ドラマを見てハマってしまうと世界観にのめり込んでしまうタイプですが、このドラマに関しては肩の力を抜いて見られるaoikaraです。いや、褒め言葉ですよ。ハラハラドキドキしすぎない、ちょうどいい感じなんです!ほかのドラマが張り詰めてるだけに!
というわけで今回のテーマは…
増山超能力師事務所 第6話 感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。
あらすじ:侮れないのは女の勘
突然死の男には超能力が関わっている?
刑事の榎本(六平直政)が突然死の男を調べる。心臓発作による死亡かと思われたが、検死には超能力を感じるDM値が異常に高く表示されていた。
明美は2級に向けて勉強中
増山(田中直樹)の事務所に入った明美(ルウト)は、超能力師試験2級の取得のために勉強中。実技の腕は上がっているものの、筆記が厳しいようで…。というより、超能力以前の勉強の問題だった。増山は「魂の安定が能力の安定」とも言っているが…。
刑事・榎本は増山に調査を依頼
榎本は増山に突然死の男を調査するよう依頼していた。それを増山は悦子(中村ゆり)に頼む。さらに、篤志(浅香航大)と明美も一緒に連れて、現場へ赴くことになる。
事件には小学生の女の子が関わっている!?
男が死んだ場所を訪れるが、サイコメトリーを試さない篤志に明美は疑問。死に際の思念は強いので、読み取ろうとすると精神を病んでしまう場合があるのだとか。
それでも明美が読み取ろうとして、強い思念に衝撃を受けて、悦子に怒られる。しかし、明美はしっかりと見ていた。立ち去る女の子と、彼女が発した「シネ」「コロス」という声を。それを聞いた悦子は明美を事務所へ帰してしまう。
近くに小学校があるので、下校時間になってから一人一人の心を読み取ることにした悦子。すると、読み取ろうとしていないときに、一人の女の子から「あのおじさん大丈夫だったかな…」という声を聞き取る。
その子に話しかけると、男の死に際にばったり会ったことを知る。女の子・浦沢南(内田未来)が歩いているときに男に話しかけられ、突然苦しみだして倒れたのだという。
南は自分のせいで男が苦しんだのではないかと心配していた。そして、男が死んだことは知らなかった。
やっぱり例の女の子が事件に関わっている!?
事務所では、悦子から帰るよう言われた明美がふてくされていた。しかし、増山は強く言わないと明美は帰ってこなかった、休んでほしいと思っていたからだと諭す。さらに、中井(柄本時生)が探している犬の写真を見せて上機嫌になる。
と、事務所に榎本と若い刑事がやってくる。明美は若い刑事が気になり、男が死んだときに女の子がいたという情報を伝える。さらに、中井がデジカメにそのイメージを再現することで、はっきりと女の子が映し出されていることがわかった。
突然死した男には少女への強制わいせつ罪の前科があり、今回もそういう目的で女の子に近づいたのではないかと推理。そして、女の子が殺したのではないかと考えたのだった。
悦子は女の子を信じたがっている
そこへ悦子がやってきて、まだ証拠が十分ではないと怒る。デジカメから女の子を見つけようとした刑事に、発火でデジカメを壊してしまう。そして、そのまま事務所を出て行ってしまった。
篤志が追いかけて話を聞くと、自分も祖父母が火事で亡くなったときに疑われて苦しかったと。そのとき信じてくれたのが増山だから、自分も南を信じたいと思っていた。さらに篤志は、サイコメトリーで悦子が増山を想っていることも知り…。
篤志は悦子を説得して事務所へ帰る。さらに増山から調査を続行して良いことを伝えられたのだった。
南に再び会おうとするが母親に止められる
悦子と篤志は再び南に会う。しかし、南は母親に言われているから何も話せないと言う。友達もいないと。そこで、悦子は自分と友達になろうと提案。うれしそうな南。
そこへ母親の留美(中島ひろ子)がやってくる。二人が超能力師と知って、南を急いで連れ帰ってしまった。
母親が何かを知っている?
悦子と篤志は、刑事の榎本と一緒に第一発見者の話を聞けることになる。なんと第一発見者は南の母親・留美だった。当時の様子を伝えるだけで、何も語らない。
そこで悦子は留美と二人きりにしてもらい、「南の能力を知っていること」「母親だけには信じてほしい」ことを伝える。
その説得が功を奏し、留美は事務所にやってくる。南が驚いて帰ってきた後に現場に行くと、男が苦しんでいたと。そして、その男の手には留美が南に作ったカエルのマスコットキャラクター「ケニョン」が握られていたのだそうだ。
事件の犯人はやっぱり…
篤志は悦子のためにケニョンからサイコメトリーを試す。衝撃を受けるもはっきりと読み取れたのは、男が苦しむ姿と、南の声で「シネ」「コロス」と言っている様子。残念ながら、この事件の犯人はやはり南だと結論づけることになってしまう。
真相の真相は意外なことだった!?
調査の結果を榎本に伝えに行く篤志。事務所では増山がケニョンに触れて、あることを感じていた。
篤志は榎本に男の死体を見せてもらう。と、サイコメトリーで読み取ろうとする…が、そこを増山が間一髪で止める。危ないと叱られてしまうのだった。
さらに、南が「シネ」「コロス」と思っていたのはゲームで敵を倒すときに思っていたことで、事件とは全く関係がないことを伝える。さらに南はテレパシーしか使えず、強く思ったときに気持ちが漏れてしまうくらいの能力なので犯行は無理とわかる。
優秀な増山に篤志は複雑で…
そんな増山の優秀な姿を目の当たりにした篤志は、悦子の想いを知っているだけに複雑な様子。増山に「悦子をどう思っているのか」と尋ねてもはぐらかされる。「めんどくさいじゃダメ」と言い、立ち去ってしまうのだった。
というストーリーでした。悦子の信じた思いが報われて良かったですね。超能力があるだけで疑われてしまうのも、大変なことですね。よーく考えると、やれるはずがないことを証明できるんだけど…一度疑われてしまうと疑いを晴らすのは難しい!
というわけで感想を書いていきます。
第6話のGOODポイント
- 榎本「超能力者をブタ箱に入れてやる!」
増山「思ってないこと言うなら帰ります…」
榎本「ごめんごめん、だよねー協力してほしいだけー」
って、怖い刑事って感じで言ってたのに、かっこつけてただけでしたwお金をもらえばきっちり仕事をする増山もちゃっかりしているというか…w - 犬の写真を見せて仲良しこよしな中井&明美がかわいい。だけど、明美は若い刑事を「かわいくないですかー」と気に入っていて、中井の嫉妬心が刺激されるかも?
- 南に自分の昔を重ね合わせる悦子は、つい増山や他の人に当たってしまう。それを見かねた篤志が「謝りましょっか」って言ってあげるの、良いところあるね。
- 六平さんの驚く顔が本当にコメディw
第6話の気になったポイント
- 中井の能力、デジカメじゃなくてiPadとかの方が大きい画面で見やすそうじゃない?
- 次々回予告がなかった!もしかしてお休み?か、まだ取り終えていないのかな?
「めでたしめだたし」で良かった良かった
最初は南ちゃんが実はめっちゃサイコパスで、小学生ながら超能力で人を殺しまくっている怖い子で、悦子が裏切られるんじゃないかというサスペンス展開なんじゃないかと、冷や冷やしていました。
しかし、悦子の思いとか、母親の葛藤とか、南ちゃん自身の気持ちとか、いろんなものを見て「犯人じゃない方が良い!」と思うように。
結果、南ちゃんは犯人ではない、というか事件を起こすのは無理とわかって良かったです。悦子の放火が怒りで生じていて、祖父母には感謝の思いや亡くなって悲しい思いしか感じないから無理、と結論づけた増山の冷静さが今回も生きましたね。
超能力があるとそれだけで疑ってしまうけど、その能力を細かく見るとちゃんと犯人ではないと証明できる。ってわかってるんですけど、難しいですよね。悪い方に思い込むと、悪い方に見えてきてしまうものだし…。
だからこそ、増山のような人がたくさん必要なんでしょうね。
「めんどくさいな~」な三角関係
篤志→悦子→増山で一方通行な片思い、って感じで微妙な三角関係ができますね。悦子は篤志にバレるほど気持ちがダダ漏れだから、増山だって知ってることでしょう。でも、増山は「めんどくさいな~」って感じなんでしょうか。真意はわかりません。
増山にも奥さんがいるという設定のようですが、その存在がハッキリしないしなぁ…。篤志は悦子のことが好きで(って言いながらもかわいい子とかいたらすぐ鼻の下伸びてるけどね)、でも悦子は自分より全然優秀な増山が好き、切ないですね。
別に恋愛でごちゃごちゃするようなドラマでも無いと思うので、いち視聴者としても「めんどくさいな~」って思ってしまうこともあります。中井&明美がうまくいってくれるとうれしいですw
次回:いじめの原因は同性の嫉妬?
明美が幼馴染みの純一から依頼を受ける。なんでも同僚の葵が職場でひどいイジメに遭っているのだとか。実は篤志が身辺調査を依頼されているのが葵だった。葵の勤務先の店長・染谷が葵に好意を持っているので、イジメにも関わっているのではないかと調査するー。
来週はキャストが楽しみですね。葵役が真野恵里菜ちゃん。かわいいし演技もうまいし!また、店長・染谷役がなぜか明和電機の人wってかタレントで吉本興業所属なんですね…知らなかった!
あと、明美が男装していた!いや、ドラマ上は男だから素の姿に戻っただけ?でも、演じているルウトさんは女性だからやっぱり男装?でも、ルウトさんは男装女子だから素の姿?
と、人間関係や明美の男装に思考回路がごちゃごちゃしそうだああ。まあ、次回も楽しみです。
良かったらポチッとください。
励みになります。
aoikara
▼関連記事はこちら
▼お仕事のご依頼はこちらまで