中卒フリーライターほぼ無職。

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下町ロケット2 第9話 感想 最後に物を言うのは技術力だけ!

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今回の帝国重工を見て「成敗!」と言いたくなったaoikaraです。まあ、あれは松平健さんで杉良太郎さんは全く関係ないんですけど。お裁きを下したくなりますよね。

 

というわけで今回のテーマは…

 

下町ロケット2 第9話 感想

 

 です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼下町ロケット2 第8話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

 

第9話 あらすじ

農業機械の展示会『アグリジャパン』という公の場で、安全装置が作動せず、暴走して脱輪横転という醜態を晒してしまった帝国重工の無人農業ロボット「アルファ1」。信用回復のため原因究明に奔走する専務の的場俊一(神田正輝)や、機械事業部部長の奥沢泰之(福澤朗)たち。

 

しかし、最初から自分たち帝国重工の落ち度の可能性は認めず、北海道農業大学教授の野木博文(森崎博之)の自動走行制御システムに問題があったと結論づける。しかも、その原因を究明するにあたり、開発コードを寄越せとまで言ってきて…。

 

そんな時、親友である野木から窮地の知らせを聞いた佃航平(阿部寛)は怒りに震え、財前道生(吉川晃司)にある提案をする。

 

GOODポイント

  • 叫ぶ野木教授が完全に素の森崎さん
  • 藤間社長の感じはもう完全に遠山の金さんのお裁き。時代劇感がすごいです。重厚感があって非常によろしおす。
  • 利菜ちゃん&お母さんが食べてたパンケーキおいしそ~。ぷるぷる~。謎の飯テロシーンでした。
  • 詩吟すっごい下手なの~笑っちゃうw
  • 今回のボウリングのシーン、あれ阿部さん本当にストライク取ったのかな?つなぎのない映像でしたよね。本当にテンションが上がっているように見えました。で、調べたらやっぱり本当に本番でストライクだったようです。阿部さんすごい!
  • 「とのむら家の米」が端に追いやられても売れるってすごい!逆に端に追いやった人たちものすごく恥ずかしい!頑張れ、殿村さん!

 

気になったポイント

  • 島津さん、ダーウィンのトランスミッションを気にしてるっぽいんですよね。氷室のちょっと適当な感じも含めて、ダーウィンでもトラブルがありそうです。
  • YouTubeの拡散動画がドラマと全く同じ画角で、一般人が撮った動画っぽくない感じなのがちょっと演出として残念ポイント。もっと素人っぽい感じの撮り方できないかな?画角が変わるとか変じゃないですか。テレビじゃないんだから。
  • 的場さんの学生時代と聞いて、阿部寛さんが自分で学生時代を演じていたことを思い出し、まさか…とわくわくしていましたが、さすがに若い役者さんを使っていましたね。さすがに神田正輝さんが学生役とかないか(笑)
  • 専務の父親との確執がそんな会社中に知れ渡るものですか?どういう経路で漏れたんだろう。と、ちょっと違和感がありました。
  • 毎日違うコートで出勤する利菜ちゃんのファッションへの意識の高さハンパない。仕事着ほとんど作業着なのに…。

 

感想

藤間社長のお裁きで、的場さんの「ぐぬぬ」にスッキリ!

もう先週と今週前半までの的場さんに対するいらだちが、募りに募りまくっていましたね。

 

アルファ1が暴走したのを野木教授のせいにされて、ドラマなのに本気で怒りたくなって「はぁー!?」と言っちゃいましたもん。我らが北海道のリーダー、森崎博之が責められていたら、そりゃあ怒りたくもなりますよ。これは私の公私混同(?)ですよ!

 

しかも、佃製作所が協力して検証した結果、やっぱり野木教授の自動運転制御システムは問題がなかったわけですよ。その結果を受けて「1回じゃわからない」。はああああ!?ですよ。いや、1回でミスがあったら「ミスです」って決定づけるつもりだったじゃん!

 

しかも、「私も忙しいんで」と帰ろうとする的場さん。いやいやいや、別にこっちはこのプロジェクトをやってくださいって頼んでないよ。あなたが勝手に自分で「やる!」って言い出したんでしょ?忙しくなるのは自己責任じゃないですか!きいいい!

 

そこで、藤間社長がどどーんとやってきて、お裁きを下すわけです。もう桜吹雪が見えましたよね。

 

結果、自分の落ち度だった的場さんが小さくなっている感じ。「ぐぬぬ」感にもう私も高笑いが止まりません。完全に時代劇な感じのシーンでしたが、あれくらいコテンパンにやられないとね。久しぶりのスッキリポイントでした。

 

帝国重工、そこまで落ちぶれてる?

帝国重工の姿勢も「そんなことある?」と思いたくなってしまう感じでした。安全性が保証されていない商品が世の中に出されて、事故とか起きて、後々それが見つかった方が大問題じゃないですか。製品化される前に調べて安全性が保証されていた方が、よっぽど安心できるのに。

 

そんなことが大企業の帝国重工にわからないわけないですよ。そこまで落ちぶれてるもの?そんなに自分たちのプライドが高い?私だったら事故とか起きる方が怖いけどなぁ。

 

全ての部品やシステムを調べるのが当たり前のことですよね。逆に野木教授を司法で訴えようとしたのとか、怖すぎます。というかその姿勢に普通に引いちゃいます。ドン引きです。

 

逆に自分に落ち度があるってわかってたからこそ、奥沢はアルファ1の失敗にものすごーくおびえていたんだなと合点がいきました。技術者としてあり得ないし、普通に懲戒免職レベルだなと個人的には思います。論外!

 

息子にとって父親は永遠のライバル?

池井戸さんの作品って、男性目線で父親との関係性が描かれることが多いような気がします。他の作品で言うと半沢直樹とネジ工場の社長の父親とか。

 

下町ロケットで言うと、佃社長も父親の会社を継いで、財前さんも父親が中小企業の社長で、そんな関係性が描かれてきましたよね。

 

そして今回は的場さんの過去。官僚の父親がいて、そのコンプレックスで大企業で手段を選ばず結果を出すことを覚えてしまったんですね。なるほどなぁ。

 

しかも、そのお父さんはもう亡くなられるとしたら、的場さんの劣等感ってずーっと解消されないんですよね。財前さんみたいに、前を向いて未来に昇華させるしかないんだけどなぁ。

 

父と娘もライバル

今回は佃社長の佃製作所と、利菜ちゃん率いる帝国重工とで、バルブの父娘対決もありました。ドキドキさせられながらも、結果は佃製作所の圧勝。最低限のラインが5000回で、帝国重工はギリギリで、佃製作所は8000回以上。ものすごい差でした。

 

父親を超えられず、しょげてちょっと機嫌も悪くなってしまう利菜ちゃん。まだまだ難しいよね。そんな利菜ちゃんが会社を継ぐのか継がないのかということについて、娘の気持ちを尊重したいという佃社長は立派ですね。良い社長で、良いお父さんだな。

 

最終的には二人で夜空の星を見て、高みを目指そうと言い合う。良い父と娘ですよね。 

 

ダーウィンは“正義の鉄槌”?

ダーウィンが帝国重工に打ち勝つことを「正義の鉄槌」と重田社長は言うんですが、私としては納得できないんですよね。たしかに、的場さんに追い詰められた伊丹さんと重田社長からすると、圧倒的な力を見せつける復讐は“正義”なのかもしれません。

 

それは技術力で勝つべきです。しかし、技術よりコスパのダイダロスに、他人の技術を盗んだキーシンが協力して、技術力が素晴らしいとは言い難い。それは正義なのかなと、とても疑問です。

 

佃製作所に島津さんが来てくれたら完璧!

結局、帝国重工はまた佃製作所にエンジンとトランスミッションを頼むんですね。バルブでも勝てないし、佃製作所の技術力は本当にすごいんですよ。最終的に頼ることになってしまう。

 

財前さんだから話を聞いてあげますが、会社単位の話だと「ふざけるな」って思っちゃいますよね。頼んできて、断っておいて、また頼むのかと。

 

佃社長が迷っているのは、トランスミッションが実力不足だから。経験値も少ないし、実力もギアゴーストと比べてまだまだで。じゃあ、トランスミッションのスペシャリストの島津さんさえいれば、佃製作所って完璧なんじゃないのかな…妙案!

 

って自分で言ってしまうのもどうかと思いますが、そうなってくれたら理想です。佃製作所と島津さんで、トランスミッションとエンジンを作り、野木教授も財前さんもいて、最強の無人農業ロボットを作れたら…最高です!

 

次回:最終回…直前!何が起きる?

帝国重工の財前からの提案に、迷う佃。佃製作所の社員の中にも、前向きではない意見の者もいる。そこで佃は、トランスミッシィンのノウハウを学ぶために、島津を会社に誘う。そんな島津は伊丹にも話を受けていて…。

島津さんを間に、佃製作所とギアゴーストとで三角関係になってしまうってことでしょうか。島津さんとしては、もう第一線でという気持ちもなく、大変だなぁ。でも、ここで島津さんが来てくれないと佃製作所は厳しい…なんとか頼みます!

 

 

aoikara

 

▼下町ロケット2 第10話 記事はこちら

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