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スキャンダル専門弁護士 QUEEN 第1話 感想 ファンの気持ちはどうなっちゃうの?

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スキャンダルとは無縁のaoikaraです。スキャンダラスじゃない人生を歩んでいますね。というわけで今回のテーマは…

 

スキャンダル専門弁護士 QUEEN 第1話 感想

 

 です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

 

第1話 あらすじ

鈴木法律事務所・危機管理部。リーダーの氷見江(竹内結子)は、法廷ではなくスキャンダルやトラブルの裏側を主戦場に活躍する異色の弁護士。情報操作のプロ“スピン・ドクター”として、クライアントを窮地から救ってきた天才トラブルシューターでもある。

 

ミナトテレビの敏腕記者・東堂裕子(泉里香)から依頼されたセクハラ被害対応を無事終え、ようやく休みが取れると思ったのもつかの間、新たな案件が事務所に舞い込んで来る。

 

依頼に来たのはミナトテレビプロデューサーの深川章一(宇野祥平)。深川が担当する国民的アイドルグループ「フォレスト」の冠番組『フォレスタ』放送中に、パフォーマンス中のメンバー・白石杏里(馬場ふみか)が、歌うことをやめた同メンバーの赤江桃子(中村ゆりか)を突然突き飛ばしたのだ。これがネット上で大炎上。

 

「フォレスト」の解散説や不仲説が流れ、ミナトテレビにも多数のクレームが殺到しているという。事態を収めるため、次回の番組収録時に「フォレスト」の謝罪会見を開こうと思った深川は、会見を円滑に行うため、氷見たちに協力を求めたのだ。そんな中、「杏里を殺す」という殺害予告がミナトテレビに届いてしまい・・・。

 

参考元:スキャンダル専門弁護士 QUEEN - フジテレビ

 

GOODポイント

  • あの法律事務所、めっちゃ真田丸なんですよ。茶々役の竹内結子さん、豊臣秀頼役の中川大志さん、阿茶局役の斉藤由貴さん…ね、豊臣も徳川もすごいいるんです。あ、ちなみに水川あさみさんは、西郷どんで坂本龍馬の妻のお龍さんでした。いや、大河ドラマ感すごい!
  • バカリズムさん演じる事務所の副署長・鈴木太郎さんの感じ好きだわ~。絶対に言い負かされないのはある意味で弁護士っぽいかもしれないですね。

 

気になったポイント

  • 竹内結子さんが履いていた靴のヒールすごい!ブランドとか知らないけどすごい!
  • アイドルちゃんたち清楚系で乃木坂っぽい。
  • スキャンダル専門弁護士の中に、斉藤由貴さんがいるのがとっても気になる。一番スキャンダラスじゃないですか。不倫ネタとかやるのかなぁ…。
  • 仮面を被ったYouTuberが完全にラファ…。うん。
  • さすがに弁護士たちの服装がおしゃれすぎて違和感。いや、別にスーツじゃなくても良いんだけど、明らかにドラマ売れを狙った感じというか…。うーん、服で個性出し過ぎじゃないですか?しかもその個性がよくわからない!
  • アイドル4人で仲良し設定なのに、ほとんどメイン2人の関係だけ取り上げられて、残り2人がかわいそうって思ってしまいました。まあ、本物のアイドルでも不遇ありますもんね。

 

感想

スキャンダル専門、題材は面白そうだったけど…

昨今はスキャンダルだらけ。なんだって誰だってスキャンダルのターゲットにされて、その対応がずさんだと、その後の人生にまで大きく影響してしまうほど。スキャンダルによって身を滅ぼされる人も少なくありません。

 

リスク管理、ってよく言われていますもんね。というわけで、スキャンダルを対応する弁護士というのは、とてもタイムリーで面白そうだなと思って、視聴してみました。

 

映像はおしゃれ。さすがフジテレビだよな、というセンスの良さを感じました。なんだかんだ、小道具とか場所選びとかファッションとか、いちいちおしゃれなんですよフジは。オープニングとかも含めて。画質なんかもう映画みたいじゃないですか。いろいろお金かかってそう…。

 

物語の運び方とかセリフ回しは、よくありそうかなぁ、と個人的には思いました。登場人物たちの個性とか特徴がイマイチ掴みきれない。いや、嫌いじゃないんだけど、特段「好き!」ともならない。好きになったのは鈴木副所長くらいかなぁ。

 

スキャンダルが題材で、現実でありそうなネタをやると、なんとなく二番煎じ感が出てしまうんだなという印象も受けました。オマージュとして面白くなる境界を、微妙に超えられていないのかも。なんの差だろう。

 

個人的な感想の抱き方の違いだと思いますけどね。私がひねくれているのかと思います。でも、面白そう感はあるから見続けてみたいです。

 

鈴木副所長の脱力感がツボ

バカリズムさんが演じる、事務所の副所長である鈴木太郎さんが、かなり好きです。なんだろ、あの脱力系。ポテチは箸で食べるし、絶対に曲げないし、イイ負けないし、ゆるいし、でも差し入れのセンスが良いし。

 

いちいち良いな。ツボです。副所長ということで、誰が所長なのは気になるところですね。鈴木さんがお父さんにも言及なさっていましたから、鈴木さんのお父さんが所長なのかなと推測してみたり。

 

アイドル問題とはタイムリーな…

第1話の題材はアイドル問題。仲間内のトラブルや事務所との揉め事など、タイムリーな話題でしたね。まあ、いろいろあるよね。年頃の女の子たちだし、仕事だし、大人たちたくさんいるし、ね。

 

大人たちが誰も本人たちの気持ちに寄り添えてなかった

悲しいなと思ったのは、アイドルたちの苦悩について、ちゃんとわかっている大人が全然いなかったことですね。制作会社の人も、事務所のお偉いさんも、マネージャーも。問題が起きた理由について、それぞれ意見が違いましたしね。嫉妬とか、男がいるとか。

 

これって、今起きてるアイドルの問題にも、重なるなと思いました。NGT48でのメンバーが暴行を受けた問題について、運営の会社の対応があまりにも遅すぎて、しかも全然自体を収束できていない状況で。

 

HKT48の指原莉乃さんがワイドナショーで「運営とアイドルの間でつなぐ人がいない」とおっしゃっていたのが印象的でした。誰が指揮を執り、誰が決めるのか、わかっていないとも。芸能界ではない一般社会だとして、会社で誰が統括するとか動くとか決まってないなんて、そんなのありえないですよね。

 

アイドル側に寄り添ってくれる人がいない、いたとしてもあまりにも数が少なすぎるから、問題が起きたときの対応が遅すぎるし、ずさんすぎるのかなとも思いました。ドラマでも、根本は気持ちに寄り添ってくれる人がいなかったってことですもんね。

 

仲間内をかばっているのはわかったけど…

いらっとした態度をメンバーにぶつけていたのが問題になったわけですが、実際には違うんだろうな~と予想しながら見ていました。あまりにも体調が悪そうな子がいて、最初は妊娠してつわりなのかなとか、それをかばっているのかなとか思ったり。

 

体と心の性が違うという、セクシャリティの問題だとは、予想外でした。でもいきなりわかるわけじゃなくて、女の子らしくしているからこそ、強い違和感を抱くようになるとか、あり得ない話ではないですもんね。

 

具合が悪くなっていたのも、性別の違和感から来る拒絶反応だったのかなと思ったりして。現実のアイドルの子たちもですが、もっと自分を大切にしてほしいし、大切にしてくれる大人たちが周りにいてほしいな、と思ってしまいます。

 

ファンからすると置いてけぼりでもやもや…

最初はアイドルたちと険悪かと思われたテレビ局は、実は仲間意識があって楽しく収録もしていて。アイドル達は家族同然。でも、パワハラする事務所が最悪!だからテレビ局が協力して、事務所からアイドルを救う!アイドルたちも心から笑顔で歌い踊る!

 

みたいな展開だったんですが…えっ、すっごくファンが置いてけぼりじゃない?本人たちが解決しただけで、画面越しにいるたくさんのファンの中でのもやもや感は放っておくのかなって、びっくりしました。何もわからないけど、笑顔で歌って踊っていたから良かった~なんて思うファンの方が少ない気がしちゃうんだけどなぁ。

 

テレビ局が作っているドラマで、テレビ局を称えるっていう展開なのもちょっとなぁ…。内輪ノリ感がちょっとなぁ…。

 

アイドルを辞めたくなった理由である、セクシャリティのことは言わなくて良いと思います。個人的なことだし、カミングアウトするかしないかは、アイドルの問題とはまた別のことですし。

 

だけど、なぜテレビ収録でケンカのようになってしまったのか、具体的に理由を言わなくても、本人たちの言葉で説明するくらいはできるんじゃないかなと。和解したんですし、その経緯をきちんと説明した方が、ファンもスッキリします。それが心配してくれたファンに対して、精一杯できることなんじゃないかなと。

 

「私たちは前を向く」とかぼんやりとした説明で、ただ解散ってしたら、「やっぱり仲が悪かったんだ」とか悪い憶測が飛ぶだけですよね。

 

ファンのことを思うなら、心配させないように、言える範囲で自分たちの言葉で伝えようとしないのかな。それがいっさいなくて、ファンのことを思いやるアイドルの子が一人もいなくて、ちょっと衝撃でした。

 

なぜアイドルができるのかって、やっぱりファンがいるからだなぁ、とすごく実感して大切に思っているアイドルの方も実際にはたくさんいると思うんです。でも、このドラマの描き方だと、炎上させたり騒いでいる世間≒ファンみたいな描かれ方だなぁと。うーん…。

 

なんだか、ファンがかわいそうだなというか、ファンの気持ちが置いてけぼりだなと思ってしまいました。

 

まあ、弁護士としては依頼されたのはテレビ制作会社だから、任務は達成したわけですよね。ファンは二の次三の次で間違ってないのかもしれないけど…なんとなくもやもやしてしまいました。

 

次回:セクハラ・パワハラ疑惑を払拭!

今度の依頼は大手広告代理店。セクハラ疑惑での対応。すでに週刊誌やSNSで拡散し、事態の収束は厳しいかと思われた。氷見はお金での交渉をしようとするが、被害者の女性の要望は、加害者からの謝罪で…

セクハラやパワハラも最近ではよく表に出てきますね。いや、昔からあるに決まってるんですよ。数が増えたんじゃなくて、やっと表に出てきただけ。これを弁護士が解決って、あれハラスメントゲームの逆バージョン?次回はもやもやせずに見たいです!

 

 

aoikara

 

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