中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

スポンサーリンク

【ドラマ】小さな巨人 第10話 ネタバレ 全ての事件の真相と本当の正義

スポンサーリンク

f:id:aoikara:20170619202651j:plain

いよいよ最終回を迎えて最後はスッキリ終わるのか不安がいっぱいだったaoikaraです。みなさんはどうでしたか?私は…

 

というわけで今回のテーマは…

 

小さな巨人 第10話 ネタバレ

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

▼小さな巨人 第10話 感想記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

第10話のあらすじ

17年前の早明学園と警察の癒着で、賄賂を受け取っていたのは自分の父親(木場勝己)だったと知った香坂(長谷川博己)は大きなショックを受ける。

 

そのまま留置場に入れられてしまい、山田(岡田将生)も逮捕されて大ピンチ。香坂は藤倉(駿河太郎)に頼んで、富永(梅沢富美男)が事件当時に電話をした相手を調べてもらうと…

 

詳細なネタバレ※展開を知りたくない方はご注意を!

富永の電話相手

香坂は横沢(井上芳雄)を匿っていたとして、留置場に入れられてしまう。山田や渡部(安田顕)も同じく留置場に。香坂は同期の藤倉から、富永が事件当時に誰と電話していたのか、通話記録を調べてもらう。その相手は小野田(香川照之)だった。二人は結託して江口を殺したのか。

 

揉み消される前に何とかしたいと、香坂は藤倉にとある頼み事をする。

 

意外な釈放

香坂や山田、渡部は釈放された。実は藤倉に頼んで刑事が3人も留置場に入っているという情報を記者の佐川(好井まさお)にリーク。小野田に情報を打ち明けて揺さぶり、3人は釈放されたのだった。

 

与えられた時間

そのまま3人は柳沢監察官(手塚とおる)のもとで取り調べ。しかし、3人は「横沢が犯人なら懲戒免職にされても良い」とまで言う。だから、事件の捜査をさせてほしいと訴える。

 

その覚悟を知った柳沢は、事件当日に小野田と江口が話していたことを打ち明ける。江口は、裏帳簿の件は、山田の父で内閣官房副長官の山田勲(高橋英樹)の運転担当・松山が17年前に死んだこととも関係しているらしいことを突き止めていた。

 

裏帳簿の破れたページについて聞くも、小野田は取り合わなかった。その夜、江口は殺された。松山が死んだ事件の資料はなく、捜査担当は小野田だった。

 

柳沢は3人に横沢が送検されるまでの36時間をタイムリミットにする。もし間に合わなければ3人とも警察官をやめろとのことだった。

 

裏帳簿の行方

富永が小野田に指示したことで、金崎理事長(和田アキ子)は釈放。香坂は裏帳簿を見直したいので、渡部に協力を依頼する。小野田は裏帳簿を回収させていた。香坂と山田は所轄刑事たちにも捜査協力を求めるが、課長の須藤に止められてしまう。

 

渡部からの連絡で、裏帳簿を確認したとのこと。1ページ目が破れておらず、小野田が本物とすり替えたのではないかと推察。

 

父の覚悟

香坂は父・敦史が賄賂を受け取ったかもしれないという事実を受け止め、母親(三田佳子)に「1000万円を受け取っていないか」と確認。しかし、心当たりがない様子。

 

ただし、敦史は昔、お金のことで責任を押しつけられたらしい。辞職願まで書いたが、富永に説得されて出さなかったそうだ。

 

富永が「わかるな、香坂」と言っていたのは息子のことだった。辞める覚悟があったが、辞めないことで息子の出世に響かないようにしたのだった。敦史は息子の香坂を誇りに思っていて、捜査一課長になると信じていたそうだ。

 

香坂は父親は賄賂を受け取っていないのかも、と思い始める。では、父親の名前が書かれていたあの切れ端は何だったのか。

 

17年前の自殺の真相

香坂は山田に頼んで、捜査二課長の松岡(高橋光臣)に17年前の事件について聞く。山田勲の運転担当・松山は、当時金崎から金を受け取っていたらしい。しかし、実際に受け取っていたのは勲で、その責任を押しつけられたのではないかと考えられる。

 

香坂は、その証拠が捜査一課長の部屋にある金庫にあると考えた。そして、とある人物に当たる。

 

あの人に再会

それは香坂の上司だった三笠(春風亭昇太)。金庫については何も知らないと言うが、香坂が三笠の息子のことをほのめかすと顔色を変える。

 

「脅すのか」という三笠に対して、香坂は「あんたは脅すじゃ済まないことをした」と返す。「その罪は償ってもらう」と。そんな香坂を見て、三笠は「小野田に似てきたな」と言う。

 

三笠によると、自身が捜査一課長時代に金庫にそんな捜査資料はなかったと言う。

 

山田と香坂の絆

横沢が送検されるまで、あと12時間。香坂は山田に昔の思いを語る。ただ警察官になって誰かを守りたいと思う、憧れだったと。それがいつのまにが自分を守ることに必死になっていたと語る。

 

山田もその思いに共感。香坂とのことを「運命共同体」と言い、「やめるときは一緒」とも語る。二人の間にはたしかにがあった。

 

父の“辞める覚悟”

豊洲署に香坂の妻(市川実日子)がやってきて着替えと、敦史の例の辞職願を渡される。母親から預かったらしい。

 

辞職願には「任務に努力したが、その遂行が困難になった。山田さんが自首を決意したから、私も辞める覚悟を決めた。それが私と山田さんとの絆です」と書いてあった。

 

富永の焦り

香坂は富永に会いに行く。父親の辞職願を見せて、どういう意味かと問うが何も答えない。また、小野田が見せてきた裏帳簿に切れ端について触れると、急に焦り出す。「なんでおまえが知ってる?何を見た?」と。それ以上は語らず、去って行った。

 

小野田への疑惑

香坂は小野田にも会いに行く。富永に切れ端のことを伝えると驚いていたと伝えると、「見せるべきじゃなかった」と言われる。しかし、それ以上は何も言わず。

 

富永が事件当時、小野田と通話していた記録が残っていることも聞く。電話していたことは認めるも、「何も知らない」と答える。「私こそが証人だ!」と。調べたいなら捜査令状と証拠を持ってこいと言うのだった。

 

ふと、小野田も早明学園のペンを使っていることに気づく。そのキャップがない。キャップについて聞いても、「書いてるからないだけ」と答える小野田。香坂は「最後の1秒まで闘う」と言い残し、その場を去る。

 

香坂は何かが気になっていた。横沢が事件現場に何かを蹴ったと言っていた。それはもしかすると…そして香坂は気づく。

 

事件のカギを握るのは…

香坂は豊洲署に戻ってきた。すると、刑事たちが騒いでいる。コピーしていた江口殺害の資料が消えてしまったらしい。香坂はまた内通者がいると話す。しかし、それも利用するとのこと。そのためにも横沢の無実を証明しようと言う。

 

香坂が目を付けたのは横沢が現場に行ったときに「何かを蹴った」という証言。それは早明学園で配布しているペンのキャップだったのではないかと推察。

 

ちょうど横沢同伴で現場検証を行っているところなので、渡部が現場に行き、キャップを落とした音を聞かせる。聞き覚えのある音と、キャップの見た目から、横沢はキャップを蹴ったと確信する。

 

犯人が落としたのだとしたら、横沢の無実を証明できる。さらに、指紋があれば犯人の証拠にもなる。学園の排水溝に落ちたと推察し、設計図を取り寄せてキャップが落ちている場所を考える。そして、山田や豊洲署の刑事たちと一緒に早明学園へ向かいキャップを探しに行く。

 

焦る小野田

一方、小野田もキャップに気づき、学園の設計図を取り寄せて眺めて、その脚で早明学園へと向かう。そして、とある配水管の下にあるキャップを手にとって…

 

「どうしてそこにいるんですか?」

 

小野田に声をかけたのは香坂だった。山田もいる。小野田の動きを読み、先回りしてキャップを回収したのでそれは偽物。本物はもう鑑識に回してある。キャップを取りに来た者が持ち主で犯人、つまり「犯人はあなた」と香坂は小野田に言い放ち、「話を聞かせてください」と言った。

 

真犯人は…

香坂と山田は小野田の捜査一課長の部屋を訪れる。本物の裏帳簿を出させる。香坂は推理を語る。江口を殺害した動機も17年前の事件に関わっているのだろうと。

 

江口は17年前の真実を知り、香坂の父親も触れようとして辞職願を出した。17年前、金崎、当時は旧姓山田だった理事長は、刑事局長だった山田勲に献金として賄賂を渡し、学園設立の便宜を図ってもらっていた。それがバレそうになったので、松山に罪を擦り付けた。

 

しかし、松山が罪を犯していない証拠は裏帳簿にある。それを見せて松山は金崎に直接訴えた。そして二人は争う形となり、金崎は口から出血。その血がついた裏帳簿の切れ端を持った松山は、金崎が突き落とす形で転落。

 

香坂の父親はなぜ自分の名前があるのか疑問に思い、山田と金崎のつながりを知った。同時に金崎から自首の相談もされていたので、上司を裏切ることになるので辞職してでも勲を告発しようとしていた。それが金崎=山田さんとの絆だったのだ。

 

しかし、山田勲は富永を使って父親に隠蔽を命じた。金崎は自首させない代わりに認可も出すことにした。そして、松山の事件の捜査担当だった小野田に切れ端を預けて証拠の揉み消しを頼んだ。だから、小野田は切れ端を持っていたのだ。

 

そんな小野田が隠蔽した過去が表沙汰になれば警察組織は崩れる。だから敦史の正義を殺し、江口を殺害した。と、小野田が犯人だと訴える香坂。

 

しかし、小野田は

 

「よくもそんなことが言えたもんだな!」

「絶対に許されないことを言った!」

「500%の確信で俺は犯人じゃない!」

 

と言い放つ。そして、ペンを見せる。きちんとキャップがついている。ただ机の中にしまっていただけだった。つまり、小野田が犯人なのはありえない。

 

そして香坂には「殺してやりたいが手を下さなくてもおまえは警察官として死ぬ」と言い残し、出て行かせる。

 

キャップの指紋は誰のもの?

捜査一課長の部屋から出てきた香坂と山田に、三島がキャップについて報告。雨水で流されて、指紋は出なかったとのこと。ただ、現場で気になることがあったという。それは金崎理事長が必死に配管で何かを探していたとのこと。

 

香坂は金崎が持っていたペンにもキャップがなかったことを思い出していた。

 

所轄の内通者

夜、豊洲署では何者かが電話をして、捜査資料を処分している。それを香坂や山田、所轄の刑事たちが見つける。その人物は須藤課長。内通者は須藤だったのだ。

 

電話をしていた相手にかけ直してみると、富永が出た。香坂が藤倉に調べてもらった番号とは違う。つまり、富永は2台携帯を持っている。つまり、事件現場で電話をしていた相手はもう一台の携帯を使っていたのかもしれない。その通話履歴も調べることになった。

 

その結果、その相手の名前は…。報告を聞いた香坂は真犯人を確信する。

 

江口殺害の犯人

香坂と山田は早明学園を訪れて、富永と金崎を訪ねる。富永が事件当時にもう一台の携帯で電話を掛けていた相手は、金崎だった。

 

江口を殺したのは金崎。江口は17年前の事件の真相に気づき、金崎に直接聞いていたのだ。あの夜、屋上で鉄骨を落として殺害。そのときにキャップを落としてしまった。ことを知った富永が毛髪を置くなど偽装工作をして、現場で金崎に報告。

 

17年前に金崎は自首しようとしていた。それを妨害したのが富永だった。香坂は「国民の安全ではなく、警察組織を守った。本当の裏切り者はあなただったんだ!」と言う。

 

しかし、証拠がないので富永にもそこを突かれる。香坂は「必ず証拠を持ってくる」と約束をした。

 

香坂と山田の覚悟

豊洲署にて、渡部も藤倉も刑事たちも、皆この事件について心配している。横沢送検まであと45分。ただ、香坂たちを信じるだけ。

 

同じ頃、香坂は自宅で辞職願を書いていた。それに気づく妻。「私も警察官の妻」と覚悟を決めている様子に、香坂も励まされる。

 

香坂がある場所へ向かおうとするとき、山田が止める。一緒に行くと、自身が書いた辞職願を見せる。しかし、香坂はそれを破り捨てる。「私に任せてほしい」と言って。

 

山田は「あなたは背負わなくて良い物まで背負ってきた」と言う。刑事一人一人はとても小さな存在だけど、香坂はたくさんのものを背負って大きく見えたと。組織という巨大な怪物に立ち向かう、「小さな巨人」だと香坂を評するのだった。

 

怪物の真意

香坂は一人で小野田のもとへ訪れる。ひどい言いがかりをした謝罪と、責任を取るという形で辞職願を出す。しかし、横沢は犯人ではないという主張は変えない。

 

そして小野田が持っていた裏帳簿の切れ端について触れる。おそらくあれは富永から渡されたもの。金崎の血液がついているので、DNA鑑定すれば松山殺害の証拠になる。捨てられたのになぜ捨てなかったのか。なぜ小野田は持っているのか。

 

それは「警察官の正義が捨てることを許さなかったからでは?」と香坂は聞く。父親の辞職願が受け取られていたら、17年前に解決していたら、今の事件も起こらなかった。父の辞職願は香坂にとっての申し送り事項だとして、

 

小野田に土下座する。

 

「裏帳簿の切れ端を出してください」と。

 

小野田は

 

「全てはおまえの父親が逃げ出したせいだ。放り出された私の屈辱がわかるか。警察官であるこの私が殺人の証拠を捨てろと言われたんだ。警察組織に従ったんだ。おまえにその覚悟があるのか。覚悟もないのに正義を語る資格などない!

 

と言い放つ。香坂は

 

「ありがとうございます」

 

と返した。懐にボイスレコーダーを忍ばせていたのだ。「やっとあなたから真実が聞けた」と。小野田が何かを隠していることを感じ、そのために考えた手だった。事件を解決するためにはどんな手でも使う、小野田が教えたことだと。

 

そして、そのボイスレコーダーを小野田に渡す。立場を抜きにして警察官として話したいと。組織の腐敗は自分の代で打ち切りたい、今解決しなければと。

 

小野田は切れ端を捨てなかった。捜査一課長になった今でも。それが小野田にとっての正義なのではと問う。捜査一課長は正義そのものだと信じていると。捜査一課長の正義を見せてくださいと。

 

「私のこの目を見てください!その正義を見せてください!一課長!!!」

 

そして、小野田は金庫を開けて、切れ端を取り出した。そして

 

「これが警視庁捜査第一課長 小野田義信の正義だ」

 

と言う。そして、17年間心のそこから言いたくても言えなかったことを言うと。

 

「殺人犯は逮捕されなければならない」

 

その言葉に、香坂も「はい」と返事し、一礼した。

 

事件の解決

金崎と富永は切れ端の証拠により、江口殺害容疑で逮捕。しかし、17年前の松山の事件には語られず、富永は江口殺害の罪からも逃れた山田勲は体調不良という理由で副長官を辞職。

 

刑事たちはそれぞれが希望する部署に戻った。渡部は所轄に戻る小野田は捜査一課長を自ら退き、豊洲署の署長になった。その代わりにと、山田と香坂を捜査一課に戻したのだった。

 

したたかな香坂の作戦に、柳沢は「本当の怪物はあの男なのかも」と語る。

 

そして、今日も香坂は捜査一課で働く。「警察官を守る法律は存在しない。己を守るためには闘うしかない」という思いを抱いて。

 

ーーーーーーーーーー

というわけでこのドラマも終わってしまいましたね。詳しい感想は次のブログで書いていきます。

 

良かったらポチッとください。
励みになります。

 

にほんブログ村 その他日記ブログへ
にほんブログ村


ドラマランキング

 

aoikara

 

▼関連記事はこちら

www.aoikara-writer.com

www.aoikara-writer.com

 

▼お仕事のご依頼はこちらまで

保存

保存

保存

保存

スポンサーリンク