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【ドラマ】増山超能力師事務所 最終回 感想 これは続編がありき?

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ドラマを見て原作も気になっているaoikaraです。誉田哲也さんの作品は読んだことがないのですが、このドラマを見て気になっています。

 

というわけで今回のテーマは…

 

増山超能力師事務所 最終回 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。

 

あらすじ:相棒は謎の男

高鍋が増山の家に来た理由

増山(田中直樹)が不在中、妻の文乃(芦名星)を訪ねて自宅に高鍋(鹿賀丈史)がやってきた。高鍋が渡したという花に触れると、文乃が大学時代に友達を殺害したのではないかという映像が見える。

 

高鍋に腹を立てて花を捨ててしまう増山。娘のアリス(武田梨花)に「お花、かわいそう」と言われて我に返るのだった。

 

事務所にはエステ詐欺の調査依頼

事務所にはテレビ局のディレクター今井(ライセンス藤原)と、遠藤いずみ(黒川智花)という女性が訪れていた。篤志(浅香航大)に依頼したのは、エステ詐欺を調べてほしいとのこと。いずみはその被害者だという。

 

いずみは結婚のためにエステを通おうとして、無料体験できるマダム朝倉(横山めぐみ)のエステサロンに訪れた。仕上げにマダムに施されるフェイスマッサージ後に鏡を見ると、なりたい自分になれたと言う。

 

49,800円もする美容クリームを買ったり、貯金が底をつくまで通い詰めたせいで、200万円も被害にあったという。そのせいで婚約者とも別れてしまったそうだ。婚約者には、エステに行ったところで「何も変わってない」と言われたそうで…。

 

警察に行っても証拠がないので動けないとのことで、メディアの力で訴えようとしたらしい。そこで、超能力でどのように詐欺を働いていたのか調べてほしいという依頼だった。

 

理想の自分になれるサロンの真実は…

メンズエステもあるということで、篤志は中井(柄本時生)に体験に行くよう頼む。エステ帰りの中井は様子がおかしく着飾っていたが、それは冗談で調査の報告をする。

 

なんとマダム朝倉は超能力師だという。「なりたい自分」を想像させて、そのイメージを相手に見せることで、効果があると思わせていたそうだ。

 

中井の告白のようなもの

中井は着飾った服からいつもの服に着替えていた。明美(ルウト)が様子を見に行くと、中井は「少し期待していた」と言う。「なんで変わりたいの?好きな女の子でもできた?」と明美が聞くと、「正確には女の子じゃない」と答える。

 

中井は「今はどっちでもいいけどね」と言い、明美も「いつもの格好の方が似合ってる」と返すのだった。

 

調査結果を報告して…

篤志はディレクターの今井に調査結果を報告。今井は超能力師全てがあくどい、というような言い方をする。篤志はそれに違和感を覚える。捜査は続行、篤志は素行調査、今井はマダム朝倉の過去を洗うことになる。

 

悦子が心配なのは…

ここまで、増山は事務所に一度もいない。悦子(中村百合)は、全く事務所に来なくなってしまった増山を心配していた。

 

増山と高鍋の直接対決

増山は高鍋と二人きりになり、話し合いをする。妻に記憶をイメージを刷り込ませた贈り物をするのはやめてくれと言う。しかし、高鍋はただのいたずらと取り合わない。

 

増山はさらに続けて「高鍋は能力の後天的な発動に興味を示している」ことを指摘する。高鍋は「能力者を生み出そうとしている」こと、だから「サンプルとして文乃のことが知りたいのでは」と考えていた。

 

しかし、高鍋ははぐらかす。増山は「超能力は弄んでいいものじゃない」と言うが、高鍋は「超能力で人助けができる、おまえらと同じだ」と言う。増山は

 

「一緒にするな」

 

と強く否定する。同時に妻に近づいたら許さないことを伝えて、去って行くのだった。

 

悦子の思い

増山は久しぶりに事務所に戻る。驚いた悦子が不在の理由を聞くと、「極秘任務」と嘘を吐く。

 

最初は受け止めた悦子だったが、やはり感情を止められないと増山に怒る。連絡ひとつ寄こさないことに、みんなをどうでもいいと思っていることに。

 

「みんなは慣れているけれど、私は増山さんが危ないことに巻き込まれないか心配」「私がどうでもいい存在じゃないかも心配」「この気持ちで働けられるかも心配」と泣いてしまう。

 

さすがに増山も「ごめん」と謝った。悦子は「大丈夫です」と答え、笑顔を見せて「スッキリしました」と言うのだった。

 

榎本刑事に明かす増山の思い

増山は高鍋の狙いを榎本刑事に話していた。榎本は、文乃が多重人格者だと知って、高鍋が何をするのか不安な様子。

 

増山は「普通の人間にするために一緒になった」と文乃のことを言う。その言葉に、榎本刑事は「おまえ、文乃ちゃんのこと愛してるんだよな?」と聞き、増山は「決まってるじゃないですか」と答えるが…。

 

マダム朝倉の過去

一方、篤志はマダム朝倉の素行調査のために近づき、飼い犬からサイコメトリーを読み取っていた。マダムはおでこにあざがあるようだ。

 

今井の誘いもあり、マダムの母親に会いに行くことになった。昔から化粧などには興味がある子供だったらしい。

 

篤志が過去の写真から、化粧に憧れる子供だったこと、超能力をからかわれたこと、そのせいであざがついてしまったことを読み取る。さらに、過去の記憶では母親が「能力を隠せ」と命じている。

 

しかし、今井が母親に「超能力を知っていたか」と尋ねても「全く知らなかった」と答えたのだった。

 

篤志がマダムに思うことは…

今井は詐欺被害者の遠藤いずみにも調査について知らせていた。次の現場には一緒に行くとのこと。篤志は「マダムにもつらい過去があった」と言うが、いずみに

 

「不幸だったら私も不幸にしていいの?」と問い詰められて、黙ってしまう。

 

事務所に帰ると、久しぶりに増山に会う。増山に昔はどんなだったかと尋ねると、「普通に普通じゃなかった」と答えて、篤志も同意する。

 

マダム朝倉の真意

エステ詐欺の被害者と加害者は、増山超能力師事務所で収録することになった。今井といずみが待ち構えている。事務所のメンバーは周りで見学していて…と、マダム朝倉がやってきた。

 

いずみの要求は損害賠償と謝罪。しかし、マダムは騙すつもりはなかったと言い、過去の自分の話を始める。超能力を隠して生きてきたが、美容という自分が行きたい道を見つけた。しかし、おでこのあざのせいで表だって仕事ができない。

 

超能力を使って、あざを隠してみせることができたので、エステでもやった。まやかしでも前向きになってほしかったから、一瞬でも理想の自分になれたら幸せじゃないのか、と言うのだった。

 

“超能力”だから

マダムの言葉に、いずみは「だったら幸せになれない私が悪いの?騙された私が悪いの?」と聞く。その言葉にマダムは決心し、店を閉め、お金も返すことを約束した。

 

そして、今井がぞんざいな態度で謝罪を要求。思わず篤志が謝罪を止める。超能力があって苦しんできたことを思い出したのだった。事務所のメンバーも同じように、過去のことを思い出していた。

 

篤志は一からやり直せば良いと助言するが、今井は相手にしない。「超能力師同士で馴れ合うのか」とまで言うのを、増山が止める。「彼女が人を騙したのは、超能力師だからじゃない。彼女が弱い人間だから」と返すのだった。

 

その言葉に、マダムはいずみに謝罪。いずみもさまざまな思いはあるものの、納得して去って行くのだった。

 

証拠映像は…

収録が終わり事務所を元に戻すメンバーたち。「証拠が撮られているからマダムも終わりなのかな」という言葉に、増山が「どうだろうね」と不敵な笑みを浮かべて答える。

 

なんと、映像は撮れていなかったのだった。ディレクターはその原因を知るよしもなく…。

 

いつもの日常が始まる

増山超能力師事務所では、いつもの日常が戻ってきた。増山も事務所にいる。電話が鳴っているのに誰もとらず、増山は「めんどくさいなぁ」とつぶやくのだった。

ーーーーーーーーーー

という最終回でした。いろいろ片付いてないこともありますが、とりあえず詳しい感想を書いていきます。

 

最終回のGOODポイント

  • 美容クリームだけで49,800円って「たけえ!」って事務所の女子たちが言ってましたけど、本当に高すぎる!それでおかしいと思わないのもおかしいよ!
  • 「人は見た目より中身でしょ~」って言ってるのに、経費でエステが行けるとなったら自分が行きたがる悦子・明美・朋江のゲンキンさ!
  • 中井君の謎の美意識w
  • 中井君、明美といい感じ…うまくいってほしいなぁ。
  • 増山、証拠の映像をこっそり消しててグッジョブ!
  • 「めんどくさいなぁ」って言うラスト、増山らしくて良かったと思います。

 

最終回の気になったポイント

  • 公式の副題である「相棒は謎の男」の意味がよくわからないのですが…高鍋のことですかね?
  • 何十年も前のメイク道具って設定なんだけど…絶対にキャンメイクだーとか最近のコスメ感が出すぎで違和感がありました。

 

“超能力”だけで責められる葛藤

気持ちはわかるけど…

今回、詐欺で疑われていたマダム朝倉の気持ち、ちょっとわかるんですよね。自分のコンプレックスを超能力で解消できたから、同じように悩んでいる人にちょっとだけ夢を見せてあげたい。だから超能力で理想の自分を見せてあげた、っていう。

 

でも、やられた側からすれば被害者でしかなくて。超能力を使えない人間にとっては、超能力を悪用されているって思うだけなんですよね。

 

「普通に普通じゃない」ことを責め立てられているようで、篤志はかばったんでしょうね。だけどなぁ…

 

やっぱり人を騙すのはダメだ

人を騙していたことは事実ですよね。超能力がなくてもやってはいけない行為ですよ。ましてやそれでお金をもらっているなら、詐欺と言われても仕方がない。

 

超能力だからではなく「弱い人間だから騙した」っていう増山のセリフの通り。超能力だからじゃない、何にせよ悪いことなんですよ。

 

事務所のメンバーも超能力があるってだけで「普通に普通じゃない」ことを責められた過去があるからマダム同情的ですけど、事実だけ見たら悪質なんですよ。

 

って「悪いこと」という本質から目をそらしてる感を感じました。私はマダム朝倉に同情するけど、でも悪いことをしてるから、そこは本当にきちんと反省すべきなのに、そういう描写があまりなかったのが残念です。もちろん、思うところはあったでしょうけどね。

 

まあ、あの責め立てるテレビのスタッフには腹立ちますけどねwそりゃあ、増山も映像消しますよ。

 

増山VS高鍋はお預け?

さてさて、最終回で増山の妻・文乃のことや、増山と高鍋の対立が明らかになると思っていましたが…そうでもなかったですね。わかったのは、高鍋が

 

後天的に超能力師を生み出そうとしている

 

ってことぐらいでしょうか。

 

メインはエステ詐欺の方でしたし、まさか全く解決しないとはびっくり。続編に期待…って感じでしょうか?それはそれでうれしいですが、ちょっとだけ物足りないですね。

 

沖縄国際映画祭でスピンオフ決定

らしいです。このスピンオフで高鍋と文乃の件が完結するのでしょうか?それとも続編があるのでしょうか?うーん、原作を読んでないのでわからない!ルウトさんはTwitterで「まだお別れじゃない」とつぶやいていましたが…

 

 

 

せっかくドラマを見てきたので、スピンオフもいつかテレビで放映してもらえたらな~と思います。それか続編希望!

 

ほどよいゆるさが癖になるドラマでした

ゆる~い深夜ドラマは、ほかのドラマと比べて気軽に見られる作品でした。意外とテーマが深かったり、ほろっと涙がこぼれそうになったり、良い話も多かったです。続編があるならば楽しみにしています!

 

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