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相棒18 元日SP 第11話「ブラックアウト」感想 相棒のキャラクターたちが生き生きしてる!

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元日の恒例といえば、初詣よりもお雑煮よりも相棒のaoikaraです。初詣には行ったことがありませんし、今年は餅を忘れてお雑煮も食べていません。がしかし、相棒は見ています。これが相棒ガチ勢です。

 

嘘です。相棒が好きで初詣に言ったりお雑煮食べたりする人はたくさんいます。私が変です。

 

というわけで今回のテーマは…

 

相棒18 第11話 元日SP「ブラックアウト」感想

 

です。2020年も相棒からスターです!

 

▼相棒18 第10話「杉下右京の秘密」記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

相棒18 第11話 ゲスト・スタッフ

  • ゲスト:瀧本美織 浅香航大 長谷川初範
  • 脚本:神森万里江
  • 監督:橋本一

 

相棒18 第11話 元日SP「ブラックアウト」あらすじ

年の瀬。警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は、山奥のゴルフコースで開かれる警視庁主催の親睦ゴルフコンペに、“準備係”として駆り出される。

 

コンペには、副総監の衣笠藤治(杉本哲太)をはじめとする警視庁上層部のほか、警察庁OBの蓮見恭一郎(長谷川初範)や、その息子で組織犯罪対策3課の係長・蓮見誠司(浅香航大)らが参加していた。

 

コンペ終了後、参加者たちがそれぞれ帰路につこうとした矢先、ゴルフ場の地下駐車場で大爆発が発生!出入り口が完全に塞がり、居合わせた人間が、地下空間に閉じ込められてしまう。

 

さらに、爆発に巻き込まれたと思われた“被害者”の一人が突如、持っていた拳銃を発砲!男は、暴力団の構成員で、その場にいた人々を人質に、「収監されている会長と7人の組員を釈放しろ!」という要求を突きつけてくる。

 

人質になったのは、右京と恭一郎のほか、恭一郎の秘書を務める雨宮紗耶香(瀧本美織)ら計8人。男は、この時点ですでに、指示に従わなかった人質の一人を射殺しており、状況は切迫していた。

 

一方、地上では、冠城をはじめ警視庁の面々が、人質救出に向けて動き始めていた。そんな中、地下に閉じ込められている人数と人質の人数が合わないという、不可解な状況が判明。

 

人質の中に犯人の仲間がいるのではないかという疑惑が浮上してくる。そうこうするうち、右京は今回の一件と、5年前に起きたある事故の符合に気づき…!?

 

5年前の事故と現在の爆破事件に奇妙な符合が?殺人も辞さない凶悪犯に監禁された右京たちの運命はどうなるのか。警察OBを巻き込んだ想定外の人質籠城事件は、やがて思いも寄らない事実へと繋がっていくー。

 

参考元:第11話「ブラックアウト」2020年1月1日(水・祝)|ストーリー|相棒 season18|テレビ朝日

 

GOODポイント

  • 見直してみたら、最初から秘書さんはガーベラを飾っているのか!もうここから伏線か!すごいな!
  • ゴルフ大会の景品を包む右京さんと青木君、貴重なツーショットだわ~。「角、きれいに」とか青木君に指導する右京さんの几帳面さも笑います。
  • 青木君「好きだよな~おっさんって!ゴルフ!早起きしてまで止まってる球打って何が楽しいわけ!?」
    冠城君「馬鹿野郎!いいか、おっさんはな、朝早く目が覚めるからゴルフをするんだ!」
    どっちもひどいwww最高の言い合いですね。
  • 右京さん、ゴルフやるんですね!ぜひ冠城君との対決を見てみたいな~。あ、青木君はキャディーでおいで!キャディーさんの服絶対に合うよ!
  • ぺたっと賞を冠城君に貼られる青木君。「子供みたいなこと止めませんか」と右京さんに言われるだけあります。最高だね。
  • ゴルフのスコア悪くていらいら内村刑事部長笑う。「経験があってもダメな人はダメだよ」でちらっと内村刑事部長を見るてるお、悪いぞ!
  • 内村刑事部長の私服レア!こんな感じなのか~。
  • 内村部長の腰を揉むてるおとの関係性に笑うわ。
  • 内村部長のおもりの押し付け合いには笑うわ。
  • 内村部長、暗いところでスマホの灯りを使おうなんて気づくなんてえらい!文明の発達についていけてる!
  • 「たばこを吸っていた人がいました」って気づく右京さんの観察眼のすごさね。
  • 右京さん、薬品のイエローカードを確認するついでに武器の確認でもするのかと思いきや、あのドリルが伏線とは!
  • 右京「前向きですね~、君のそういうところ嫌いじゃありませんよ」
    冠城「また今年もいつの間にか年が明けてますよ!」
    右京「おやおや、ではおみくじでも引きますか」
    冠城「いいですね~僕、大吉引きますよ!」
    右京「初日から運を使い果たすつもりですか?」
    冠城「後ろ向きですね~、右京さんのそういうところ嫌いです」
    こういうやりとり好きです。

 

気になったポイント

  • 内村刑事部長、一般市民に対して「人騒がせなヤツめ」って立場的にアウトな発言でしょ。令和だと普通に更迭されそうで怖いなー部長。
  • 最初我聞さんに全然気づかなかった。気づいてたら「いきなり死ぬわけないわ」って思ってましたね。その先入観がなく「えっ、奥村さん(入江)死んでない!」と驚いて見られました。見直したら、めっちゃ我聞さんですね。
  • 右京さん、さすがに撃たれてるから病院行って!あのまま動いて無双するのはさすがに無理よ!
  • 催涙スプレーはどこで手に入れたの?誰があげたの?秘書の子?
  • 防犯カメラを調べた方が犯人にたどり着く、は実際そうだよね。相棒でも「防犯カメラ調べて!」って事件けっこうある。
  • なんで遊園地が動き出した?ドラマ上の演出じゃん!そして一緒にいたとかいう思い出があるわけじゃないんかい!
  • 入江と紗耶香さんの接点は?
  • 本筋とは関係ないけど、器物損壊しながらイラスト描いてそれを「アート」っていうのはどうなのかなぁ。アートだとは思うけど、素晴らしいとは思えないかな。こういう見方は良くないのだろうけど、個人的にはもやもやしました。
  • 今回もラストに言わせてください、花の里と小松さんはどうなっているの…。花の里での穏やかな風景が恋しくて仕方ない…。

 

感想

どんでん返しのどんでん返しのどんでん…

って感じの話でした。結局誰が黒幕なのか、最後までどんでん返しが続くという。でも最初の映像の答えが出ていなかったし、キャスト的に瀧本美織ちゃんがただの秘書ってわけはないから…って感じなので展開は読めましたね。

 

ただ、急展開が次々にやってくるので、予想できないスピードで冷や冷やしました。でも死ぬ人が全然いなくて良かった。バンバン死んじゃう話もあるんですけど、お正月から見るのはちょっと暗い気持ちになってしまうので。

 

ミステリー的な観点で見ると、「ここはどうなんだろう?」と疑問を残す部分もありました。宝石強盗事件の犯人は入江で良いのかな?(映像が暗くて一瞬で顔の判別がつかないし、言葉での説明もなし)入江と紗耶香さんの接点は?とか。

 

でも物語の流れはとても見やすかったですし、キャラクターの良さがすごく生きていました。家族みんなで楽しめる相棒って感じで、元日らしくて良かったと思います。

 

相棒のキャラクターたちが生き生きしてる!

今回はレギュラー陣の相棒のキャラクターたちがみんな生き生きしていて、それが良かったですね。みんなそれぞれに個性が出ていて、「そうそう!」って思ったり、にやりと笑ったりね。一人一人の感想まで、お正月ということで書いちゃいます!

 

腕を撃たれるくらいはかすり傷、杉下右京

杉下右京、無双すぎませんか。腕をしっかりと撃たれたはずなんです。その後に腕を縛られた状態で拳銃持った人間を確保し、さらに2回も拳銃持った人とやり合い、走って逃げようとする人を追いかけるなんて、さすがに無茶しすぎじゃないですか。ちゃんと病院に行って!

 

右京さんはお腹と肩に2回撃たれていますから、今回で3回目ですね。もはや撃たれたぐらいじゃ杉下右京は弱まらない。だって両目が見えないときもわずかな光と音を頼りに犯人確保したくらいですからね。

 

一瞬だけ見た人物を捉え、関係ない人物の観察をし、弾を避けて華麗に動き、拳銃の弾の数をも把握する。超人すぎるわ!もうターミネーターとかと闘いましょう!

 

そういう意味で右京さんの動きを封じ込めたことのある故・小野田官房長とか、甲斐元次長とかってすごいんだよな。

 

万能過ぎる前向きな相棒、冠城亘

お正月は離ればなれになる場合が多い相棒。今回もで、そうするとお互いの個性が引き立って良いんですよね。2人でペアになってからの良さも感じられますし。

 

冠城君は本当に鋭かった。起爆装置に気づいたり、青木君が資料として持ってきてくれたトンネル崩落事故とのつながりを見つけてくれたり。おかげで青木君の資料が無駄働きにならなくて良かったね!

 

右京さんが撃たれたと聞いたときは本気で心配していましたし、有毒ガスの危険を知ったときには必死にがれきをよけようとしていました。右京さんが戻ってきたときには、すぐに駆け寄ってきてくれて。パートナー、まさに相棒って感じでした。

 

右京さんも犯人と向き合って、冠城君もスマートに推理をして解決に導いて、“相棒”なお正月でした。最高です!

 

もはやかわいいやつだよ、青木年男

青木君も頑張っていました!憎まれ口叩いたりするけど、なんだかんだ仕事してくれますよね。5年前のトンネル崩落事故の資料を意気揚々と持ってきたら、直前にみんなその話題をしていて、「知ってるわ!」みたいな空気で恥かいてましたね~。しょんぼり、ぷんぷん、青木に笑っちゃいました。

 

でも、右京さんが戻ってきたときも早足でかけつけて、「もっと弱ってると思いました!」なんてまーた本音でもないこと言ってさ。なんだかんだ青木君にかまってくれるのって特命係の二人だけですからね。本当は寂しかったんだろうな。

 

ずっと寝ずに調べてて、急な用件にも文句言いながらこなして、最後には頑張りすぎてパソコンの前で寝落ちしていましたね。なんだかんだ言いながら、もはや青木君が好きになってきましたよ。かわいいヤツですよ。

 

なんだかんだ右京さんを認めてる、内村刑事部長

内村完爾刑事部長も、らしさが出ていて良かったですね。こんなに長々と出てくださることも少ないのでうれしかったですよ。右京さんとの組み合わせも珍しいですし!

 

初っぱなからゴルフのスコアが悪くて不機嫌で、てるおに当たり散らしていましたね。当然のように腰を揉ませて、びくつかせていました。満身創痍で足がつっちゃうのもさすが。警視庁籠城事件で鼻血流していたのを思い出す、おっちょこちょいっぷりでした。

 

警察官として動いていたかは微妙(体が動かなさそうだったし仕方ない)ですが、毅然とした態度は立派でした。覚悟みたいなものを感じましたね。なんだかんだ動じない部長はかっこよかったし、貫禄ありました。自分がヤクザみたいだし、まあヤクザと友達ですしね。

 

右京さんが撃たれたときは「杉下」と声を掛けて心配していました。右京さんが犯人を確保したときは 「やっぱり杉下右京だな」と言ったり。

 

やっぱり右京さんを認めてはいるのでしょうね。信頼はしていないでしょうし、警察組織として個人の杉下右京がうっとうしい存在だと思っているのも事実だとは思いますが、能力を認めていることはたしか。だからこそ疎ましいのでしょう。

 

きちんと犯人より後から出ますし、蓮見さんのような底意地の悪さってのは内村刑事部長にはありませんでした。あんな大変な目に遭った後なのに、「事件の後始末だ!」と仕事する気満々でしたし、なんだかんだ警察官なんですよ。かっこよかった!

 

根っから腰巾着、てるお

中園照生参事官も良い味出してましたね~。不機嫌な内村刑事部長と一緒にいたくないと、「おまえたちの車にのせてくれ~」と特命係の二人に頼んじゃったりしてねwプライベートまで内村刑事部長と一緒にいたくない気持ちはめちゃくちゃわかりますが。

 

でも今回は的確な指示で事件解決に導いてくれましたし、てるおかっこよかったですよ!内村刑事部長の姿を見たときに一番に心配してあげていましたしね。

 

「遅いわ!ばかもん!」と言った内村刑事部長ですが、今までの「ばかもん!」の中で一番感動的だったんじゃないでしょうか。

 

蓮見父子は自業自得

蓮見父子に関しては、父も子も復讐されるだけありますね。

 

「この親にしてあの子ありってわけか」
「最低の親子!」

 

とか散々な言われようでしたが、本当にそうだと思います。

 

蓮見恭一郎は見直した上で最悪

見直してみると、父親の蓮見恭一郎は嫌なヤツなのが出てるんですよね。

 

もちろん「自分は選ばれた人間だ」みたいな傲慢な発言や、有毒ガスを防ぐためのマスクを欲しがる姿とか、「なんで秘書なんか」と自分の息子の恋人かつ若い女性に対して見下しているとか、まあすでにわかっているだけでたくさんありましたけど。

 

右京さんが蓮見恭一郎をかばって撃たれたじゃないですか。その後に感謝の言葉一つなかったんですよね。実はこういうところに図々しさが出ていたのかな、と思います。

 

あとは腕を結ばれていた縄を投げ捨てたり。今回の脱出でも結局一番最初に出てきましたし、傲慢ですよね。

 

それぞれの復讐

ヤクザの溝口の復讐は、心情は理解できるけど、正直逆恨みだよなとは思ってしまいました。たしかにヤクザからしたら、生きる場所を失われてしまうわけですから、感情的になるのもわかるけれど。余命わずかだから無茶しちゃったんだろうな。

 

一方、トンネル崩落事故で蓮見恭一郎が詐病で咲に助け出された件で、目の前で家族を亡くした人たちの復讐は、そりゃあそうだよなと思ってしまうというか。実名で復讐に挑むのは相当な覚悟で、自分たちに正当性があると信じる気持ちもわかる。

 

「あんたさえいなければ家族が助かった」という心情はわかるし、詐病で助かろうとした醜い姿を許せないのもめちゃくちゃわかる。最低な人間が助かって、なんで自分の大切な人は死ななきゃいけないんだって。

 

復讐を企てた遺族たちは、みんな清々しい表情をしていました。自分たちがやっていることは犯罪だと理解して、それでも臨んで、全てをやりきったというような。命を奪おうとしたわけでもないので劣悪さがなかったのかな。妙に共感してしまいました。

 

息子はまだ前を向いて生きていけそうな

蓮見息子の誠司も姑息だなと思うんですよ。だって警察官なのに罪もない人をうっかり殺しちゃって、真犯人取り逃がしちゃって、犯人に仕立て上げて、その状況を自分の美談としてのし上がってきたわけでしょ?それだけ聞いたら極悪人ですよね。

 

「蓮見家の人間として立派に生きなければ」と思って、父親を心から尊敬して、その父親が決めたことだからと信じていたのでしょうね。

 

でも、なんとなく誠司は憎み切れない感じなんですよ。最終的に自分が犯した罪を葬ろうとはせず、公にしようとした。入江を殺さず、確保して捜査本部に引き渡して、明るみにしようととしましたよね。

 

なぜ拳銃を持っていったのかは少し気になります。暴れたときの脅し?あるいは自ら死のうとした?その描写がなかったので、死んで逃げようとしたとも解釈できなくはないのですが、でも向き合っていたのだと思いたいです。

 

紗耶香さんからも逃げずに、きちんと真実を明かしていましたから。それは拳銃を向けられたからじゃなくて、自分の罪と向き合ったからだと、私は感じました。

 

哀しみの演技が良かった

今回、ぐっと来た演技をした方が二人いらっしゃったんです。哀しみの演技で、胸をぎゅっとつかまれたような心地になってしまいました。

 

一人は溝口。正直、もうわけわからないことしないでよ~、しかも逆恨みじゃん!って感情で溝口を見ていました。

 

でも、ヤクザの会長から電話を受けたときにね、心底うれしそうだったんですよ。「親父!」って。溝口にとっては本当の家族同然だったのでしょうね。

 

会長は恩義を伝えながらも、刑務所から出る気はない、ヤクザは流行らないと伝えて。みるみるうちに溝口の表情が崩れていって

 

居場所がないからこそ、ヤクザものになったのでしょう。その居場所を奪ったのは警察だと思っていたのに、家族だと思っていた人が受け入れていて、自分の居場所を失われてしまった。

 

そんな姿が本当に哀れで、切なくて、悲しかったです。素直な人っぽいので、刑に服しながら「親父が言っていた通り、ムショも悪くないな」とか思ってくれたら良いのですけどね。居場所がない、って哀しさを見ているのがつらかったです。

 

 

そして、蓮見息子の哀しみも良い演技でした。小心者の大物2世なのかな、って感じで見ていたのですが、嫌なところのない人間でした。人としての嫌みがないというか。

 

父親に対して全てを諦めたとき。紗耶香さんに銃を向けられて、全てを悟ったとき。信じていたものが目の前で崩れ去っていく瞬間の表情は、本当に哀しかったですよ。

 

居場所を失った者たちの演技だからなんですかね、哀しみが胸にざらりと残りました。良い演技でした。

 

もう少しだけ紗耶香さんを深掘りしてほしかった

キャスト的に、紗耶香さんはただの秘書ではないんだろうな、と思いながら見ていたので流れにもすんなり受け入れられました。が、物語としてはもう少し深掘りしてくれても良かったのかなと思いました。

 

特に、蓮見息子に殺された恋人の安藤さんとの関係性。ガーベラのイラスト描いているところで出会って、恋人になって、それで殺された!って流れがちょっと速すぎる!もちろんガーベラに思い入れがあってのは素敵なエピソードだとは思うのですが。

 

もう少し二人の物語を丁寧に描いてほしかったです。あまりにも関係の説明が短すぎました。復讐するに至るほど思いが強くなる説得力が少し乏しかったかなと、個人的には感じます。

 

あとは右京さんが「あなたは人を殺せません。あなたの目を見ればわかります」と言うのですが、それも説得力乏しいなと少し思ってしまいました。例えば人質になっているときに妊婦さんの心配をしたり、右京さんのケガの手当を自ら申し出たり、とか。

 

あくまで秘書としての気配り、誠司と恋人としての気遣いの範疇を超えていなかったので、「人を殺せる人間じゃない」と言えるほどの説得力がどこにあるのかを私は見つけられませんでした。その“優しさ”みたいな説得力がほしかったです。

 

さらに個人的な意見としては、瀧本美織さんは泣きの演技がすごく良いんです。涙が本当に良くて。だから涙を流すディレクションをしてくれたらな、って個人的に思っちゃいました。

 

武田梨奈さんの配役でアクション求めたり、船越英一郎さんの配役で崖を求めたり、その俳優さんだからこその良さってやっぱり見たいんですよ。今まででも十分良い演技なのですが、さらに見たいっていう…これは私のわがままだな。でも思っちゃう。

 

いつも許さない特命係

特命係はまーた過去の事件をほじくり返して、懇意にしていた衣笠副総監の虫の居所を悪くしたようですね。「許さない」かもね。というか悪いのは隠していた人間で、犯罪者である蓮見父子じゃんね。それこそ逆恨みだ。

 

ってか衣笠さんに許されないの3回目くらいじゃない?娘とのこととか言われてましたよね?その割に特命係に頼ってるし、衣笠さん全然許してるじゃん!と副総監をいじっておきます。

 

次回:青木君がやられる!?

 警視庁サイバーセキュリティ対策本部の青木年男が無断欠勤している上に、外部から警視庁のデータベースにアクセスしている、との知らせを受ける右京と冠城。青木が何者かに拉致されているのではないかと疑われて…

ついに青木君回!これは面白そうです。お父さんとの確執があるから、お父さんが出てきてくれると良いんだけどなぁ。青木君の信念を変えてくれる出来事になるのか、それとも変わらないのか。うーん、変わらなさそう。とにかく楽しみです!

 

 

aoikara

 

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