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清水富美加さんと、彼女を批判する坂上忍さんに思うこと

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世間を騒がせている清水富美加さんの出家騒動。展開がどんどん進んでいって、事務所のダークな部分とか、清水さんへの仕事の責任論とか、事務所VS教団の闘いとか、告白本の出版とか、まあこの1週間だけでいろんなことがありました。

 

私も、最初の方で当ブログに思ったことを書きました。

www.aoikara-writer.com

 

その後、いろんなことが明らかになったり、話題が飛び交ったりする中で感じたのは、坂上忍さんのこと。彼がお昼にやっているバラエティ番組で、かなり批判されているのを見て、いろいろ感じました。

 

そこで、改めて清水さんに思うことも踏まえて、坂上さんにも思うことなどを書き記しておこうかな、と思います。

 

 清水富美加さんに思うこと

「芸能人なんだから我慢しろ」の批判は的外れ

と、思います。彼女が告白本で水着の仕事が嫌だった性的対象にされるのが苦痛だったと語っていることに対して、厳しく批判している意見をよく見かけるんです。

 

  • 「芸能人なんだからそういうファンがいるのは当たり前」
  • 「有名な女優だって水着仕事はしている」
  • 「芸能人に向いてないよ」

 

とか。たしかに「私の体を見なさいよ!」ってくらいの人の方が、芸能界でやっていけるだけの度胸はあるのかもしれません。また、現在有名になっている女優さんたちが、水着など性を感じさせる仕事をしていたのも確かです。

 

でも、若い女の子が他人から性的対象に見られるかもしれない、という事実に嫌悪感を抱くのって当たり前っちゃ当たり前じゃないですか?「モデルになりたい」っていう子が水着になって男性誌飾ってたら、違和感を感じるのではないでしょうか。

 

「芸能人なんだからそういう仕事もあるって知ってたでしょ?」みたいな意見もあるのですが、彼女は13歳で芸能界に入ったんですよね。もちろん、芸能界に憧れていたのでしょう。

 

思い出してもみてください。13歳のときの将来の夢に希望憧れはあっても、そこに伴う苦労について具体的に考えるでしょうか。まして知識も多くない13歳の少女が、自分を性的対象にする人がいるなんて考えがおよぶでしょうか。

 

「芸能界の覚悟を持て」と言えるのは、いろんなことを知っている大人だからこその意見です。大人になったとして、子供のときから言うことを聞いてきた事務所に対し、女性が一人で立ち向かっていけるでしょうか。

 

ちなみに、あれだけ水着仕事が嫌だったという報道があるのに、彼女の水着写真を使う報道機関は何なんでしょうね。それが芸能界の一端なのでしょうね。

 

法律に則ってない契約で、契約違反を責めるのもどうなの?

みたいなことを、2月19日(日)のワイドナショーで古市憲寿さんがおっしゃっていたような気がします。私も同意で、彼女への「仕事の責任がない」という批判が強すぎて、芸能界ちょっとおかしくない?って思います。

 

それを内側からちゃんと批判してくれた伊集院さんの意見は、かなり同意したい気持ちです。

b.hatena.ne.jp

 

坂上忍さんに思うこと

「責任論」が過剰すぎる

坂上さんがワイドショーでよくおっしゃっているのは、彼女にどんな事情があろうとしてもそれは自分たち他人にはわからない。でも「仕事を放棄した」という事実だけは確かだと。だからこそ、彼女は仕事への責任がないという点で猛烈に批判していたんです。

 

それに対してフィフィさんとか、高橋真麻さんとか、小島慶子さんとかが「死にたいって思うほどで、逃げる方法が宗教しかなかった」「彼女が病院に入院してるって言っても、同じことを言う?」と、清水さんに理解を示していた部分がありました。

 

でも、坂上さんはそれを遮って「でもそれは仮定でしょ」「仕事を放棄したのは事実だから」って話してました。

 

それに対して思うのは、「彼女が死にそうなくらいに精神的に限界で、やめたいのにやめさせてもらえなかったとしても」仕事を放棄したという事実は残るということ。やめたくても次から次に仕事を入れられていたら、いつまでもやめられませんよね。

 

そこから逃げ出すには、今回のような方法しかなかったのでは?それでも無責任というなら、それは彼女に「死ね」と言ってるのと同義だよと。迷惑をかけるし無責任なのはもちろんですが、だから彼女が許せないってのはいきすぎかなぁと思います。

 

責任を追及する…?

そもそも、坂上さんは飲酒運転で事故起こして逮捕されてますよね?お酒飲んで収録に望んだこともありますし…。

 

美川憲一さんが清水さんの仕事放棄を「許せない」って言ってたのも、いや、大麻で2度も捕まっているじゃないですか…と思ってしまうんですよ。

 

仕事量の違いで清水さんを無責任と言うのかもしれないですけど。意図的に迷惑かけているなら、犯罪の方が悪質と言われても仕方がないし、そんな人たちが責任がどうのって言ってもなぁ…って思ってしまう部分は正直あります。

 

男性と女性は違う

っていうとずるいって思われそうだけど。清水さんの「つらい」は坂上さんには到底理解できない部分があると思うんですよ。

 

もちろん男性だって性的に見られることへの嫌悪感や抵抗感はあります。でも、女性芸能人ほどあからさまに売りにされるわけではない。自分の“性”を売り物にされているような感覚って、女性特有なんじゃないかなと。

 

それを利用して武器にできる人もいますけど(それが悪いってわけじゃない。むしろ強い女性。)、その恐怖感や嫌悪感をぬぐい去れない人がいるのも事実なんですよ。

 

坂上さんの「苦労」の重さは半端じゃない

でも、坂上さんが「俺たちだって死にたいことが1度や2度はある」「苦労は誰にだってある」っていう「苦労」の重みは半端じゃないと思うんですよ。

 

坂上さんは父親が借金1億円を残して蒸発して、そのために芸能界を続けてきた。幸い子役として売れていたし、26歳までに完済できたようですが、それでも父親から謝罪の言葉は一切なかったそうです。

 

news.livedoor.com

 

だからこその飲酒運転で事故とか、気が小さいからこそお酒を呑んで収録に行ったとか、坂上さんの過去の過ちの理由って、想像ですけどなんとなく理解できる部分もあるんです。いや、理解なんて仕切れないと思うんですけど。

 

だからって、坂上さんは「俺はこんなに苦労したんだ」とはワイドショーで言わなかったです。「俺は苦労したんだから、おまえも我慢しろ」とは言わない。それは彼の強さだし、該当記事にあるように

 

「自分の生まれ育った環境とかルーツのせいにするのは楽ですけど、そのせいにしたところで何も始まらない」

って思いからなのかな、と思います。だから、坂上さんが「苦労」ってのに敏感なのとか、「そんなんで逃げるなよ!」って思ってしまう気持ちには批判できないというか。そう思うだろうなぁ、とも思ってしまうんです。

 

若さ故の「うわあー」ってなってしまったのは一緒じゃない?

彼がどうしていろんな事件とかを起こしたかは知りませんよ。本当に悪ぶってただけかもしれませんし。でも「死にたい」と思うような苦労とかつらさとかで「うわあああ」ってなってしまった部分もあるんじゃないかと。

 

今の清水さんって、わからないけど坂上さんのそのときのような感覚と近いんじゃん合いか、と。彼女は宗教に出会って、そこで救われたような気持ちになった。

 

その「何もかもが嫌になった」は、通ずるところがあるんじゃないかと。でも、坂上さんは自分にもわかるこそ許せないかもしれないし…難しいなあ。私なんて外側の外側で、無関係者だから、それこそ本当に想像で書くしかないんですけどね。

 

彼女の正体は?って答えあるのかな?

苦労とか「死にたい」の度合いは人によって違う

たとえば芸能界だと水着になってでもメディアに出て、プライベートも売り物にしてもどんどん頑張りたい!っていう人もいる。でも、それが耐えられないって人もいる。

 

前者にとっては、水着やプレイベートを売り出すことで「死にたい」なんてありえない、と言うでしょう。けど、苦しさの度合いなんて人によって違うから、「私なら」だけで片付けるには少し乱暴だと思うのです。

 

もちろん軽く「死にたい」って言うこともあると思います。清水も軽い気持ちで「死にたい」と言うこともあれば、深刻に「死にたい」と言っていたことがあるのかもしれません。

 

だから、事務所としては「またか」だったのかもしれません。でも、清水さんにとって深刻な思いを流されれば「私の尊厳なんてどうでもいいんだ」と思い込んでしまうには十分だと思います。

 

だからこそ、事務所と教団での意見がすれ違ってるんじゃないかな、と感じます。真実は全くわからないですよ。

 

したたかさも、もろさも、たぶん本当の彼女

この騒動が出てから、プロインタビュアーの吉田豪さんがこんなことをTwitterでつぶやかれていました。

 

 

この騒動も事務所と教団のどちらが嘘を言ってるんだ、どっちが正しいんだ、っていう目線で見ている人が多いと思います。でも、たぶん吉田さんの言う通り、「どっちも正しい」「どっちも正しくない」のでしょう。

 

それと同じように、新しいニュースが出るたびに清水さんの正当性についても議論されていますよね。

 

「洗脳されちゃったのかな?」とか「事務所が悪い」とか、でも仕事への責任感についての批判が高まると「過労死するより良かった」と擁護する声も出て、告白本を出したら「計画的な子なんだね、がっかりした」と批判する声もある。

 

したたかな人なのか、それとも脆くて弱い存在だったのか。を判断しようとする人たちがいるんですよ。でも、どちらも清水さんが持っている部分なんじゃないかな、と感じるんです。

 

ドラマに出ているような「演技上手な女優さん」であり、バラエティで活躍する「面白く変わった子」であり、同業者から見ると「賢いタレント」でもあり、お酒を一緒に呑む芸人さんから見ると「お酒大好きな子」であり、いろんな人に見せていた「明るく楽しい子」であり、今回のように死にたいと思ってしまう「脆い人」でもある。

 

だからって二面性があるよね、ってわけじゃないです。みんなそうじゃないですか?人生が最高にハッピーで楽しいときもあるけど、死にたいって思ってしまうようなつらいこともある。

 

つらいことがたまりにたまって、そんなどん底を救ってくれたのが宗教で、そうすると救ってくれた人以外は全て悪に見えてしまったり、過去に乗り越えたけどやっぱりつらいことを思い出して、それを責めたくなったり。

 

22歳です。若いです。脆さもたくましさもしたたかさも明るさも朗らかさも楽しさも苦しさもつらさも、いろんなことが揺れ動く年齢なんです。

 

もちろん大人だし責任が伴う年齢でもあるんですけど、それでも22歳って全てが定まっている年齢ではないと思うんです。

 

傍観者なので静観して見るのみ

よく、芸能人が不倫をすると「人の家庭のことだから」って、多くはコメントしないコメンテーターがいるじゃないですか。たしかに自分たちが迷惑を被っているわけではないですし、私もその意見はわかります。

 

そういう人でも、なぜか清水さんのことは突っかかる人がいる。「事務所と教団のことだから」って一歩引いて、コメントしている方もいるんですが、ヒートアップしすぎな方が多いなと。

 

作品に関わっていた方が「残念です」とか「私は頑張ります」とか言うならわかるんですけど、批判している人たちってそれこそ直接被害を被ってない方々じゃないですか。なんで当人のようにしゃべるんでしょう?不倫のときと同じじゃない?

 

なので、あくまで他人で傍観者なわけですし、一芸能人なだけですから、まあまあ落ち着きましょうって思います。まあ、私も全然静観はしてないですけどね。成り行きを任せて、いろいろ思っていようかなーって気持ちです。

 

あと、本は買いません。私は宗教を信仰しているわけではないので、お金を落とす気が無いので買いません。それだけは書いておこう。さらに、全面的に擁護しようっていうわけでもないです。いろいろ思うなぁ、ってことです。

 

以上です。

 

 

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