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【ドラマ】カルテット 第7話 感想 結局、巻夫婦は夫婦になれなかったのかも

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カルテットって、一度目は一人で見たくて、二度目は二人で見てもう一人の驚く顔を見たい、なんて思ってしまうaoikaraです。二度目の私は嘘吐きになれるんです。

 

というわけで今回のテーマは…

 

カルテット 第7話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。

 

あらすじ:夫婦が出した結論とは

有朱の行動の理由

家森(高橋一生)が10万円を目的で珍しい猿を探していたが、見つからず諦めていた。有朱(吉岡里歩)は猿を見つけたら賞金をもらおうとしている様子。お金がないという家森にはヴィオラを売れば良いという。楽器は高いと知って、なにやら企む有朱。

 

こっそりと家森の鍵を盗み出し、別荘へ侵入。そこでマキ(松たか子)のバイオリンを見つけて、持って帰ろうとしていたのだった。

 

幹生はすずめを脅して

幹生(宮藤官九郎)はすずめ(満島ひかり)のチェロを人質にして、テープで拘束していた。

 

すると、別荘から物音が。幹生が気になって見に行くと、有朱と遭遇。争う形となってしまい、マキのバイオリンを奪おうとして有朱が2階から外に落ちてしまった

 

そこへマキもやってきて…

幹生が落下した有朱をたしかめると、意識はなく心臓の音もしない。救急車を呼ぼうと迷っている。そこへマキが別荘に帰ってくる。久しぶりに夫と再会できて、喜ぶ。幹生は「ごめん」とつぶやいていた。

 

別府は未だに倉庫の中

別府(松田龍平)は倉庫が閉まってまだ中にいた。外に助けを求めようとメモを残すが、裏返しになってしまう。

 

幹生が人殺し!?

しかし、話を聞くと通報するからすずめを拘束したという。それはコンビニ強盗をしたからだと言う。困惑するマキだが隠しきれないから警察に行こうと、幹生を説得しようとする。

 

さらに、有朱を殺してしまったと聞き、実際に死体を見て絶句するマキ。そこで今度は逃げて一緒に暮らそうと提案する。「こんな人間の人生は面白くない。いらない」と言うのだった。

 

マキは2階で拘束されているすずめに謝るが、拘束はまだ解けないという。「ちょっと出かけてくる」と言葉を残して出て行ってしまったのだった。それでも、すずめは拘束を何とか解こうとするが…。

 

意外な逃亡劇!?

落ちた有朱は目を覚ましていた。死んでなかったのだ。しかし、体は動かず、人の気配を感じて死んだふりをする。巻夫婦は有朱を寝袋に入れて、どこかへ連れて行こうとしている様子。

 

カルテットドーナツホールの車に乗り込んだ幹生は、やはりマキを連れて行けないと一人で自分と有朱の処理をしようと、車を走り出してしまう。マキは有朱が乗ってきた、レストラン・ノクターンの車で追いかける。

 

その様子を見ていたすずめ。今度はマキの義母で幹生の実母である鏡子(もたいまさこ)が、タクシーで別荘へやってくる。そのタクシーを使い、すずめはマキを追いかける。

 

結局は元サヤにおさまる?

幹生はダムに到着し、様子を見る。そこへ有朱が起き、車を奪って走り出してしまう。途中でマキが運転する車と会い、お互いに「ごめんなさい!」。そして、車を交換して元に戻し、有朱は家森のところへと戻るのだった。

 

幹生は近くの交番に自首しようとした。しかし、マキが車で待ち合わせのふりをして、幹生を乗せる。そして「東京へ帰ろう」と言うのだった。

 

すずめはマキを止めるが…

途中でコンビニによって食料の調達をする。そこで、やっとすずめがマキを見つけて、コンビニを出たところで話し合う。

 

マキ「さっきほどかなかったの怒ってる?」
すずめ「怒ってます。見捨てられた感100です。でも…私も騙してたからこれでチャラします」

 

だから、帰ろうというすずめだがマキは応じない。幹生の罪を責めるすずめ。「カルテットどうするの?どうなるの?じゃあね、バイバイ?へぇー…」とまくしたてる。

 

でも、マキは「夫婦だから」と譲らない。すずめも譲らない。「彼のことが好きなんだよ」と言っても、すずめは「行かないで」と止める。でも、マキが耳元でささやいたら、すずめは全てを受け入れたように、マキは夫の元へと戻っていった。

 

別荘にはすずめと家森ともう一人

別荘には鏡子が腰をやってしまい、寝ていた。幹生のことが心配な様子。家森は一人で茶漬けを食べながら、すずめの様子をうかがっていた。どうして機嫌が悪いのかと。しかし、すずめは機嫌なんか悪くないという。

 

すずめが思い出していたのはマキの言葉。耳元でささやいたのは

 

「夫に抱かれたいの」

 

と言う言葉だった。すずめは、チェロを弾きながら涙を一筋流していた

 

いつもの夫婦の日常は戻らない

巻夫婦は東京の家に帰り、二人でおでんを食べていた。いつものようにマキがくだらなく面白い話をして、夫が楽しそうに笑う。笑いながらも、違和感を感じている様子。そして「これ食べたら警察署行くよ。その前に区役所に行って…」と切り出す。

 

そしてマキに謝る。でも、マキは謝るようなことをしていないと言う。それでも幹生は「一人にさせた」と。弁解する夫に、マキは「私は何も言われてないんだよ。直接言われたわけじゃないから」と。二人は向き合って話すことに。

 

幹生は「マキちゃんのことを忘れたことはなかった」「ずーっと考えてた」「夫婦だったし」「楽しかった」「いい思い出いっぱいある」「本当に大事に思ってた」「今も思ってる」

 

「幸せに…。幸せになってほしい

 

そこで、マキも「感謝してる、ありがとう」と言う。幹生も「こちらこそ、ありがとう」と返す。マキは「好きだったよ」と。夫は答えない。

 

そして、二人はお互いの指輪をはずし、離婚届を出して、夫婦ではなくなった。マキは、警察署の前で、幹生の姿を見送った。

 

いつもの日常が戻る

マキは別府を倉庫から助け出し、カルテットはいつものようにレストランに演奏しに行く。いつものように普通に接する有朱だが、マキは少し警戒していた。

 

またカルテット4人での食事と会話。マキの旧姓は早乙女というらしい。みんなはどう呼ぼうか迷っていたが、今まで通りに「マキさん」ということで。ひとつ違うのは、鏡子の腰が治ってないのでまだ別荘にいるということ。

 

暖炉があるリビングで、すずめはチェロにもたれかかって眠っていた。マキは交際する前に幹生からもらった詩集を持っていた。

 

目覚めたすずめはマキに声をかける。マキは「夫からもらったもの」と話し出す。まったく面白いと思えなくて、でも面白いと思っている彼が面白くてよくわかんなくて楽しかったと。

 

でも、その詩集を暖炉の燃える火の中に入れてしまう。すずめは、マキを演奏に誘うのだったー。

ーーーーーーーーーー

という話でした。なんかね、切ないね。すれ違うってこういうことなのかな。では、詳しく感想を書いていきます。

 

第7話のGOODポイント

  • 有朱の「メルカリでビオラ売れば良い」発言が怖すぎて。その後に「楽器を売っちゃおう」っていう発想を、宝物を見つけた子供みたいに無邪気に実行しようとするのが怖すぎました。
  • ずるずるーっと落ちてく家森さんw「素早く降りたから素早く登るね」いや、あなた落ちたんです。そして、上がるのおそるおそるじゃないですか。
  • 別府君の不遇w
  • 「ひとりになりたいときに食べるケーキってなーんだ?」「ホットケーキ!」なるほど、放って置け→ほっておけー→ほっとけー→ほっとけーきね。
  • 義母が別荘に居着いてるのがちょっぴり面白いw
  • 家森が食べてる鮭茶漬けおいしそう。
  • 家森「別府君が帰ってこない。マキさんも帰ってこない。二人で寿司食べてるのかな。ずるくない?」
    →別府君に関しては、おまえのせいだ!
  • 別府君、袖をまくりすぎてタンクトップになっているのに爆笑。
  • 家森の「巻き戻ってる」発言は全員スルーで大正解。

 

巻さん夫婦はもう戻れない

って、思っちゃいました。

 

あ、やっぱりマキさんは幹生のことが好きなんだ

離婚するって言ってたマキさんですが、幹生に会った瞬間、もう慈愛しかなかった。ずーっと尽くす女だった。「好き」が溢れてた。あんなに冷静でミステリアスだったマキさんが、すぐに普通の本性を露わすほどに。

 

それが、マキさんにとって「好き」なんだろうなと思うとかわいらしくて。髪を整えたり、口紅を塗り直したりして。

 

バスローブの中に何も着てないように見せて実は着ているとか、お好み焼きをおかずにごはんを食べるとか、別荘での生活でも幹生がしていたことを生活に落としていたんだなって。それが愛おしくて。

 

まだ「好き」なんだろうな、でもそれはマキさんだけなんだな、って結論が出てしまうと本当に切なかったです。

 

思いが食い違いすぎて夫婦としてやっていけない

一定程度に楽しく過ごすことはできる二人なんです。でも、マキさんは好きで、幹生を男として見ていて「抱いてほしい」って思ってる。

 

それに対して、幹生のうんざりしている雰囲気をものすごく感じるんですよね。自分が話しているのに途中で止められるとか、面白くもない話を面白そうにするとか。

 

それで「まだ直接聞いてない」ってマキさんが本音を聞き出そうとするのに、「愛してるけど好きじゃない」って言わない。「もう好きじゃない」って、言わないの。あれはずるいなって思った。傷つけたくないけど、絶対に本音じゃないから。

 

「幸せになってほしい」

 

って切ないよね。「幸せにしよう」とか「幸せになろう」って言うのは二人だけど、もう自分の手から離れた一人。それまでマキさんは、幹生の言葉にどこか期待してた。相づちの「うん」っていう表情が生き生きとしてた。

 

でも、幹生の本音を隠す言葉で、マキさんも本音で話す気持ちがなくなったのかなと感じました。「今までありがとう」は世界一切ないありがとうでした。

 

だって、幹生にとってあんなに嫌だと言っていた警察に行くよりも、マキさんと一緒にいる方が苦痛だって言ってるようなものじゃないですか。罪を認めるっていうより、一人でいるための理由を見つけた、というようにしか見えなくて。

 

マキさんの気持ちを思うと本当に切ない。

 

あっさりとした離婚とマキさんの本音

離婚はずいぶんとあっさりしてましたね。すぐに幹生も警察署に行ってましたし。警察署の前で、幹生がハグを求めたけど、マキさんは応えずに握手で返したのが印象的でした。

 

マキさんにとってのハグは愛情のハグで、幹生は親愛のハグ。自分を求められていないハグなんて、しても切ないだけだなって。あのシーンは本当に切ない。

 

別荘に戻ってからは、自分の本音をすずめにしゃべってましたね。本当に幹生のことが好きだったのだな、と思いました。思いを断ち切るように、幹生がくれた詩集を暖炉に投げ捨ててた。思いはそう簡単に断ち切れない。だから燃やしてしまえというように。

 

うーん、切ない。私の足りない語彙力だとこればっかりになっちゃいますw

 

次回:まだ嘘を吐いている人がいる?

マキが離婚したことで、カルテットの生活も和気藹々としたものに。すずめが司に片思いしていることを知る家森は「マキさんが離婚したからピンチじゃない?」と聞く。しかし、すずめは「マキと司をくっつけるために協力してほしい」と、逆に家森に頼み込み…。

まだ嘘を吐いている人がいる…という予告でした。いったい誰が?どんな嘘を?気になります…なんでしょうね。誰でしょうね。

 

あーみぞみぞします。

 

 

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