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刑事ゼロ 第6話 感想 記憶喪失になってしまった理由が深い

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記憶力がだんだんと衰えてきているaoikaraです。記憶の容量が増えているので、引き出し方を忘れてしまうことが増えるのでしょう。

 

というわけで今回のテーマは…

 

刑事ゼロ 第6話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼刑事ゼロ 第5話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

第5話 ゲスト

森口瑤子 阪田マサノブ 舞羽美海

 

第5話 あらすじ

進学校として有名な私立中学の校長・須藤公彦(阪田マサノブ)の刺殺体が、雑居ビルの屋上で発見された。事件直後、犯人と思われる女(森口瑤子)が屋上から飛び降り自殺を図ったが、植栽がクッションとなったため奇跡的に軽傷だった。

 

遺体に突き刺さったままのナイフにはその女の指紋が付着しており、傷痕の状態から被害者に強い恨みを抱いていたことがうかがわれた。

 

ところが、取り調べを受ける彼女の様子を見た時矢暦彦(沢村一樹)は、衝撃を受ける。なんと容疑者の女は事件のショックから記憶を失ってしまったらしく、自らの名前さえ覚えていなかったのだ。

 

DNAや指紋のデータベースには該当者が見当たらず、女の素性すらわからない上、被害者との接点も不明。“すべてが謎の女”に困惑した福知市郎(寺島進)らは、状況証拠は彼女の犯行を裏付けているのだから、さっさと送検して終わりにしようと言い出す。

 

しかし、同じく刑事拝命以来20年間の記憶を失くしている時矢は自らの状況を重ね合わせ、「彼女の記憶が戻らない限り、真相はわからない」と主張。

 

「これは自分が解くべき事件だ」と心に決め、新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)と共に彼女の記憶のかけらをつなぎ合わせるべく奔走する。

 

すると、その女は、弁護士、記者などいくつもの名刺を使い分けていたことがわかる。はたして謎の女は正体とは…。時矢がたどり着いた、驚くべき真相とは…?

 

参考元:第6話|ストーリー|木曜ミステリー 『刑事ゼロ』|テレビ朝日

 

GOODポイント

  • 武田鉄矢さんが「人」という字を黒板に書くから、ちょっと「お!」と思いましたよね。金八先生だ!
  • 中学生の男の子が時矢刑事と佐相さんから逃げるシーン、ワンカットですごかったですね。男の子の走りっぷりがなんだか表現力豊かで、映画『ラ・ラ・ランド』を思い出しました。
  • 佐相さんのビフォー時矢オタクはハンパないですw資料のにおいまで嗅いでいましたね。時矢刑事の言う通り、その言い方地味に傷つきますよ!

 

気になったポイント

  • 学校で白衣の先生が多いのが気になりました。たしかに白衣着る先生はいますが、警察の対応でもわざわざ着るかなぁ。いろんな教科担当がいる、という説明だったのかもしれないですね。
  • 取調室が暗すぎです!

 

感想

記憶喪失になってしまった理由が深い

記憶喪失には2種類ある、と今回の話で解説されていました。タイプ1は、精神的なダメージと、身体的なダメージの両方が原因。そして、タイプ2は継続的に心のダメージを受け続けることが原因。タイプ2はは二重人格とかもそうなのかな、とか勝手に解釈しました。

 

時矢刑事や、今回の記憶をなくしてしまった容疑者と思われた女性も、タイプ1。女性は、人を殺してしまっという精神的ショックと、自殺未遂による身体的なショック、と考えられていました。

 

しかし、真実は彼女が殺してはおらず、強い恨みを抱いていた人物なのに、殺せなかったという精神的なショックだったんですよね。だからこそ、彼女は自分が目的を達成できなかった絶望から、自殺しようとしました。

 

彼女、記憶が戻ったときに叫んで、それでも悲しそうに笑ったんですよ。その表情がとても恐ろしくて。あれは記憶と同時に、自分が絶対に許せない人間を殺してやったんだ、という目的を達成したと感じた喜びだったんだなと。

 

記憶喪失になるのは、自分を守るため。ただ、その“守る”というのも、“立場が不利にならないようにする”だけではないのだなと思いました。

 

今回のように殺人犯という事実を受け入れられないのではなく、殺せなかったことに深く傷つく。その悔しさが絶望するほどにつらい。

 

“自分を守る”って人それぞれ違うのですよね。記憶喪失になってしまった理由というのも、深いなと思う話でした。

 

2度殺された子の苦しみは許されない

今回は事件の裏に、いじめ問題もありました。絶対にダメ。受けた苦しみは一生残ります。

 

全寮制の学校ですし、逃げ場もなく、最後にメールするまでお母さんを頼ることもできなかったのでしょうね。それはお母さんが突き放していたからじゃなくて、忙しくて迷惑かけたら悪いし、とかいう子供心もあったと思います。

 

シングルマザーで多忙なお医者さんとして息子を育ててきて、手をかけてあげられなかったという部分はちょっと胸が痛みました。一人で育ててきて大変だろうし、それでも子どもにはそんなことわからないし、寂しかったでしょうし…。

 

母親が言っていました、「息子は2度殺された」と。一度目はいじめによる自殺で。そして二度目は学校による隠蔽で。

 

いじめていた子たちも、何もしなかった教員も、そういう人たちのせいで死んでしまった。そいて、直接的な理由ではありませんが、そんな校長の態度も見過ごされていたこからこそ、殺されてしまったのではないでしょうか。

 

一つ過ちを見過ごしてしまえば、もっと後悔することになる。そんな風に感じました。

 

時矢刑事も思い出せていそうなのに…

時矢刑事も、記憶喪失の容疑者の事件を調べる内に、自分の記憶が戻りかけていましたよね。犯人に追い詰められ、落下してしまった記憶を…。でも、誰にも話していませんでした。

 

あまりにも恐ろしい経験で、誰かに話せるようなことではないと思ってしまったのでしょうか。かといって刑事としての記憶が全て戻ったわけではなさそうです。ただ、キッカケがあると思い出すことがわかりました。

 

ただ、全てを思い出すのは、本当に時矢刑事にとって良いことなのか…不安です。

 

次回:同時自殺事件の真相は過去にある!?

ひょんなことから時矢と佐相はケンカ。佐相はとある連れ去り事件に時矢を置いて向かう。一方、時矢は3ヵ所別々の場所で7人の人間が同日同時刻に自殺を図った事件を調べる。時矢が担当した3年前の事件に酷似しており…。一方、佐相は連れ去られた人物の部屋で、認知心理学者の写真を見つけて…。

複数の人間が同日同時刻に自殺するというのは、偶然と思えませんよね。誰かに操られているのか…。だとすると心理学者が気になりますね。次回も楽しみです。

 

 

aoikara

 

▼刑事ゼロ 第7話 記事はこちら

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