ドキドキの少女漫画より、ハラハラの週刊誌より、週1のおじさん俳優さんたちの戯れが楽しみのaoikaraです。世の中の反響から見ても、おじさん俳優の戯れは楽しいようですね。
というわけで今回のテーマは…
バイプレイヤーズ 第8話 感想
です。
※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※一部ネタバレもしています。ご了承ください。
※あくまでフィクションなのであまり役者さんとは関係ないそうです。
あらすじ:バイプレイヤーズとキー局制覇
もう一緒に暮らせない
実は中国動画からオファーされたという『七人の侍』は、4ヶ月前に企画が流れていた。つまり、館山の別荘で6人が暮らし始める前。当然ながら怒る残りの5人。もう一緒に暮らせないと、出て行くことを決意する。
誠意を見せるには仕事をするだけ
ひとりぼっちになってしまった大杉は、それでも仕事に励んでいた。と、不倫騒動で仕事がゼロになってしまったが、最近はまた見かけるようになった滝藤賢一に出会う。
滝藤の「大切な人を裏切るようなことをした」という言葉に、自身も心当たりがある大杉。さらに滝藤は、とにかくなんでもチャレンジすることで、今の位置まで戻れたと言う。
それを聞いて、大杉は自身も仕事に励もうと決意。自らテレビ局に掛け合い、今クールはキー局を制覇するほど出演することになる。5人に向けて背中で語ろう、と思っていたようだったが。
バイプレイヤーズの話と田口トモロヲの砂
館山の別荘では大杉とジャスミンが一緒に過ごしていた。10年前に6人が共演した映画『バイプレイヤーズ』について話しているらしい。ラストシーンは決まってなかったらしく…。
5人が残していったゴミを片付けようとする大杉。と、田口トモロヲが使っていた砂があふれ出す。そこにはとある台本があって…。大杉は電話をかけて仕事を持ちかけるのだった。
大忙しの大杉漣
大杉は父子役で志田未来と共演するなど、とにかくハードスケジュールで撮影に臨んでいた。かなり忙しそうだ。
松重や遠藤は大杉のことが気になって…
松重が一人でラーメンを食べているところに、遠藤がやってくる。持ち物が入れ違ってしまい、交換しにやってきたらしい。松重は「一緒に暮らせない」、遠藤は「役者失格」と、大杉に言い過ぎてしまったことを落ち込んでいるようだった。
しかし、大杉に反応してくれる人はおらず…
大杉は別荘で一人、バイプレイヤーズのグループLINEで話しかける。スタンプを連投して既読はつくも、返信は来ない。孤独で寂しく過ごすのだった。
光石とトモロヲも大杉のことが気になる
光石研は和装で食事をしていた。どうやら撮影の休憩中。そこへ田口もやってくる。数日しか会っていないはずなのに「久しぶり」な感覚。田口は役作りのためかピータンを食べている。政治ドラマのゲストで呼ばれたらしい。
二人の話題は大杉のこと。キー局を全部制覇したらしいということを話す。さらに、田口はスケジュールの関係で、どうしても出たかった映画が流れてしまったらしい。企画が流れるのはつらい、と二人とも共感。
そして二人が思い出したのは『バイプレイヤーズ』の撮影現場。ラストシーンは良い演技をした人だけ使うなど、監督がかなり調子に乗りだしたようだ。
そのせいで役者同士がぶつかった。松重と遠藤が役を交換したいと言ったり、寺島進と田口のシーンで田口が飛び降りてケガをしたり…。光石に関しては共演女優に手を出して、ヒロインが降板したらしい。
田口と大杉はドラマで共演するも…
大杉は田口と『総理!ご決断を!』という政治ドラマで共演することに。大杉は頑張りを主張しているが、田口には全く伝わっていない様子。
撮影中、大杉はハードスケジュール過ぎて途中で寝てしまう。「勝手に無茶してみんなに迷惑かける」と田口に怒られ、しゅんとしてしまう。かなり詰め詰めのスケジュールなので、「スケジュール飛ばしたら業界干されちゃう」と言われてしまった。
ついに大杉は倒れてしまう!
大杉は『みたらし熟女』というドラマの濡れ場の現場で、ついに過労で倒れてしまう。目覚めると病院のベッド。なんと丸三日寝ていたらしい。
焦って病院を抜け出して現場に行くと、なんと田口トモロヲが代役で出演してくれていたのだった。
バイプレイヤーズたちが大杉の代役に
大杉が館山の別荘に帰ると、バイプレイヤーズたちが出迎えてくれていた。なんと、大杉が出演予定だった3日間の予定を、代役で出演してくれたらしい。
しかも、大杉が出演した『みたらし熟女』は、田口が出演したいができなかった作品だった。その感謝の思いも伝えたかったという。
大杉がフィルムにこだわる真意とは?
そして、5人はまた館山に戻りたいという雰囲気を醸し出すが、なかなか大杉は気づかない。そして、大杉が切り出したのは、やはり『バイプレイヤーズ』のこと。
「また一緒にバイプレイヤーズを探してほしい」とのこと。実は大杉がそこまで『バイプレイヤーズ』にこだわるのは、撮影していた監督・鬼屋敷のためだった!?
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という話でした。今回は大杉漣おじさん頑張っちゃう!って話でしたね~。本当によく出ているしハードスケジュールでやってますからリアル。というわけで詳しい感想を書いていきます。
第8話のGOODポイント
- 田口トモロヲはなんで大杉漣に嘘吐かれたのにショックで嘔吐してるんだ!そして殴りかかるw
- 大杉「みんなに怒られると思って…だから黙ってた」
遠藤「だから黙ってないでしょ!」
って怒るのがお父さんんというよりお母さんみたいw - 中国人監督のチャン・イーモンって“いちゃもん”みたいですよね…ハッ!
- 松重さんの「もう一緒に暮らせません」が長年同棲してきたカップルみたいw
- 大杉漣くらいの大物がテレビ局に売り込みに来たらビビるわ!
- 大杉さんが出演するドラマが独特(詳細は後述します)
- ラーメンを一人で食べている松重豊…孤独のグルメ!エンケン来たから二人のグルメだね(普通だ)。
- 松重さんとエンケンさん、同じパンツを持ってて履き間違えちゃったから交換するってナニソレw逆になんで自分のじゃないってわかったんだw
- 大杉漣のLINE連投がかわいそうすぎる…そして絶対にスタンプの宣伝だ!欲しい!
- 【悲報】大杉漣、全然背中で語れない。
- 大杉漣に「バイプレイヤーズ探してほしい」って言われて、「どうする?どうする?」ってわちゃわちゃする5人がかわいい~。
第8話の気になったポイント
- 志田未来ちゃんの使い方がもったいない! もっと出して!
大杉漣の代役をする5人のバイプレイヤーズが面白すぎる
大杉漣さんの代役をみんながやるというのが本当に面白かったのです。全部書いておきます。
『七人の鯱』:田口トモロヲ
渋いおじいさん役、トモロヲ似合ってましたね~。バイプレイヤーズでは変態性が強いので、こんなにダンディで素敵な男性だったのかと驚きです。
『おじさんとおどろ!』:遠藤憲一
小さい子供たちとおじさんが踊るという教育番組。むしろこれは遠藤憲一さんにオファーしてほしい、というくらいにハマってました。あ、でも大杉漣バージョンも見たいです。
『通風ストライカー』:松重豊
よく見たら、サッカーが題材なのに全然爽やかじゃないタイトルなんですね!つながらないからって、大杉さんが撮り終えたシーンも全部取り直したという松重さん。サッカー経験がなく、ひどく下手でしたw
『私はいつか父との日々を思い出して泣いてしまうだろう』:寺島進
まずドラマのタイトルがパクリw志田未来との親子役で、もう撮り直せないから大杉さんに寄せてる寺島進に爆笑。「お父さん変わったよね」ってそりゃあ変わったよ。志田未来ちゃん笑ってるよw
『みたらし熟女』:光石研
大杉さんは「みたらせばいいんだろ!」って言ってたけどどういうこと!そしてなかなかのお年の女優さん。光石さんが代役して、相手役の人と自撮りするほど仲良くなるってどういうこと!
大杉漣さんの頑張りすぎの仕事風景が、この5人の代役を見せるための前フリだと思うと面白くて面白くて…しょうがなかったです!
みんな大杉漣さんが大好き!
大杉さんが嘘を吐いていたことを厳しく追及するものの、後で言い過ぎたと後悔しているほかのバイプレイヤーズたち。そして、きちんとフォローもしてくれて、仲良く過ごしていて面白かったですね。
大杉さんに引き留めてもらいたくて、みんながわざと足取りが重いふりをしていたのもおかしかったです。「ときどき館山に来たい」って言うのに、「漣さん鈍感!」。本当にね。全然気づいてくれないの。
なんだかんだいって、尊敬している先輩なんでしょう。ドラマ後のバイプレトーク(役者の素)だと、大杉さんは「一回り上」とか「キャプテン」みたいな自覚はないそうですけどwいやーやっぱり65歳って思えないくらいに若いです。
大杉さんが言う「監督のため」とは?
バイプレイヤーズの撮影がうまくいかなかったのは、でしゃばりすぎの監督も原因だったようですね。しかし、大杉さんはその監督のためにフィルムを探しているという…またまた謎が増えました。
最終的にはみんなでまたバイプレイヤーズを撮り直そう、みたいな流れにはなる気がするのですが、そこまでが意外にも長い、けどもうすぐ終わりも近づいてますね~。
次回:有名俳優のそっくりさんたちだらけ!?
大杉は行方不明になっている鬼屋敷監督を探し出し、『バイプレイヤーズ』のラストシーンを撮ってもらおうと提案。鬼屋敷が移住したという栗卒村を訪れる。そこでは安田顕や村上淳にそっくりな住人がいるようで…。
ゲスト:安田顕、川島海荷、村上淳、ダンディ坂野
ヤスケンがゲストですごくうれしいのですが、まさかのそっくりさん役という衝撃!本人役じゃないの!?急にトリック的な展開になりましたが、まだまだわからず楽しみです。もうすぐ終わってしまうのが悲しい!
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aoikara
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