本物に会えないくらいだったら、そっくりさんに会いたいaoikaraです。というより、今回の話の栗卒村に行きたいって話ですね。
というわけで今回のテーマは…
バイプレイヤーズ 第9話 感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。
※あくまでフィクションなのであまり役者さんとは関係ないそうです。
あらすじ:バイプレイヤーと監督
『バイプレイヤーズ』の終了は監督のせい?
大杉漣が話し出した鬼屋敷というのは、10年前の映画『バイプレイヤーズ』を撮った監督。この6人で飲み会をする少し前に、飲み屋であったらしく、「ラストシーンを撮り直したい」とこぼしていたそうだ。監督作品は『バイプレイヤーズ』しかないらしい。
しかし、大杉以外の5人は反発。『バイプレイヤーズ』を終わらせた張本人だというのだ。
鬼屋敷監督とは
鬼屋敷は俳優の岩松了にそっくりの人物。助監督としてかなり評価されて、重宝されすぎて50歳を過ぎても監督ができなかった。しかし、彼の人柄を知っているだけに、みんな協力したがった。そこでやっと監督ができた作品が『バイプレイヤーズ』。
しかし、突然「ラストシーンを替える」「みなさんの芝居の出来を見て、良い芝居だけをした人だけ使う」と横暴な手段に出たのだった。
鬼屋敷を探せ!
それでも鬼屋敷を探すことになり、遠藤憲一と田口トモロヲが動く。まずはそっくりな岩松了のところに訪ねることにして、待ち時間に川島海荷にも質問。詳しくはしらないが「魅力的な人なんですね」と言う。「こんなに探してもらえるのだから」と。
川島海荷も「鬼屋敷と岩松了がそっくり」と言う。岩松本人に聞くと、もちろん別人とのこと。ただし、そっくりすぎて同じ現場のときは大変だったのだとか。鬼屋敷は栗卒村という田舎に引っ込んでしまったらしい。
村人がそっくりな栗卒村へ
遠藤と田口は鬼屋敷がいるという栗卒村に向かうことに。なんでも富士山にそっくりな富似山の近くにあるらしい。
さっそく走る車を見つけて声をかけようとするが、逃げられる。追いつくと安田顕が乗っているではないか。気軽に話しかける遠藤と田口だが、話が噛み合わない。なんと、安田顕にそっくりなだけの村人だった。
さらに、村上淳やダンディ坂野にそっくりな巡査にも遭遇する。
鬼屋敷を見つけた
鬼屋敷は食品サンプルの工場で働いていた。すぐに会えた遠藤と田口だったが、二人が話しかけても暗い反応をするばかりの鬼屋敷だった。
鬼屋敷からなぜ栗卒村に来たのかと聞かれて、ドラマの撮影だと嘘をつく二人。そんな二人を「どうせ脇役」と毒づく鬼屋敷。自分は世界に誇れるような芸術作品(食品サンプル)を作っているので、映画のような日本でも小さくまとまるようなことは嫌だという。
そんな鬼屋敷を見て遠藤と田口は怒り心頭。大杉に無理だと連絡するが、大杉は何とか説得してくれと取り合わない。
大杉には嘘をそれとなく嘘を吐いて無理だったと言おうと話し合い、二人で飲みに出かけることに。
鬼屋敷の真意とは…
遠藤と田口が訪れた飲み屋では、なんと遠藤にそっくりなオネエのママが店主だった。ほかにも安田顕そっくりさんや村上淳そっくりさん、田口トモロヲそっくりさんも⊂する。
そんな人たちに鬼屋敷のことを聞いてみると、どうやら4年前にやってきたらしい。しかし、妻には逃げられたとのこと。
さらに鬼屋敷は、栗卒村にいるそっくりさんだけで映画を撮っていたらしい。とてもカオスな作品だが、見覚えがある作品。その作品のタイトルは『バイプレイヤーズ』。鬼屋敷はずっと撮っていたのだった。
もう一度、鬼屋敷を説得して…
遠藤と田口がそのことを知った直後、鬼屋敷が店に訪れるが、二人を見て出て行ってしまう。それを追いかける遠藤と田口。
二人は撮影で来たというのは嘘だと告白。ラストシーンを鬼屋敷に撮り直してほしくて、説得しに来たのだと正直に言った。そのためにみんなで一緒に暮らしているんだということも話して。
しかし、「みなさんが協力してくれたのに」「私がダメにしたんですから」と鬼屋敷は断ってしまうのだった。鬼屋敷は『バイプレイヤーズ』を大切に思っていた。6人と撮った写真もきちんと残して。
二人はそれを受け止め、館山の別荘に帰るのだった。
フィルムを持っていたのは…
鬼屋敷に会いに行ってから1週間後、6人は楽しくトランプをしていた。そこへ、ジャスミンがとある連絡を受けたと報告。それは「フィルムが見つかった」という連絡だった。
なんと、映画のマドンナ的存在だった夏川結衣が持っていたらしい。
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という話でしたね。監督の話が終わったと思ったら…まさかの犯人は夏川結衣!?これもまた気になりますね~。10年前の映画のマドンナが夏川結衣さんっていうチョイスもいい感じですね。
というわけで詳しい感想を書いていきます。
第9話のGOODポイント
- 自分からシリアスな話を持ち出しておいて、寝ちゃう大杉漣さんがひどいwでもかわいい。
- ジャスミンが鬼屋敷監督の写真を見て「これ岩松了ダロー演出とか脚本やってるー時効警察のー」って言ってましたね。時効警察ファンとしては「そうそう!」って感じw
- 無邪気におじさん(岩松了)に手を振るおじさん(エンケン)かわいい。
- 田舎って「〇〇が亡くなられて~」「××の家で生まれて~」とか、たしかになんでも放送してみんなで情報を共有しているイメージ。
- エンケンとヤスケン、の語呂が良い感じが好き。
- 食品サンプル好き!
- 鬼屋敷の言いぐさにイラッとしたエンケン。それをいさめた田口なはずなのに、すぐにぶち切れるところが“お約束”って感じで良かったです。
- シャボン玉をつかまえたいエンケンさんがかわいい。子供か!
- あっ、カレーパンは食品サンプルじゃなくて本物なんだ。そして、普通に口に入れる田口トモロヲはやっぱり変態だと思うの。
- 鬼屋敷の奥さんが誰にも似てなかったから栗卒村を出て行ったエピソードがなんか好き。くだらなすぎて好き。
- 田口「俺たち一緒に暮らしてるんだ」
遠藤「ゲイじゃないよ」
何そのやさしいささやきw - トランプだけで盛り上がれるおじさん俳優さんたち、かわいいですね。
第9話の気になったポイント
- 仰向けで睡眠中の大杉さん、メガネが体の上にあって壊しそうで心配!
- 栗卒村にて、なんだかよくわからない生き物の「ギャースギャース」と言った鳴き声、あれはカラスにそっくりな何かなのかしら。
- こら巡査、拳銃を撃っちゃダメだし、お店に持って来ちゃダメだし、田舎は安全管理がなっとらん!
- なぜ今回のラストは寺島進さんが「このドラマはフィクションです」を言ったんだ!謎!
愉快な栗卒村が楽しすぎる!
そっくりな人たちが豪華すぎる!
今回出てきた栗卒村、楽しいですね~。有名人にそっくりすぎる、まさにクリソツな人たちが集まる村ということで。
安田顕にそっくりの村人とか、村上淳とダンディ坂野さんにそっくりの巡査とか、川島海荷にそっくりな鬼屋敷監督の娘とか。
特にエンケンさんにそっくりのママwあの共演は最高に面白かったです。エンケンさん本人が「気持ち悪いなー」とか言ってましたよね。あと、田口トモロヲさんそっくりの医者が現れたときに、エンケンさんが間違ってるのも面白かったです。
ただ、安田顕さんとか村上淳さんとか、味のある俳優さんが本人役で出ないのがちょこっとだけ残念です。二人とも個性出してましたけどね。さすが!
映画のクオリティが低すぎる!
そんなクリソツな人たちで鬼屋敷さんが映画を撮ってたんですけど、まークオリティがひどかったですね!みんな棒読み。そして、死んだはずの役柄の人が目を覚ますという。映像のクオリティだけは無駄に高かったです。
鬼屋敷さんは「村の観光PR動画だ」なんて言ってましたけど、全然PRにならない内容だよ!
鬼屋敷監督の本音がわかって良かった
10年前の映画『バイプレイヤーズ』の撮影が中止になってしまったのは、鬼屋敷監督が役者たちを煽ったからでした。また取り直したいと依頼しても、拒否。バイプレイヤーズをバカにする発言までしていました。
それでも、そっくりな栗卒村の住人を使って、こっそりバイプレイヤーズを撮影する(タイトルがバイのママだからっていうのはひどいw)のは、思い入れがあったからでしょうね。演者との写真も持っていましたしね。
ちゃんと真意がわかって良かったです。でも、まだまだ謎があって…。
次回:夏川結衣がフィルムを持っていた理由とは?
盗まれたはずの『バイプレイヤーズ』のフィルムが夏川結衣の家で見つかった。驚く6人だが光石研だけ沈黙…。10年前にラブシーンを演じて夏川結衣に本気になってしまい、ドタキャンしたことがあったらしいが…。
ゲスト:夏川結衣、大地祐輔(ダイノジ)
光石さん、ま~た女性問題ですか!そういうキャラなんですね。なぜフィルムがあったのか気になりますね。光石さんがやらかしたのか、またもや大杉さんの勘違いなのか…。気になります!
わーBlu-rayが販売されてる!欲しいよ~。
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aoikara
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