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「生きづらさ」を「生きる強み」に変えるには

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先日、うれしいニュースを発見しました。

 

b.hatena.ne.jp

 

15歳で中学を卒業してから高校に進学せず、コーヒー豆を販売する店を開いたという話。彼は発達障害のひとつであるアスペルガー症候群。空間をつかむ力が弱く板書や運動が難しく、不登校になったそうです。

 

しかし、それでも障害の特徴として現れることもある「鋭い嗅覚・味覚」を活かしてコーヒーに興味を持ち、「一つのことに熱中する力」で非常に詳しくなり、開店に至ったのだとか。

 

いろんな意見があるでしょうが、私は素晴らしいことだと思います。もちろん周りの方のサポートもありますが、彼自身の特徴で、彼の生きる道を切り開いたのだなぁと思ったからです。また、私と同じにしてはいけませんが、私も“中卒”なものですから。

 

生きづらさとは「自分の特徴」と「所属する環境」のミスマッチ

「生きづらい」と感じている人は少なくはないでしょう。生きづらいと感じる理由は「自分の特徴」が今現在「所属する環境」と合っていないからです。

 

コーヒー店を開いた彼の場合は、発達障害によって「空間認識の力が弱い」という特徴が、その力を必要とする「板書による授業」や「体を動かすこと・部活動」にミスマッチだったからということ。

 

逆に、彼が持っている「鋭い嗅覚・味覚」「一つのことに熱中する力」も、環境が変わってしまえば「嗅覚や味覚に敏感で食事で疲れる」「熱中しすぎて周りが見えない」ことにつながってしまうかもしれません。

 

ある意味、「生きづらさ」の特徴でもあるのです。でも、それが彼にとっての「生きる強み」に変わった。これは、人が生きていく上でのひとつのヒントになると思いました。

 

「生きづらさ」を「生きる強み」に変える3STEP

「自分の特徴」と「所属する環境」を分析してみる

「生きづらい」と思ってしまう人は、今の自分を見直してみることです。自分にはどんな特徴があって、今はどんな環境に身を置いているか。そうすれば、何がミスマッチなのか、わかるはずです。

 

特徴をプラスに変換する

生きづらさを感じてしまう自分の特徴や性格を、ポジティブに変換してみましょう。要は言い換えるということ。私もいろんな“生きづらい特徴”があります。

  • 人見知り
  • 人混みが苦手
  • 気にしい
  • 飽きっぽい
  • 継続力・集中力がない
  • どうしても外に出られなくなる時期がある
  • 友達が少ない
  • 口が悪いのに傷つきやすい

性格の悪そうなやつですね。それが私です。こんな特徴を、プラスに変換してみました。

 

  • 人見知り→本当に信頼ができる人を見極められる
  • 人混みが苦手→無理にでかけなくても良い
  • 気にしい→人のことをよく見ている
  • 飽きっぽい→新しいことに興味関心が強く好奇心旺盛
  • 継続力・集中力がない→同時にいろんなことができる
  • どうしても外に出られなくなる時期がある→家にいる方が節約できる
  • 友達が少ない→人付き合いに悩むことも少ない、外出が苦手だから気を揉む必要もない

 

ね、こんな風に。良い感じに聞こえます。

 

よく就職活動で、エントリーシートに書く長所を探すときに、あえて短所を見つけてから変換してみるという方法があります。それと同じやり方です。

 

人間には長所も短所もなくて、特徴があるだけ。環境や考え方によって、それが長所にも短所にも変わる。ある意味で、長所も短所も自分の特徴なんです。その特徴こそが、人の個性なんですよね。

 

「自分の特徴」を活かせる環境を探す

「生きづらい」と思っていた特徴も、実はポジティブな個性でもありました。じゃあ、それを活かす環境を考えてみようということです。

 

人見知りな人は、他人の表情を読むのがうまいので、実は営業職がうまいかも。気にしいな人は周りをよく見ているので分析力を使える場所があるかも。自己主張が強い人は発信力が高いからそれこそブログとか向いているかも。

 

私のような中卒のダメダメ人間でも、在宅のライターならできるわけです。それは私の才能ではなく、私の特徴と在宅ライターという環境がマッチしていたからというだけなんです。

 

「生きづらさ」「生きる強み」に変えることもできるんです。

 

「どうやったら学校でうまくやっていける」のその先を考える

よく、学校でうまくいかない人は「どうやったら学校でうまくやっていけるんだろう」と考えると思います。性格を変えようか、環境を変えようか、どうやって人間関係を築いたら良いか。

 

でも、一足飛びにその先を考えてしまえば良いのです。つまり「どうやって社会で生きていこうか」を考えるということ。コーヒーの彼なんかはまさにそう。

 

子供にとって学校は大きな社会ですが、世間から見れば小さな社会です。学校では限られていたことも、世間は柔軟性があって受け入れられるかもしれません。だから学校を飛び越えて、その先の社会で生きる方法を考えてみた方が、生きやすいことだってあるはずなんです。

 

 

性格は変えなくて良い、考え方を変えるんだ

よく「生きづらい」と感じて、自分の性格を変えようとする人もいます。たしかに、それもありです。なんでも悲観してしまう性格を、ポジティブに変えようとする、なんてよく聞く方法ですよね。

 

でも、「マイナス思考」は「リスクマネジメントがしっかりできている」性格でもあります。リスクをどうしようか模索するようにすれば、むしろ慎重さが生きる道につながっていくはずです。

 

つまり性格ではなく、考え方を変えてみた方が、生きやすい社会につながるのではないかと思うのです。マイナスだと思う自分の特徴と環境を見直してみたら、生きる可能性はいろんな広がり方を見せるのではないでしょうか。

 

「生きづらさ」「生きる強み」になれる、どんな人でもそうである社会であってほしいと思います。

 

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