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刑事ゼロ 第2話 感想 7年前の自分からの挑戦状

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7年前の私は…あ、ニート!って気づいたaoikaraです。ミステリアスな女と呼んでください…ダメか。

 

というわけで今回のテーマは…

 

刑事ゼロ 第2話 感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼刑事ゼロ 第1話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

第2話 ゲスト

いしのようこ 中村靖日

 

第2話 あらすじ

かつては敏腕でスマート、現在は“記憶ゼロ状態”になってしまった京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)は、別れた妻で弁護士の奥畑記子(財前直見)から、いきなりある書類を渡される。

 

そこには、7年前に時矢が逮捕した犯人には冤罪の可能性があるとして、近く仮釈放されるのに合わせて、再審請求の準備をしていると記されてあった。しかし、刑事時代の20年間の記憶を失った時矢は、元妻との出会いも別れも覚えておらず、もちろん7年前のこともすっかり頭から消え去っていた…。

 

コンビを組んだ新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)によると、7年前の事件とはファイナンス会社社長・逢沢省三(剣持直明)が自身の別荘の階段から転落死したというもの。時矢は別荘を設計した建築士・芹野泰夫(中村靖日)が突き落としたとして逮捕したようだった。

 

刑務所に出向き接見した時矢に対し、芹野は「真実はすべて僕の記憶の中にある。刑事さんがたどり着いた結論だけが唯一の真実ではない」と、まっすぐな眼差しで語り掛ける。

 

もしかしたら自分が冤罪を生んだのかもしれない…。そう考えた時矢は、智佳と共に再捜査を開始。現場となった別荘は当時、密室状態だったが、再訪したところ、隣の別荘に住む出版社社長・円城明日香(いしのようこ)から意外な真実を告げられて…。

 

7年前の事件は冤罪だったのか、それとも…。かつての自分が解き明かせなかった密室殺人の真相に、記憶ゼロの時矢が挑む。 そしてついに芹野が仮釈放されるが…。

 

参考元:拡大スペシャル|ストーリー|木曜ミステリー 『刑事ゼロ』|テレビ朝日

 

GOODポイント

  • 福地さんのチュッパチャップス。昔だったらタバコ吸ってる画だったんだろうな。喫煙室で吸えば良いけど、実は酒もタバコもやらないキャラだったら面白いかも。あれって警察署内で認められてるの?軽食だから良いのかしら…。そして、清々しいほどの押しつけっぷり!本当に時矢刑事のことを勝手にライバル視しているんだなぁ。
  • 時矢さんが7年前に担当していた事件について、頑なに責任が時矢以外にあると考える佐相さん。さすが、時矢オタク
  • おたおたしている根本さん、責任逃れハンパないって(笑)
  • 刑務所の番号「893」で、ヤクザさんっぽい人出てきたー!って思ったら間違いでしたw
  • 殺されたファイナンスの社長の家がすごい豪邸!クラシックカーがおしゃれでした。
  • 設計士だから違う逃げ道を知っているのかなと思いきや、死体の隠し場所を知っているとは…。そういう伏線だったんですね。
  • ニュー時矢刑事は「借金の催促ですか?」とか、人が聞いてほしくないことを土足で踏み入ってきますよね(笑)天然っぽさが嫌いではありません。
  • 時矢刑事の叔父さん・生田目守雄「記憶を失う前のおまえはかっこいいな…」に、「私も思います」の佐相さん、「俺も…」と同意する時矢刑事の図は面白かったです。

 

気になったポイント

  • 奥畑弁護士、罪を認めて服役して出所する人の再審請求をする、というのはなかなか強引な手。それを「アクロバティック」と言ってて、独特な表現だなぁと思いました。
  • 円城出版が炎上出版かと思いました。炎上している出版社…ありますな。
  • 裁判が終わっているとはいえ、捜査資料を自宅に持ち帰るのはダメでは?
  • 時矢刑事がすごく良い感じのことを言ってるラストシーンなのに、エンディングの歌の入りと被りまくって、何を言ってるのかあまり聞こえませんでした。いや、タイミングが悪い!ちょっとずらしてほしかったです。

 

感想

7年前の自分からの挑戦状

今回の話も面白かったです。途中から推理にものすごーく集中して見てしまいました。やった、このドラマ、個人的には当たり確定です!

 

記憶をなくしている7年前に捜査した事件について、もうすぐ出所する犯人が再審請求すると聞かされた時矢刑事。となると、もしかして自分が冤罪を生み出していたのかも?と再捜査することになったわけです。

 

当時から、捕まった芹野さんと、目撃者の明日香さんが何かを隠しているとは感じていたのでしょうね。ただ、それがわからなかった。7年という歳月で、芹野さんは出所、明日香さんは夫の失踪宣告がされたと事態が動いたことで、事件の真相が見えました。

 

時矢刑事は、いつか自分が事件の真実を明かすであろうことを予見していたかのように、捜査資料を残していました。そして、実際に7年前の自分からの挑戦状を受け取り、解決してみせたわけですよね。

 

やっぱり20年間の刑事生活で培われた技術は、並大抵のものじゃない。ニュー時矢ですけど、ちゃんと格好良かったです。シュッとしたスーツも着ていないし、カッコイイことも言えないけど、格好良かった。

 

極悪人というよりは小悪党な…

犯人と目撃者はまさか共犯者で、事件を起こす理由が別の殺人にあったというのは、ストーリーとしてなるほどなぁと思いました。殺人は真実だけれど、実は過失で別の目的があったとは!

 

明日香さんは昔も今もスカートの丈が短すぎて、こう男性を惑わせる女性って印象があったんですよね。しかし、利用はしているけど、悪女って感じではないような。計算外のことが起きて、おたおたもしてしまうくらいですし。

 

また芹野さんも、設計士という伏線が、隠し財産や死体の隠し場所は知っていることにつながっていましたね。明日香さんの「7年経ったから保険がおりる」発言といい、さりげなく伏線を提示するのが上手で、無駄なシーンが全然ないので見応えがあります。

 

二人が計画した殺人事件とはもっと深刻な理由かと思いきや、会社のためにお金が必要で旦那さんを自殺に見せかけて殺して保険金受け取ろうとしていた。それが失敗したから、別の人を殺してお金を強奪したというもの。

 

いや、やっていることは極悪人ですよ。だけど、当の本人たちはうまく殺せず自殺に見せかけられなかったり、強奪だけしようとして目的ではない人を殺しちゃったり、“うっかり”感が強いというか…。展開もコメディで、二人とも小悪党でしたね。

 

こんな人たちでも2人殺していて、死刑になり得る。やってることはえげつないし、恐ろしい。だけど、それと人間っぽさの共存があって…。罪を犯す人間は悪魔のように思ってしまうけれど、みんな人間なんだよなぁ、と考えさせられる部分もありました。だからこそ、人間は怖い。

 

あれ、再審請求とかする必要なくない?

そもそも、芹野さんが再審請求する意味がなくないですか?過失とはいえ、殺してしまったのは事実なわけですし、再審は通らないでしょう。

 

もう一人殺していたとバレたら大変だという明日香さんの意図も知っていたわけで、7年経ったんだから、再審請求なんかせず、ただ明日香さんに会いに行けば良かっただけでは?

 

ってなると、“再審請求”って時矢刑事を事件に呼ぶためだけの、ご都合演出なのかなぁ、とも思ったり。そして、過去のキーパーソンである元奥さんに出会わせるための。

 

いや、無実の罪を訴えつつも、仕方なく7年も服役していた芹野さんのために、奥畑さんが弁護士としての正義感で行動していただけかも。芹野さんはあの通り女性に強く言われると断れない人ですから、話を合わせていただけと考えると、まあ辻褄は合いますね。

 

とはいえ、奥畑さんは、全てをわかっていて時矢刑事に託したのかと思っていました。全然見抜けていなかったのは意外。しかも、それだけ正義感を抱く事件で、敵対する刑事と恋仲になるって…どういうこと!?

 

なぜ結婚し、なぜ別れてしまったのか…

何度も書いていますが、今回は元奥さんだった奥畑弁護士が登場しましたね。今後も時矢刑事と関わっていた過去の人がたびたび出てきたりするのでしょうか。

 

二人が出会った7年前の事件が物語りのカギ。二人は結婚するほど意気投合したわけで、それだけ惹かれ合った理由を知りたいです。

 

一方で、離婚して、奥さんから慰謝料を請求されるだけのことをした…。となると、やっぱり時矢刑事の浮気かなぁ、なんて予想したり。

 

時矢刑事の記憶喪失は話せそうにない…

時矢刑事の記憶喪失のことは、警察署で全然明かせそうにありませんね。福地さんはライバル視して、アウト。根本さんは責任逃ればっかり。鑑識の背川さんは時矢刑事のファンだけど、お口がスピーカーでみんなにバレてしまいます。

 

結局は叔父さんと佐相さんに明かすしかないかぁ。とはいえ、まだ明かせる人がいるだけありがたいですよね。しかも刑事としてのパートナーとはありがたい。記憶は戻るのでしょうか…うーん。

 

次回:逆回転誘拐!

京都市内で貴金属買い取りチェーンの会長・夏冨が1億円の現金を奪われる事件が発生。犯人からは「これから息子を誘拐する」と予告される。しかし、息子は何もなく無事。時矢刑事は、先に身代金を奪ってから人質を誘拐する、「逆回転誘拐」なのではないかと言い…

誘拐と言えば、誘拐した人質に対して身代金を払うように命じることが多いですよね。お金を先に奪うのは、たしかに「逆回転誘拐」。しかし、なんのために?お金持ちの一族とのことで、なんだかごちゃごちゃした血筋の泥沼がまたありそうですね。

 

 

aoikara

 

▼刑事ゼロ 第3話 記事はこちら

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