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【ドラマ】ドクターX 第5シリーズ 第3話 ネタバレ&感想 大門初体験はたしかにつらい

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全身麻酔で手術をしたことがないaoikaraです。子供のころはやってみたかったんですが、今は怖いですね。ちょっとした手術なら、局所麻酔でやったことあります。痛くないのに触感は感じるので、不思議な感じでした。

 

というわけで今回のテーマは…

 

ドクターX 第5シリーズ 第3話 ネタバレ&感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

▼ドクターX 第5シリーズ 第2話はこちら

www.aoikara-writer.com

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第3話のあらすじ・ネタバレ

幼稚園児にもデーモン

東帝大学附属幼稚園にて、原守(鈴木浩介)と森本光(田中圭)が園児たちの健康診断を行っていた。

 

フリーランス外科医・大門未知子(米倉涼子)もいるが、子供に対してもそっけなく、バイトの医者であることをバカにされてキレる。園児たちは鳴き真似をし、親たちは怒り、未知子に謝罪を要求する。

 

健診後、幼稚園の園長・三鴨寿(平田満)に三人が呼ばれる。「謝るのはこちらの方」と、未知子に紙袋を手渡す。しかし、中身を見た未知子は「10万円以下は受け取らない」と突っ返す。それを原がありがたくちょうだいした。

 

内神田の思惑

東帝大学病院の院長室にて、院長の蛭間重勝(西田敏行)は、雉沢真一郎(矢島健一)から小言を受ける。日本医師倶楽部の内神田景信(草刈正雄)がとても怒っていると。

 

謝る蛭間に対して、上に立つ者の教育をしっかりして、異分子を弾くようにと伝える雉沢。「御意!」と言う蛭間に、雉沢は再度「それ嫌いって言ったよね?」と念押し。蛭間も蛭間で「御意以上の尊敬を、私は知らない」と返していた。

 

突然の患者

原が受け取った紙袋の中身を見ると、健診をした園児たちからの感謝の言葉と絵のプレゼントだった。思わず涙ぐむ原。森本の絵もある。

 

と、園内から悲鳴が聞こえる。園長の三鴨が倒れたのだ。未知子がすぐにかけより、原と森本もサポート。意識を失っているので、救急車で運ばれることになった。

 

病院の“教育”

蛭間は院長として、外科副部長の海老名敬(遠藤憲一)、猪又孝(陣内孝則)、鳥井高(段田安則)を指導する。若手を育てるためにと。やるべきことは「下の者に耳を傾けること」、やってはいけないのが「すぐキレること」と、言ったそばから蛭間はキレている。

 

総回診のために3人がいなくなってからは、秘書の中谷恵子(是永瞳)とイチャイチャ。その姿を見ていた第2秘書でロボットのソンタくんは「不適切!」と頭を悩ませる。

 

総回診ではお決まりの…

3人の副部長による総回診。その間を、ストレッチャーに三鴨を乗せて連れた未知子が割って入る。キレる猪又を見て、海老名と鳥井は「私たちはキレない」と言っている。猪又は三鴨に見覚えがあるようで…

 

猪又の患者

三鴨は検査の結果、肺に腫瘍があった。未知子が伝えると、三鴨も知っている様子。すぐに手術したいという未知子に対して、三鴨は主治医から薬で腫瘍を小さくしてから手術すると言われたと話す。未知子はその主治医を「藪医者」と評する。

 

と、猪又が病室にやってきた。三鴨の主治医は猪又だった。三鴨は肺腺癌のステージ3aとのこと。何でも切ろうとする未知子に釘を刺す。

 

三鴨は「ほかの病院でセカンドオピニオンをしたい」と言い出した。薬を飲んでもいっこうに腫瘍が小さくならないと言うのだ。気になる未知子。

 

意外にも猪又はセカンドオピニオンを許可した。しかし、病室から出て今にもキレそうなのを押さえ込んでいた。

 

医者のメンツ=猪又ファミリー

神原名医紹介所にて、未知子は神原晶(岸部一徳)や城之内博美(内田有紀)らと麻雀しながら三鴨や猪又の話をする。

 

未知子はすぐにキレる猪又が嫌いだと話す。晶によると、猪又一族はみな東帝大医学部卒業。「セカンドオピニオン」なんてメンツを潰されれば、圧力をかけて他の病院で患者の受け入れを拒否させると話す。さすがにそんなことはしないだろうという未知子と城之内。

 

と、事務所に三鴨がやってきた。全ての病院に診察を断られたらしい。「東帝大の猪又先生なら間違いない」と。猪又が手を回したことにみんなドン引きしている。そこで、医者を紹介してほしいと言ってきたのだ。未知子も執刀医に立候補する。

 

若手への猪又流教育

猪又は女性がたくさんいるクラブに、若手医師の西山直之(永山絢斗)、有馬亘(中林大樹)、黒川慎司(上杉修平)を連れて行く。

 

「医者にとって何が一番大切か」と言う猪又の答えは「服従」。「患者になめられるな」と言うのだ。「セカンドオピニオンなんかする患者は切り捨てろ」と。西山は「セカンドオピニオンに反対」という意見には同意する。しかし、それは病気が進行する可能性を鑑みた意見だった。

 

とはいえ、3人はこのような集まりに興味がなく、さっさと帰ってしまう。人望のない猪又は腹を立て…そうになるが「私はキレない男」と言い聞かせて、怒りを抑えようとする。

 

策士・神原晶

院長室にて、蛭間が秘書とイチャイチャしているところへ、晶がやってきた。患者の持ち込みをしたいと言い出すのだ。もし、できなければ、蛭間の傲慢体質や猪又の非情さを欠いて週刊誌のネタが載るとゲラを見せる。

 

猪又に追い出された三鴨の手術を、未知子にやらせてほしいと言うのだ。もし、これを受け入れれば、週刊誌のネタは一転、園長を救った院長・蛭間として褒め称える記事になる。果たして蛭間の答えは…

 

三鴨の執刀医

東帝大学病院の術前カンファレンス。三鴨が患者としてあげられており、猪又は驚く。蛭間は未知子を執刀医に指名。未知子も「御意!」とOKを出して、皆が驚く。

 

しかし、猪又は止める。今手術する必要はないと。未知子は異議を唱える。それを聞くと、今度は自分が執刀したいと言い出す猪又。「あんたじゃ無理」と主張する未知子。

 

すると、蛭間は執刀医を猪又、第一助手を未知子に指名する。しかし、猪又も未知子も拒否。午後5時なので未知子は帰宅し、話し合いは決裂。

 

幼稚園児たちの願い

未知子が帰る道中、病院にたくさんの幼稚園児が押しかけてきた。未知子がすごい医者だと知った園児たちは、「園長先生の手術をしろ」と命令口調で頼みに来たのだ。女の子によると、歌がうまいはずの三鴨の声が最近かすれていると言う。

 

手術代として自分たちのお小遣いを集めてきたが、未知子は「10万円以下は受け取らない」と返してしまう。みんな「悪徳医者!」と非難するが、10万円は持っていなかったので諦めてしまう。

 

忖度

いつもの鉄板焼き屋にて、蛭間と猪又がいた。猪又は未知子と手術することを嫌がっていた。蛭間は未知子のオペの腕を認めて、メンツを守るためにもいた方が良いと諭す。

 

しかし、猪又は「次期外科部長として」無理だと意思を変えない。すると、蛭間は「“次”なんてないかもよ」と言い出す。続けて「オペに絶対はありえない」と言う。「大門未知子でも」と。

 

「大門未知子を潰せ」

 

と言ったことを思い出せと言うのだ。猪又は「オペを大門のせいにして、わざと失敗しろと?」と蛭間の真意を察する。形だけは否定する蛭間だが、猪又は「忖度」と真意を受け取る。

 

患者の病状

三鴨の病室で、森本が執刀医が猪又になりそうだと説明する。すると、未知子の前にもかかわらず、三鴨は見放されていなかったと大喜び。その声がかすれていた。未知子は女の子の「声がかすれている」という言葉も気にかかっていた。そして、森本に頼み事をする。

 

猪又も医者

猪又は、蛭間の言葉を思い出していた。しかし、「ふざけるな」とつぶやく。「腐っても俺は東帝大の医者だ!」と。

 

未知子が見つけたもの

事務所にて、未知子はいつも通りに麻雀。と、珍しく森本がやってきた。未知子から頼まれたという検査結果を持ってくる。それを見て、「肺がんじゃなかったの?」という晶の言葉に、未知子も「やっぱりね」とうなずいた。

 

そして、「私、このオペ入る」と決意。

 

手術の危機

猪又が執刀医、未知子が第一助手、森本が第二助手で手術がスタート。術式は「右肺上葉切除および縦隔リンパ節郭清」。麻酔医には城之内が入っている。

 

手術室の上では鳥井、海老名、原、若手3人組が見ている。腫瘍が小さくなっていないのを、どう乗り切るのかがポイント。

 

大きな腫瘍に対して、森本は薬が効かなかったことを不審がる。猪又は「効果には個人差がある」と言うが、未知子は「違うと思う」と返す。と、猪又が血管を損傷してしまった。未知子の的確な指示により、なんとか危機を乗り切る。

 

腫瘍は全部切り取られた。猪又は満足げに未知子に縫合を指示すると…

 

「いたしません」

 

と返されてしまう。「まだオペは終わっていない」と。

 

隠れていたオカルトな真実

未知子は術野を変更して、「甲状腺腫瘍摘出」をすると言い出す。肺の腫瘍は微少甲状腺癌が転移したもの。原発巣、つまり癌が発生した部位は、甲状腺。化学療法で結果が出なかったのもそれが原因、というのが未知子の見解だった。そして、

 

「私、セカンドオピニオンでも失敗しないので」

 

と宣言。森本には縫合を頼み、自身は甲状腺癌の手術をする。

 

手術室の上では鳥井が手術を解説。甲状腺癌が転移したがんの方が大きくて見つかることがあると。原発巣のことをオカルト癌と言うそうだ。続けて西山も甲状腺乳頭癌は極めて進行が遅いので、原発巣と気づきにくいだろうことも話す。

 

では、なぜ未知子は気づいたのか。原が聞いたところによると、「腫瘍が化学療法で小さくならなかったこと」「声の異常は反回神経に腫瘍が触れているから」という理由で、甲状腺癌と診断したらしい。

 

鳥井は改めて未知子を意思として恐れ、西山は未知子を見てにやっと笑っていた。

 

未知子の手術はスピード感のある手さばきで進んでいく。思わず、猪又を肩を落とす。手術は無事成功して、終了した。

 

悪魔に取り憑かれた男

猪又はなぜ自分が見落としたのか、自分自身に怒っていた。鳥井と海老名は、かつて悪魔=未知子に取り憑かれた自分を見ているようだと遠い目。

 

猪又は「なんでわかったんだ!なんで俺にはわからなかったんだ!」とキレている。

 

未知子は手術後、いつものようにガムシロップを大量に飲んでいた。そんな未知子を、西山が眺めていた。

 

悪魔の利用方法

猪又は海老名と鳥井を伴って、蛭間に手術を報告。蛭間は症例報告の論文を出すようにと命じる。しかし、猪又は「次期外科部長としてのメンツ」を理由に、未知子の手柄を横取りする気はないと言う。

 

すると、鳥井と海老名が「次期外科部長として」論文を書くと言い出した。慌てて猪又も自分が書くと言う。一件落着。

 

いつもの神原晶

晶が院長室へやってきて「メロンです」と「請求書です」を持ってきた。今回の請求額は…

 

20,000,000円

 

そばで見ている雉沢もいらっとしている。猪又のフォローをして、発見困難な原発巣を見つけて根治手術をしたセカンドオピニオンの賜物、と晶は評する。大変リーズナブルだと。

 

蛭間は支払いをためらっている。すると、晶がスペシャルゲストを呼んできた。それは幼稚園児たち。みんなで声をそろえて、蛭間への感謝を述べる。純粋な心に思わず蛭間は涙ぐみ、海老名、猪又、鳥井も感動。

 

雉沢も感動して、「内神田会長に良い報告ができる!」と上機嫌。蛭間も素直に2,000万円を払うこととなった。

 

晶はスキップで楽しく帰る。

 

秘密を知っている

晶は未知子と鉢合わせ。幼稚園児たちは執刀医が猪又で、蛭間が手を差し伸べてくれたと信じているため、未知子のことを「悪徳医者!」呼ばわり。ひどい顔の絵を贈る。未知子は怒り心頭。

 

晶がスキップして幼稚園児たちを連れて行く。と、一人だけ女の子が残った。三鴨の声のかさつきについて教えてくれた少女だ。その子はこっそりと未知子に絵を手渡す。そこには、笑顔の未知子と「ありがとう だいもんせんせい」という言葉があった。

ーーーーーーーーーー

という話でした。今回はなるべくコンパクトにまとまった!というわけで、感想を書いていきます。

 

GOODポイント

  • 「お謝りなさい!」ってすごい言葉使いですよねw
  • 雉沢さんの「んーっぱ」っていうリップクリーム塗るシーン、いりますか?w
  • 蛭間「やっちゃいかんのはすぐキレること」それはおまえだー!一番おまえだー!
  • 蛭間と秘書のイチャイチャが生々しくて、ソンタくん的に言うなら「不適切」。違法性はないけど不適切ってやつですね。
  • 猪又ファミリー顔そっくりね。
  • 「次期外科統括部長の私が…」と猪又先生が言い出したせいで、海老名先生や鳥井先生までキレだして笑いましたw
  • 幼稚園児、生意気だったけど園長先生のことは大切に思っているんですね。こういうのが人望。そして少ないお小遣いを頑張って集めたのもよきよき。本当にお金持ちの家って、子供でも10万円をぽんと出しそうだから怖い。子供らしさが残っていて良かったです。
  • 森本先生が晶さんに「海外で修行しても実らず、分院でも使えず」って揶揄されまくっててちょっと笑いましたw本当にこの期間何をやっていたんだ!
  • なんでそろいもそろって「自称次期外科部長」なのよw
  • 蛭間「心配、心配、心肺停止~」はちょっと笑いました。絶対に西田さんのアドリブだ。
  • なんだかんだで子供には弱い病院の先生達が嫌いではないですよ。

 

気になったポイント

  • 晶さん、今回は週刊誌ネタで脅すパターンなのね。もしかして週刊誌のゲラまで自分で作ってるのか?というくらい用意周到ですよね。

 

感想

「オカルトがん」なんてあるんだ!

ドクターXのすごいところは、手術が全て本当にあった症例ということなんですよね。だからこそ、どんなにぶっ飛んだ展開で遊んでいても、医療という部分での重厚感がある。リアルと虚像のバランスが良いので、このドラマは面白いのだと思います。

 

今回のような症例も当然のことながら知りませんでした。原発巣より転移したがんの方が大きくなってしまうことなんてあるんですね。名前も「オカルトがん」。だとしたら、半年間の抗がん剤治療がつらすぎて何だったんだって思っちゃいそうだなぁ…。

 

私も猪又先生は嫌い!

未知子が「嫌い」宣言している猪又先生、私も嫌いです!すぐキレるし、愛着のあるキャラクターでもないんですよね。患者がストレッチャー乗ってるのに、連れているのが未知子だからってよけろ!はないでしょ。

 

ほかの外科副部長だと、海老名先生は人間的に良い人ではないけど悪い人でもなくて、どこか愛らしくて見ていたくなっちゃうでしょう。鳥井先生も愛人作るとか人間的にどうかと思うけど、結局は未知子の実力を認めて命を救ってもらいましたしね。だから、嫌いじゃない。

 

ああいう前時代的な人は好かん!「たかがバイトごとき!」「大門を追い出せ!」とかもう4シーズンで十分見たよ~って感じです。

 

せっかく未知子が手術をしたのに全部を持って行かれちゃうし。でも、最後に女の子が気づいて「ありがとう」と絵を描いてくれたのはうれしかったですね。ああいうおませな子っていますよね。幼い頃から世の中の真理を見透かしているような…。

 

「大門初体験」に爆笑

猪又先生は「大門初体験」なんだもんなぁ。バイトだと思っていたら全然自分よりオペうまいし、医者としての実力は確かだし、プライドずたぼろですよね~。海老名先生と鳥井先生が思わず合掌しちゃう気持ち、わかります。笑っちゃうけど。

 

でも、「大門経験済み」だとしても、結局使いこなせないんですけどね。晶さんが使いこなせているってことなんでしょうか。でも、それは未知子の師匠であり、晶さんも未知子のことを医者としてものすごく尊敬して高く買っているからなんですよね。対等な関係(お金のことはどうかと思いますがw)。

 

結局、上から使いこなそうとしているとろくなことになりません。てなわけで、「大門初体験」ながらも興味を締めてしている西山先生がどう出るのか、気になりますね。

 

次回:大物の娘が医者の婚約者!?

森本が婚活パーティーに参加し、そこで出会った女性と婚約。ところが、森本の前で彼女は倒れてしまう。重篤な肝臓がんだった。しかも、内神田の前妻の娘だという。森本が執刀することになり、未知子が助手を頼まれる。しかし、未知子は絶対にやると言わず…

えええー内神田さん娘がいたんですね!しかも前妻の娘…ややこしいことになりそうです。予告の感じからして、未知子は腫瘍を切除するのに時間が必要だと考えて、最初は断ったのかな~と思いました。

 

自分の娘を未知子に救ってもらうことになれば、内神田はどう出てくるんでしょうね。森本先生も頑張って!次回も楽しみにしています。

 

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▼ドクターX 第5シリーズ 第4話の記事はこちら

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▼ドクターX 第5シリーズ 記事一覧はこちら

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