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相棒16 第7話「倫敦からの客人」感想 最後の最後まで見逃せない

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ロンドンには行ってみたいaoikaraです。海外に一度で良いから行ってみたいんですよね。日本の全都道府県にも行ってみたいですけどね。

 

というわけで今回のテーマは…

 

相棒16 第7話「倫敦からの客人」感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

▼相棒16 第6話 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

第7話 ゲスト・スタッフ

  • ゲスト:伊武雅刀
  • 脚本:徳永富彦
  • 監督:内片輝

 

第7話「倫敦からの客人」あらすじ

派遣社員の中年男性が遺体で発見される事件が発生。付近に落ちていた携帯電話には、犯人と思しき男が映った動画と、“ダークウェブ”と呼ばれるネット内の裏社会にアクセスした痕跡が残されていた。

 

また、同じ携帯から別の殺人への関与が疑われる動画も見つかり、警察は携帯の持ち主が一連の事件の犯人と見て捜査を始める。

 

特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)も独自に動き出すが、もう一人、事件に興味を抱いている人物がいた。南井十(伊武雅刀)というその男は、元スコットランドヤードの刑事で、ロンドンでは右京の相棒だったという切れ者。今回の事件に関しても、犯人像を的確にプロファイリングし、亘を驚かせる。

 

そんな中、動画に映っていた“犯人と思しき男”の身元が判明。その住居から大麻が発見される。どうやら男は、ダークウェブで大麻や拳銃を売りさばいていたらしいが、“商品”の入手先は謎。

 

それでも、右京と亘はわずかな手掛かりから男のアジトにたどり着くが、そこで衝撃の光景を目撃することになる。

 

深い闇に覆われた事件に翻弄される捜査本部。二転三転する連続殺人事件の真犯人は誰なのか。かつての相棒との推理対決で右京が想定外の結末にたどり着く。

 

参考元:第7話「倫敦からの客人」2017年11月29日(水)よる9:00~9:54放送|ストーリー|相棒 season16|テレビ朝日

 

第7話のGOODポイント

  • 右京さんの「無事平穏、それが一番です」と言っていたけど、本当にね。
  • 右京さんのことを「右京」と呼び捨てする人は初めてですよね。ちょっと意外な呼び名にドキッとしました。
  • 南井「女性は袖口、男性はズボンの膝を見ればわかる」どうわかるのか気になる!
  • 右京さんが青木君の高説にうんざりしている様子が見て取れて面白かったです。右京さんは一度たりとも青木君に心を許している気がしないんだよな~。いつか追い詰めてほしい!
  • 右京さんと南井さんの波長が合ってしまうだけに、ちょっと置いてけぼりな冠城君がかわいそうでした。仲間に入れてあげてー。結局は彼が“相棒”なんですけどね。
  • 「君の方が似合います」と冠城君に肉体労働させる右京さんひどい!やらせたあげくに「はいわかりました~」と感謝もせず去るなんて!これはモラハラですね、パワハラかな。そりゃあ部下が10人もやめるよw

 

第7話の気になったポイント

  • 犯人の真人君、たしかにサイコパスなところあるけど、単純に中二病をこじらせただけの変な方向に行動力ある人間ってだけな気もする…。
  • 「人の気持ちがわからない人間が、ほかの人間より優れていると言えるのでしょうか」くらい右京さんには言ってほしかった。まあ、右京さんも他人の気持ちわからんときありまくりですけど。

 

感想

途中までは予想した通り

今回はとてもテンポが良かったですね。間のゆったり感がない感じで、私は良かったと思います。いろんな中身が詰まった話だったなぁと感じました。

 

終盤ぐらいまでは予想した通りでした。おそらく殺された人物の息子が真犯人で、拳銃や麻薬という点から考えると警察の人間が関わっているのだろうと。南井さんはミスリード要因なのかなと考えていました。ところが…

 

最後の最後でまさかのどんでん返し!

いつもだったら〆のような場面で、まさかの真実が出てきましたね。南井さんが全てをコントロールしていたとは!この展開は驚きましたし、ゾクゾクしました。

 

ゲストが伊武雅刀さんの時点で、事件に関わっているだろうなーとは思っていたんですよ。でも、どうやらそうではないらしい。ただのミスリードで右京さんの知り合いパターンか…と思わせてからの最後の5分でのどんでん返しですよ。これは興奮しましたね。

 

最後のシーンだけで、(もちろん積み重ねてきたもろもろを含めて)この作品の評価がうなぎ登りになりました。私は好き。

 

伏線が機能している見事なラスト

最後まで見ると、南井さんが関わっているということがきちんと伏線として散りばめられているんですよね。

 

  • スコットランドヤードで右京さんが逮捕した犯人が自殺してしまった。
  • 南井さんはいつのまにか人の心を開かせてしまう。容疑者が自供を始めてしまうほど。
  • 右京さんを事件解決に導いている。
  • 真人には心を開ける相手がいた。その相手には涙さえ見せた。

など。そのときは伏線とは思わせず、最後の最後で「そうだったのか」と思わせてくれるのが本当に素晴らしいなと思いました。

 

二人の相棒が犯罪者

これで右京さんは二人の元相棒が犯罪者になってしまったことになりますよね。カイト君のダークナイトと、南井さんのダークヒーロー(勝手に命名)。

 

右京さんが強い光だからこそ、影になってしまうのかしら。でも、亀山君とか、神戸君とか、冠城君とかは違うし、そんなことはないと思うんですけどね。

 

理解したくもなる間違った正義

過去の相棒作品でも、全く罪を悔いていない容疑者が数多くいましたよね。「閣下」こと北条晴臣(長門裕之)とか、シリアルキラーの北一幸(野間口徹)とか、黒水町長・元IT起業家の和合賢人(八嶋智人)とか。

 

右京さんの言葉が全く心に響いていなくて、空虚になってしまう救えない人たちがたくさんいました。

 

南井さんのやり方というのは、あえてその人に理解を示して、心を開かせて死を持って償わせるという正義なんですよね。共感すると言ってしまうと乱暴なんですが、理解はできなくもないんですよね。

 

自分の意思で死んだと思っている凶悪犯が、実は他人にコントロールされていたなんて一番恥ずかしいことじゃないですか。そのせいなのか、右京さんよりスカッと感があるのも事実。ただ、法によって裁かれることのないもやもや感はやはりあります。

 

彼のやっていることは、贖いであり、償いになるのかもしれません。それができるというのは正義のような悪のような、自分に揺るぎないものを持った人な気がするんですよ。

 

ダークヒーローのような感じなんですかね。BORDERを見た私としては、南井さんの気持ちもわかる。でも、最終的には右京さんがきちんと捕まえてほしいな。相棒という作品としては、それが正義であってほしいから。

 

ネットで感想を見ると、南井さんが相棒のラスボスなのではなんて意見もありました。右京さんが南井さんを追い詰める続編があっても良いかもしれませんね。

 

次回:ブーン、ハチに刺されて大変だ~。

警視庁公安部に、中央アジア系テロ組織のメンバーが日本の潜入したという情報が入り、緊急手配がしかれる。一方、右京と冠城は中央アジアの“ジゴクバチ”という外来種を発見。駆除に行くと、女性の腐乱死体を見つける。

 

彼女が過去に中央アジアを訪問していたことが発覚。さらに、彼女と一緒に写真に写っていた人物も死亡しているらしい。捜査しようとした右京と冠城だが、法務省事務次官の日下部に圧力をかけられてしまい…。

ゲスト:岩井秀人 内田裕也
脚本:真野勝成
監督:兼﨑涼介

 

脚本は今シーズン初の真野さんですね。予告で陣川君(電話)の名前があってわくわく!そろそろ立ち直っても良いんだよ。ただ、女性にうつつを抜かすのは軽いからやめてね。

 

あとは、特命係に協力的というか、正義感の強い人物も現れるようでこれも楽しみ。シリアスそうなので、覚悟して見ましょ。

 

 

 

 

 

aoikara

 

▼相棒16 第8話 記事はこちら

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