敵もそんなにいなければ味方もそんなにいないaoikaraです。でも、実は力になってくれる人がたくさんいることに気づいて、うれしくなる瞬間があります。ありがたいことです。
というわけで今回のテーマは…
下町ロケット2 第6話 感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。
▼ネタバレ記事はこちら
▼下町ロケット2 第5話 記事はこちら
GOODポイント
- 山崎さん、裏切られた伊丹に対して、さっそく「伊丹の野郎」と口が悪いのには笑いました。敵に対しては穏やかな山崎さんも容赦しないぞ!
- 島津さんに佃製作所に来ないか、と提案するシーンで、軽部さんが乗り気なのが意外でした。まあ、一言もしゃべってはいないんですが、懇願するような切ない顔でちょっとびっくり。エンジニアとして認めているんだなぁ。
- 佃社長、背がデカイ!野木教授、顔がデカイ!
- 北海道をキレイに撮ってくれてうれしいの極み!ジンギスカンおいしいよ!
- 「なまら!」「なした?」北海道弁うれしい!
- 佃社長が自動で止まるトラクターを試す様が、子どもみたいにはしゃいでいてかわいかったです。
- 帝国重工であった社員がまさかの佃の娘、という流れは面白かったですね。そこから野木に離婚の話をしなきゃいけない佃社長の気まずさにも、笑っちゃいました。
気になったポイント
- 佃社長らがギアゴーストに行くときに、神谷先生連れて行くべきでは?仕事の話だから弁護士通すのが自然だと思ったけれど、違うのかなぁ。
- 「あれが社長?」と言っていましたが、あんな顔濃い人(阿部寛さん)は社長に決まってるでしょ!社長感すごいよ!
- 北海道農業大学の学生が自動で止まるトラクターに「これ勝手に止まるんで」と言ってたんですが、あれ微妙に北海道弁かな?標準語だと「止まるんで↓」と語尾が下がるんですけど、「止まるんで↑」と語尾が上がる感じが北海道弁っぽい…気のせい?
- 佃社長と野木教授の学生時代を本人達がやる意味とは(笑)
- 帝国重工の的場さんの部屋から外がよく見えること。外からも的場さんが丸見えで笑っちゃいました。あんな見える?w
- 買い物袋持って走る伊丹さん、重田社長のパシリにしか見えない…。
感想
我らがリーダー!森崎博之!まんまじゃん!
今回のキーパーソンはなんと言っても野木教授。演じているのはそう、我らがリーダー、森崎博之さんです!拍手~!大泉洋さんや、現在も下町ロケットに出演している安田顕さんも所属する、TEAM NACSのリーダーの森崎さんです。
森崎さんは北海道で10年も『あぐり王国』という農業番組をやっていて、農業に関する講演なども行っています。今回の出演も、そんな農業の講演を見たスタッフの方からのオファーだそうです。すごいなぁ。ぴったりだなぁ。
森崎さんは北海道民に愛されておりますもので、北海道での視聴率も高かったようですよ。すごい!
ということで、道産子としてもわくわくとして見ていたのですが…リーダーのまんまじゃん!ということで若干緊張しているようにも見える森崎さんにハラハラしながらも、楽しませてもらいました。ほっとするなぁ。「おい、おまえたちー」「俺は今猛烈に感動している!」とか言ってほしいなぁ。
野木教授は過去に企業に騙されながらも、今回企業の在り方というのを再認識できて、佃社長や財前さんに力を貸してくれることになりました。力強い味方です。北海道パワーで頑張って!ファイト!
と、野木教授を応援しているのか、リーダーを応援しているのか、わからなくなってきました(笑)
島津さんの言葉が切ない
ギアゴーストを辞めた島津さんは、やっぱり佃製作所の技術者たちから人気者で。一人で謝罪に来てくれるし、人間的にもとても優れた人ですよね。
技術者たちも佃社長も、うちに来てくれないかと誘ってみるのですが、島津さんは何と言うのかなと思っていました。その答えが「なんか…疲れちゃったんですよね」。ああ、そうかぁ…。あんなに熱意のある人の心が折れてしまったのかぁと。うーん、切ない。
殿村さんも新たな派閥で頑張っている
殿村さんも米作り農家としてのプライドができていましたね。農林協(農協と名前近いけど大丈夫?)の人に言ってやるところは、格好良かったです。もう、農家なんだなぁ。
田舎も都会も、会社も農家も、しがらみや派閥ってのはあるんですね。田舎ならより小さいテリトリーだから、ハブられると生活できないってこともありますし。殿村さんも新たな闘いとなりそうです。
宇宙から大地へ、新規プロジェクト
財前さんが考える新規プロジェクトも興味深かったです。たしかに無人農業ロボットがあれば、作業の効率性がぐんと高まる。何より農業に未来の希望が持てるのが良いなと。
佃製作所も、そして野木教授も、協力することになりました。きっと技術的にも経営的にも紆余曲折あるのでしょうが、乗り越えていくことを期待しながら見守っていきたいです。
ろくでもない敵勢ぞろいがまさかの同じプロジェクト
さてさて、すっかり手の平返ししてしまった伊丹さんは、もう憎たらしかったですね。同じギアゴーストの氷室とかいう奴も腹立つ!立花君じゃなくたって、かちーんと来ますよ、あれは。
あの二人の態度には、ギアゴーストの柏田さんや坂本さんは何か思っているところがあるような…。まったく違う経営方針になってしまったけれど、社員は自分たちが何かできるわけでもなく、もやもやしているのではないかなぁ。(勝手に自己投影)
そこと結託する重田社長は言わずもがな悪党で、野木教授を騙したキーシンの社長の戸川も加わって、おそらく広報の北堀とかいう人もワルでしょう。そして、佃製作所と帝国重工のビジネスにも被る。これは…どうなってしまうのかなぁ。怖いなぁ。
的場専務という敵も追加?
佃製作所は的場専務から目の敵にされていますね。佃社長がびしっと言い返してやったのは格好良かったです。あれはすかっとしました。
そもそも、宇宙航空開発部の採算が取れないのを、佃製作所のせいではみたいなことをチクリというのもいかがなものかと。そもそもバルブシステムだけよそに頼んで採算が取れないならそもそも経営が間違っているし、そのバルブも帝国重工の技術じゃ無理だったんでしょ?
って、まあたしかに論破させる隙与えまくりですよね。だから怒らせちゃって、新しい事業も佃製作所を切れって、あーもうどうしましょう!嫌な奴が多すぎる!頑張れ、佃製作所!
次回:望まない未来へと
佃は農機具用のトランスミッションを財前にプレゼンするも、内製化にするという方針を聞かされ驚く。にも関わらず、佃がいなければ参加しないと言っている野木を説得しろと言われ、さすがに佃も怒ってしまい…
財前さんも間に挟まれて大変だろうなぁと思う気持ちと共に、これでは佃製作所のトランスミッションはどうなってしまうのだろうと、不安しか出てこない予告でした。チャンスはあるのか。
あるとしたら、やっぱり帝国重工製のトランスミッションと比較するとかかなぁ。財前さんが思いきって会社を辞めて、新規事業…ってヤタガラスを利用する時点でそれは難しいか。なんとか乗り越えてほしいです!
aoikara
▼下町ロケット2 第7話 記事はこちら
▼下町ロケット2 記事一覧はこちら