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相棒16 第2話「検察捜査~反撃」感想 思っていたよりは…薄味

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相棒がないと夜9時にはすでに眠いaoikaraです。ゆるい修行僧くらい規則正しい生活をしているせいで、夜に弱いです。朝も弱いけど。

 

というわけで今回のテーマは…

 

相棒16 第2話「検察捜査~反撃」感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方は見てからどうぞ。

 

▼相棒16 第1話「検察捜査」記事こちら

www.aoikara-writer.com

 

 

第2話「検察捜査~反撃」ゲスト・スタッフ

  • ゲスト:田辺誠一 中村俊介 中村ゆり
  • 脚本:輿水泰弘
  • 監督:橋本一

 

第2話「検察捜査~反撃」あらすじ

事故死に見せかけて3人の妻を殺害したとされる平井陽(中村俊介)は、自白が強要されたものだったと、無実を主張し続けていた。

 

法務事務次官の日下部彌彦(榎木孝明)を後ろ盾に、その事件の捜査指揮権を掌握した検察官の田臥准慈(田辺誠一)は、特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)を捜査から閉め出す。

 

真の狙いは、捜査権を持たない特命係が指示に反して捜査を行った場合、それを違法行為として立件することにあった。田臥は捜査一課の伊丹憲一(川原和久)と芹沢慶二(山中崇史)にも接近し、特命係を追い詰める算段を進めていく。

 

一方、右京と亘は、決定的な証拠が見つからない中、平井の弁護士・与謝野慶子(中村ゆり)とコンタクトを取り、事情を聞くと共に平井邸を見て回り始める。しかしそこに、伊丹たちも姿を現し、違法捜査への警告を発して…。

 

連続殺人の捜査をめぐって交錯する思惑。特命係を消滅へと追い込む包囲網が狭まる中、決定的証拠のない完全犯罪に挑み続ける特命係の運命は…。

 

参考元:第2話「検察捜査~反撃」2017年10月25日(水)よる9:00~10:09放送|ストーリー|相棒 season16|テレビ朝日

 

第2話のGOODポイント

  • 捜査をするなと言われた右京さん。「しかし、お笑いの世界では押すなと言われたら押すもの」との屁理屈。まさかのお笑いのお約束で笑いましたw
  • 供述調書を暗記している右京さんに驚き。データ情報いらないじゃないですか。歩くデータだ!
  • 「ボール遊びしてたら庭に入っちゃったから開けて!」そういう特命係の捜査にならないための屁理屈大好きです!
  • 右京さんの「ちょっとトイレ」は絶対にトイレじゃない説の事例がまた増えましたね。
  • 浴衣について幸子さんからの見解をもらい、「僕の見立て通り!ぐっふふふふふ~」みたいに笑っている右京さん、なんだろうwどんどん感受性が豊かになっていますよね。
  • 特命係が平井が護送車から降りたときに鉢合わせしたのは偶然ですよね。うん、偶然ですよね、なわけがない!
  • 社さんが特命係に来て「少しは人の言うことを聞くか試したのよ」って甲斐さんへのアドバイスのためですよね。こういうところ優しいな~と思うんですけど。まあ、社さんも使えるものは使っていくスタイルだしな~。したたかですよ。
  • 東京地検風呂敷って調べてみたら本当にあるんですねw謎のぶわ~っと広げるモーションには笑いました。
  • 衣笠副総監が大河内首席監察官に手を重ねたとき、いろんな意味でドキッとしたのは私だけでしょうか。ドキッとした人、正直に挙手してください!

 

第2話気になったポイント

  • 捜査一課コンビが田臥さんの言うことを聞いたのは特命係を守るためかな~と思ったんですが…どっちでもなさそうですね。事件が解決できれば良い、そんな二人でしたね。
  • 謎のラグビーボール目線のカットw橋本一監督だな~ということを感じられてしみじみ。
  • 伊丹、禁煙しているんですかね?たばこがIQOSだったのが気になりました。
  • 証拠品となる浴衣を右京さんが素手で触っていたのが気になりました。重要な証拠だとしたらダメなのでは…?
  • 特命係への見返りが「告訴取り下げ」は弱いわ。

 

感想

違和感と安定感

前後編に分けると、後編の展開がふわっとなってしまうことが多い相棒。今回は申し訳ないですがそのパターンのように感じました。まさに風呂敷を広げたわりにしまえていない。うーん、薄味と言いますか。

 

だけど、相棒ならではの面白いポイント(GOODポイントで書いたようなこと)もあるから、物語として全体がつまらないわけではない。面白いポイントもあったけど、主軸はちょっと微妙だったかな~というのが私の感想です。

 

この話での大きなテーマは

  • 平井事件の決定的な証拠は?
  • 日下部の指示で田臥が特命係を追い詰められるのか?
  • 甲斐峯秋は特命係の上に入る?

という3つだったと思います。そのそれぞれが、なんというか、広げすぎてちょっと薄味に感じました。それぞれ、詳しく書いていきます。

 

平井事件の証拠が弱くない?

平井の事件で浴衣という証拠は見つかりましたが…ぶっちゃけ状況証拠ですよね。言い逃れはできるし。決定的、と言われると弱い気がしました。平井の性格を考えた意外な着眼点は興味深かったですし、面白いな~とは思ったんですけど。

 

平井はもっと賢いと思ったのですが、お金持ちで世間知らずのお坊ちゃんなんでしょうね。単純に。裁判員を買収するとか、弁護士を信頼していないって目の前で言ったようなもんですし…「手下」というのも腹が立って、慶子は本当のこと言ったのでしょうかね。

 

それに、突発的に殺した動機もなんかふわっとしていました。3人の妻に共通した殺した動機が「不要品になったから」以外にもっとあれば良いなと思いました。結局、一人目の妻と二人目の妻との間に10年空いていた理由も特にありませんでしたし…それももやっとポイント。

 

ただ、不要品を捨てていた平井の姿に通ずるところがあるのかもしれません。冠城君が「まだ新品でこれなんか使えるのに」と平井の不要品のことを言っていました。平井の物差しは他人には理解できない、という伏線というか説明だったのでしょうか。

 

あとは、殺したあとに浴衣を着せるのって大変すぎませんか?証拠の指紋とかどうやって拭き取るの?とか考えると厄介ですし。

 

こう、おしゃれな雰囲気の物語にしたくて、本来大切であるはずのトリックがガサツになってしまったように感じました。

 

田臥さん、途中まで良かったんだけどな…

田臥さん、特命係を追い詰められなさそうで、追い詰めてきた!という前回の終わりは良かったのですが、その後に特命係を追い詰める手立てが弱かったですね~。

 

捜査一課を使ったようですが、そもそも捜査一課がいながらも特命係が動いて止められないという現状があるだから、使っても意味ないというか…。

 

そもそも、捜査するなと命令しながらも、田臥が捜査の進展を聞きに来る時点で暗に捜査を許可している、ということになりませんか?しかも、結局は特命係から得た情報を使って平井を追い詰めることができたんでしょう。それって、捜査を認めたという何よりもの理由になるじゃないですか。

 

だから、普通にこれは告訴できないですよ。だから特命係の二人も余裕だったんでしょうって感じで。良いキャラクターなんで、最終回にでも出て、今度こそきちんと追い詰めていただきたいですね。

 

甲斐さんが直属になったのは楽しみ

甲斐さんはね、前回見た感じだと直属の上司にならないだろうな~と思ったんですよ。だけど、社さんと話して逆にマイナスな意見を聞いて、ひねくれ者の甲斐さんだからやるだろうな~と思ったら案の定でした。

 

衣笠副総監としては甲斐さんを飛ばしたいんでしょうけど、甲斐さんがやり返してくれることに期待。官房長みたいに、コントロールできなくても特命係を利用してほしいです。

 

まあ、上がどうであろうと、部署がなくなろうと、捜査をし続けるのが特命係なんですけどね。何も変わらない。でも、この変化がどうなるのかは楽しみです。

 

次回:熟年夫婦の幸せの形

大手商社の専務・瀬川の玄関に灯油がまかれる騒ぎが起きる。峯秋に命じられて、特命係は捜査をすることに。その道中で瀬川の妻・楓の車いすが大破した事故に遭遇する。楓は離婚を考えており、瀬川が妻を狙ったのではないかと思われたが…

ゲスト:菊池桃子 川野太郎
脚本:太田愛
監督:内片輝

 

脚本が劇場版Ⅳの太田愛さんなのでこれはかなり期待。太田愛さんの右京さんは優しさがあって好きなんです。次回も楽しみです。

 

▼相棒16 第3話「銀婚式」記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

 

 

 

 

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