やっと、見るのが溜まっていたドラマを見終えたaoikaraです!やったーやったー、あとは順次追っていくだけです。だいぶやることが片付きましたーって、自分に課しているだけなんですけどね。しかもドラマ見るだけってw
というわけで、今回のテーマはドラマの…
小さな巨人 第5話 ネタバレ&感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。
第5話あらすじ・ネタバレ
所轄は事件に手を出せず
香坂(長谷川博己)は勝手に動いたあげく、疑わしい三笠署長(春風亭昇太)から何も情報を得られなかったことを「すべて私の責任です」と頭を下げて小野田捜査一課長(香川照之)に謝罪。もちろん、犯人扱いしたことも、山田(岡田将生)と一緒に謝罪した。
芝署のトップである三笠の下につく所轄が介入するわけにもいかず、風見京子(富永沙織)の事件は捜査一課だけが調べることに。所轄は指示があるまで待機となった。
決定的な証拠があるかもしれない
とはいえ、渡部(安田顕)をはじめとする所轄の刑事も黙っていられない。三笠と中田隆一(加藤晴彦)を捕まえるための決定的証拠を掴もうとする。可能性があるのは、山本アリサ(佐々木希)が捕まった際に所持していたUSB。
開発システムの情報が入っているが、実は風見京子が持っていたUSBだということがわかる。さらに、USBが歪んでいることが気になった香坂は、山田や渡部と一緒に事件現場に向かうことに。
風見京子が転落したときに、USBも落ちたと仮説。USBの写真を見ると、欠けている部分があることもわかる。しかし、鑑識の調べでそんな破片はなかった。鑑識の前に破片を片付けられた人物がいるとしたら、警察の人間。
香坂はそれが三笠だと考える。さらに、三笠の慎重な性格から、欠けた破片をまだ持っているだろうと推察。三笠が隠し持っている証拠を手に入れることを誓う。
三笠と中田のつながり…
一方、三笠は中田親子と会っていた。「念のため」と言って、どうやら何か証拠は自分の手元にあるということをちらつかせている様子。
狙いは署長室
いろんな場所を調べても三笠の証拠は出てこない。それでも香坂は手を打っていると言う。最近鍵をかけ始めた、署長室に隠していると推察。署長会議があり、出て行ったら芝署には戻ってこない日を狙って、刑事たちが署長室を探しまくる。
そわそわしている所轄刑事たちの様子を見て、捜査本部で指揮している小野田が気にしていた。
署長室のどこを探しても証拠は見つからない。最後に残されたのは、机の鍵がかかった引き出し。なんとか開けようと試みるが、意外にも頑丈で開かない。
と、刑務係の大島(児嶋一哉)が署長室の鍵がないことに気づいてしまい、確認のために三笠に電話をかけてしまった。そのせいで、急遽署長会議を取りやめて芝署に戻ってきた。三笠。しかし、部屋は荒らして、すぐに元に戻せる状態ではない。刑事たちもいる。
三笠がドアに手を掛けようとしたその瞬間…
小野田が三笠に声をかけた。なにやら大事な話があるらしいと呼び出した。三笠は署長室の前を離れて、刑事たちは何とか引き出しを開けようと試みる。
小野田は「懇親会に出ようかどうか迷っている」というくだらない話をして三笠を足止め。大島が鍵はあったと伝えるも、三笠は署長室に行き、ドアを開けて…いつもの通り部屋は整頓されており、誰もいなかった。
絶体絶命の所轄
結局、引き出しは開かなかった。今度は鍵を開けられるよう準備しようと意気込む刑事たちだが、そんな悠長なことも言ってられないと山田が忠告。なんと、隆一が明日の朝、海外に行ってしまうらしい。香坂は「署長本人に取り出してもらう」と言うが…
三笠は不安になり、引き出しを確認するが、証拠品はあるようで一安心。そこへ、刑務係の大島が入ってくる。署長室の机など備品が古いので、管理に気をつけるようにとのお達しだった。
実は香坂らの指示で大島に言わせており、署長室が安全ではないとそれとなく伝えて、別の場所に移動させようという腹だった。
タイムリミットは午前5時
小野田に三笠が黒幕だと伝えるが、証拠がなければ無理だとはねのけられる。香坂は「証拠は私の勘」と言うが、相手にされない。捜査令状を発行する時間などを考えて、証拠を挙げるタイムリミットは翌日の午前5時。「おまえの勘を証明しろ」と言われる。
木を隠すなら森の中
三笠は懇親会のために署を出ることに。その前に所轄のある場所に寄って…それは証拠保管室だった。安全ではない署長室から移動したいが、かといって警察幹部がいる場所で証拠品を身につけていたくはない。そこで、証拠を隠すなら証拠がたくさん置いてある場所を選ぶだろうと香坂たちは考えた。
しかし、そこにある証拠は5,000。その中にある管理されていることが明記されていない、偽の証拠を探さなければならなくなった。
悪戦苦闘の末…
しかし、全く見つからず、時間だけが過ぎていく。諦めそうになったとき、捜査一課がやってくる。なんと、小野田に所轄を手伝うように指示されたという。作業ペースはぐっと上がる。
そして午前5時。タイムリミットだと三笠がほくそ笑み、小野田が悔しがる中、山田が偽の証拠を見つけた!
犯人を逮捕
安心しきっている隆一は空港で捜査一課に殺人容疑で逮捕される。取り調べは香坂が担当。そして取り調べの見学場所には小野田と、焦って駆けつけた三笠がいた。
実は逮捕されていた池沢菜穂(吉田羊)が本当の供述をしていた。USBのデータが盗まれたことを知った風見京子は、事件当日に隆一の会社に呼び出され、3人で屋上で話し合った。「特許の権利を返して!」を言うも、隆一はお金を払えば良いと言うだけ。
しかし、京子にとっては「私とお父さんの全て」だったので、取り返すことに必死だった。隆一は京子から盗んだUSBをちらつかせる。それを取り合うために争っているうちに、隆一が押して京子が転落してしまったのだった。
そして、隆一は池沢に証拠を隠すように指示。「殺したのはあなただ!」と香坂が詰め寄る。「すぐに誰かに頼って、一人では何もできない臆病者だ!」と叫ぶ。
それを見ている三笠は「やめさせるんだ!免罪だ!」と小野田に詰め寄るが…
肝心の証拠
隆一は「証拠はあるのか?」と余裕ぶっているが、「証拠はあります」と香坂が答えると表情を一変させる。
そう、三笠が隠していたUSBの欠けた破片。鑑識の調べで40メートルの高さから落下したとみられる。これは事故現場のビルの高さと同じ。そして、風見京子の血液反応があり、それを三笠が持っていたこともわかっている。
香坂は取調室の外にいる三笠に向かって「おまえは犯罪者だ!!!」と強く叫んでいた。
所轄の勝利
そして、隆一は落ちた。それを香坂は所轄に伝える。刑事たちは大喜び。山田も香坂と握手をして、喜びをわかちあった。
事件は解決…
その後、山本アリサはインサイダー取引で逮捕された。中田社長は息子の事件の関与を否定し、隆一は見放された。意識不明になっていた恭子の父親・風見康生は意識を取り戻し、渡部が事件解決を報告。
そして、香坂は警察内部の情報を漏洩させたとして、豊洲署に飛ばされるという処分が下される。こうして、風見京子事件は幕を閉じた…かに思われた。
本当の敵は…
なんと、隆一の犯人隠避に荷担していた三笠は、別の所轄の署長として横滑りになっただけ、つまり処分は何もなかった。実は中田社長の会社・ゴーンバンクは警察の天下り先でもあり、それを考えて三笠は中田の言いなりになっていただけ、と言ったのだった。
自分たちに問題が飛び火してくるのを嫌がった警察上層部が、三笠の処分を見送ったということ。それを小野田が香坂と山田に話す。小野田は捜査一課長になると守らなければならないものがあると、事件をうやむやに終わらせる。
香坂は、その後三笠と会う。「本当に怖いのはあの男」と三笠が指したのは小野田。「味方を裏切った」と言うが…
同じ頃、香坂の父親は呆けた様子で病院にいた。
また、香坂の新たな所轄での日々が始まるー。
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という話でした。うわーもやもやしますね!全然スッキリしませんね!というわけで、詳しい感想を書いていきます。
第5話のGOODポイント
- アンジャッシュの児島さんが大島さんって役名で「児島だよ!!!」って言い出さないかハラハラしましたw刑事役で渡部さんいるけど(笑)奥さんの佐々木希さん出演してるけど(笑)
- 小野田さんのお悩みコーナー「いやー僕ねー懇親会に参加しようか迷ってるんですよー」どうでもいいわ!って話だったんで本当面白かったです、あの引き留め方w
- 渡部の「飛ばされてきたことに感謝」って言葉はぐっときちゃった。さすがこのドラマの良心だわ。豊洲署編も出てね。
第5話の気になったポイント
- 署長室の鍵付きの引き出しが明らかになんかしたっていう跡が残ってて笑いましたw焦る昇太さんの表情も面白かったです。
- よく考えたら証拠保管室に移動させるより、そのままにして机の鍵をこじ開ける方が楽だったんじゃ…。
- 隆一取調中の三笠が明らかに動揺しすぎていて、あんなの誰が見ても内通者じゃないですかw
第5話の感想
99%の疑惑を100%の確証にするために
その証拠の確立が5,000分の1!?
三笠が何度も「99%の疑惑があっても100%の確証がなければゼロと同じ」と言っていて、その100%の確証を得ようと香坂が頑張っていましたよね。
1%見つかれば…っていう感じなんですけど、実は1%以下ですよね。だって5,000ある証拠から1つの偽の証拠を見つけなければならない。つまり、えーと…
0.02%
うわーめっちゃ低い確率。って考えると、頑張ったなあ。たしかに、これを勝ち取ったのはある意味所轄の勝利ですね。
最大の敵は警察組織?
やーっと黒幕の三笠を捕まえることができてスカッと…するかと思いきや、まさかの警察上層部を守るためにおとがめなしになってしまいましたね。結局もやもやのままでした。
香坂も言ってましたが、「悪いことをしたら捕まる」ってあたりまえのことが警察側から崩されたら、もうどうしようもありませんよね。と言う意味では、香坂たちの最大の敵は警察組織という超巨大なもの。
警察組織を倒すにはどうしたら良いの?
地道な正義を積み重ねる
こうなったら真っ向勝負するわけにはいかないんですよね。ただ地道に目の前の犯罪を取り締まって、少しでも悪い奴を減らしていくっていう、警察業務をこなすしかない。別の場所で正義を全うする、という方法です。
賢く暗躍
警察組織以上に大きな組織を味方につけて、もっと賢く処罰を下すのもあり。捜査一課長を黙らせたいなら刑事部長クラスでも良いし、なんだったら警察庁に働きかけたり、山田の父親のように内閣府を使うとか。いくらでもやりようがありますよ。
ダークサイドに落ちる
警察として正義が裁けないなら、もう個人的に処罰を下すって方法ですね。簡単に言えばダークナイトです、はい。
メディアにチクる
香坂は以前、新聞社に情報をリークして、それが正しいという社会の流れになったわけですから、また三笠のこともメディアに流せば良いんですよね。天下りの流れで黙認してる、なんて記事が出たらそれ以上の人たちが黙ってないと思うんで。
そしたら香坂は所轄に飛ばされるどころではなさそうですけどw正攻法で戦っても意味がないんで、そういう方法で勝負したら良いのにな~って思っちゃいます。
結局小野田は良い人?悪い人?
三笠が黒幕だったおかげで、小野田は顔芸がすごいだけの事件解決したい良い人?みたいな空気がありましたよね。事件を解決するには手段を選ばないというだけで、完全な悪人ではないっぽいような。
しかし、ラストで結局小野田も組織の人間で、暗躍している…みたいな描写がありました。たしかに、中田とも接待してましたし、白ではないんですよね。
とはいえ、真っ黒なようにも思えないし…。香坂の父親が呆けてしまったのも、小野田のせいなのかも?三笠の「味方を裏切った」発言が、香坂の父親のことにつながっていそうです。だとしたら、警察官としてというより、個人的に香坂は小野田への恨みを果たしたいと思うでしょうね。
うーん、新しい話はどうなることやら…
次回 第6話:新たな事件は学園問題!?
豊洲署へ異動した香坂は、「学園で経理課長をしている夫が失踪したので調べてほしい」という女性の依頼を受けることに。その学園では、元警察幹部が専務をしているようで、小野田や香坂の父にも因縁のある人物。そのつながりで香坂は学園の理事長に話を聞く。経理課長は横領していたらしく、今までの功績から示談にしたらしいが…
というわけで、新しい所轄での話ですね。予告でちらっと渡部さんが見えた気がして、しかも赤い警視庁バッジつけていた気が!もしかして出世!?
登場人物も梅沢富美男に和田アキ子にと、うるさくてうさんくさいご意見番大物が出ますね~。まだ事件の流れもわからないけど、また警察組織との戦いでしょうね。どうなることやら、今度の事件はスカッとさせてくれることを期待したいです。
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aoikara
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