中卒フリーライターほぼ無職。

在宅Webフリーライターaoikaraの日常ブログです。

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平成最後の夏だと気づいたときには、もう夏が終わっていた。

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平成が終わる。元号が変わる。全ての出来事に「平成最後の」という枕詞がついてくる。平成生まれの私にとって初めての経験がやってくる。

 

次の元号に生まれる人たちにとって、平成生まれは“古い人たち”になってしまうのだろう。私が昭和生まれに対して抱いてきた気持ちが、そのままそっくり返ってくる。と、同時に「これだから平成生まれは」「ゆとりは」などと若い世代をバカにする“古い人”にはならないよう、今から気をつけたい。

 

はてなブログからも「平成最後の夏」というお題が与えられた。そのときまで「平成最後の夏」だということをすっかり忘れていた。平成最後ということに対してのリアリティがまだないからだろうか。

 

次の元号はどうなるのか気になったり、平成が終わること自体は理解している。が、だからといって「平成最後だ!」と覚悟しているような気持ちがないので、いつのまにか時間が過ぎ去っている。

 

そんな私の性格のせいで、「平成最後の夏」だと気づいたときに、もう夏は終わっていた。私が住む北海道は、もう秋だ。日差しの強さや、空の青さ、雲の迫力には夏らしさも残っているが、朝と夜の涼しさはもう秋だよと告げている。ギリギリ晩夏か。

 

だからといって、残りわずかな夏を満喫できるほど私は楽しい人間ではなく、ただ淡々と時間が過ぎていくのみ。頭の中で、森山直太朗さんの「夏の終わり」が流れている気分。なんだかもの悲しい。

 

これだけで記事を終わらせるのはあまりにも悲しすぎるので、平成最後の夏にやってみたかったことでも考えてみようかと思う。

 

夏と言えば。海は人混みが多いのと、べたつくので苦手だ。10年、いやもっと行ってない。とはいえ、平成最後の夏だと思うと、いかにも夏らしいこともしたいから、海に行っておこう。とはいえやっぱり人気が少ないビーチが良い。

 

泳げないだろうから浮き輪を用意しよう。肌が弱いからしっかり日焼け止めを塗ろう。あ、でも環境のことを考えると良くないのか…。よし、サーフィンをやらない癖にウェットスーツを着よう。ウェットスーツに浮き輪、シュールだ。

 

大人ならではのナイトプールに行くのもロマンチックかもしれない。ダイエット中の体でも暗いとあまり見えないだろうし。

 

それからキャンプも良いかもしれない。虫に弱くかぶれやすいから、やっぱり長袖だ。アスレチックやラフティングのレジャーに挑戦してみるのもありだな。食事はBBQをして、夜はキャンプファイヤー。火が消えた頃には、見上げると星空もキレイだろうな。

 

花火大会にも行きたいな。心臓に響くほどの大きな音と、花のような火には、いつだって感動してしまう。せっかくなら浴衣を着て、縁日のお店に寄っても楽しそうだ。今だって私は綿飴が好きだから、ここぞとばかりに買おう。

 

人混みが苦手だから、家の前で手持ち花火をしてもいいな。わいわい騒いで楽しんだ最後には、線香花火でしんみりとしたい。花火は見た目もだけれど、あの独特の匂いにも夏を感じる。煙は目が染みるから、風上に位置しておこう。

 

うだるような暑さの日には、夏のグルメツアーを企画したい。昼前にはらぺこたちを大集合させよう。最初はヘルシーなフルーツジュースで腹ごしらえ。ちょっとだけ健康に気を遣う。

 

お次は暑さにぴったりのかき氷。頭がキーンとならないという、ふわふわな口溶けのかき氷を食べてみたい。かき氷というと、自宅か露店でしか食べたことがないので、専門店の味が気になる。

 

休憩を挟んで晩ご飯はうま辛ツアー。暑いときこそ辛い物を食べて、汗をたっぷりかくべし。おすすめの担々麺屋があるので、そこにご案内したい。とにかくおいしい。

 

最後の〆は北海道らしくパフェで。北海道というよりかは、札幌では〆にパフェを食べるというのが流行っているらしい。夜もやっているお店で、こだわりのパフェを贅沢に堪能。ひんやりとした気分で夏のグルメツアーは終了。

 

 

…と、妄想してみると実はいろんなことがやりたかったのだなと思う。この全てを今年はやっていない。そして、その9割は過去にやったことがある。昔はきちんと夏という季節を楽しんでいたはずだった。

 

記憶を確かめてみると、もう8年は夏らしい経験から遠ざかっていた。学生時代の青春という思い出がほぼない、中卒だからかな。

 

だから、いつも季節に取り残されているような気持ちになる。季節を感じられる景色を見たり、食べ物を味わったり、経験を存分に楽しんだりしたいと思っているはずなのに。「したいな」と思うだけで終わり、季節が過ぎ去っていく。私だけ残して。

 

「暑い」「寒い」はしっかりと感じるのにね。季節を感じることを、もう一歩進めたいと思うのだけれど。

 

というわけで、秋はでかけることを決意。数少ない友達に声をかけて、紅葉を観に行こうと誘ってみよう。せっかくミラーレス一眼レフを持っているのだから、活用しない手はないぞ。

 

というわけで、晩夏に秋の予定を考えるaoikaraでした。収穫ありな、平成最後の夏だったと、ポジティブに捉えることにいたしましょう。

 

 

 

 

aoikara

 

今週のお題「#平成最後の夏」

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