…って証拠そのものちゃうんかーい!まあ、父親のブラックボックスをあける鍵…ってここも無理やり感!

 

感想

小野田の300%理論に納得

前回、小野田の「100%の証拠より200%の覚悟」理論に「いや、証拠の方が有無を言わさないんだから大事でしょ」と思っていた私。当然の如く、200%の覚悟で挑んだ香坂と山田だったので、証拠がなくて富永は釈放されてしまいましたよね。そりゃそうだ。

 

まあ、それはある意味小野田の作戦で、富永が犯人ではないという証拠を出させるための作戦だった。有無を言わさない証拠を出すために騙すなんてとは思わない。むしろ、当たり前の手段じゃないかな、と感じました。

 

だからって横沢が300%クロだとは思いませんけど、まあ香坂たちよりかは理屈は通っていると感じました。

 

藤倉、いい奴すぎるよ…

香坂と同期の藤倉が「捜査一課と所轄の垣根をなくそう」みたいなこと言ってたのに、急に所轄をないがしろにしたので、暗黒面に落ちてしまったのかと心配しました。

 

でも、藤倉というのは、今まで香坂と同期で強い正義感があるわけではないけど、だからと言って暗黒面に落ちるほどの出世欲や組織の犬に成り下がっているわけでもない、というまあ微妙なポジションだったわけですよ。

 

それがいきなり性格悪くなって「ん?」と思っちゃいました。だって、暗黒面に落ちる理由や描写が別になかったじゃないですか。強いて言えば小野田に「香坂に使われてるんだろ」的なことを言われたことぐらい?同期としてのライバル心が燃えたぎる描写なら、もっと上手に演出してほしいと思っていたら…

 

捜査一課長を利用した上できちんと所轄の手柄は所轄に渡すっていうめっちゃ良い人だった!いやー良い人だわ、藤倉。一気に好きになったもん。そのせいで、まあ捜査一課長からにらまれて、左遷は免れないだろうなぁ。

 

それでも香坂との同期の絆を信じて、正義を見せたのは格好良かったです。

 

そんな藤倉の絆と正義を一瞬で山田がぶちこわす!

「藤倉かっこいいー!」からの、即犯人に逃げられるって…いやいやいや。余韻を残すこともなく、藤倉の絆と正義が一瞬でふっとびましたね。

 

やってくれたな、山田!「敵は味方の中にいる」「香坂さんは裏切られたんだ!」ってどの口が言うとんねん。おまえだおまえー!!!

 

そして香坂、「全ては味方だと思っていたあの男の仕業だったのか」いや、山田に裏切られるの何回目やねーん!学習しろーい!

 

ある意味、正義なのかな?

でも、山田は横沢を犯人ではないと信じているわけですよね。このままだと裏帳簿が奪われてしまうと。そして警察の絶対である捜査一課長がクロだと言ったらクロ。真実が明かされることは永遠にないと思って、逃がして別の策を練ろうと考えたのではないでしょうか。

 

だとしたら、これは山田と江口の絆。で、二人の正義。藤倉の正義はぶっ飛びましたけど、ある意味で山田の正義を貫いたということで、今までよりはもやっとしないラストだったかも。

 

気になる香坂の父と富永の現在

かつての上司である富永が、香坂の父の見舞いに現在も来ているというのは意外でしたね。まだ接点があったとは。もしかすると、香坂の父の不祥事というのは富永が責任をなすりつけて、それを言わないように見張っている…とかなのかな?

 

主軸の事件も解決しないし、香坂の父と富永の件も終わらないし、山田と父親もよくわかんないし…これを全部回収して上手に結論に導いてくれたらうれしい。でも、この流れだと続編作りそうな予感…最終回くらいはスカッとさせてよ!

 

次回:山田を追い詰める者たち

横沢を逃がしたとされる山田と共犯者ではないかと、香坂も自宅謹慎を言い渡されてしまう。一方、山田は父親で内閣官房副長官の・勲の家に上がり込み…

予告でだいぶ山田が追い詰められていましたね。そして香坂の悲しい顔も気になります。もしかして、お父さんが関わってたのかな?次回もツッコミながら楽しく見ます。

 

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