中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

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平成生まれで良かった

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平成生まれのaoikaraです。平成以後生まれから「えっ、平成生まれなんですか?」みたいな昭和の方々が送られてきた言葉を受けるようになるのでしょうか。

 

そして、今日は…

 

平成最後の天皇誕生日となる12月23日

 

ですね。

 

来年の2019年5月1日からは元号が変わり、今上天皇の誕生日である今日は祝日ではなくなります。昭和の日があるのだから、平成の日もあるのかなと思ったのですが、なんだかいろいろな事情でないらしいですね。

 

というわけで、今日が平成最後の天皇誕生日である12月23日。実は皇室の話をすると政治的発言につながったりしてしまうので、極力は控えていました。リーガルハイ的「右翼も左翼もみーんな来ますよ」状態は嫌なのです。私は漂っていたいので。

 

ただ、平成最後ということで、また平成生まれの私ですので、とても感慨深いものがあります。そんな思いをつらつらと書き記しておきたいなと思って、今に至ります。政治的発言ではなく、単純な私の思いです。

 

最後の誕生日会見を拝見

天皇陛下の今までの会見は、ニュースで映像の一部を見たり、お言葉を文章で読んだりしていました。改元に関するご自身の意見をおっしゃられていたときの会見は、映像で全部を拝見しました。最後ということで今回も全文を映像で拝見しました。

 

www.youtube.com

▼会見全文はこちら

www.huffingtonpost.jp

 

改元のご意向を示されたときにも、ご自身が「象徴」天皇であるということを常におっしゃられていました。そして、今回も。その責務を重く受け止めているのかということが、今回の会見でも感じられました。

 

私は戦後生まれで、平成生まれで、生まれたときから天皇陛下は「象徴天皇」なんですよね。教科書でも習いましたし。それが当たり前という認識で。

 

でも、天皇陛下は戦前にお生まれになって、11歳で終戦を迎えられて、昭和という時代が終わり、平成の天皇になられたように、時代の激動の中を生きていらっしゃって。その中で、「日本の象徴」として生きるというのは、私の想像が及ばないほどに大変なことだったのだろうなと思います。

 

会見から思い出されたことは、天皇陛下とそして皇后陛下は、いつも苦しい思いをしている方に寄り添ってくださっていたということ。今回の会見でも災害や被災者のことも、戦前に命を落とした人たちへの慰霊のお気持ちもおっしゃられていました。

 

被災地にも訪れてくださって、そこにいてくださるだけで多くの人が本当にありがたいと感謝できる存在というのは、天皇陛下以外におられないと思います。被災地の惨状や被災者の方々の苦しみにお心を傷めながらも、とても穏やかな笑みを浮かべていらっしゃって、苦しんでいた人たちもほっとしただろうなぁと。

 

私も被災者なんて言えませんが、今年は北海道の地震もあり、そのことにも触れてくださっているだけで、「心を配ってくださっているんだなぁ」と、こううれしい気持ちになったんですよね。

 

それは日本を思う心でもあり、天皇陛下が日本の象徴であると、皆が心から思っているから感じられることというか、抱ける安心感というか。そんな風に思います。

 

そして、平和を願う強い気持ちも感じられました。平成の30年間、日本では戦争はなかった。けれど世界はそうとも言えず…と世界でも苦しんでいる人に寄り添ってくれるようなお言葉もありました。

 

さらに、国民への感謝まで。ちゃんと日本の全ての人に届くように、との思いも感じられました。

 

最後には、皇后陛下への感謝の言葉もありました。お二人が並ばれている姿を見ると、なんだか笑顔になってしまうんですよね。美しいお姿だなぁと。日本人で良かったな、と思うことの一つでもあります。

 

会見の途中で、ときどき、天皇陛下は声を震わせてらっしゃったんですよね。被災地へのお言葉や、そして戦争で犠牲になった方々のことを述べられるとき、そして皇后陛下の思いを離されているときに。

 

淡々と、それでも暖かみを帯びて、優しく穏やかに話されるという印象があったので、感情がこぼれてしまっているようなお姿は驚きでした。見ている私まで、ちょっと涙腺が熱くなってしまうような。

 

平成が終わるのだな、としみじみ思いました。寂しいものです。と同時に、こんなにも素晴らしい方が天皇陛下であってくださって、そして平成という時代に生まれて、誇らしい気持ちもあります。平成生まれで良かった。そんな風にも思いました。

 

平成を振り返って

平成を振り返ってと言いますと、私の人生の歩み全てを振り返ることになります。私が生まれたときはもうすでに平成でしたし、別の時代と比較して「こうだった」とは語れません。私が歩んできた今まで全てが平成です。

 

そして、改元という今までに経験したことがない状況に、ドキドキしています。経験したことがないことを経験できるのだなぁと。

 

今まで「平成最後の」という枕詞を聞いても、正直ぴんと来ていなかったんですよ。シンプルに改元するとだけ思っているだけで、強い思い入れがあるわけではなくて。しきりに「平成最後」と言われても、「まあそうだよね」と受け止めていました。

 

まあでも、年の瀬ということも関係しているのでしょう、「ああ、平成最後なんだな」と実感しつつあります。ちょっとだけ感傷的なのかもしれません。

 

とはいえ、平成はあと4ヶ月もある。平成生まれとして、平成を見届けて、そして平成の次の時代も迎え入れていくぞという気持ちでやっていきます。

 

 

 

aoikara

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