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【ドラマ】女囚セブン 最終話 ネタバレ&感想 罪は犯す奴が悪いんやない、犯させる奴が悪いんや

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このドラマは剛力彩芽ちゃんがめっちゃかわいく見えるよと太鼓判を押したいaoikaraです。そもそも、剛力ちゃんかわいいですけどね。より魅力的に見えます。

 

というわけで今回のテーマは剛力ちゃんが主演の…

 

女囚セブン 最終話 ネタバレ&感想

 

です。いよいよラスト。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

あらすじ・ネタバレ

怒りの内藤法務大臣

内藤法務大臣(高嶋政伸)は、自分が関わっていた花園刑務所で脱獄が起きたと知り、怒り心頭。秘書の本郷(寿大聡)に怒りをまき散らし、「死んでも外部に漏らすな!」と命令。刑務所の署と用には「我々で対処する」と伝えていた。

 

また、女囚たちを百目鬼(宍戸美和公)殺人未遂容疑で取り調べた、刑事の鏑木(加藤圭)と川村(小篠恵奈)にも、「秘密裏で片付けろ」という命令だ下っていた。

 

脱獄成功!

女囚たちは刑務所に月1で来る、東京行きのリネン車に乗って逃げていた。と、車は停まり。外から近づいてくる足音がする。みんな身を隠すが、それは迎えにきた司(山口紗弥加)だった。女囚セブンたちは、これからトップオブクズとの決戦が始まる。

 

内藤の非道な命令

女囚たちが逃げ出したのは、内藤が所属する与党・自衛党の総裁選の日だった。よりにもよってこの日を選んだことに、内藤はひどく怒っている。「殺しても良いから捕まえろ!」と非道な命令を下す。

 

部屋にやってきた高見沢(中谷さとみ)にはにこやかに接する、面の皮の厚さはまだ保っていた。

 

作戦開始

司が避難場所としてやってきたのは政治家専用のSMクラブ。ある意味の治外法権なので、警察も来ないだろうとのこと。と、司に高見沢から電話がかかってくる。お互いに何気ない会話をするが、高見沢が怪しんでいることを察する司。

 

そして作戦の確認。内藤は総裁選の前に必ず一人になるので、琴音(剛力彩芽)がそのときに乗り込むこと。そして、それぞれが実行すること。そして作戦決行。「また会えるといいな」という言葉に「会うよ!」と約束する7人。

 

そして、琴音の「よろしゅうおたのもうします」との言葉で、それぞれが動き出した。

 

うめは息子のもとへ

女囚たちはそれぞれ大切な人のもとへ行く、というのが、琴音の作戦だった。

 

うめ(木野花)は病院へ行って入院している息子のもとへ。ガンだったが初期症状だということ。「大丈夫」という息子の言葉に、うめは「良かった」と泣き崩れる。そこへ警察が現れて、うめを確保。

 

手に入れたい“例の物”

一方、琴音と奈津(安達祐実)と司は一緒に行動。しかし、司は離れることに。琴音と奈津は“例のもの”を手に入れたいと言う。

 

千鶴香は母親のもとへ

千鶴香(橋本マナミ)は実家へ行き、母親に会う。整形して姿が変わっていても、母親は千鶴香のことに気づいてくれた。「どんなに変わったってわかる」と。千鶴香は「ごめんなさい。私がバカだった」と謝り、「もう大丈夫だから、お母さんは安心して」と伝える。

 

そして、千鶴香も確保される。「みんな逃げて!」と近くに女囚たちがいるふりをして、捜査員たちを惑わせてにやりと笑っていた。

 

唯一の切り札

琴音は奈津を連れてとある寺にやってくる。置屋の女将・一条が万が一のときの連絡先として使うようにと言った場所らしい。そこで切り札を受け取る予定。

 

切り札というのは、一条が小春(久住小春)ら芸妓に指示して政治家の不正を録音していたボイスレコーダー。内藤の悪事の決定的証拠だとするなら、切り札になるはずということだった。

 

寺の中に入ると、小春が倒れている。琴音が駆け寄ると、起き上がる。しかし、切り札は奪われてしまった。唯一の切り札はなくなってしまったのだ。

 

女将に渡す“例のもの”

司は釈放された一条に会っていた。そして、頼まれて調べた書類を一条に渡した。

 

沙羅は娘のもとへ

沙羅(トリンドル玲奈)は学校に行き、娘の様子を見る。しかし、自分のことがわからないのではと、会う勇気がない沙羅。そこへ、娘が「ママ?」と話しかける。「必ず一緒に暮らせるから。絶対だから。待っててね」と娘を抱きしめる沙羅。

 

しかし、捜査員の存在に気づいた沙羅は、娘を置いて逃げる。娘は自分も行くと泣いていた。そして沙羅も確保された。

 

桜子は夫のもとへ

桜子(平岩紙)は焼肉屋にいた。夫と弁護士と一緒に。自分が死んだら、本の印税は全て夫に当てて欲しいという遺書を交わして。夫に老人ホームを作ってほしいと頼んだ。そして、桜子は自ら警察に出頭した。

 

内藤の焦り

内藤は、刑事から、女囚たちが全員一緒かと思ったら別々の場所にいて撹乱されていたと報告される。内藤は怒り、「早く皆殺しにしろ!」と命じていた。

 

琴音と奈津は戦いの場へ

琴音と奈津は司と落ちあい、自衛党本部にやってきた。司が警備員の注意を引き、その間に奈津がパスカードをスリ、それを使って掃除で来た女性たちのフリをして、琴音と奈津が内部に入るのに成功。司の先導により、内藤のもとに向かう。

 

司と高見沢

と、途中で高見沢に見つかってしまう。司が必死に高見沢を止めて、琴音と奈津を逃がす。「裏切ったわね!」という高見沢に対し「先に裏切ったのはあなたです」と返す司。

 

「何が崇高な目的だ?私の10年を返せ!」と高見沢も平手打ち。高見沢も打ち返す。「己の信念を裏切って恥ずかしくないのか?」と高見沢に問いかける。しかし、高見沢は「囚人なんかに毒されてバカじゃないの?」と本性を現す。

 

司は「哀れ女だ。尽くす相手を間違えていることにも気づかない。私はおまえのようにはならない。信念のもと自分の道を歩く!」と言い放つ。そして、司も警備員に確保された。

 

奈津の叫び

琴音と奈津は逃げるが、捜査員たちに追い詰められる。琴音が武力行使でなんとか逃げる。奈津は琴音に「ありがとう」と言う。「始めて一人じゃないって思った。もう会えないかもしれないけど楽しかった」と。そして「じゃあね」と言い、捜査員を誘い込み、琴音を逃がした。

 

奈津は自衛党総裁選のために来ているカメラに向かって、脱獄したと宣言。自分の罪状や、思いを告白する。「悪いことしといてごめんなさいって言えないやつほど人間腐ってねえんだよ!」と叫ぶのだった。

 

最後の切り札

琴音が内部を歩いていると、女将と遭遇。切り札を持ってなくても行くという琴音。「とうに覚悟はできている」と言う。

 

そして、女将は司から渡してもらった書類を琴音に渡す。「あんたのみを切ることやけど、返す刀で切り札にもなる」と。琴音はその書類の中身を見て、驚いていた。それでも、それを持って内藤の下に行く。

 

内藤と琴音の直接対決

琴音は内藤が一人きりでいる部屋へ。内藤と対峙し、約束を破ったことを怒り、総理になるためならば何でもすると内藤を揶揄。そして「雪乃を殺したのはあんたはん」と言う。内藤は「全ては秘書がやってこと」と言うと、「昭和のお笑いですかいな」と返す。

 

「若い女を殺した罪を若い女に擦り付けて、女性が活躍する社会を作るなんて。そんな卑劣な在任が総理なんて、悲劇でなくて何になるんどす?」

 

すると内藤も反論。

 

「私は優秀さでここまで来た。汚い金を運用することもあるが、誰でもやってることじゃないか。私ほど優秀じゃないと、諸外国の顔色をうかがい続けていつまでも日本は小国だ。私は最高のリーダーにふさわしい人間なんだ」

 

そして琴音を「たかが芸妓」と罵る。そして、琴音を「価値のない存在」と言い切った内藤に、琴音は例のものを見せる。それは、琴音と内藤が99.9%親子だと言うことを証明する鑑定書類だった。

 

父と子の対峙

内藤も心当たりがあるようで、「琴葉」という琴音の母親の名前を口にする。そして、顔色を変えて身を崩し、琴音に謝罪。知らなかったとは言え娘を辛い目に遭わせたことを謝る。そして、「これからは助け合っていこう。血のつながった家族じゃないか」と訴える。

 

すると、琴音は笑い出した。「家族って、知らんおっさんに急に父親ヅラされても気色悪いだけどすわ。鳥肌が久々に立ちましたわ。下手な猿芝居やめておくれやす。うちはこの鑑定を見ておぞましさしかあらへん。あんたのDNAが入っているだけで虫ずがー」

 

さすがに内藤も腹を立てる。そして琴音は言う。「うちは信じてないけど、若い頃は立派な志があったんどすやろ?」と。そんな人間が総理大臣になりたいがために、娘に殺人を擦り付けたなんて、と。

 

一巻の終わりどころではなく、日本の恥世界の笑いもの宇宙の鼻くそと内藤を罵る。そして、「うちの母親ほどの人が、なんであんたはんなんかと?」と疑問を口にする。

 

内藤の淡く、暗い過去

内藤の回想。若い頃、書店で琴葉に出会った。琴葉はルパンの本を持っていた。内藤は琴葉に「政治家になりたい」「貧困層や立場の低い人こそ救われる社会と作りたい」と、自分の志を語る。すると、琴葉もほ「ええこと」とほほえみ、「応援します」と言ってくれた。

 

しかし、政治家になった内藤は、有力な政治家の娘を妻にすることを上から進められる。そして、別の女性と会っているところを、琴葉に見られてしまう。

 

若い頃は政治の理想について熱く語っていたが、政治には汚い部分があると上からいさめられる。そして、いつのまにか内藤自身がいさめる側に、汚い政治家になっていた。

 

琴音の啖呵

さらに琴音の啖呵は続く。「世の中を変えるためにはどんな手を使っても総理大臣になりたいって、世の中を変えようとしてあんたはん自身が変わってる。本末転倒」だと。「総理大臣になって何がしたい?」という問いに、内藤は答えられない。

 

「あんたはんが守りたかったものは、ここに来るまで全部自分で踏みつぶした。うちもその一人どすやろな」

「悪いのはあんたはんやない、忖度せんと出世できひんくだらん社会どす。クリーンな上っ面と、耳障りの良い言葉で選んだ有権者どす。」

 

そして、いつもの通り、

 

「罪は犯す奴が悪いんやない、犯させる奴が悪いんや」

 

としつつも、自分の犯した罪くらいは償えと伝えた。

 

“ルパン”だった内藤

内藤は、黒革の手帖のパスワードがなぜ「ルパン」だったのか琴音に聞く。琴音は母親の最期の言葉だったと伝える。琴葉が死んでいたことを知らなかったので驚く内藤。内藤が守りたかったはずの、貧困の中、琴葉は死んでいった。

 

愛した人がこんなになってしまったとは母親も浮かばれないと言い残し、琴音は立ち去る。そして、一人涙を流していた。

 

内藤は総裁選の前にマスコミの前に出て、驚かれた。発言する前に、内藤は昔のことを思い出していた。まだ志があった、琴葉を愛していた頃を。

 

「貧困層を助けるために、富裕層から取って分配したい」という考えに、琴葉は「まるでルパンみたい」と言う。そして、内藤を「ルパンはん」と呼ぶようになったのだった。

 

そして内藤は自衛党総裁選の候補を辞退することを発表。その理由は

 

「私が罪を犯したから」

 

と発言した。

 

世の中は変わるのか

一条は過去に訪ねてきた記者に会う。「内藤一人が失脚してもいたちごっこなだけ」と言う。「いつの世も見にくい権力争いをして、庶民は翻弄されるだけ」と世を憂う。

 

内藤は刑務所へ

内藤は罪を償うために刑務所に。周りからいじめられても、懸命に働こうとしていた。

 

女囚たちは元通り

女囚たちは何事もなく、また花園刑務所へ。女囚たちと琴音は顔を合わし、「また会えたね」と声をかける。

 

一方、脱獄の責任を取ることになったのか、所長は降格。後任はなんと一本松(永野宗典)だった。

 

さらに、殺人未遂のふりをして自分を刺し、琴音たちを追い詰めていた百目鬼が、なんと花園刑務所に入ってくるらしい。ドベに対する“伝統”の酷い扱いはもうやめようかと言っているが、琴音がむしろ推奨する。

 

「伝統は守らんとあかん。ドベにはもれなく痛い目に負うてもらいまひょ。刑務所には二度と来たくないって思ってもらわんと」

 

と言う。そんな琴音をみんなが腹黒だと言う。それでも、女囚たちは笑い合える日常を取り戻したのだったー。

 

ーーーーーーーーーー

というわけで女囚セブンも最終回を迎えましたねー。いやー良かった。というわけで、詳しい感想を書いていきます。

 

GOODポイント

  • 奈津「脱獄したってわかったら、所長ひっくり返ってるんじゃない?」→ひっくり返ってましたw
  • 颯爽と街中を歩く女囚セブンがカッコイイ!
  • たしかに政治家専用のSMクラブは、ある意味治外法権で警察来ないですよね。
  • 司のポールダンスがすごかったんですけど、あれ山口さん本当にやってるのかな?だとしたらすごい!
  • 奈津のスリの技術、ここで活かされるとはカッコイイ!
  • 一本松が所長のこの刑務所、どうなの!?最近出てなかったら、急に所長になって驚きましたw
  • 琴音がきっちりドベの風習や伝統を守ろうとしているのには笑いました。本当に腹黒は琴音よね。そこらへん、父親の血を受け継いだのでしょうw

 

気になったポイント

  • 病院も学校も他人が勝手に入れる環境じゃないよなーってちょっと気になりました。
  • 内藤がもっと極悪非道な人間で、琴音が娘と知っても「それがどうした?汚い女のこともだろ?」ぐらい言ってのけて、こてんぱんにされるという展開も地味~に見てみたかったです。でも、公式の流れの方が何倍も良いですねw
  • 結局、琴音が超無敵な身体能力している理由はわかりませんでした。なんでだろう?芸妓の前はオリンピック選手目指してたとか?(適当)

 

 感想

女囚たちが逃げたのは、それぞれの目的のため

っていうのが良かったですね。琴音のためにみんなが脱獄するのかと思いきや、それぞれが大切な人に会っていました。それが、捜査を撹乱して琴音を救うことにもなったんですけど。

 

でも、女囚たちの願いも叶えられたのも事実。それが琴音のしたたかだけど優しい作戦だなぁと思いました。

 

実の父親にも容赦ない琴音

いや、実の父親だったから、でしょうか。自分の目的のためには手段を選ばず、汚いことでも平気でやってのけ、殺人の罪を若い女になすりつける。それが自分の父親だとしたら、たしかにおぞましい。

 

だからこそ、娘としての言葉が本当に容赦なかった。でも、同時に琴音は泣いていました。それは母親が愛した人はこんな政治家になってしまったという無念もあるでしょう。でも、娘として父親がこんな人間だったという悲しみもあって。

 

自分がこんなことを言わなければならない、という思いが涙になって流れたのかな、なんて感じました。

 

内藤も「悪人にされた人」だった

琴音が言ったように「罪は犯す奴が悪いんやない。犯させる奴が悪いんや」というのは、実は内藤にも当てはまっていました。

 

貧困層や女性や子供や老人を救いたいと、弱き立場の人たちの味方でいたいと、志を持った政治家志望の青年だった。でも、政治の世界はそんなにきれいではなくて、自分もそのうち汚い方に染まっていき、それを主導する立場になって。

 

政治家になって良い政治をしたいという目的が、ただ総理大臣になりたいという目的に変わってしまって、もはや手段と目的が逆

 

内藤の中にも良心があって、だからこそ琴音の母親の心を動かし、琴音が生まれたのでしょう。でも、環境が内藤を変えていった。でも、悪人になり、罪を犯したのも、やはり内藤なんですよね。

 

それは、女囚たちにも言えることですけど。罪を犯したのは、やはり自分。だったら、それを償うのも自分でないと。

 

めでたし~なゆるっとラストもGOOD!

ラストは女囚セブンも仲良くもとの刑務所に、百目鬼が入ってくるとか、内藤はしばかれているとか、まあまあめでたしめでたしなラストでした。ゆる~く終わったのも良かったです。いやー面白かった。

 

総括:ふざけながらもちゃんとしてる!

このドラマは基本的にはふざけています。でも、そこが良い。それに、出演者の方々の演技がうまいのもあって、リアリティと虚像が共存していて、とても面白かったです。感情の描き方とかもうまかった。

 

とても楽しんで見られました。きっと再視聴もします。見ようと思っていなかったのですが、見たらとっても面白くて、見て良かった。3ヶ月間、ありがとうございました!

 

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