中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

スポンサーリンク

【アマプラ】メイキング・ザ・カット シーズン1 第4話 感想 闘志を燃やせ!

スポンサーリンク

f:id:aoikara:20200520120613p:plain

最近noteでも「~のaoikaraです」みたいなあいさつを始めた、aoikaraです。読んでもらう人に「何者やねん」の答えである自己紹介ができたらなって。自己紹介になってないんだけど。

 

noteとブログは明らかに書くものを分けられているけど、重なる部分が増えるとますますブログの出番がなくなりそうで怖い。ブログも続けたい!

 

というわけで今回のテーマは…

 

メイキング・ザ・カット シーズン1 第4話 感想

 

です。もう続きが気になりまくっていたから!こうなるとは…!

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

 

あらすじ

これまで使用した布や素材の残りを使って、たった7時間で1作品作るという特別な課題がティムからデザイナーたちに与えられ、コンテストは白熱する。限界に追い込まれながらもデザイナーたちは自身のブランド力を伸ばすことに挑み、選抜入りを目指して戦う。

Amazonプライム 番組サイトより引用

 

GOODポイント

  • ナオミがトロイの青いジャケットを褒めていて、「それな」ってなりました。失礼ですね。「わかる」と思いました。私もトロイの作品の中だと、それが一番印象的で好きでした。ナオミ・キャンベルと趣味が同じなんて!と勝手に喜んでいました。
  • エスターがピー音のような汚い言葉を言うと思っていなかったのですが、意外。だけど人間味が見られて良かったかも。
  • 悲報、ティム、信じられないくらいフェンシングが下手。初めてのハイジに負けるって何事…あれは、うん。あれですね。
  • ナオミの審査のときのファッション、いつもおしゃれ。髪型もアレンジも違ってて、見ていて楽しいです。スーパーモデルはこうでなくっちゃ!
  • ここまで来ると、どれが誰の服かわかるようになるから面白い!服の個性はその人の個性、ブランド!

 

気になったポイント

  • ジョニーはお調子者っぽいところがあって、ちょっと心配。
  • ジウォンのメーガンに対する評価が厳しくてドキッとしました。今回、デザイナー同士で直接的に悪く言うってあんまりなかったんで。「よくある」「どこでも買える」という言い分もわからなくはないけど…うーん。こういうコメントを残すってことは、今後二人に何かしらの展開があるのでしょうか?
  • 予告でナオミが「あなたとは別れたくなかったわ」みたいに言ってて、実力者のエスターあたりが日本で脱落しそうで怖い…。

 

感想

トロイはどうなった…?

脱落予定だったトロイをどうするのか、ナオミ・キャンベルが脱落させるという意見を「変える」と宣言したところで終了。

 

結果、他の審査員たちにも(ハイジは脱落の意見を変えなかった)トロイの熱意が伝わり、もう一度チャンスを与えられることになりました。良かった!

 

危機感がないから、闘志を燃やせ!

MCのハイジとティムは、デザイナーたちに危機感がないと焦っていました。「蹴落としてまで、勝ち上がりたい」という強い闘志が感じられないと。

 

それはデザイナー個人の問題なのか、私は時代の変化もあるのかなと思いました。私は自分の好きなことをやって、他の人も自分の好きなことをすればいい。評価するかはしないかは、あなたの自由、みたいな。多様性の時代だからこその、感情なのかなと。

 

闘志が感じられない別の理由としては、デザイナーたちにある程度の余裕があるからなのかなとも思いました。

 

前身番組である「プロジェクトランウェイ」だと、デザイナーとして結果を出せてない人が集められていました。一方、今回のメイキング・ザ・カットはブランドを成功させている人たち。

 

一定のファンがいて、もっと大きくしたいと思っている人もいれば、宣伝になればいいくらいの人もいるのかなと。帰る場所があるという心の余裕があると、「後がないから!」という危機感はわきにくいのかなと思います。

 

「闘志や熱意を見せて!」と言われてからも、スケッチを始める人とお酒をみんなで飲み始める人で分かれていましたよね。こういう意識の差があるのかな…。

 

私は課題にすぐ取り組もうとしている人に好感を持ちました。これは人それぞれの感想だと思うので、なんともいえないですけど。結局、今回はお酒を飲んでいた人が優勝したわけですしね。お酒を飲んでいた人たちの人格を否定するわけじゃないです。それぞれのやり方があるし。

 

人柄を知れば誰でも応援したくなる

物語が進むごとに、少しずつみんなの人柄やブランドについて、わかってくるんですよね。それぞれの人生があって、知るとみんな応援したくなっちゃうんです。

 

今回のシリーズで優勝できなかった人でも、ファッションブランドとして応援できたらいいな。だからみんな日本進出して!!!

 

ショーの感想

メーガン

服の感想の前に、メーガンの生い立ちについて。メーガンはお母さんが若くして生んでくれて、その後に統合失調症になってしまったそうです。母親代わりできょうだいの面倒を見ていたメーガン。

 

だから明るくていつでも笑顔でパワフルで、自立心が強い女性なんだなと納得しました。美しい生き方ですよね。私も彼女の笑顔は大好きです。

 

作品はセパレート。トップスはポンチョみたいな感じで、イエロー、ホワイト、ブラックの3色という鮮やかなカラー。メーガンはいつも配色のセンスが良いなぁ、と感心します。

 

ボトムスのパンツは黒で、ふんわりとゆとりのあるシルエット。ウエストゴムで楽ちん。審査員からはチープに見えるって意見もありましたが、コンセプトには合っていて納得させられていたようです。

 

実用面でいうとあり。私は好き、というかメーガンの作品だいたい好きですね。メーガンのブランド好きなのかも。

 

リナト

リナトも服の前に人柄について。彼女はイスラエル出身で、兵役も終えたそうです。兵役があるのか、ということにも国の違いを感じますね。

 

彼女の曾祖父はテーラーだったそうですが、アウシュビッツ送りになってしまったそうで…。曾祖父の重いを受け継ぎ、ファッションブランドを立ち上げたとのこと。

 

今回の服はデニムのようなかための生地が使われているセットアップ。トップスはちょっと短め丈でかっちりとしたデザイン。ボトムスはねじれデザインのタイトスカート。法廷で闘う女性をイメージしたとか。

 

バラバラでも着回せそうだなと感じました。ただ、ナオミ・キャンベルが「着こなせる人は限られる」というから、これは難しいアイテムなのかも?好きなデザインですが、ちょっとだけ物足りない…。

 

ジウォン

ガウンのようなゆったりとしたシルエットのデニム生地のようなインディゴブルー、ネイビーのオールインワン。白いステッチが施されていました。

 

ジウォンらしさが出ている一方で、時間が短かったからなのか今までより少しチープに見えました。既視感もある。今までがすごく良かっただけに、ちょっと残念でした。

 

ジョニー

ハイネック、ふんわりスリーブ、裾フリル、のモノトーンボーダーのドレス。しなやかな素材感による動きと、シルエットがとても美しかったです。

 

本人も言ってましたが、胸元のボーダーがあまりきれいじゃないのが、私も気になりました。それが個性的だと審査員には褒められていたので、私のセンスがアレなのかな。

 

すごく素敵なワンピースだけど、ZARAとかにありそうな…。ただジョニーのレザージャケットには絶対合うし、新しい作品として可能性を見せたのはすごく大きいですね。あとモデルさんにもすごく合っていました。

 

サバト

服の前に、今回のサバトについて。縫製を習得したいなど、研究熱心で好奇心旺盛な姿勢は素晴らしいですが、ちょいちょい気になる部分もあるんですよね。

 

お酒飲んだり(ルール違反ではないけど!)、ちょっと怠けたり。自分がうまくできないと人に当たっちゃったりするのは見てられませんでした。好きだったけど、推しからはさようならかな。

 

まあ勝手に好きになって、勝手に好きじゃなくなったっていう、めっちゃ勝手な話なんですけど。

 

今回の作品は、サバトがこだわる黒から脱した、ワインレッドの生地を使ったドレス。あの生地は素敵だなと思ってサバトのデザインともよく合っていました。

 

でも、いつも同じデザインだなという印象。もっといろんなデザインを見たいです。

 

トロイ

今回、後がないトロイ。良くも悪くも注目されるだろう、と本人が言っていました。

 

黒のロングコートと黒のゆったりとしたドレス。美しい服ではありますが、どこかにありそうという印象。即席で作ったワンピースとコートの相性が悪く、着こなしとして残念でした。

 

サンダー

出た、サンダー!って一発でわかる服ですね。ぺらっとページをめくったようなドレスにつぎはぎ感、ペイントで主張してマリオネットみたいで面白かったです。他の人にはない想像力はサンダーの武器だなぁと感心します。

 

ただ、いつも「実用的な服として売れるのか?」という疑問があるので、その点をもう少しだけ歩み寄ってくれたらぐんと良くなるのになぁ、という気持ちもあります。サンダーにしかない個性があるだけにね!しかもその個性はとても魅力的なので。

 

ウィル

今までドレスばかりだったので、パンツに挑戦したウィル。レトロなピンクのトップスに、ギラギラとグリッターに輝く素材で作ったパンツの組み合わせ。パワフルなモデルの女性にすごく合っています。

 

ただ、これを買うのかといわれて「もちろん」と答える人がいるのをあまり想像できない…。ウィルらしい個性があったけど、それがいつもトレンドではないってのが残念なところなのかな。評価も厳しかったです。

 

エスター

エスターらしい真っ黒なドレス。どんな体型の女性でも着られるふんわりとした胸元と、きゅっと大胆に絞ったウエストが特徴的でした。

 

エスターの服を着るモデルさんが、ほかのモデルさんと比べて胸が大きめということから、デザインの着想を得たようです。誰にでも着られるようにという発想が良いですよね。すごく女性のことを考えてくれているのが伝わってきました。

 

あとはシルエットが本当に美しかったですし、実用性だけじゃないデザイン性が本当に魅力的。ウエスト部分のディティールは近くで見てもすごく美しかったです。

 

個人的な順位
  • 1位:エスター
  • 2位:ジョニー
  • 3位:メーガン
  • 4位:サンダー
  • 5位:リナト
  • 6位:サバト
  • 7位:ジウォン
  • 8位:ウィル
  • 9位:トロイ

個人的には、今回はエスターの服が一番好きでした。一番欲しい。欲しいのはエスター、ジョニー、メーガンの服かな。サンダーは素晴らしいけど、個性的すぎて着こなせない気がするので。才能は本当に素晴らしい!

 

ショーの結果

リナトは残留

リナトは初めて審査員に呼ばれました。熱意はあるのかという問いにイエスと答えていましたが、のらりくらり感に「もっと本気でやりなさい」と指摘されていましたね。「努力しなくてもそれなりにできる」とも。

 

「何が何でも優勝してやる!」という感じはたしかに感じられませんでしたが、それは単に表面に見えにくいってだけなのかもしれませんし。リナトが控えめな性格なだけで、熱意は内に秘めているかも。今回、残留となりました。

 

メーガンは優勝候補に

メーガンはデザインが大いに褒められて、優勝候補とされました。みんな「欲しい!」と言ってて、たしかにメーガンの服っていろんな人が欲しくなる魅力があるんですよね。今回は2位だったのかな、優勝候補になりました。

 

優勝者はジョニー!

一度は脱落危機もあったジョニーですが、見事自分の課題をクリアして、初めての優勝となりました!おめでとう、ジョニー!

 

たしかに今までのジョニーとは違う、レザーだけじゃない魅力を発揮していましたよね。これはまた新たなファン層を獲得できそう。

 

でも、ジョニーは最初の審査のコットンドレスも私は好きだったので、期待はしていました。あ、前からわかっていたよ感出しちゃった。そうじゃなくて、もっと可能性があるとわかって、純粋にうれしいのです!

 

実用性のあるデザインだと、カップル向けに一緒に買いたくなっちゃうな。ジョニーの次の作品も楽しみです。

 

脱落はトロイとウィル

今回の脱落は2人。トロイは前回に脱落危機で、目指すものは素晴らしいですし、熱意は本物だったと思います。ただ、それが実際の服だとちぐはぐになっているのが惜しいところで。

 

審査員に言われていましたが、みんなどれが誰の服かわかるけど、トロイのはいつもわからない。たしかに「ん、これ誰のだろう」となる。そして、魅力的な服じゃない。

 

そしてウィルは一貫した個性はありましたが、それが今の時代に合っていない、時代やトレンドを捉えるセンスの部分が惜しかったのかなと思いました。ウィルの服に対する情熱はいつも感じられていたので、脱落は残念ですが、うーん仕方ないのかな。つらい。

 

個性とマンネリの違い

今回のように短時間で服を作ると、いかに自分のブランドの個性を捉えられているのか、それを表現する力があるのかがわかりますね。

 

個性が全面に出ていても、同じものばかりだと飽きるというか、マンネリ化するじゃないですか。

 

飽きさせず、個性を出すって本当に難しいと思います。

 

そういう意味ではジョニーやエスター、サンダー、メーガンあたりは本当にうまい。ジウォンやサバトにも圧倒的な個性はありますが、持続させていけるのか気になります。リナトはシンプルだからこその個性が、少し見えにくいなと感じました。

 

それぞれの課題をどう乗り越えていくのかも、今後見ていきたいですね。

 

次回から東京へ!

今まで舞台はフランスのパリでしたが、次回から東京へと変わります!

 

わーい日本!しかもデザイナーたちみんなが東京行きを大喜びしていて、日本人としてはうれしくなりました。

 

日本独特のカルチャーはファッションでも刺激があるものなのかなぁ。うれしいなぁ。

 

日本人としても、海外から見た日本はどういうものなのか、またデザイナーたちが日本からどんなインスピレーションを受けるのか、とっても楽しみです。

 

 

aoikara

スポンサーリンク