チョコレートは大好物というわけではないけど、毎日のように食べているaoikaraです。チョコレートを食べると幸せな気分になりますよね。
今回のテーマは…
バレンタインチョコレート
私は、2019年の目標を「季節を感じる」にしました。
▼そんなこと書いた記事
2月の「季節を感じる」と言えば…
バレンタイン
まさに明日はバレンタインデー。ということで、自分用にバレンタインチョコを買って、じっくり味わいたいなと思いました。チョコレートのご紹介や味のレビューなどをしていきます。
選んだチョコレートは…
Nakamura Chocolate「THE NAKAMURA SELECTION 6個入り」
ブログでバレンタイン記事を書こうと思っていたので、仕事で書く記事でバレンタインチョコを調べながら、自分用のチョコを探していました。が、なかなかピンと来るチョコが見つからず…。
さらに探していたときに見つけたのが「Nakamura Chocolate(ナカムラチョコレート)」でした。
落ち着いた色味でありながら、目を奪われてしまうような形や色彩、ブランドのコンセプト、フレーバー、どれも興味を引かれてしまい、「これ食べてみたい!」となり、自分用のバレンタインチョコとして購入しました。
Nakamura Chocolateとは?
Nakamura Chocolateは、オーストラリアのパースで、ショコラティエとして活動する中村有希さんが手がけたチョコレートを販売しているチョコレートショップです。
私は、オーストラリアにチョコレートのイメージはなかったのですが、気温や湿度がチョコレート作りに適している環境だそうです。
そんなオーストラリアの風土を生かして、日本人女性ならではの感性や視点で作られているというコンセプトにとても惹かれました。
「THE NAKAMURA SELECTION」はどんなチョコレート?
Nakamura Chocolateは3つのセレクションがあるのですが、その中で私が選んだのが「THE NAKAMURA SELECTION」。4個入り、6個入り、10個入りがあり、私は6個入りを選びました。
日本ならではの素材を使ったチョコレートのセレクションで、味の組み合わせにオリジナリティがあったりと、新鮮な味覚のチョコレートとして表現されています。
この“日本”というのにも惹かれました。やはり日本人ですし、和菓子もすごく好きです。洋菓子であるチョコレートと、どうやって日本の素材を組み合わせるのかなという興味もありました。なので、チョコレートの新感覚な“和”を堪能したいなという気持ちで、こちらを選びました。
チョコレートの中身をチェック!
パッケージ
シックでシンプルなロゴに、しっかりとした作りの紙の箱でした。端の方に結んでいるのもおしゃれですよね。
いざ開封!
開けた瞬間、思わず「うわぁ~」と声が出ました。どんなチョコレートかわかっていて見たのに、それでも「すっごくキレイ!」と感動しました。チョコレートの宝石箱や~(彦摩呂さん風)
フレーバーの種類
「THE NAKAMURA SELECTION」は全部で10種類のフレーバーがあり、説明書きもありました。詳しくはこんな感じ。
このうちの6個を食べましたので、1個ずつレビューします。
チョコレートの食べレポ&味レビュー
Green Tea & Strawberry
抹茶とホワイトチョコの王道の美味しい組合せに、ストロベリーの酸味をプラスするサプライズが中村流。
まず見た目が宝石のようで、食べる前からうっとりしてしまいました。ホワイトチョコレートの上にラズベリーソースがかかっている、六角形のチョコレートです。
硬そうだなと思っていましたが、思いの外さくっとしており、噛んだ感じは硬くありませんでした。
外側はホワイトチョコレートで、中に抹茶のクリームとストロベリーのソースが入っていました。酸味は強くなく、甘めのベリーソース。ただベリーの爽やかさがほのかに残るのが新感覚でした。
ホワイトチョコと抹茶の組み合わせはよくありますが、そこにベリーというのは確かに斬新。でも、ちゃんとおいしかったです。これが定番になっても良いくらい。もっとベリーの酸味が強めでも私は好きかも。
Wood Berries
ストロベリーとラズベリーのガナッシュが見事な調和を成すひと粒。ストロベリーだけでは表現できない味わいを。
見た目はチョコレートが透けて見えるような、青のような紫のような、ベリー色が美しいです。渋い色味なのも日本的ですよね。
キラキラと輝くのもラメではなく、金粉のように見えてまるで蒔絵ようでした。この上品なきらめきは、伝統工芸のようで、本当に美しい花です。
一口かじったときの、ファーストインパクトは普通のミルクチョコレートのように感じられて、じっくり舌の上で解かすと、ベリーの風味がすーっと溶けていきます。外側のチョコレートはビターなので、最後にビターな後味が溶けているような感覚です。
口の中でじっくり溶かして食べると、複雑な味が絡み合って、本当においしいです。たしかにいちごっぽくもあり、ラズベリーっぽくもあり、深いベリーの味。酸味とビターという組み合わせも、合います。
Yuzu & Thyme
日本を代表する柑橘系といえば柚子。柚子をベースに、香りのアクセントとしてタイムで爽やかな甘さを演出。
四角くて、中央に金箔がのってキラキラ美しい見た目です。これもまた蒔絵のように上品に煌めいています。
食べる前の香りは普通のチョコレートっぽいです。これが柚子とハーブ?というくらいわからなくて。
口の中に入れた瞬間、チョコレートではない、爽やかでクセのある香りがふわっと鼻の奥に抜けていって驚きました。これがハーブのタイムの香りなのか、すごい。食べる前はわからなかったんですが、食べた瞬間来ます。
中のガナッシュは柚子風味。甘すぎず酸っぱすぎず、柑橘系の爽やかな苦味はたしかに柚子の味です。でも、香りはハーブだから、なんだか不思議。こんな組み合わせのチョコレートは初めてですが、おいしいです。
柑橘系独特の苦味が好きな私としては、みかんでもオレンジでもない、柚子の渋さがかなり好みでした。冷蔵庫から出して、ちょっと柔らかくなって口溶けが良くなったところが食べ時です。
White Sesame
白胡麻とミルクチョコが、こんなにも合うなんて。白胡麻のガナッシュにはナッツも加え楽しい食感に。
お月様のようにまん丸で、光の加減で三日月に見えるような、美しいデザインのチョコレートです。
このチョコの「白胡麻」味が食べる前から気になりました。一口かじると、ものすごい「白胡麻」感!
ミルクチョコレートとナッツを合わせた、ねっとりとした白胡麻の甘さとコクを感じます。これは“和”な味わいですね。
私の舌の偏差値と経験値が低いので、きな粉に似ているなと思いました。まるで白胡麻そのものを食べているようなチョコレートは新感覚でした。
Classic Ganache
口溶けのよい濃厚なガナッシュをミルクチョコでコーティング。中村流にアレンジした伝統的なひと粒。
艶々としたハートのチョコレート。深い紅色で大人っぽいですね。せっかくバレンタインなので、愛情が伝わるようなハート型のチョコレートは食べておきたかったです。
名前の通り、クラシックつまりは伝統的なチョコレート。ミルクチョコレートにガナッシュが包まれて、チョコレートの優しい甘さがおいしかったです。今まで個性的な味が多かったので、むしろ定番が新感覚でした。
舌の上で優しく溶けて、甘い余韻に浸れます。甘いチョコレートを食べると幸せな気持ちになれますが、まさにそんな幸せを噛みしめられるチョコレートの甘さ。ああ幸せ…。
Golden Caramel
日本の陶芸をモチーフに、ミルクチョコの溶解を生かした斬新なデザイン。キャラメル風味が印象的。
まるで小惑星のような模様が輝く美しすぎるチョコレートです。まるで中が透き通っているようにも見えるほど、絶妙なマーブルの着色ですね。陶芸をモチーフにしているので、日本的な品もあります。見た目だけでうっとりしてしまいそうです。
一口かじると、洋酒の香りか、キャラメルのほどよく焦げた苦味か、ふわっと香ってきました。
中はとろ~り濃厚に絡むキャラメルです。甘いだけではない、複雑な味が舌に絡んで、おいしいですね。キャラメルなので甘いかと思っていましたが、意外にも深くて大人のキャラメルチョコレートだなと感じました。
見た目が一番好みで、たくさん写真を撮ってしまいましたので、そちらもどうぞ。
見た目にうっとり、食べてもうっとりしてしまうチョコレートでした。
まとめ
Nakamura Chocolateは、どれもこれもおいしかったですね。どれが1番とかではなくて、それぞれにおいしかったです。
そのままだと香りは強くないのですが、食べたときに鼻に抜ける香りが印象的でした。しっかり主張しつつも、しつこくないフレーバーも好みでした。
見た目がそれぞれ全然違うように、味も全部違っていて、食べ応えがありました。というわけで…
大満足!
2019年のバレンタインは大満足でした。本当においしかったです。今度は10個入りや他のセレクションも買って、食べてみたいです。
aoikara
今週のお題「わたしとバレンタインデー」
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